







2020年3月8日10時49分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊見城市の鉄工所で7日、溶接作業をしていた男性が鉄骨の下敷きになり、間もなく死亡しました。
警察によると、7日午前11時ごろ、豊見城市伊良波にある鉄工所の敷地内で鉄骨の溶接作業をしていた男性が何らかの原因で鉄骨とともに作業台から落下し、鉄骨の下敷きになりました。
男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
死亡したのは那覇市小禄に住むこの鉄工所の従業員、仲村さん(男性、35歳)です。
敷地内で別の作業をしていた同僚が大きな音を聞いて確認したところ、仲村さんが鉄骨の下敷きになっていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
2020年3月7日12時50分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前6時45分ごろ、兵庫県伊丹市の製薬会社「N化学工業」から「従業員が作業中に右腕をけがした」と119番があった。
社員の30代男性が右腕を機械に巻き込まれて切断する重傷を負った。
伊丹署などによると、男性は当時、ほかの従業員と2人で板状の薬をベルトコンベヤーで運び、ローラーで粉末状に砕く作業を担当。
もう1人が離れている間に、右腕がローラーに巻き込まれたという。
同署が原因を調べる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202003/0013174214.shtml
2020年3月6日14時0分に産経新聞westから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
中国に生息する毒ヘビ「ヤマカガシ」の仲間は、陸生ホタルを食べて天敵から身を守るための毒を蓄えることを京都大などの研究グループが発見し、米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。
日本のヤマカガシはヒキガエルを食べて毒を獲得しており、かけ離れた食性で同類の毒性を獲得していることを明らかにした画期的な発見だという。
【日本ではヒキガエル】
ヤマカガシの仲間は、獲物を捕まえるために牙から出す毒を持ち、自らの身を守る際は首の皮膚の下にある器官から毒を出す。
牙から出す毒は体内で生成するが、防御用の毒は捕食で取り入れており、日本のヤマカガシは毒を持つヒキガエルを食べることで体内に蓄積している。
一方、中国南西部に分布し、ヤマカガシよりあとに進化したイツウロコヤマカガシなど3種は、カエルを食べないのに同類の毒を持っており、どのように獲得するかは分かっていなかった。
研究グループは、野生のイツウロコヤマカガシの毒の成分を分析した結果、化学物質が中国にも生息する陸生ホタルの一種が持つ毒の成分と一致することが判明。
胃の中からはこのホタルの幼虫を食べた跡も見つかり、飼育されているイツウロコヤマカガシに同じ幼虫を与えると捕食したが、毒の成分を持たないホタルの幼虫は与えても食べなかったという。
研究グループの森哲・京大准教授(動物行動学)は、「進化の過程で食性が変化したにも関わらず、異なるエサから同様の毒の成分を摂取していたことは興味深い」と話している。
https://www.sankei.com/west/news/200306/wst2003060018-n1.html
2020年3月7日19時57分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同僚の男性の体内にエアコンプレッサーで空気を注入して重傷を負わせたとして、茨城県警神栖署は7日、鹿嶋市宮中の会社員、高橋容疑者(男性、41歳)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。
容疑を認めているという。
署によると、高橋容疑者は6日午後2時ごろ、神栖市内の勤務先で、同僚の派遣社員の男性(32)=同市=に対して、ズボンの上から肛門(こうもん)付近に業務用のエアコンプレッサーのホースの先端を押しつけて、ホースから空気を注入する暴行を加えたという。
男性はその場に倒れ込み、高橋容疑者が119番通報した。
男性は病院に搬送され、重傷で入院中という。
周囲にはほかの同僚もいたとみられ、署が経緯などを調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASN376JRDN37UJHB001.html
(ブログ者コメント)
今回事例のいきさつは不明だが、本ブログでは過去に何件か、肛門からエアガンで空気を注入された死傷事故を紹介しており、その全てが悪ふざけ中の事故だった。
2020年3月5日17時40分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年7月に琵琶湖で水上バイクにけん引されたトーイングチューブから男性(56)が落下して死亡した事故で、滋賀県警捜査1課などは5日、業務上過失致死の疑いで、水上バイクを運転していた堺市の会社社長の男(52)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年7月23日午後1時40分ごろ、大津市北小松沖の琵琶湖で、救命胴衣を着けさせずに、男性の乗ったトーイングチューブをけん引。
