本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年9月7日8時50分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
大阪市の校正印刷会社に端を発した胆管がん問題で、厚労省が労災認定の可否について、原因物質の特定を待たずに判断する方針を決めた。
背景には、実態の把握が先送りにされ、労働衛生行政の規制が遅れたアスベスト(石綿)禍の教訓がある。
アスベストによる健康被害は、日本でも1970年代から指摘され始めたが、石綿の使用が原則全面禁止になったのは平成16年。労災補償の対象にならない工場周辺の住民や、時効で労災申請できなかった人たちの救済を図る石綿健康被害救済法の施行も18年で、被害の指摘から規制や被害救済まで30年以上かかった。
この間、発がん性の危険が叫ばれながら、アスベストの吸入が原因で中皮腫や肺がんで死亡した人は後を絶たず、結果として深刻な被害拡大につながった。
胆管がんの問題では、印刷業務で使われた有機溶剤に含まれる化学物質が発症原因として疑われるが、未解明な部分が多い。
国の疫学調査による本格的な原因究明もようやく始まったが、特定には少なくとも数年を要するとみられる。
発症した従業員や遺族らが求める早期の労災認定に、異例の対応で迅速化を目指す厚労省の方針は、過去の経緯を踏まえれば当然の措置と言える。
ただ、今回の問題の背景には、国の化学物質に対する規制の甘さがあったとの指摘もある。
アスベスト対策と同様、国は被害者救済とともに早期の規制強化で再発防止に取り組む必要がある。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120907/waf12090709120005-n1.htm
大阪市の校正印刷会社に端を発した胆管がん問題で、厚労省が労災認定の可否について、原因物質の特定を待たずに判断する方針を決めた。
背景には、実態の把握が先送りにされ、労働衛生行政の規制が遅れたアスベスト(石綿)禍の教訓がある。
アスベストによる健康被害は、日本でも1970年代から指摘され始めたが、石綿の使用が原則全面禁止になったのは平成16年。労災補償の対象にならない工場周辺の住民や、時効で労災申請できなかった人たちの救済を図る石綿健康被害救済法の施行も18年で、被害の指摘から規制や被害救済まで30年以上かかった。
この間、発がん性の危険が叫ばれながら、アスベストの吸入が原因で中皮腫や肺がんで死亡した人は後を絶たず、結果として深刻な被害拡大につながった。
胆管がんの問題では、印刷業務で使われた有機溶剤に含まれる化学物質が発症原因として疑われるが、未解明な部分が多い。
国の疫学調査による本格的な原因究明もようやく始まったが、特定には少なくとも数年を要するとみられる。
発症した従業員や遺族らが求める早期の労災認定に、異例の対応で迅速化を目指す厚労省の方針は、過去の経緯を踏まえれば当然の措置と言える。
ただ、今回の問題の背景には、国の化学物質に対する規制の甘さがあったとの指摘もある。
アスベスト対策と同様、国は被害者救済とともに早期の規制強化で再発防止に取り組む必要がある。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120907/waf12090709120005-n1.htm
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。