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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20205121925分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

砂川市に住む猟友会の支部長の男性が、おととし、要請を受けてヒグマを駆除した際、民家のある方向に発砲したことを理由に道の公安委員会から猟銃を所持する許可を取り消されたのは不当だとして、この処分を取り消すよう求める訴えを札幌地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、北海道猟友会砂川支部長の池上さん(71)です。

訴状などによりますと、池上さんはおととし8月、砂川市の要請を受けて、警察官や市職員の立ち会いのもとでヒグマを駆除しました。


その際、民家のある方向に発砲したとして銃刀法違反などの疑いで書類送検されたあと、起訴猶予になりましたが、去年4月、道の公安委員会から猟銃を所持する許可を取り消されたということです。


池上さんは、ヒグマの背後には斜面があったため、発砲しても斜面の上に建つ民家に危険が及ぶことはなく、公安委員会の処分は不当だとして、取り消しを求める訴えを12日、札幌地裁に起こしました。


提訴のあと、池上さんは、「当時はヒグマが何度も出没し、危険な状況だった。住民の安全のために要請を受けて駆除したのに、処分されるのは納得できない」と話しました。


一方、公安委員会の事務を担う北海道警察本部は、「提訴された事実を承知しておらず、コメントは差し控える」としています。

【ヒグマの駆除とは】


ヒグマが出没した場合、市町村は、現場が住宅や農地から近いかや、人を恐れる様子がないなどの切迫した状況かどうかといった基準をもとに危険性を判断します。


そして、駆除が必要だと判断すると、あらかじめ道の許可を得た「捕獲従事者」に出動を要請します。


「捕獲従事者」になれるのは、狩猟免許があり、猟銃やわなを使ってヒグマを駆除できる人で、道によりますと、猟友会の会員など地元のハンターがほとんどだということです。


夜間や住宅が密集する地域の場合は、原則、猟銃を使うことができませんが、状況に応じて警察官がハンターに猟銃による駆除を命じるケースもあります。


道によりますと、おととし、市町村の要請を受けてハンターなどが駆除したヒグマは879頭でした。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200512/7000021052.html

 

 

51303分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

訴状などによると、池上さんは2018年8月、砂川市から駆除の要請を受け、同市内でクマに向かって猟銃を発砲。

 

弾が届く恐れのある建物の方向に撃ったとして、鳥獣保護法(銃猟の制限)違反などの容疑で書類送検された。

 

起訴猶予処分で罪には問われなかったが、送検容疑と同様の理由で、道公安委から昨年、猟銃の所持許可を取り消す行政処分を受けたとしている。

 

原告側は、クマと建物との間に銃弾を遮る斜面があると確認し、狙いを外す恐れの極めて低い約17メートルの距離から発砲しており、弾が届く危険はなかったと主張。

同行した警察官も違法と指摘しなかったと訴える。

 

提訴後、池上さんは取材に対し、「地域の安全のため、危険を顧みず駆除の要請に応じている。ハンターが不安なく出動するための判決を求めたい」と述べた。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420249/ 

 

 

ちょっと前、202043922分に毎日新聞からは、やや詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

自治体からの要請でヒグマを駆除したら違法性を認定され、猟銃所持の許可取り消し処分を受けた――。

 

北海道猟友会砂川支部長の池上さん(71)が道公安委員会の処分を不服として申し立てた行政不服審査が、2日までに棄却された。

 

池上さんは「市民の安全を思い協力したのに理不尽だ」と憤っており、処分を不服として札幌地裁に訴訟を起こす方針だ。

 

池上さんは20188月、猟友会を通じて砂川市の出動要請を受諾し、男性ハンター1人を伴って現場に急行。

道路下の斜面で体長約80センチの子グマを確認し、市職員と警察官の立ち会いの下で、猟銃を発砲するなどして駆除した。

 

状況が一変したのは192月。

 

池上さんの発砲に問題があったとの情報提供を受けた砂川署が、「民家に向けて発砲した」として、鳥獣保護法違反と銃刀法違反容疑などで滝川区検に書類送検した。

 

区検は起訴猶予処分としたが、道公安委は194月に「民家に向けた違法な発砲を行った」と違法性を認定、猟銃免許を取り消した。

 

池上さんは処分取り消しを求め、行政不服審査を申し立てたが、1日に棄却された。

 

一方、狩猟免許を扱う道環境生活部は、池上さんから事情を聴くなどした上で、民家に向かって発砲した事など「違法の事実が確認できない」と判断。

狩猟免許の取り消しをしなかった。

 

現場は田畑が広がる山間の地域で、斜面上に民家が数軒建つ。

 

池上さんは、「子グマの背後に8メートル近い斜面があり、発砲しても安全な場所。民家に危険は及ばない状況で、同行した警官も発砲を制止しなかった」と訴える。

 

ハンター仲間も、「斜面の土が弾を受け止める場所で、何が問題か分からない」と首をかしげる。

 

また、池上さんの代理人で自身もハンターの中村憲昭弁護士は、「善意の市民をいたずらに処罰しており、不当な処分だ」と、道公安委の対応を批判している。

 

【猟友会にも波紋】

 

全道の猟友会にも波紋が広がっている。

 

「いつ取り消されるか分からない」と、同猟友会新函館支部など、一時、自治体からの要請を受けても出動を自粛したところも出た。

 

池上さんはハンター歴40年で、趣味でヒグマの絵を描くほどの動物好き。

「本当なら撃ちたくないけれど、市民の安全を思ってこそ」。

 

後輩の育成にも力を入れようとした矢先の所持許可の取り消し。

処分が確定すれば、最低5年間は再取得ができない。

 

池上さんは、「ヒグマを熟知しているハンターは少なく、命がけで協力している。地区のハンターに影響が広がる事態を心配している」と話している。

 

https://mainichi.jp/articles/20200403/k00/00m/040/024000c 

 

 

 

 

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2020512159分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県姫路市は11日、姫路城東側の喜斎(きさい)門跡の石垣(高さ3・5メートル、幅5メートル)で落石があったと発表した。

 

重さ数十キロ程度の石が一つ抜け落ちたといい、けが人などはなかった。

市によると、4日午後5時すぎに巡回中の守衛が発見した。

 

高さ3メートル付近にはめ込まれていた石とみられ、石垣の強度などへの影響は確認されていない。

 

市が、復元の方法を検討している。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202005/0013336809.shtml

 

 

513日付で姫路市のHPには、下記趣旨の記事が落石か所の地図付きで掲載されていた。

 

【姫路城付近を散策される皆さんへ】

 

・・・・・

 

落石地点付近は見通しの悪いクランクとなっており、歩行者の他、自転車や車両も通行します。

 

落石発生に伴い、カラーコーン等を設置しており、更に道幅が狭くなっています。

通行される際はご注意ください。

 

また、今後の状況により、一部通行止めをする場合があります。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000012429.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

何事もないのに城の石垣から石が自然落下した事例は珍しいかと思い、紹介する。

 

ちなみに、2年前に丸亀城の石垣が崩落したのは台風に伴う大雨が原因だった。

 

 

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20205131146分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後2時20分ごろ、後志管内倶知安町高見の北海道新幹線二ツ森トンネル工事現場で、倶知安町北6東1の建設作業員高貝さん(男性、66歳)が地上から約10メートルの高さにあった高所作業車の作業台の中で倒れているのを付近にいた男性作業員が見つけ、119番した。

高貝さんは搬送先の病院で死亡した。

 

倶知安署によると、現場はトンネルの入り口から約4キロ地点。

 

高貝さんは1人でトンネル天井のランプの取り付け作業を行っていたという。

高貝さんのヘルメットにはひびが入っていた。

 

同署が原因を調べている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420416/

 

 

5122247分にNHK北海道からは、リモコンを使ってリフトの高さを自分で調整していたなど、、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後2時半ごろ、北海道新幹線が延伸する予定の倶知安町にある「二ツ森トンネル」の建設工事現場で、作業員の高貝さん(66)が高所作業車の上に乗って作業していたところ、天井との間に体をはさまれました。


高貝さんはヘリコプターで病院に運ばれ手当てを受けていますが、警察によりますと、意識不明の重体だということです。


当時、高貝さんは作業車のリフトに乗って高さ10メートル余りのところにある天井の電灯を点検していて、みずからリモコンを使ってリフトの高さを調節していたということです。


警察が当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200512/7000021065.html

 

 

51450分に北海道新聞からは、作業台と天井の間に挟まれたらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

町内高見で行われている北海道新幹線二ツ森トンネルの工事現場で12日、町内の男性建設作業員(66)が死亡する事故が起きた。

 