男性が湖に転落したにもかかわらず、救助せず溺死させた疑い。
トーイングチューブは水上バイクで引っ張って遊ぶ浮体で、人が乗ることができ、マリンスポーツとして近年、人気がある。
県警によると、男は男性の落下には気づいたが、水上バイクの運転を続け、10分後にマリーナ関係者が浮いている男性を発見するまで救護しなかった、という。
https://www.47news.jp/localnews/4584718.html
3月5日16時50分に京都新聞からは、写真と図解付きで下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
トーイングチューブとは、水上バイクなどでえい航して遊ぶ円形の浮体(浮き輪)。
運輸安全委員会によると、「バナナボート」、「トーイングチューブ」などの浮体を水上バイクがえい航中の事故で、10年間で100人以上が死傷。
2016年には木曽川で、水上バイクで4人が乗った浮体を引っ張り走行中、浮体が他の水上バイクに衝突、子どもら2人が死亡する事故もあった。
運輸安全委は昨年春、ロープ長さ20メートルのロープで実験したところ、浮体の速度が水上オートバイの約1.7倍になり、横転し落水するケースがあると報告。
えい航中の事故が急増しているとして、ロープの長さや浮体の大きさを考慮し、旋回や波を越えるときは、十分に減速するよう注意喚起している。
https://this.kiji.is/608195213166478433?c=39546741839462401
2020年3月5日4時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「禁煙」の映画館も、喫煙者らの服や体について持ち込まれた有害物質で充満している――。
米独の研究グループが、そんな調査結果を公表した。
たばこ10本分の受動喫煙に相当する濃度の有害物質もあったという。
たばこ由来のニコチンや有害物質は、喫煙者の髪の毛や衣類、部屋の壁やカーペットに残る。
それらが蒸発したり舞い上がったりしたものを吸い込むことを「三次喫煙(サード・ハンド・スモーク)」といい、研究が進んでいる。
グループは、ドイツの映画館の1室(1300立方メートル)で2017年1月、室内の空気を分析した。
24時間連続で週末の計4日間、有機物質35種類の濃度を測定。
すると、観客が入場する度に、アセトニトリルやアルデヒドなど有害物質の濃度が急上昇していた。
検出された有害物質の濃度を受動喫煙(二次喫煙)の濃度に置き換えると、ホルミアルデヒドであれば、たばこ1本分、ナフタレンは10本分に相当していた。
上映された映画は1日4~5本。
観客は1本あたり約30人~220人だった。
換気システムはあるが、大人の割合が高い夜の映画で、特に濃度が高かった。
大気汚染の研究をする聖路加国際大学大学院の大西一成准教授(環境保健)は、「完全禁煙の空間であっても、有害物質が2次喫煙と同等レベルの濃度まで上がり、3次喫煙が起こりうると示された。禁煙の場所も、これまで以上に、換気設備について考えていかなければならない」と話す。
成果は5日、米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。
論文はhttps://advances.sciencemag.org/content/6/10/eaay4109で読むことができる。
https://digital.asahi.com/articles/ASN347K21N34ULBJ018.html?pn=5
2020年3月5日22時26分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時20分ごろ、静岡県伊東市八幡野の海岸で、ロッククライミングをしていた神奈川県横須賀市のロッククライミングインストラクター、杉野さん(男性、55歳)が約5メートル下の岩場に転落した。
杉野さんは約3時間後に崖の上まで引き上げられたが、その場で死亡が確認された。
下田海上保安部によると、杉野さんは正午ごろから、同行の女性とロッククライミングをしていた。
事故当時は杉野さんが単独で、命綱を着用せずに登っていた。
女性が110番通報した。
当時、伊東市には強風注意報が出ており、風にあおられた可能性もあるとみて、同保安部が状況を調べている。
https://www.sankei.com/affairs/news/200305/afr2003050040-n1.html
2020年3月4日20時36分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後1時45分ごろ、滋賀県甲賀市甲賀町神のOY工業神工場で「作業員がやけどをした」と119番があった。
男性作業員(39)が顔にやけどを負い、病院に運ばれたが、命に別条はないという。
甲賀広域行政組合消防本部や同社によると、3階建て工場の2階部分で作業員が反応がまを洗浄しようとしていたところ、原料投入部分から突然、火が上がった。
かまの焼損や建物への延焼はなかった、という。
https://this.kiji.is/607900819551339617?c=39546741839462401
キーワード ; 静電気?
