本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年6月11日付で四国電力HPに、下記趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
5月11日16時29分、定期検査中の伊方発電所2号機において、復水脱塩装置中和槽の中和操作中のところ、復水脱塩装置の異常を示す信号が発信した。
現地を確認したところ、復水脱塩装置建家内で塩酸が漏えいしていることを確認した。
直ちに中和操作を停止し、その後、目視にて配管などを確認し、同日17時35分、漏えいが停止していることを確認した。
漏えいした塩酸は約20ℓであり、全量を回収した。
また、建家周辺の塩酸ガス濃度を測定した結果、検出限界濃度未満であり、塩酸ガスによる作業員の負傷や周辺環境への影響はなかった。
調査の結果、漏えい箇所は中和用塩酸供給ポンプ出口側の弁フランジ部であることと、当該フランジ部が変形していることが確認された。
このため、変形していたフランジ部を修正して復旧し、漏えいの無いことを確認したことから、5月21日14時35分に通常状態に復旧した。
今後、念のため、当該弁は新品に交換し、引き続き、詳細を調査する。
出典URL
http://www.yonden.co.jp/press/re1206/1180565_1961.html#1
一方、2012年6月12日0時57分にNHK松山から、また6月12日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、補足内容的な下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この装置は、タービンを回した蒸気を冷やして戻した復水から不純物を取り除くもので、試運転中だった。
配管接続部の部品(直径約13cm)が変形し、圧着部分に隙間ができていた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005643062.html
5月11日16時29分、定期検査中の伊方発電所2号機において、復水脱塩装置中和槽の中和操作中のところ、復水脱塩装置の異常を示す信号が発信した。
現地を確認したところ、復水脱塩装置建家内で塩酸が漏えいしていることを確認した。
直ちに中和操作を停止し、その後、目視にて配管などを確認し、同日17時35分、漏えいが停止していることを確認した。
漏えいした塩酸は約20ℓであり、全量を回収した。
また、建家周辺の塩酸ガス濃度を測定した結果、検出限界濃度未満であり、塩酸ガスによる作業員の負傷や周辺環境への影響はなかった。
調査の結果、漏えい箇所は中和用塩酸供給ポンプ出口側の弁フランジ部であることと、当該フランジ部が変形していることが確認された。
このため、変形していたフランジ部を修正して復旧し、漏えいの無いことを確認したことから、5月21日14時35分に通常状態に復旧した。
今後、念のため、当該弁は新品に交換し、引き続き、詳細を調査する。
出典URL
http://www.yonden.co.jp/press/re1206/1180565_1961.html#1
一方、2012年6月12日0時57分にNHK松山から、また6月12日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、補足内容的な下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この装置は、タービンを回した蒸気を冷やして戻した復水から不純物を取り除くもので、試運転中だった。
配管接続部の部品(直径約13cm)が変形し、圧着部分に隙間ができていた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005643062.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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