同トンネル工事では2017年8月にも、天井からコンクリート片がはがれて落下し、男性作業員が重傷を負う事故が起きており、町内からは、あらためて事故の原因究明を求める声が上がっている。

 

倶知安署によると、事故はトンネル入り口から約4キロ地点で発生。

男性は高所作業車の作業台で高さ約10メートルの天井にランプを取り付ける作業をしていた。

 

12日午後、作業台の中で倒れているのを別の男性作業員が発見し、搬送先の病院で死亡した。

 

同署は、何らかの原因で作業台と天井に挟まれたとみて調べている。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/420640/

 

 

 

 

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2020511114分に日本経済新聞電子版から下記趣旨の記事が、踏切写真と同種踏切数の棒グラフ付きでネット配信されていた。

 

遮断機も警報機もない踏切で、歩行者や通行車両が巻き込まれる事故が後を絶たない。

 

踏切の廃止や遮断機の整備などの対策には多額の費用がかかる。


利便性の面から廃止に反対する住民も多く、問題の解消が進んでいない。

 

20193月、神奈川県逗子市のJR逗子駅近くの踏切で、走行中の電車が線路を横断していた90代男性をはねる死亡事故が起きた。

 

踏切の長さは35メートルと通常よりも長いが、遮断機も警報機も設置されていなかった。

 

事故を調査した国の運輸安全委員会は203月、「横断前の確認だけでは安全に渡りきるのは困難」と指摘した。

 

JR東日本横浜支社の担当者は、「逗子市に踏切の廃止を求めてきたが、議論が進まなかった」と明かす。

 

同社は、警報機や遮断機のスペースが確保できないため設置が難しく、約300メートル離れた歩道橋や別の踏切で代替できるとして、07年に市側に廃止の方針を伝えていた。

 

廃止できない背景には住民の反対がある。

生活道路として利用する住民からは、迂回するのは不便との声が上がった。

 

近所の男性(78)は、「買い物や市役所に行く際に渡っており、廃止は困る」と語る。

10年以上住んでいて事故を見たのは初めてといい、「通り慣れた近隣住民しか使わないし、危険だとは感じない」。

 

同社や市などは歩道橋へ誘導する看板も設けたが、日中は数百人が踏切を通行する。

 

事故後も住民説明会などを続けるものの、廃止のめどは立っていないという。

 

国土交通省によると、遮断機も警報機もない踏切は全国に2652カ所(18年度末時点)あり、廃止されたのは18年度までの5年間で329カ所にとどまる。

 

全国にある踏切全体に占める割合は1割以下だが、安全委によると、同じ5年間で34件の死亡事故が発生している。

 

186月には、佐賀県小城市の踏切に進入した自動車と電車が衝突。

車を運転していた同市の女性(当時29)が亡くなった。

 

安全委によると、女性は普段、この道とは違う田園地帯を通る道路を使っていたが、農繁期となり、農業用の車両の行き来が増えたために迂回し、踏切を渡ったとみられている。

 

この踏切では1日に約180本の列車が通行し、最高速度は時速115キロに上る。

1997年以降、ほかにも自動車が接触するなどの事故が3件発生した。


管轄するJR九州は15年以降、同市に廃止や保安設備の設置を要望していた。

 

死亡事故の後、同社や小城市は急きょ、踏切の自動車の通行を禁止し、道路にポールを設置。

廃止に向けた協議を続けている。

 

国交省鉄道局によると、安全確保や渋滞解消を目的として、50年間で半数の踏切が廃止され、大半には遮断機などの保安設備が設けられた。

 

しかし、歩行者や通行車両が少ない踏切では、鉄道会社側も対策に及び腰だ。

 

「遮断機や警報機の設置には少なくとも1千万円はかかるうえ、点検や補修などの維持費も必要」と大手鉄道会社の担当者は語る。

 

関西大の安部誠治教授(交通政策)は、「利用者が多ければ歩道橋の設置や線路の高架化も選択肢となるが、保安設備のない踏切は地方に多く、コストのかかる対策は難しい。生活道路として維持するのであれば、まずは過去に事故が起きたことを示す掲示板や警報を設置するなど、すぐにできる対策を急ぐべきだ」と指摘する。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58805790X00C20A5SHJ000/?n_cid=NMAIL007_20200511_A

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

遮断機と警報機がない第4種踏切の問題については、過去にも本ブログで、事例を含め、紹介している。

 

 

 

 

 

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2020511日付で中国新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前9時25分ごろ、岩国市門前町3丁目の下水道工事現場で「作業員が倒れている」と119番があった。

 

作業員3人が病院に搬送され、山形県新庄市の井上さん(男性、34歳)が死亡した。

熊本県の60代の男性作業員2人は意識がある。

 

現場で硫化水素が検出され、原因を調べている。

 

岩国署と市下水道課によると、井上さんは地下約13メートルにある下水道管の点検作業中だった。

 

異臭に気付いた別の作業員が自力で地上に出て異常を報告。

作業員2人が井上さんを救助しようとして管に入り、硫化水素を吸い込んだとみられる。

 

現場は国道188号沿いで、近くに住宅や学校、病院が立ち並ぶ。

岩国署は、異臭がしたため周辺住民を一時避難させ、半径300メートルの範囲で立ち入り規制。

小中学校や保育園には、窓を閉めて屋外での活動をやめるよう呼び掛けた。

 

岩国地区消防組合によると、近くの40代男性が体調不良を訴え病院に搬送されたが、軽症だという。

 

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=641615&comment_sub_id=0&category_id=256

 

 

511日付で山口朝日放送からは、腐植土が多いのでガス検を持って現場に入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や消防によりますと、11日午前9時半頃、岩国市門前町の下水道工事現場で「硫化水素のようなものが発生した。作業員が穴の中で倒れている」と、工事関係者から消防に通報がありました。

 

工事を発注した岩国市によると、現場は地下12メートルにある下水管で、作業員が異臭を感じ地上に戻ろうとしたものの、戻れなかったということです。

 

また現場周辺には腐蝕土が多くて硫化水素が発生しやすく、ガス探知機を持って現場に入ったということです。

 

https://www.yab.co.jp/news/64895 

 

 

5111355分に日テレNEWS24からは、3人が倒れていた場所に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

救急隊員が駆け付けたところ、現場付近の路上に男性1人が、さらに下水管の入り口付近に男性2人が倒れていました。

 

https://www.news24.jp/articles/2020/05/11/07641027.html 

 

 

51117時57分にNHK山口からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消防が駆けつけたところ、男性1人が意識不明の状態で倒れていて、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと、亡くなった井上さんは別の作業員と2人で下水管に降りて作業をしている最中に倒れ、この作業員が自力で外に出て助けを求めたということです。


その後、3人の作業員が救助に向かいましたが、警察によりますと、このうち60代の男性2人も病院に搬送され、手当てを受けているということです。  

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20200511/4060005740.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

情報が錯綜していて、状況はイマイチ不明だ。

以下は、NHK映像の2コマ。

 



 

 

 

(2020年12月14日 修正1 ;追記)

 

半年前、令和264日付の国交省注意喚起連絡文書の中で、事故当時の状況が見取り図や現場写真付きで、以下のように記されていた。

 

事故内容:

 

出来高管理写真撮影のため、作業員A、Bの2名が発進側(中津町側)立坑から管内へ進入。

 

作業途中、異常を感じたBがAに発進側に避難するよう促し、避難したが、その後、Aが避難してこないため、作業員B、Cがガス検知器で安全を確認し、到達側(門前町側)立坑から、作業員Dが発進側(中津町側)立坑から救出に向かったところ、到達側から約2.4mの位置でAを確認。

救急搬送されたが、急性硫化水素中毒による肺水腫により死亡した。

 

また、救出に向かった作業員C、Dに加え、現場周辺の屋外で作業をしていた市民が気分不良を訴え病院へ搬送されたが、命に別状はなかった。

 

https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/content/001347492.pdf

 

 

12101759分にNHK山口からは、硫化水素発生の可能性について伝えられていたのに適切な換気などの対策を怠っていたなどとして元請け社員らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

警察は、一緒にいた作業員4人が安全確保を怠ったとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、岩国市が発注した下水道工事の元請け会社の20歳と71歳の社員2人と、下請け会社の53歳と70歳の社員2人の合わせて4人です。

警察によりますと、元請け会社側には、市から硫化水素が発生する可能性について伝えられていたにもかかわらず、4人は、事前に濃度を測定したり適切に換気をしたりするなど、安全確保に向けた注意義務を怠ったということです。

 

4人は、これまでの任意の調べに対して容疑を認めているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201210/4060007927.html

 

 

1211日付で毎日新聞山口版からは、硫化水素を含んだ地下水などが噴き出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市の調査によると、硫化水素を含んだ地下水と土砂が坑内に吹き出し、硫化水素が気化して坑内に充満したとみられる。