2020年3月4日19時45分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時すぎ、桑名市志知の新名神高速道路の下り線ののり面で、重機に取り付けられていた約1トンの重さのドリルが外れ、近くで作業をしていた静岡市駿河区の建設業・森さん(男性、27歳)がドリルの下敷きになりました。
森さんは病院に運ばれましたが、全身を強く打っていて、約1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、現場では当時、5日から始まる予定ののり面の補強工事に向けた準備作業が行われていたということです。
警察は、重機からドリルが外れた原因や事故の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200304/3070002999.html
2017年12月28日に掲載した第2報がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正5として掲載します。
第2報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7901/
(2020年3月4日 修正5 ;追記)
2020年3月3日17時57分に朝日新聞からは、元受け会社の部長にも有罪判決がおりたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失致死罪で在宅起訴された現場監督の元請け会社部長・田代被告(55)の判決が3日、東京地裁であった。
西野吾一裁判長は「危険を予見できた」と述べ、禁錮1年4カ月執行猶予4年(求刑禁錮1年6カ月)を言い渡した。
田代部長は無罪を主張していた。
判決は、作業員が資材を地上に下ろす際、筋交いに資材をぶつけた衝撃で鉄パイプが外れ、落下物を受け止める防護板が撤去された部分をすり抜けたと指摘。
田代部長は外壁工事の経験が豊富で事故を予想できたとしたうえで、作業員が鉄パイプの固定を怠っていたのに点検させず、警備員に通行止めを指示しなかった過失があると認定した。
この事故では、作業責任者だった下請け会社の男性も在宅起訴され、禁錮1年6カ月執行猶予4年の有罪判決が確定している。
https://www.asahi.com/articles/ASN335TPHN33UTIL043.html
3月3日15時56分に産経新聞からは、執行猶予がついた理由に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
田代被告の弁護側は「事故は予見不可能だった」として無罪を主張したが、西野裁判長は「部材などが落下する可能性があることは予見できた」と認定。
「甚だしく危険な解体作業が行われている状況を放置した過失の程度は相当に大きい」としながらも、「非難の全てを被告に負わせるのは酷だ」などとして、実刑は相当ではないと判断した。
https://www.sankei.com/affairs/news/200303/afr2003030025-n1.html
3月3日23時59分にテレビ朝日からは、工期遅れなどは理由にならないと指摘されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日の判決で東京地裁は「被告は部材等が落下し、歩行者が死傷する危険について予見可能であった」、「工期の遅れや工事費用の増加は危害防止措置を講じない理由にはならない」と指摘しました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000177919.html
2020年3月3日17時17分にCBC Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県桑名市の鋳物工場で作業をしていた男性が、フォークリフトにはねられ死亡しました。
警察は、フォークリフトを運転していた男性の前方不注意が原因とみて調べています。
警察によりますと、事故があったのは、桑名市桑部の鋳物工場H社・桑名事業所で、3日午前6時40分ごろ、工場内で作業していた静岡県湖西市のトラック運転手、筒井さん(男性、52歳)が、フォークリフトにはねられ頭を強く打ち、その場で死亡が確認されました。
フォークリフトを運転していたのは工場の出入り業者の56歳の男性で、けがはありませんでした。
事故は、トラックに荷物を載せようと男性がフォークリフトを前進させた時に起きましたが、前方の視界は良かったということで、警察は、男性の前方不注意が事故の原因とみて調べています。
https://hicbc.com/news/article/?id=0004D2A7
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
トラックの左側にある茶色っぽいのが、事故を起こしたフォークリフトの模様。
