2014年10月4日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今夏、全国で相次いだ局地的大雨。
こうした際に懸念される被害の一つが、落雷事故だ。
阪神間を先月襲った大雨でも落雷を伴った。
命を落とす事例は後を絶たず、各企業や団体は雷が多発する来夏をにらみ、発生をいち早く覚知するための機器の開発や普及を進めている。
警察白書によると、落雷事故は、統計をとっていた2009年までの5年間で986件。死者・行方不明者は14人、負傷者は50人を数える。
12年8月、大阪市であった野外コンサート会場近くの落雷で、女性2人が死亡。
今年8月にも、愛知県の高校で野球部員が練習試合中に落雷を受けて亡くなっている。
尼崎市の避雷器メーカー大手・音羽電機工業は今年2月、「雷ミハリ番」を開発。
センサー(高さ約2m)から半径10km以内で雷雲を感知すると、距離などに応じ「注意」「警戒」の2段階で警告する。事前登録したメールアドレスに情報を一斉送信する機能も付く。
大阪市の流通業「具現化」と協力し、月3万2000~6万円でレンタルを始めた。
大阪府熊取町など複数の自治体が同機器を導入。
同府箕面市は8月、登録した市民に警戒メールを配信する実証実験を始めた。
奈良県は同月、世界遺産「平城宮跡」で、朝来市は「天空の城」として人気を集める「竹田城跡」に相次いで設置した。
スマートフォン(スマホ)を活用したサービスも登場している。
日本気象協会(東京都)は8月、スマホを空にかざすと雨量情報が表示されるアプリ「Go雨!探知機―XバンドMPレーダ―」に「雷モード」を追加。現在地の半径5km以内で過去15分の内に発生した落雷の情報を、即時に確認できる。
民間気象会社「フランクリン・ジャパン」(神奈川県相模原市)が情報を提供する。
日本気象(大阪市)も12年5月から、スマホアプリ「雷アラートPRO」を提供している。
利用者はあらかじめ地域を設定。雷雲が近づいたり離れたりすると、スマホ画面に表示される。
これまでに約2万件のダウンロードがあるという。
担当者は,「雷は気付きにくい側面があるので、常に見守られている感覚で役立ててもらえるのでは」とPRしている。
気象庁天気相談所は,「遠くで雷の音がしたら、自分がいる場所にいつ落雷してもおかしくない。様々な手段を活用し、身を守る対策をとってほしい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20141003-OYTNT50335.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。