 

https://mainichi.jp/articles/20201211/ddl/k35/040/238000c

 

 

12111256分にYAHOOニュース(テレビ山口)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は事故原因について、「地下水の中に溶け込んだ硫化水素が下水管の中に入り、気化したことが考えられる」として、再発防止策を取ることにしています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd1f1c382e1da1c1dc5c2b266c7a8341a196c44e

 


 
(2021年6月2日 修正2 ;追記)

20215311928分にNHK山口からは、書類送検されていた4人は不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故で、一緒にいた作業員4人が、事前に濃度を測定したり適切に換気をしたりするなど安全確保に向けた注意義務を怠ったとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されていました。

これを受けて、山口地方検察庁岩国支部は、任意で捜査を進めていましたが、31日付けで不起訴にしました。

また、下水道工事の下請け業者と現場責任者だった男性が、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されていましたが、検察は、これについても、31日、不起訴にしました。

検察は、いずれも理由について明らかにしていません。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210531/4060009830.html

 

 

 

 

 

 

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2020591941分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新潟県警は9日、個人情報が含まれた電話相談のメモ1枚を、誤って新潟日報社を含む報道機関や新潟地検など計18機関にファクス送信した。

 

メモには相談した男性1人の電話番号や名前などが記されており、県警は送信後すぐにミスに気付いてメモの回収を進めた。

県警広報広聴課によると、9日午前、生活保安課所属の40代の巡査部長が本部の休日当直に初めて入り、長岡市の男性から電話相談を受けた。

 

相談内容のメモを長岡署にファクス送信しようとした際、誤って報道機関への発表時に使う短縮ボタンを押した。

当直室には3台のファクス機器があり、内線専用や報道機関への発表専用に分けて使っていたが、巡査部長は報道発表用の機器に記された長岡署管内の報道機関向けを意味する表示を、長岡署宛てと勘違いしたという。

メモには相談内容のほか、男性の名前が片仮名で記され、住所も手書きされていた。

県警は同日、男性に電話で謝罪した。

 

報道機関には受信データの削除を依頼し、ほかへの情報流出は確認されていないという。

広報広聴課の高橋課長は、「個人情報が記載された書類を誤送信したことは誠に遺憾。深くおわび申し上げます」とコメント。

再発防止に向け、職員の意識徹底を図るとした。

 

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200509542430.html

 

 

591713分に産経新聞からは、作業に不慣れだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

相談は同日午前11時前、県民から24時間対応の窓口に電話で寄せられ、当直勤務中の県警生活安全部の巡査部長が受けた。

 

巡査部長は同11時10分ごろ、相談者の氏名、住所、携帯電話番号、相談内容などが記載された内部メモ(相談等受理メモ)を所轄の警察署にファクスしようとして、報道各社に誤送信してしまった。

 

相談は、家庭内暴力を示唆するような内容だった。

 

また、関係者によると、巡査部長は作業に不慣れだったという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200509/afr2005090005-n1.html

 

 

510158分に読売新聞からは、送信直後に同僚に指摘されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警の発表によると、同日午前11時10分頃、県警本部で当直勤務をしていた40歳代の女性巡査部長が書類を長岡署に送る際、誤って報道機関専用の送信機を使って一斉送信した。

 

女性巡査部長は初めての当直勤務だったという。

 

送信直後に同僚に指摘され、発覚した。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200510-OYT1T50082/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

推察するに、「報道機関用」などと表示されたファックス機器の短縮ボタンに「長岡署管内」などと表示されていたことで、その「長岡署」という文字だけを認識してしまい、間違えたものかもしれない。

 

 

 

 

キーワード;ヒューマンエラー、人的エラー

 

 

 

 

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2020582033分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

真っ暗な部屋の中でも蚊が自由に飛べるのはなぜか―。

 

未解明だったこんな疑問を千葉大などの国際研究チームが数値計算などで解き明かし、8日、米科学誌サイエンスに発表した。

 

自らの羽ばたきで起こした気流が壁などの障害物にぶつかってわずかな乱れを起こすのを、触角の根元にある「超高感度センサー」で感知しているからだという。


千葉大の中田敏是助教と英王立獣医大などの研究チームは、高速度カメラによる蚊の3次元運動測定やシミュレーションなどから、体長約4ミリの蚊の羽ばたきによって生じる気流を数値計算で詳細に再現。

 

その結果、体長の10倍近い3~4センチ離れた壁や床などの障害物にぶつかって生じる気流の乱れでも、触角の根元にある感覚器官(ジョンストン器官)で感知可能であることが分かった。


この知見を基に、ドローンに気流の変動センサー機能を付けたところ、同様の仕組みで壁や床を検知できることも実証した。


中田助教は、「蚊は最も人を殺す生き物といわれるほど影響が大きいのに、分かっていないことが多い。薬品なしでも飛べない環境をつくるなど、防除や制御につなげていければ」と話している。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050800845&g=soc

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、情報源と思われる千葉大学からのプレスリリース。

 

202058100分 付)

 

千葉大学大学院工学研究院中田敏是助教が参画する国際研究チームは、蚊が自らの羽ばたきで生み出した気流のわずかな変動を感知することで、暗闇でも障害物を避けて飛行できるメカニズムを実証しました。

 

この成果は、国際科学誌「Science」にて、日本時間の202058日(金)に公開されました。

 

なお、国際研究チームには、英王立獣医大学、ブライトン大学、リーズ大学の研究者らが参画しています。

 

 

【研究の背景】

 

蚊はデング熱や日本脳炎などの感染症を媒介することで知られており、その生態を様々な観点から理解することは、蚊から身を守るうえで非常に重要です。

 

蚊は、暗い部屋の中でも360度目がついているかのように飛び、なかなか捕まえられません。

 

実験的にも、蚊が暗闇で周囲の障害物を避けて飛ぶことが観察されていましたが、その科学的なメカニズムについては、これまで未解明のままでした。

 

一方で、蚊の触角の根元にはジョンストン器官(図2)と呼ばれる特殊な器官があり、11nm あるいは10のマイナス7m/s の空気の振動によって生じる0.005°の触角のふれに反応できるとの報告がなされています。

 

これは、わずかな空気の流れも読み取ることができる「超高感度センサー」が蚊の身体に備わっていることを示しています。

 

 

【研究成果】

 

今回、本研究チームは、蚊が真っ暗な環境でも障害物を避けて飛行できているのは、身体に備わる「超高感度センサー」によって、自らの羽ばたきで引き起こされた気流のひずみを検知しているのではないかと仮説を立てました。

 

中田助教は、これまでにも高速度カメラによる3次元運動測定とシミュレーションによって、蚊の飛行メカニズムを明らかにしています。

 

今回は、研究チームの先行研究データを利用し、数値計算で蚊の羽ばたきによって生じる気流を再現し、壁や床の存在による触角付近の気流の変動を調べました(図1)。


その結果、蚊の触角の感度であれば、わずか4mmほどの体長の蚊が、体長の10倍近い距離である約3040mm離れた場所の気流の変動を感知し、壁や床などの障害物を検知できる可能性があることがわかりました。

 

メスの蚊は、水面から2070mm離れたところから水中に卵を産み落とすことが知られていますが、今回の研究でのシミュレーション結果は、その知見とも一致していました。

 

この知見をもとに、国際研究チームの研究者らが、ドローンを使ってプロペラが起こす気流の変動検知の機能を評価したところ、蚊と同様に壁や床が検知できることが実証されました。

 

【今後の展望】

 

本論文の筆頭著者の一人である中田敏是助教は、次のように述べています。

「今回、自らの羽ばたきによる気流を使って障害物を回避する蚊の特性を示すことができました。

これにより、蚊を寄せ付けない新しい手法の開発につながることが期待できます。

また、こうした蚊の飛行特性に関する知見は、千葉大学の劉浩教授が開発したシミュレータによる検証で得られたことです。

今後は同シミュレーターを活用し、他の飛行機能をもつ生物と比較しながら、より詳細な蚊の飛行特性の解明を進める予定です」

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000413.000015177.html

 

 

 

(2020年5月18日 修正1 ;追記)

 

20205161842分に読売新聞からも、同趣旨の記事がイメージ図付きでネット配信されていた。

内容は同じだが、分かりやすく書かれているので、併せて紹介する。

 

蚊が暗闇でも壁や床などの障害物を避けて飛ぶことができる仕組みをコンピューター計算で推定することに成功したと、日本と英国の国際研究チームが米科学誌サイエンスで発表した。

 

羽ばたいた際に起きる気流が障害物で乱れる状況を、高感度の触角で検知しているという。

 