2020年3月4日8時23分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前8時32分ごろ、埼玉県さいたま市緑区美園4丁目のマンション「S浦和美園」敷地内で、管理人の60代男性から、「深さ3メートルの排水溝で男性が倒れている」と119番があった。
駆け付けた救急隊員が地下機械室内を確認したところ、茨城県坂東市沓掛、会社員大川さん(男性、42歳)、東京都江戸川区瑞江2丁目、会社員小倉さん(男性、43歳)が倒れているのを発見。
搬送先の病院で死亡が確認された。
浦和東署によると、大川さんら2人は都内の排水設備会社の作業員で、2日午後5時半ごろから、マンションの排水処理槽設備の点検中だった。
目立った外傷はなかった。
地下機械室は縦約2.5メートル、横約3メートル、高さ約2.4メートルで、地上からの深さは約1メートル。
同室に通じるマンホールのふたは開いており、管理人男性は作業員が戻ってこないことから、3日朝になって様子を見に行くと、地下に1人が倒れているのが見えたという。
同署は大川さんらが作業中、何らかの原因で死亡したとみて、死因や詳しい状況を調べる。
https://www.47news.jp/localnews/4579656.html
3月3日17時21分にNHK埼玉からは、生ごみをためて処理する設備の点検中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、このマンションの各部屋の台所には生ごみを細かく刻んで下水に流す装置がついていて、2人は各家庭から出された生ごみをためて処理する設備が壊れたため、2日夕方5時半ごろから点検作業を行っていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20200303/1100007800.html
3月3日17時42分にテレビ朝日からは、配電盤の修理をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人は2日夕方から機械室で配電盤の修理をしていて、朝になっても出てこなかったため管理人が通報し、消防が2人を発見しました。
2人は2日午後8時ごろに勤務先と連絡を取っていることから、警察は、その後に2人が何らかの原因で死亡したとみて詳しく調べています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000177854.html
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ朝日映像の2コマ。
カメラがズームアップしていたことから考えると、マンション右下の茶色い建物の地下で作業していたのかもしれない。
2020年3月3日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石川・金沢労働基準監督署は、令和元年7月8日にアーク溶接をしていた労働者に対して有効な呼吸用保護具を使用させていなかったとして、金属製品製造業のKスプリング㈱(石川県白山市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で金沢地検に書類送検した。
労働災害は発生していないものの、複数回の是正指導に従っておらず、いわゆる事前送検に当たる。
同労基署は数年前から複数回にわたり、立件したケースと同種の事案について是正指導を行っていたが、・・・
(全文は労働新聞などの購読者のみ閲覧可能)
https://www.rodo.co.jp/column/88759/
2020年3月3日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野・飯田労働基準監督署は、令和元年12月に発生した死亡労働災害に関連して、鉄・非鉄の解体や販売を行うM社(長野県飯田市)と同社代表取締役および取締役兼工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)などの違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。
労災は、同社工場で発生したもの。
労働者はフォークリフトで地上から高さ3.2メートルまで持ち上げられたパレット上で、フレキシブルコンテナバッグを圧縮梱包機の投入口に落とす作業を行っていた際に被災した。
バッグが投入口に詰まったのを解消しようとしたところ、機械内部に転落して挟まれている。
同社は、機械の詰まりを解消する作業を行わせる際、機械の停止を怠った疑い。
さらに、投入口の周囲に高さ75センチ以上の丈夫な柵を設けるなどの安全対策も講じていなかった。
https://www.rodo.co.jp/column/88764/
(ブログ者コメント)
飯田労基署からの死亡事故多発注意喚起リーフレット中、本事例に関し、以下の記述があった。
圧縮機械の投入口で作業中、機械内部の下部まで墜落し、機械の可動部分と内壁との間に身体を挟まれ死亡した。
