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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201712730分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、体験の様子を伝える写真付きでネット配信されていた。

 

マンションのベランダにあるお隣との間に立てられた仕切り板。

火災などの際に破って逃げるため設けられているものの、蹴破った経験のある住民は稀なはず。

 

そんな人たちに実物同様の仕切り板を蹴破ってもらうユニークな体験会が、26日、大分市であった。

大分市の防災設備会社「イグジット」が、自社で開いた。

同社は、仕切り板を蹴破る練習ができる「避難キット」をレンタルしている。

 

キットは、1m四方ほどの「ケイ酸カルシウム製」板。

この日参加した大分市の会社員の女性(37)は、思いきり足を繰り出した。

が、1度目は破れず。

2度目のキックで板は大きな音を立てて割れ、身をかがめてくぐれるほどの穴がぽっかりと空いた。

女性は、「意外と硬くて、かなり力を込めないと割れない」と苦笑いした。

 

同社は、以前から、消火器や避難はしごなど防災設備の点検に行くと、顧客から「どう使えばいいのか分からない」、「触ったらどうなるのか分からず怖い」という声を聞いていた。

 

仕切り板については、イグジットの社員の吉岡さん(女性、42歳)も、「どれくらいの強さで蹴ったら破れるんだろう」と興味を持っていた。

 

仕切り板は、火災や地震で自分の部屋の玄関ドアが開かず、避難はしごのある隣室のベランダに逃げるといった際に、蹴破ることが想定されている。

ただ、吉岡さんは、「本当に蹴破れるのかと躊躇してしまう人は多いのでは」と感じていた。「

蹴破った経験がいざというときの自信になるはず」と考え、手軽に体験できるキットの製作を思いついたという。

 

キットは、板を入れ替えれば何度でも体験可能。

消火器訓練など一式を含め、レンタル代は約1万5千円。 

 

出典

ベランダの仕切り、破れる? 大分で体験会

http://digital.asahi.com/articles/ASK1V42NQK1VTPJB00D.html?rm=304 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

写真によれば、1m程度四方の枠にはめ込んだ仕切り板を足で蹴破り、そこからかがんで避難する体験ができる模様。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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