研究チームの中田敏是・千葉大助教(機械工学)によると、蚊は暗闇でも障害物を避けて飛んだり、水面より数センチ上の場所から水中に卵を産み落としたりできる。

しかし、そのメカニズムは分かっていなかった。

 

中田さんらは毎秒1万枚撮影できる高速カメラを使い、蚊の飛行中の様子を撮影。

画像を基に、蚊が壁や床の近くで羽ばたいた際の気流の変化を、コンピューターで計算した。

 

その結果、障害物による気流の変化を触角のぶれでつかみ、壁などを認識している可能性が高いことが分かったという。

 

わずか0・005度の触角のぶれを検知できる蚊は、体長の10倍近い3~4センチ先の壁や床でも避けられることも計算で分かった。

 

今回の成果は、ドローンが障害物を避けて飛ぶシステムの開発などへの貢献が期待されるという。

 

砂田茂・名古屋大教授(航空機力学)の話;

「空気の流れを制御し、蚊を1か所におびき寄せるような手法の開発にも、つながるのではないか」

 

https://www.yomiuri.co.jp/science/20200516-OYT1T50177/?=tile

 

 

 

 

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202058530分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫県赤穂市周世(すせ)で有害鳥獣駆除の際、散弾銃の流れ弾が民家駐車場の軽トラックに当たったとみられる事故を受け、県猟友会赤穂市支部の20人は、6月末が期限の有害鳥獣捕獲の許可証を市に返納した。

 

岩本支部長(71)は、「猟銃での事故は大変な事態。当分の間、猟銃の使用は止め、わなでの捕獲に限る」と話した。

 

4月25日に周世で有害鳥獣を捕獲していた4人は、大日本猟友会が事故の危険性が高いとして2017年に各都道府県の猟友会へ使用禁止を通達した大粒散弾を使っていた。

 

車の近くには高校生と小学生がいた。

 

同支部によると、4月の有害鳥獣捕獲はイノシシ62匹、シカ26匹(うち銃はイノシシ3匹、シカ15匹)で、わなでの捕獲が断然多い。

 

岩本支部長は「千種川河川敷で猟銃を安全に使える場所はない」とし、同河川敷を許可区域から外すよう、行政に求める。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202005/0013325706.shtml

 

 

※事故当時の状況は、下記記事参照。

 

2020426日 赤穂民報)

 

赤穂市周世の民家駐車場に駐車中の軽トラックに散弾銃とみられる弾丸が当たった事案で、発生当時、軽トラックのすぐそばに高校生と小学生の兄弟2人がいたことが住民への取材でわかった。


住民の話では、4月25日午後2時25分ごろ、男子高校生が駐車中の軽トラックの後ろ付近で野球の素振り練習をしていたところ、「シュー、バンッ」という大きな衝撃音が発生。

 

知らせを聞いた家族が軽トラックの運転席側のドアに傷が付いているのに気付き、さらに、地面にパチンコ玉のような金属球が1個落ちているのを見つけ、警察に通報した。

 

駐車場敷地内にある倉庫のコンクリートブロック壁にも何かが当たって欠けたような跡が2か所見つかった。

倉庫の中には小学校低学年の児童がいたという。


また、発生当時、駐車場から南西300~400メートルの千種川河川敷で、兵庫県猟友会赤穂市支部の会員数人が有害鳥獣駆除を目的とした銃猟を行っていたことが、警察や市などへの取材でわかった。


赤穂署は、銃猟の弾丸が何らかの原因で民家の方向へ飛んだ可能性があるとみて、会員らから当時の状況を聴取している。


兄弟の祖母は赤穂民報の取材に、「もし、車がなかったら孫に当たっていたかもしれないと思うとぞっとする。二度とこのような恐ろしいことのないようにしてほしい」と対策を訴えた。

 

http://www.ako-minpo.jp/news/14538.html

 

 

※大粒散弾の解説と河川敷を許可区域から外す動きについては、下記記事参照。

 

2020426日 赤穂民報)

 

赤穂市周世の民家駐車場で、有害鳥獣駆除活動中の散弾銃から発射されたとみられる銃弾が軽トラックに当たった事案で、現場に落ちていた弾丸は、ハンターの全国組織が使用禁止を通達している「大粒散弾」とみられることが猟友会関係者への取材でわかった。

 

赤穂署の調べで、軽トラックのそばに落ちていた弾丸は「直径1センチ弱の鉛弾」とわかっている。

 

関係者は、「00B(ダブルオーバック、またはゼロゼロバック)と呼ばれるタイプの散弾が使われたのではないか」と推測する。


兵庫県鳥獣対策課が作成した資料によると、00Bの弾丸の直径は8・6ミリ。

最大有効射程は50メートルで、最大到達距離は515メートルとなっている。

 

大粒散弾は、発射すれば薬きょうに込めた6~15粒の弾丸が散らばり、動いている鳥獣を仕留めるのに適している一方、事故の危険性が高いとして、大日本猟友会が2017年に傘下の都道府県猟友会へ使用禁止を通達した。

 

しかし、違法ではないため、現在も使用しているハンターもあるという。


兵庫県猟友会赤穂市支部のベテラン会員は今回の事案について、「大粒散弾も危険だが、銃猟を行った場所にも問題がある」と指摘する。


この会員によると、放たれた弾丸が河原の石などに当たって意図しない方向へ跳んでいってしまう「跳弾」を避けるため、同支部では千種川河川敷を銃猟の許可区域から外すよう、許可権を持つ赤穂市へ申し入れていたという。

 

しかし、一部の会員の要望で、今季も従来通り、千種川河川敷を含む市内全域で有害鳥獣駆除の許可が下りることになったという。


同会員は、「いつかは事故が起きるのではないかと心配していた。これを機に、安全な銃猟のあり方について許可条件などを見直すべきではないか」と話した。

 

http://www.ako-minpo.jp/news/14539.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関連情報調査結果、昨年にも今回と同じ兵庫県で大粒散弾による同様な誤射があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
しかし、なぜか、今回の報道で、それについて触れている記事は見当たらなかった。

 

201993215分 神戸新聞)

 

7月、兵庫県上郡町野桑の作業所に有害鳥獣駆除の銃弾が当たった事故で、3発の銃弾が建物に当たっていたことが県警相生署などの調べで分かった。

 

同町は、県猟友会上郡支部に出していた有害鳥獣駆除の許可を停止した。

 

相生署や上郡町などによると、7月20日午後、県猟友会上郡支部のメンバー9人が現場近くで有害鳥獣駆除を行っていた。

 

イノシシを追って数人のメンバーが猟銃を発砲。

建物内にいた夫婦によると、「バチバチーン」と作業所に当たったような音がし、外壁に穴が確認された。

3発のうち2発が外壁を貫通し、1発がはじかれたとみられる。

 

大日本猟友会(東京)が会員に使用禁止を通達している大粒散弾が使われたことも判明。

 

3日、上郡町議会本会議の一般質問で遠山寛町長は、「あってはならない重大な事故。猟友会にはルールを守るよう指導する」と答弁した。

 

作業所では当時、夫婦が仕事中だった。

穴の左右約60センチに窓ガラスがあり、夫の60代男性は、「窓のそばに立っていて、命中してもおかしくなかった。二度とないようにしてほしい」と語気を強めた。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201909/0012666824.shtml

 

 

 

 

 

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202058239分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前10時頃、鹿児島市の和田川で大量の魚が浮いているのを近くの小学校の職員が発見しました。

死んだ魚は回収され、およそ100匹に上ったということです。

市が調査したところ、魚が発見された和田川からおよそ400m離れた和田中学校のプールから排出された塩素濃度の高い水が、魚が死んだ原因だとわかりました。

市によりますと、和田中学校では夏に向けてプールを清掃していた際、大量の藻を除去するため、プールに通常より多い塩素剤を加えたということです。

和田中学校の鶴薗校長は、「子どもたちに川の愛護や生き物を大切にしようと教育する立場の学校として、大変申し訳なく思っています。同じようなことをしないよう、万全の注意を払いたい」とコメントしています。

市教育委員会は、「誠に申し訳ない」と述べた上で、近く、市内の全小中学校に対し、プールの水を排出する際は中和するとともに、塩素剤は適量を使用するなど、環境に配慮した排水やプール清掃を行うよう指導するということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20200508/5050010132.html

 

 

582049分に南日本放送からは、前日の夕方から排水していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鹿児島市環境保全課によりますと、8日午前9時前、和田川の新和田橋付近で大量の魚が死んでいると住民から連絡があり、川の水を調べたところ、高い濃度の塩素が検出されました。