https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/shibousaigai-tahatsu_iida011226.pdf
2020年3月2日23時4分に山陽新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
笠岡地区消防組合(笠岡市十一番町)は2日、救急救命に使う薬剤のアドレナリンを笠岡消防署(同所)の車庫内の救急車から紛失したと発表した。
アドレナリンは容器入りの5本(各1cc)で、薬剤バッグに入っていた。
2月27日朝の定時点検時にはあったが、29日朝の点検でないことが分かった。
他の車両なども探したが見つからず、今月1日、警察に遺失届を提出。
救急車は午後9時~翌日午前7時以外は施錠していなかったという。
同組合によると、アドレナリンは血圧を上げる作用などがあり、医薬品医療機器法で劇薬に指定されているが、なくなったものは0・1%に希釈されており、口に入れるなどしても影響はあまりないとしている。
この日、会見した同組合管理者の小林笠岡市長は、「深く謝罪する。今後は24時間、救急車に鍵を掛け、資機材の管理を徹底する」とした。
https://www.sanyonews.jp/article/989918?rct=jiken_jiko
3月2日17時19分にNHK岡山からは、28日は緊急出動したので点検しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
笠岡市にある消防署が、救急車の中で保管していた劇薬に指定されている薬剤「アドレナリン」を紛失していたことが分かりました。
消防の説明によりますと、2月29日、笠岡消防署の署員が救急車に積んでいる薬剤を点検しようとしたところ、劇薬に指定されている「アドレナリン」5本が入ったかばんがないことに気づいたということです。
かばんは専用の棚で保管され、毎朝、署員が点検することになっていて、2月27日の点検でかばんがあることを確認したあと、翌28日は救急出動したため、点検は行われていなかったということです。
消防によりますと、アドレナリンは、心肺停止した患者の治療などに使われる無色透明の液体で、飲んだり、触ったりしても体に大きな影響はないものの、血管に直接投与した場合、急激な血圧上昇などが起きる可能性があり、消防は1日、警察に届け出たということです。
笠岡地区消防組合では、署員が救急車を離れるときには、常にカギをかけるなど再発防止策を講じるとともに、見つけた時には消防に連絡するよう呼びかけています。
組合の管理者を務める笠岡市の小林市長は、「管理上の責任を強く感じており、再発防止に努めたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200302/4020004833.html
2020年3月1日13時57分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がデモ走行の写真付きでネット配信されていた。
大規模な災害を想定し、名西消防組合消防本部(徳島県石井町)が、極太タイヤの自転車「ファットバイク」などを導入した。
同本部によると、消防組織での導入は神奈川県大和市に続く2例目。
災害時に「消防バイク先行隊」として、がれきの散乱する悪路など消防車が入れない現場に向かい、情報収集や初期消火、応急手当てにあたる。
先行隊で使用するファットバイクは、タイヤ幅約12センチの2台。
軽量で燃費の良い原付きバイク1台を合わせた計3台の編成で、隊員はAED(自動体外式除細動器)や消火機材、救急セットを背負い、出動する。
2016年の熊本地震では小回りのきく自転車とバイクが活躍しており、迅速な初期対応を目指して導入した。
2月26日にあった発足式では、南海トラフ地震を想定した救助や初期消火訓練があり、ファットバイクにまたがった隊員が液状化した道路に見立てた水たまりなどを軽々と進んだ。
田中消防長は、「できるだけ早く現場に到着し、人命救助できるよう、今後訓練を重ねていきたい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20200301/k00/00m/040/135000c
2020年2月29日21時15分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日、千葉市稲毛区の建設現場で、60代の男性作業員が掘削機の走行用ベルトに巻き込まれて死亡しました。
警察や消防によりますと、29日午後3時40分ごろ、千葉市稲毛区のマンションの建設現場で、「男性作業員が掘削機の走行用ベルトに挟まれた」と同僚の作業員から消防に通報がありました。
およそ10分後に救急隊が駆けつけましたが、60代の男性作業員が掘削機の走行用ベルトに全身を巻き込まれていて、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡した作業員は掘削機の運転を担当していて、走行用ベルトを地面から浮かせて空回りさせた状態で点検作業を行っているときに巻き込まれたとみられるということです。
