







3.発生場所という観点からみた2014年の事故傾向(続)
○学校での実験関連の事故、トラブル
※今年も数多く報じられたが、中でも、横浜、鎌ヶ谷、名張と3つの中学校で同じトラブルが起きたことが目を引いた。
産業界でも、混触現象にはくれぐれもご用心。
1月29日 横浜市の中学校で硫黄と鉄の化合物を作る実験後に出火
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3636/
2月18日 東広島市の小学校でアルコール入り試験管を温めている途中、現場を離れて出火
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3684/
4月19日 鶴岡市の中学校で松ぼっくり炭化実験の後始末不十分で発煙
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3855/
5月28日 鎌ヶ谷市の中学校で硫黄と鉄粉をゴミ箱に捨てた後に発煙
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3954/
6月 2日 大垣市の中学校で水素発生中のペットボトルが破裂して4人軽傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4200/
7月16日 茨城県の高校で化学実験の手順を間違えたため薬品が突沸し3人けが
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4122/
7月23日 津市の高校で金属発光実験中に試験管が爆発、4人軽傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4142/
10月 8日 名張市の中学校で硫黄と鉄粉をゴミ箱に捨てた後に発煙
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4351/
10月28日 熊本市の小学校で水素に火をつける実験中にフラスコが破裂し4人軽傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4397/
10月28日 堺市の大学でマグネシウムを使った実験中に爆発、1人やけど
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4398/
11月17日 京都市の大学で試薬加熱中にフラスコが破裂して4人軽傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4442/
11月19日 浦安市の高校で化学の定性分析実験中に火柱が上がりやけど
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4447/
○樹木が倒れるなどして下にいた人が死傷
3月16日 三原市の文化ホールでポプラの木が倒れ2人重軽傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3768/
4月14日 川崎市のショッピングセンターで街路樹の枝が落ち女児が重傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3838/
6月 8日 南砺市で高さ30mのブナが倒れ乗用車直撃、1人軽傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3991/
○個別事業所でいえば、新日鉄住金名古屋製鉄所で、停電による黒煙トラブルなど5件が発生
1月17日 遮断器の更新作業中、動作用空気の除湿が不十分でショートして停電
1月20日 復旧作業中、電力供給系統への負荷を集中させすぎて過負荷になり停電
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3607/
6月22日 受電装置更新中、作業者が誤って盤内のリレーに触れて停電
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4046/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4069/
7月27日 変圧器のケーブル端末と支持金物の間が狭く、周囲の金属製部品が触れてショートして停電
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4150/
9月 3日 石炭塔からコークスを落としていて異常燃焼、15人が重軽傷(前掲)
4.ブログ者の印象に残った事故
4月29日 青森市の芸術センターで現代美術家が作品の透明な箱の中で自動車エンジン点検中に死亡、センター提案で取付けた排気ホースは芸術性優先で取外していた?
(理由)安全よりも芸術性を優先させたための事故だったかもしれない点で印象に残った。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3878/
5.ブログ者が選んだ2014年のトピックス的情報
○5月23日報道 帝人がアラミド繊維を使用した消防団用の法被を開発。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3945/
○8月19日報道 2月の大雪で屋根崩落事故が相次いだのは、雪の密度が想定の2~8割高かったことも一因。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4212/
6.読者とのコミュニケーション
今年は、コメント(何件かは事故関係者と思われる方からのもの)や問い合わせなど、計43件を頂戴した。
そのうち、コメントについては公開を原則としているものの、『事故を起こした会社は本当のことを言っていない』などという内部告発的なコメント、あるいは2チャンネル的な書き込みについては、本ブログ開設の趣旨から外れるので、非公開とした。
以下は、特にブログ者の印象に残っているコメント等。
5月 『脚立作業の危険性を事例で教育したいが、厚労省などの資料ではインパクトが弱いので、ブログ掲載記事を使用したい』という申し込みをいただいた。
このような使われ方は、ブログ者が事例紹介している意図の一つ。是非ともお役立てくださいと返信した。
8月 本ブログを知った後、最初から最後まで読破したというコメントをいただき、大いに励みになった。
12月 事故に遭われた方の身内の方から、人身事故を防止するのに注意表示だけでは不十分ではないか?という、思いのこもったコメントをいただき、その通りだと返信した。
7.ブログ作成上の特記事項(変化点、工夫点、配慮点など)
○以下の事故・トラブルは、これまで気になったので掲載してきたが、様子が大体わかったことだし、また、本来は産業安全とは少し離れた分野なので、今後は特段のものでない限り、掲載を省略することにした。
・風力発電用風車の故障事故(落雷を含む)
・街路樹が倒れたことなどによる事故
・鉄道や道路にかかる橋などからのコンクリート落下事故
・飛行機への落雷
○カテゴリーに「学校関係」と「事例(混触)」を追加した。
(理由)該当事例が増えてきたため、独立したカテゴリーを作ったほうが、読者にとって見やすいのではないかと思ったため。
以 上


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。