およそ400メートル離れた和田中学校では、7日午前、プールの藻を清掃するため、職員が通常より多い塩素消毒剤を入れ、7日夕方から排水していたということです。


塩素を含んだ水が和田川に流れ、魚が大量死したとみられています。


和田中学校によりますと、清掃は職員が複数で行っていて、効果を高めようと消毒剤を多めに入れたということです。


魚の死骸の大半は、8日午後に職員が回収しました。

 

https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2020050800041996 

 

 

 

 

 

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202057137分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

緊急事態宣言が出された先月以降、SNSでは住宅街で日中にねずみを目撃したという映像などが投稿されていて、専門家は、飲食店の営業自粛や外出自粛でねずみの行動が変化している可能性があるとしています。

このうちツイッターに投稿された映像には、ねずみが日中に草を食べている様子が写っています。


撮影した40代の男性によりますと、ねずみを目撃したのは先月19日の午前11時ごろ、東京・練馬区の住宅街で、夢中で植え込みの草を食べていて、撮影のために近寄っても逃げようとしなかったということです。


男性は、「繁華街でねずみを見かけたことはあるが、このあたりで見たことはないので珍しいなと思った。人間が活動しなくなるとネズミはこんなに活発に動くようになるんだなと感じた」と話していました。


ほかにも、先月26日の午後5時ごろに東京・町田市の駅の近くの交差点で撮影したとされるねずみや、今月3日、夕方に群馬県の住宅街の歩道や富山市の用水路にいたというねずみの写真などが投稿されています。


駆除を行う全国の業者でつくる「ねずみ駆除協議会」の委員長、谷川さんは、「飲食店の営業自粛で繁華街で生ゴミが少なくなるなか、餌を求めて住宅街に移動していることが考えられる。ねずみが感染症を媒介するおそれもあるので、対策を考えなければいけない」と話していました。

ねずみの行動の変化は、臨時休業している大型商業施設でも見られるということです。


主に首都圏でねずみの駆除を行っている会社によりますと、臨時休業中に駆除を進めるため、都内のある大型商業施設の中の42店舗に捕獲装置を8日間置いたところ、あわせて61匹の「クマネズミ」が捕獲されたということです。


臨時休業する前の3月は、夜間に1度、6時間ほどの駆除で6匹捕獲したということですが、人が出入りしないことでねずみの警戒心が緩んで行動が活発になっている可能性もあると、この会社では見ています。


また別の商業施設では、建物の中にはあまり入ってこないとされる「ドブネズミ」も捕獲されているということです。


駆除会社の横山技術本部長は、「餌を求めてあらゆるところをはいかいし始めていると思う。一般の家庭に入り込まないように今のうちにできるだけ多く捕獲しておきたい」と話していました。

ねずみの行動の変化について、専門家は都心の繁華街で調査を始めています。


今月1日、駆除業者でつくる「ねずみ駆除協議会」と、ねずみの行動を研究をしている東京大学の清川泰志准教授は都内の繁華街を歩き、ねずみの動きを観察しました。


清川准教授などによりますと、ねずみは夜行性で、通常、暗くなってから動きが活発になるということですが、この日の調査では、午後5時半からの30分間だけで、道に出てきたりごみをあさったりしているねずみ、少なくとも5匹を確認しました。


清川准教授は、「ふだん食べないようなものを食べて、ふだん見ないような時間に動いているので、おなかがすいて困っているのではないか。餌を求めてねずみが移動しているのか、あるいは飢えて死んでいるのかを調べていきたい」と話していました。


ねずみ駆除協議会と清川准教授は、今後、全国の駆除業者にアンケートを行うとともに、海外の研究者などと協力してねずみの行動の変化を調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200507/1000048504.html

 

 

ちょっと前、4271150分にNHK NEWS WEBからは、北九州市でも同じような状況だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの飲食店が休業している北九州市の繁華街で、ねずみの大群が出没しています。

 

ねずみの駆除業者は、休業で餌が少なくなったことなどから、活発に活動をしているのではないかと指摘しています。

 

居酒屋など多くの飲食店が休業したり夜の営業を取りやめたりしている北九州市のJR小倉駅近くの繁華街では、午後9時ごろになると、通りに数十匹のねずみが現れ、道路脇のゴミなどをあさる様子が確認されています。

映像を見た全国のねずみ駆除業者などで作る協議会の谷川委員長によると、生ゴミなどが主食のドブネズミと見られ、ふだんはビルとビルの間の狭い空間や植え込みの中にいるということです。

また、ねずみが増えているわけではなく、人通りが減って警戒心が低くなっていることに加え、飲食店の休業で餌が少なくなったことから人前に現れ、活発に活動しているのではないかと指摘しています。

 

そして、餌を求めて住宅街などに活動範囲を広げることも懸念されるということです。

谷川委員長は、「世界中でこのような事例が増えている。繁華街に定着していたねずみが住宅地に広がるおそれがあるのか調べていきたい」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200427/k10012406951000.html

 

 

もう少し前、424180分にニューズウイーク日本語版からは、都市封鎖により動物たちがエサを求めて大移動するかもという趣旨の記事中、ネズミについても下記趣旨で触れられていた。

 

マンハッタンの街並みから人影が消えて、もう何週間にもなる。

 

地球規模でも、人類のほぼ半数が、散歩や必需品の買い出しを除けば、外出を制限されている。

 

なんとも異様な世界になったものだが、実は、身近な動物たちの暮らしも未体験ゾーンに突入しつつある。

 

・・・・・

 

人間の残飯に頼ってきた動物たちは、別の食料源を探し、餌場を求めて移動することになる。

 

「興味深いことに」と、パーキンスは言う。

「都会で生きる動物はたくましく、手に入るものは何でも食べる。だから、短期的な環境変化にも素早く対応できる」

 

動物たちの素早い対応の第一は、引っ越しだろう。

 

大半のレストランが休業し、地下鉄の乗客が激減した今、ネズミは食料を求めて生活圏を移すしかない。

 

アライグマやリスも、公園が閉鎖されれば、ごみ箱に頼れない。

 

ただし、ごみが公共空間から消えても、人間の食生活は変わらない。

 

だから、ネズミは「残飯の出そうな住宅の近くに集まってくる」と、パーキンスは言う。

 

彼女の婚約者でコロンビア大学研究員のマシュー・コームズも、ニューヨークにいるネズミの研究で博士号を取得した人物。

 

「ネズミと人間の関係は密接だ」と、彼は言う。

「まず注意すべきは、レストランの近くにある住宅。閉店後に路上に出されるごみ袋を当てにしていたネズミたちが異変に気付けば、近場の住宅に目を向ける」

 

・・・・・

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93234.php 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

上記報道の後、奈良公園の鹿が例年にないほどの頻度で街中に出ているという、下記趣旨の報道があった。

これも、軌を一にする現象かもしれない。

※別報道では、鹿せんべいを食べなくなったことで鹿は健康になっているとの報道もあった。(転載省略)

 

20205111132分 産経新聞west)

 

国の天然記念物「奈良のシカ」が2月以降、生息地の奈良公園(奈良市)から離れたエリアに頻繁に出没し、保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」が対応に追われている。

 

2~4月の出動回数は例年の2倍に増加しており、同会は「この時期、シカが街中に出るのは毎年のことだが、今年はいつになく頻度が多い」。

 

なぜなのか。

 

「長く奈良で暮らしているけど、日中に「ならまち」を集団で歩くシカを見たことはない」

地元FM局でパーソナリティーを務めるDJのジョータローさん(40)は、驚きを隠さない。

 

4月24日の夕方、近鉄奈良駅南側の旧市街地「ならまち」にある自宅近くで、6頭のシカの群れを見かけた。

このときの様子を撮影した写真をツイッターに投稿すると、1万回以上リツイートされ、話題となった。

 

奈良公園近くでは、シカが街中を歩いたり、草を食べたりしている姿を見かけるのは日常的だ。

 

同会によると、毎年2~4月ごろは特に目撃情報が多く、市民の間では「閑散期で人が減るから」、「冬場で草が減り、餌を探しに出ているのでは」-とささやかれる。

 

今年も、「シカが住宅街を歩いている」、「シカが道路をふさいでいる」との連絡が相次いだ。

 

新型コロナウイルスの影響で観光客が減り始めた時期と重なったため、インターネット上では「鹿せんべいをもらえずにおなかをすかしているのでは」との臆測も。

 

同会は会員制交流サイト(SNS)で、「鹿せんべいは主食ではなく、おやつ。飢えているといったことはありません」と噂を打ち消していた。

 

同会の職員は、道に迷ったシカを奈良公園へ戻したり、けがしたシカを救助したりするために頻繁に出動する。

 

出動回数は年々増加しており、平成30年度は約1400回、昨年度は約1900回。

 