現場にはほかに10人ほどの作業員がいたということで、警察は同僚に話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200229/1080010049.html
(2020年3月17日 修正1 ;追記)
2020年3月1日付の千葉日報紙面には、油圧ショベルの片側を浮かせて点検していたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
千葉西署によると、男性は当時、油圧ショベルの片側を浮かせて空回りさせた状態で走行用ベルトを点検しており、何らかのきっかけで巻き込まれたとみられる。
同日午前8時ごろから、約10人で作業に当たっていたが、ほかにけが人はなかった。
2020年2月29日11時4分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前7時半ごろ、埼玉県深谷市本田の路上で、久喜市吉羽5丁目、アルバイト菊原さん(男性、24歳)が、重機の誘導作業中に落下してきた鉄板が頭に当たり、搬送先の病院で死亡が確認された。
寄居署によると、菊原さんは鉄板をつり下げたショベルカーの誘導をしていた。
地上2.5メートルから落下した鉄板は縦3.1メートル、横1.5メートル、厚さ2センチ、重さ500キロ。
ショベルカーは2枚の鉄板を運んでおり、バケットとアームの部分に挟んでいた鉄板が落ちたという。
同署で事故原因を調べている。
https://this.kiji.is/606296187391312993?c=39546741839462401
市原市の某ガソリンスタンドは現在、セルフ化に向けて改修工事中。
そのそばを通りかかった際、地下タンクの配管が剝き出しになっていたので、これは珍しいと思い、パチリした。
滅多にお目にかかれる光景でもないので、参考までに紹介する。
配管に巻かれている緑色のテープ?は、腐食防止用か?
正面右側が各タンクのベント、計7本。
左側がローリーからの受入口、計7か所。
ちょっと角度を変えてパチリ。
タンクと配管の接続部は、カバーが邪魔でパチリできず。
左上方に緑色の小配管が見えるが、給油ノズルへの配管だろうか?
それにしては2本しかない。
一般に、レギュラー、ハイオク、軽油の3本ありそうなものだが・・・。
2020年2月27日17時4分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県の消防学校が法律で義務づけられている消火や避難などの訓練を、およそ5年間にわたり行っていなかったことがわかりました。
これは、県の監査委員が去年行った行政監査で明らかになりました。
それによりますと、新しく採用された消防職員らに教育を行う奈良県消防学校で、平成27年4月以降、消火や通報、それに避難の訓練を行っていなかったということです。
消防法は、多くの人が出入りする施設では、それぞれが作る消防計画をもとに毎年訓練を行うよう義務づけていて、消防学校はこの計画の中で、毎年4月に座学の訓練を、9月には消火や避難などの訓練を行うとしていました。
奈良県消防学校の仲嶋校長は、「詳しい経緯はわからないが、毎年の授業のカリキュラムを作る中で訓練の時間が抜け落ちてしまい、気づかないままになっていた。早急に改善して実施したい」と話しています。
消防学校では監査での指摘を受け、28日、訓練を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200227/2050003894.html
2月27日0時1分に毎日新聞からは、校長は訓練のカリキュラムが組めなかったと釈明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仲嶋校長は毎日新聞の取材に、「訓練のカリキュラムが組めなかった。反省し、計画通りに実施する」と釈明した。
同校は県内の消防職員らに教育や訓練などを施す機関。
一般の事業所と同様、法律上は、防火管理者を定めて消防計画を作り、消火器を使った消火訓練などを毎年行わねばならない。
仲嶋校長によると、直近では2019年1月に提出した計画で、「4、9月の年2回、訓練を実施する」と定めていた。
しかし、実際は職員に避難経路を口頭で説明するだけで、最後に訓練をした15年4月以降、こうした状態が続いていたという。
同じ行政監査で、他に、うだ・アニマルパーク動物学習館(宇陀市)や橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)などの県施設5カ所も同様の指摘を受けた。
https://mainichi.jp/articles/20200226/k00/00m/040/483000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。