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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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101509分に産経新聞からは、防火シートを巻いたケーブルも外側からの火で燃えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は、14日、火災現場のケーブル6束のうち1束では、設置済みの防火シートごと燃えた可能性があることを明らかにした。

 

東電によると、送電ケーブルからの出火に備え、難燃性素材を使ったシートでケーブル束の周囲を覆う作業を進めており、全体の約7割で設置済みだった。

今回の現場では全6束で、平成34年度までに設置する計画だったが、発生時点で1束にとどまっていた。

 

今回の火災は、防火シートのない1束で漏電が発生。

これが火元となり、シート設置済みを含む残りの5束へ延焼した可能性がある。

防火シートは内側からの延焼を防ぐのが目的で、隣接ケーブルからの延焼は防げなかったとみられる。

 

東電は同日までに、火災現場と同種のケーブルが使われている都心部の全17系統を緊急点検、異常がなかったと発表した。

しかし、今回の火災前にも同様の点検は行われており、東電は、「原因が分かり次第、点検方法も見直す」とした。

 

現場では、放水した水の排水作業が行われ、水は深さ約30cmチまで減った。

消防などによる実況見分は、16日にも行われる見通し。

 

出典

送電ケーブル 防火シートごと燃える? 東電、都心部で緊急点検

http://www.sankei.com/affairs/news/161015/afr1610150001-n1.html

 

 

1016207分にNHK首都圏NEWS WEBからは、煙が吹き上がった通風口の真下付近のケーブルが激しく燃えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1017620分にNHKさいたまからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察と消防は、地下の温度が高いうえ、たまった水をくみ上げる必要があるとしていったん中断していた検証を、16日、3日ぶりに再開した。


警察によると、今回の火災では、新座市内にある複数の通気口のうち1か所から炎や大量の煙が吹き出していたが、15日の検証では、この通気口の真下付近にあるケーブル周辺が激しく燃えていることがわかった。

 

また、その後の調べで、焼けた部分の中には、送電線のケーブルとケーブルをつなぐ接続部も含まれていることがわかった。
東電によると、ケーブルの接続部は、気温の変化による伸び縮みに対応できるよう、たるみを持たせて設置されているが、何らかの原因で隙間ができると、漏電などのトラブルを引き起こすという。

 

消防などによると、地下のトンネルには、強い異臭がするほか、すすが多くあり、電灯も焼けて真っ暗な状態で、検証は思うように進まなかったという。


警察と消防は、激しく燃えていた通気口付近のケーブルが火元とみて、17日以降も検証を続け、詳しい出火原因を調べることにしている。

 

出典

通気口直下のケーブル焼損

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161016/3510353.html

ケーブル接続部周辺を検証へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106015271.html?t=1476740993899

 

 

10171843分にNHKさいたまからは、送電線異常監視装置が最初の火災通報から15分以上経って作動していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火災の発生は午後2時55分に警察に通報され、3分後には東電も把握したが、火災を未然に防ぐために設置された送電線の異常を感知する装置は、最初の通報から15分以上たった午後3時11分に作動していたことがわかった。


この装置は「油圧監視装置」と呼ばれ、11年前、横浜市で起きた送電線が焼けた火事をきっかけに導入されたもので、ケーブルの銅線の周囲にある紙にしみ込ませた絶縁体の油の量が減るなどの異常をセンサーで感知して、自動的に知らせる。


今回の火災の原因は今のところわかっておらず、東電は、当日の会見で、絶縁体が何らかの原因で破損した場合、油が漏れるとともに、漏電によって発火して油に引火するおそれがあると説明しているが、このケースだと、火が出る前に装置が作動する。


しかし実際には、火災発生から15分以上たって作動しているため、東電は、当時の状況を知る手がかりになるとみて調べるとともに、装置が正常に作動したかについても調べることにしている。

 

出典

送電線異常感知は出火15分後

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106015441.html?t=1476740814083

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

通風口の真下付近が火元らしいということで、タバコのポイ捨てが原因だった可能性も、タバコ程度の火源でケーブルが燃えるかどうかは別として、考えられないこともない。

というのは、そのような火災が過去に起きているからだ。

 

201622日掲載

2016126日 東京都の地下鉄日比谷線銀座駅構内で白煙が発生し、一時全線で運転を見合わせ7万人に影響、ポイ捨てタバコが屋外の吸気口から入りダクト内のほこりが燃えた模様

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5618/

 

201316日掲載

20121229日 都営地下鉄三田駅の地上吸気口付近で落ち葉などが燃え、煙が構内に充満して一時運転見合わせ

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2588/

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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