今年3月は400回と、昨年同時期の2倍を数え、奈良公園から約2キロのJR奈良駅前で植え込みの草を食べる様子も目撃された。

 

京都府との府県境での目撃情報もあるが、職員は「3キロ以上離れると、奈良公園以外に生息するシカの可能性が高い」と指摘する。

 

街中でシカの目撃情報が増えている理由について、同会の担当者は「一概には言えないが、人が例年よりも少ないので、伸び伸びと出歩くようになったのではないか」と推察している。

 

https://www.sankei.com/west/news/200511/wst2005110007-n1.html

 

 

 

 

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202058140分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後2時半ごろ、大津市晴嵐2丁目の日本電気硝子大津事業場で、作業員がサイロ(高さ約8メートル)内に転落したと110番通報があった。

男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

 

大津署によると、死亡したのは男性作業員(23)=滋賀県草津市=で、当時はサイロの上部からガラス原料の粉末をならす作業を一人で行っていた。

 

同署は労災事故とみて調べている。

 

https://this.kiji.is/631126357021901921?c=39546741839462401

 

 

 

(2020年8月20日 修正1 ;追記)

 

20208201012分に京都新聞から、蓋を外していたマンホールから転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

大津労働基準監督署は19日、労働安全衛生法違反の疑いで、大津市のガラス工場の下請け業者と同社の男性係長(58)を書類送検した。

 

書類送検容疑は、57日、同市晴嵐2丁目のガラス工場で柵を設けるなどの転落防止措置を講じなかった疑い。

 

同署によると、57日午後2時、工場のサイロ上で作業していた男性作業員(23)が、ふたを外していたマンホールからサイロ内に転落、ガラス原料に埋もれ窒息死した。

 

https://this.kiji.is/668988437894153313?c=39546741839462401

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

詳細不明だが、報道内容からは、サイロ上部のマンホールの蓋を外し、そこからサイロ内のガラス原料をならす作業中、サイロ内に転落したと推定できる。

そのため、タイトルも、そのように記した。

 

 

 

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202056180分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

スーパーやドラッグストアでトイレットペーパー(トイレ紙)が売り切れた騒動は、新型コロナウイルスの不安によるうわさがきっかけとされる。

 

騒動の直後に供給力も在庫も十分と安心情報が流れ、うわさはデマだとされたのに、買いだめが続いた。

 

それは過去にもあった。

人々の心理状態は、あの有名な童話とそっくりだという。

 

京都市山科区に住む清水さん(男性、77歳)に「悪夢」がよみがえったのは、今年2月末ごろのことだ。

空になったスーパーのトイレ紙の棚やお年寄りらの長い列がテレビに映っていた。

 

新型コロナウイルスの感染拡大で「マスクと同じ素材で作られるトイレットペーパーも品不足になる」とのうわさがきっかけとされる。


「この社会には学習効果があるんやろうか」

 

1973年に大阪・千里ニュータウンのスーパー「大丸ピーコック千里中央店」(当時)で起きたトイレ紙騒動。

店の家庭用品係長だった清水さんが1031日に出勤すると、約300人の行列ができていた。

聞けば、トイレ紙が目当てだという。

 

「店内を走り回られるとけが人が出る」。

急きょ、1パック4個入りのトイレ紙計300パックを店の奥から入り口に移した。

 

すでに周辺の店や問屋ではトイレ紙が品薄になり、清水さんの店は以前から計画していた特売の初日だった。

 

特売品が売り切れた後に通常価格のトイレ紙を出すと、「便乗値上げ」と一部で報じられ、首都圏に飛び火した騒動の「火元」と汚名も着せられた。

 

清水さんは公正取引委員会に呼ばれ、特売の経緯を聴かれたという。

 

4次中東戦争による石油危機で世界経済が混乱した年。

「石油危機でトイレットペーパーがなくなる」とのデマが品薄に拍車をかけていたと、清水さんは後で知った。

 

水洗式トイレが完備されたニュータウンの各戸では溶けやすいトイレ紙を使うしかなく、客の切迫感をさらに強めたという。

 

今年のトイレ紙騒動も、業界や政府が十分な供給力と在庫を訴えたにもかかわらず、沈静化しなかった。

 

清水さんは「今の方が怖い」と言う。

「インターネットの交流サイト(SNS)で一気に拡散するでしょ。口コミでジワジワ広がり、パニックの報道で過熱した47年前とは違いますね」

 

物は必要な時に買えばよく、買いだめをすると、本当に必要な人が困る。

そんな常識がもろくも崩れる時がある。

自分も他人と同じ行動をとらなければ不利益をこうむるのでは、と。

 

SNSのツイッターで広まった東日本大震災のデマを調べたことがある大阪電気通信大学教授の小森政嗣さん(47=認知科学=は、トイレ紙の買いだめをした人々を三つの波に分ける。

 

1波が、うわさを真実と信じた人々。

2波が、デマと分かりながら品切れを恐れた人々。

3波が、報道に接して品切れを恐れた人々。

 

いずれも、その前に起きたマスク不足の実体験と連動しているという。

 

小森さんは第1波への対処法について、「公的機関やマスメディアの情報を参考にして自分が伝えたうわさを訂正すれば、拡散を抑えられると思います」と提案する。

 

ただ、第2波と第3波の方がはるかに大きかったようだ。

 

「日本トレンドリサーチ」が3月初め、全国の958人にインターネットでアンケートをした結果、通常よりも多く買いだめをした人のうち約9割が、トイレ紙が今後不足するという情報がデマで、買いだめが品薄状態を引き起こしていると認識していたと答えた。

 

小森さんは、こうした動きの背景に「多元的無知」があると指摘する。

 

自分は賛成していない集団内の行動を「他人は賛成している」と考え、多くの人も同様に思い込む心理状態のことだ。

 

アンデルセン童話「裸の王様」にもたとえられるという。

 

「自分にふさわしくない仕事をしている人とばかな人には透明で見えない服」と偽る詐欺師に、当初は見えないと感じた王様が恐ろしくなり、着たふりをして裸で堂々と行進。群衆も同様に服が見えるふりをしたが、一人の子どもが「王様は裸だよ」と言ったことから全員が「裸だ!」と叫ぶ――。

 

この子どもの一声のように、人々をトイレ紙騒動の心理状態から解き放つ手立てはないのだろうか。

 

小森さんは、「集団は、恐怖や不安の情報を共有し、防御機能を働かせることで、生存率を高めてきました。だから、怖いと思った時ほど他人に伝えてしまうのが自然な心理なのです」。

 

ただ、光明もなくはない。

 

「恐怖や不安に影響されやすい社会的存在だと自覚すれば、騒動の過熱を多少は抑えられるかもしれません」

 

https://digital.asahi.com/articles/ASN525S7RN52UCLV00B.html?pn=6

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「多元的無知」の定義などについては、下記記事参照。

 

「裸の王様」のメカニズムを実験で検証

(日本社会心理学会HP 論文ニュース)

 

【裸の王様はどうして「裸だ」と言われないのか】

 

「裸の王様」の物語はご存じだろうか。

 

本当は王様の服は誰にも見えていないにもかかわらず,「バカ」と思われるのが嫌なので,みんな王様の服を褒めてしまう。

 

結果的に,「みんなには王様の服が見えている」と思ってしまって,だれも「王様は裸」とは言えない状態になってしまう。


このような状態を,専門的には「多元的無知」と呼ぶ。

 

社会心理学では,多元的無知を「集団の多くの成員が,自らは集団規範を受け入れていないにもかかわらず,他の成員のほとんどがその規範を受け入れていると信じている状態」と定義されている。

 

そして多元的無知は,実際は嫌々行っていても,行動を見た人から見れば「みんなは規範を受け入れている」と思われてしまうことによって,「嫌だ」とはいえない状態がさらに維持されてしまうという特徴がある。

 

本論文では,この「多元的無知が維持されるメカニズム」に焦点を当てようとしている。

 

それでは,この多元的無知はどうして生じてしまうのだろうか?

そして,それを解消する方法はないのだろうか?

