2013年11月27日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時半ごろ、宇和島市寄松の養殖用飼料製造販売会社「Ⅾ社」の工場兼倉庫の屋根からアルバイトの男性(54)が約9m下のコンクリート床に転落、病院に搬送されたが、脳挫傷で死亡した。
警察によると、男性は屋根の採光用プラスチック板を破って落ちたという。
現場では午前9時から、男性ら計7人が太陽光発電パネルを設置する作業をしていたという。
(2014年3月5日 修正1 ;追記)
2014年3月4日18時19分にNHK松山から、危険を防止するための必要な措置をとっていなかったとして事業主が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
宇和島労基署は、危険を防止するための必要な措置を取っていなかったとして、安全管理の責任者である電気工事事業の事業主を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、松山市竹原の電気工事事業、「M電気」の62歳の事業主の男性。
同署によると、去年11月、宇和島市寄松にある工場で太陽光発電設備の工事中にプラスチック製の波板(厚さ0.7mm)の屋根が抜け落ち、54歳の従業員の男性が8mあまり下の床に転落して頭を強く打ち死亡した。
同署は、屋根が弱い部分は抜け落ちるおそれがあったにもかかわらず、防網あるいは転落を防ぐための板を設けるなどの踏み抜き防止措置を取っていなかったとして、この工事の安全管理の責任者である事業主を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、この事業主は「気を付けて作業をすれば安全措置を取らなくても大丈夫だと思っていた」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005699971.html?t=1393968536949
(2014年3月13日 修正2 ;追記)
2014年3月5日付の愛媛新聞紙面に、若干表現の異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
容疑は、プラスチック製天窓(縦2.77m、横1.93m、厚さ0.7mm)に板を設けるなどの危険防止措置をとらずに、屋根上で男性従業員に電線を運ばせた疑い。
同署によると、男性従業員は天窓を踏み抜き、8.7m下のコクリート床に転落し、死亡した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。