 

【「多元的無知」の心理メカニズム】

 

多元的無知は,どのようなプロセスで生じるのだろうか。

 

本論文では,多元的無知の先行因となる心理プロセスとして二段階あることを指摘している。


一つは,他者はたとえそれを嫌々行っていたとしても,その人がそれをしたくて行ったのだろう,と思う認知バイアス(対応バイアス)のことである。

 

もう一つのプロセスは,自分が嫌でも,「みんなはそれが好きだ」と思い込むと,みんなの好みに合わせて行動してしまうというものである。

 

この二つのプロセスによって,本当はみんなが嫌々行っていることでも,みんなはそれが好きでやっていると思い込み(段階1),それに合わせて嫌々行動してしまう(段階2)という状態が引き起こされてしまう。

 

また,それに加えて本論文では多元的無知の帰結についても注目している。


多元的無知が生じた後,人々は当初は嫌々した行動も,だんだん嫌でなくなって好きでやるようになるのではないか。

 

これは認知的不協和理論で説明される現象である。

 

つまり,自分の意志に反する行動を続けるのは苦痛なので,その行動を好きになることでその苦痛を解消しようというわけである。

 

本論文では,このプロセスが多元的無知の解消の糸口になるのではないかと考えているのである。

 

これらの心理プロセスを実験で再現しよう,というのが本論文の狙いである。

 

・・・・・

 

http://www.socialpsychology.jp/ronbun_news/31_02_02.html

 

 

 

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202056日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜・多治見労働基準監督署は、伐木作業での危険防止措置を怠ったとして、岐阜県中津川市の個人経営の建設業者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで岐阜地検多治見支部に書類送検した。

 

令和元年1113日、岐阜県土岐市内の個人宅地内で伐木作業を労働者に行わせていたところ、伐木中の木が倒れて別の労働者に激突した。

 

伐木作業開始についての合図はなく、保護帽も着用させていなかった。

 

労働安全衛生規則第481条では、伐木作業を行う際、立木の高さの2倍に相当する距離を半径とする内側には他の労働者を立ち入らせてはならないとしているが、立入り禁止措置の指示を講じなかった疑い。

 

作業は5人で行っていた。

 

同労基署によると、違反の理由として、安全面への軽視があったとしている。

 

https://www.rodo.co.jp/column/90617/

 

 

 

 

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20205590分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

【ののちゃんのDO科学】

 

「ネコにイカを食べさせちゃだめなの?」

群馬県・設楽さん(中3)からの質問

 

ののちゃん イカの刺し身をネコに出したら、お母さんに「だめ!」って言われたよ。

 

藤原先生  昔から「ネコにイカを食わせると腰を抜かす」という言い伝えがあるのよ。

うまく動けなくなる、という意味だね。

 

のの     どうしてそうなるの。

 

先生     イカにはチアミナーゼという酵素が含まれていて、ネコの体の中にあるチアミンという物質を壊してしまうの。

チアミンの別名はビタミンB1

ビタミンは聞いたことあるよね。

 

のの     ヒトの体にとっても大事なもの! 

 

先生     その通り。 

ビタミンにはたくさんの種類があって、そのうちビタミンB1は糖分を分解してエネルギーを取り出すのに必要だよ。

特に脳は糖分からたくさんのエネルギーをもらうから、ビタミンB1が壊れると脳の働きに影響が出るの。

ネコも同じなんだよ。

 

のの     それで、ふらふらに?

 

先生     うまく動けなくなる他に、必要以上によだれが出たり、目がキョロキョロ動いたり……。

けいれんしたり、食欲が落ちたりすることもあるそうだよ。

 

のの     でもネコだけなの? 

イヌは腰を抜かさないのかな。

 

先生     哺乳類はビタミンB1を体の中にためておける量が少なく
        て、すぐ足りなくなっちゃうの。

イヌよりネコのほうが必要なビタミンB1が多いから、影響を受けやすいと考えられているよ。

 

のの     他の食べ物にもチアミナーゼは含まれている?

 

先生     アサリなどの二枚貝、タコやエビ、カニにも多く含まれて
        いるね。

ネコは動物性たんぱく質が主な食事だから、これらを食べてしまうけど、与えてはいけないの。

 

のの     少しでもだめ?

 

先生     ヒトにとっては少しでも、ネコには量が多いからね。

おとなのネコの体重は平均4キログラムで、ヒトの10分の1以下。

ヒトにとってのイカのお刺し身ひと切れは、ネコには10切れに相当する計算だね。

 

のの     じゃ、どのくらいの量から影響するのかな。

 

先生     量や状態によっては、チアミナーゼがあまり働かないし、熱に弱いから、加熱するとビタミンB1を壊す働きが失われるの。

ただ、イカは加熱しても消化に悪いから、与えないほうがいいよ。

 

のの     ふーん。じゃ普段は何を食べさせたらいいのかな。

 

先生     お店で売っているキャットフードはバランスよく栄養が
        入っているよ。

不足しがちなビタミンも配合されている。

 

のの     でも、おやつには違うものを食べさせたいなあ。

 

先生     簡単に用意できるものだったら、鳥ささみの水煮がいいよ。おうちで作ってみてね。

 

(取材協力=東京猫医療センターの服部幸院長、日本獣医生命科学大学の左向敏紀名誉教授)

 

https://www.asahi.com/articles/ASN533SY3N53UBQU001.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

既にご存知の方もおいでかと思うが、ご参考まで。

 

他に類似情報がないか調べてみたが、ブログ者が調べた範囲では、個人ブログ的情報ばかりで、公的情報は見当たらなかった。

 

 

 

 

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20205676分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後1時半ごろ、岡山県新見市神郷油野の会社員、油田さん(女性、70歳)の住宅の敷地で、倉庫の解体作業中に、「人が倉庫の下敷きになっている」と消防に通報がありました。


警察によりますと、油田さんが倒壊した倉庫の下敷きになっていて、市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。


警察によりますと、油田さんの知り合いの56歳の会社役員の男性が、5日午後1時ごろから重機を操作して倉庫を解体していて、近くにいた油田さんが倒壊に巻き込まれたということです。


警察は、周囲の安全確認や重機の操作方法などに問題がなかったかどうか、男性から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200506/4020005412.html

 

 

 

 

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2020552243分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

愛知県は5日、新型コロナウイルス感染者の個人情報を誤ってホームページ(HP)に一時掲載していたと発表した。

 

4日現在の感染者490人全員の入院先や入退院日、クラスター(感染者集団)名などの情報で、うち396人分は氏名も掲載されていた。

 

県によると、誤掲載していたのは5日午前9時半~10時15分の45分間。

 

県の公式HP内で毎日更新している感染者の一覧表で、本来は年代や性別、居住市町村などに限って掲載するはずが、氏名や入院先の医療機関名なども見られる状態になっていた。

 

名古屋、豊田、岡崎、豊橋市が県と入院先の調整をせずに発表した感染者の氏名は掲載されていなかった。

 

誤掲載を指摘する問い合わせが10時5分以降に3件あったことで発覚。

 

個人情報が含まれた一覧表のファイルには閲覧可能時間内に362人からアクセスがあったが、県は「他媒体への流出は確認できていない」としている。

 

一覧表をHPに掲載する際には、原本から個人情報を削除したファイルを新たに作っているが、4日夜に作業した職員は原本を削除し忘れたまま掲載操作をしていた。

 

本来の手順では、別の職員が掲載操作前に確認するはずだが、大型連休中で人員を確保できず、1人で作業していたという。

 

県庁で記者会見を開いた吉田・県保健医療局長は、「風評被害の防止に率先して取り組むべき県がこうした事態を引き起こしてしまい、関係者に深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 

再発防止策として、原本を作成しているエクセルではなく、複写不可能なPDFに変換したファイルのみをHPに掲載し、複数での確認体制を徹底するという。

 

愛知県では4月にも、県衛生研究所でのPCR検査で本来は陰性だった24人を陽性と判定するミスが起きている。

 

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020050590161325.html

 

 

552041分にNHK東海からは、若干表現の異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

通常、感染状況などをホームページに掲載する際は、担当者が感染者の個人情報をファイルから削除してホームページ用のファイルを作り、別の担当者とともに確認した上で掲載するということですが、担当者は個人情報を削除し忘れ、さらに別の担当者との確認もせずに、そのまま掲載してしまったということです。


https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200505/3000010559.html 

 

 

55229分に読売新聞からも、若干表現の異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は、患者の氏名や性別、年代などが入力された表から個人情報を削除したものを「県内発生事例一覧表」として、翌日、県のサイトに掲載している。

 

しかし、4日のデータ作成時に元データの削除を忘れたため、加工後のデータと元データが両方掲載された。

 

通常は担当者が2人でチェックしているが、4日は1人で作業していたという。

 

記者会見した県保健医療局の吉田局長は、「複数でのチェックなどを徹底し、再発防止に努めたい」と述べた。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200505-OYT1T50111/ 

 

 

55162分にFNN PRIME(東海テレビ)からは、作成者と承認者を1人で兼務していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

愛知県によると、ファイルを作成した際に、誤って個人情報の削除をし忘れ、さらに掲載を承認する人が同じ人物だったため、ダブルチェックができず、ミスを防げなかったという。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/39379

 

 

552150分に毎日新聞からは、業務が重なる中、ダブルチェックの意識が低下していたかもと県は説明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ミスがあったのは「県内発生事例一覧表」という表形式のファイル。

 

4日までに確認された県内の全感染者の入転院先医療機関のほか、入退院日やクラスター(感染者集団)の属性も含まれている。

 

名古屋市や県内の三つの中核市が独自に入院先を決めた感染者以外の396人は、名前も公開されてしまった。

 

県によると、原本ファイルから個人情報を削除した掲載用ファイルを受け取った担当職員が、誤って原本ファイルをウェブ上に登録してしまった。

 

登録時に、正しいファイルかを別の職員がチェックするルールだったが、チェックを受けていなかった。

 

県感染症対策室は、「業務が重なる中で、ダブルチェックの意識が低下していたのだろう」と説明した。

 

https://mainichi.jp/articles/20200505/k00/00m/040/118000c

 

 

 

 

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202053110分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三重県職員互助会は1日、県庁内にある県職員診療所で保管していた県職員らの歯科カルテを紛失したと発表した。

 

廃棄物処理会社が誤って回収し、裁断した。

裁断されたカルテの特定を進めている。

 

互助会によると、廃棄物処理会社が先月24日、診療所内の部屋にあったカルテの入った箱を誤って回収した。

 

廃棄物の回収に立ち会った互助会の職員は、電話応対のため、一時的に不在だったという。

 

県健康管理事業センターの職員が同日、津市鳥居町の交差点でカルテの一枚が落ちているのを見つけ、30日に互助会に連絡して紛失が発覚した。

カルテを運搬したトラックから飛散したとみられる。

 

廃棄物処理会社は回収したカルテを全て裁断した。

処分されたカルテには、受診者の氏名や診療記録などが記載されていた。

 

保存期間は過ぎていたが、歯科医の意向で保存していたという。

 

廃棄物処理会社がトラックの運搬経路を確認するなどし、他に飛散したカルテがないかを調べている。

 

互助会は「今後は必要な物と廃棄物が混在しないよう保管し、職員の立ち会いも徹底する」としている。

 

https://www.47news.jp/localnews/4778593.html

 

 

53日付で毎日新聞三重版からは、廃棄する機材の近くにカルテ箱が置かれていたなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同互助会によると、4月24日昼ごろ、津市鳥居町の交差点にカルテ1枚が落ちているのを県健康管理事業センター職員が見つけ、発覚した。

 

カルテは廃棄処分する機材の近くにあったために、処分業者が誤って回収。

 

処分業者は運搬する際に飛散防止用シートをかけていなかった。

 

カルテには受診者の氏名や生年月日、性別、診療記録などが記載されていたが、回収したカルテは処分済みで、紛失したカルテの枚数などの特定はできていない。

 

同診療所は、県職員の他、警察官や公立学校の教員なども受診できる。

 

同互助会は、「個人情報が流出したことは大変遺憾。診療所内の管理が不徹底だったため起きたことで、今後はカルテの取り扱いに十分留意したい」と話した。

 

https://mainichi.jp/articles/20200503/ddl/k24/040/048000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇原因は、廃棄する機材の仕分け不十分だと思われる。

どのような機材を廃棄したか不明だが、廃棄対象物には個別表示しておくとか、区分されたエリアにまとめて置いておくなどの対策をとっておくべきだった。

 

〇それにしても、よくもまあ、落ちているカルテを、たまたま別部署の職員が、それも健康管理に関する部署の職員が見つけたものだ。

これもまた、一種の「意味ある偶然の一致」かもしれない。

 

〇一方、ややもすると、ちょっとおかしいな・・・とは感じつつも、そのまま放置する・・・ということもありがちだ。

それは感度の問題以外、その人の経験などにも左右されるのかもしれない。 

仮に今回、健康管理に関係のない部署の職員が見つけていたとしたら、その職員、互助会に連絡していただろうか?

 

 

 

 

 

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2020551335分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

大分県警中津署は3日夜、中津市耶馬渓町金吉の県道で落石が発生したと発表した。

人的な被害はないという。

 

同午後950分ごろ、「約30分前に大きな音がして道路の片側が土砂で塞がれている」などと110番があり、落石が確認された。

 

県中津土木事務所によると、石は約4メートル×約3メートル×約3メートル。

 

山側にある金網の落石防護柵を壊し、幅6メートルの道路で2回バウンドしたとみられ、向かい側の土地に乗り上げ、「後藤又兵衛の墓」の手前で止まった。

 

道路には長径約2メートル、短径約1メートル、深さ20センチなど、穴が二つあいていたという。

 

同事務所は斜面の状況を調査するなどし、今後の対応を検討する。

 

県道は現場付近で通行止めとなっている。

 

https://mainichi.jp/articles/20200505/k00/00m/040/040000c

 

 

541959分にFNN PRIME(テレビ大分)からは下記趣旨の記事が、毎日新聞とはアングルの異なる写真付きでネット配信されていた。

 

落石当時は雨が降っていたということで、県では地盤が緩んでいる可能性もあるとみて原因を調べています。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/39218 

 

 

542139分にOBSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場は、山崩れによりおととし住民6人が犠牲になった場所から、およそ5キロの距離にあります。

 

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=05040048783&day=20200504 

 

 

54日付で中津市のHPには、市長が落石のあった山のほうを視察している写真が掲載されていた。

 

https://www.city-nakatsu.jp/mayor-docs/2020050400030/ 

 

 

 

 

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202054840分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は3日、郡山市で発生した山林火災の消火活動中に、県防災ヘリコプター「ふくしま」の機体後部にあるテール部分と、航空無線アンテナが損傷したと発表した。

 

搭乗していた機長ら7人にけがはなく、第三者への被害も確認されていない。

ふくしまは4日から当面、運航を休止する。

 

国土交通省航空局や県が原因を調べている。

 

県などによると、山林火災の消火活動中だった3日午後445分ごろ、三春ダム上空で、旋回時に消火タンクに水を吸い上げる吸水ホースがテール部分に接触、テールと航空無線アンテナが損傷した。

 

整備士が異音に気付き、安全な場所に着陸して点検したところ、損傷を発見。

玉川村の県消防防災航空センターに引き返したという。

 

県と県警では計3機の防災ヘリを所有しているが、県警ヘリ2機は現在使用できず、県の防災ヘリは全て運航不可能になった。

 

今後の出動要請は、相互応援協定に基づき、宮城県や栃木県など隣県に依頼するなどして対応するという。

 

山林火災は3日午後340分ごろに出火し、約2時間40分後に鎮火した。

 

https://this.kiji.is/629825967732540513?c=39546741839462401

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇「消火タンクに水を吸い上げる吸水ホース」とは、どのようなものだろうか?

気になって調べてみたところ、ヘリから垂らしたホースを使い、おそらくはヘリに内蔵されている水タンクに水を吸い上げるためのものだった。


写真は、どなたかの下記ブログ参照。

http://blog.livedoor.jp/mattari-blog-fer119/archives/3297096.html

 

その点から考えると、今回の事故は、給水ホースをヘリから垂らし、三春ダムから水を吸い上げようとしていた時に起きたのかもしれない。

 

〇一方、よく見かけるのは、ヘリで吊るしたフレコンのようなタンクから
  火災現場に水が撒かれるシーンだ。


そのタンクへの給水は、地上にタンクを下ろし、消防ホースを使って給水する方法と、ダム湖などの上空でヘリがホバリングしながら、タンク自体で水をすくいとる方法の2種類あった。

 

 

 

 

 

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2020522233分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

札幌・豊平署は2日、飼い犬を膝の上に乗せて車を運転したとして、道交法違反(乗車積載方法違反)の疑いで、栃木県栃木市の無職の男(51)を現行犯逮捕した。

 

道交法では、運転手の視野やハンドル操作が妨げられる状態での運転を禁じている。

 

逮捕容疑は、2日午後4時25分ごろ、札幌市豊平区豊平3条9丁目付近の国道36号で、運転席に小型犬のスコティッシュテリアを乗せて車を運転したとしている。

 

同署によると、男は「運転の妨げになるような場所には乗せていない」と容疑を否認している。

 

パトロール中の署員が運転席側の窓から顔を出している犬を発見し、車を停車させたが、走り去ろうとしたため逮捕した。

 

男は墓参りのために帰省中だったという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200502/afr2005020013-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇ブログ者も過去に何回か、犬を抱いて運転している人を見かけたこと
 がある。

 ペットを飼うなら、ルールやマナーを守ってほしいものだ。

 

〇運転の妨げになる行為といえば、2年前、福井市で僧衣を着た僧侶が反則キップを切られた事案があり、全国的に大きな話題となった。(本ブログでも3報にわたり紹介スミ)

ただ、あのケースと今回のケースでは、違反?行為の質が違う。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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