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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020161943分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12月、三重県伊賀市の児童クラブで男子児童のほおについた油性サインペンのインクを落とそうと支援員が特殊な素材でできたスポンジで誤ってこすり、男子児童が皮膚炎を起こしていたことがわかりました。


運営する社会福祉法人は、このスポンジを人の肌に使っていけないという認識が不足していたなどとして、児童と保護者に謝罪しました。

男子児童が皮膚炎を起こしたのは、伊賀市西条で放課後に子どもたちの受け入れなどをしている「児童クラブW」です。


運営している社会福祉法人によりますと、去年12月、遊んでいた小学2年生の男子児童のほおに油性サインペンのペン先が誤ってあたり、2センチほどの線がつきました。


支援員を務める70代の女性が、水をながし指でこすってもインクが落ちなかったため、特殊な素材でできた「メラミンスポンジ」でこすったところ、男子児童のほおの皮膚に直径2センチほどの丸い炎症ができたということです。


保護者からの訴えを受け、市内の診療所で診察を受けたところ、完全に治るのに1か月ほどかかると診断されたということで、社会福祉法人では誤ってメラミンスポンジを使ったことについて、男子児童と保護者に謝罪しました。


運営する社会福祉法人で伊賀市社会事業協会は、「メラミンスポンジを人の肌に使用してはいけないという認識が不足していた。職員の教育を徹底し、信頼回復に努める」としています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200106/3070002699.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

メラミンスポンジを人体に使って負傷した事例は、2016年9月に東大阪市の小学校でも起きている。(本ブログで紹介スミ)

 

 

 

 

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202016617分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

寒い部屋で暮らすとトイレが近くなる-。

そんな経験則を、産業医科大や北九州市立大(ともに同市)などの研究グループが5年間にわたる大規模調査で証明した。

 

冬季に就寝前、室温を25度以上高くすると「過活動膀胱(ぼうこう)」の有病率が約4割減る傾向を確認。

家が暖かいと血圧低下の効果があることも分かり、住宅の温度管理の必要性が注目を集めそうだ。

 

研究は、医学、建築環境工学の専門家でつくる一般社団法人「日本サステナブル建築協会」の委員会が2014年度から国土交通省の助成を受けて行った。

 

過活動膀胱は頻尿や、急に尿意を催して我慢できない「尿意切迫感」などの症状があり、国内の40歳以上の8人に1人が症状を持つという疫学調査がある。

 

グループは18年度までに4500人超の住環境や体調を調べ、比較可能な1300人程度のデータを分析。

 

窓の改修やエアコン設置、断熱材の活用などで、冬季の室温が就寝前の3時間平均で25度以上高くなると、室温が大きく変わらない人よりも過活動膀胱(軽症以上)の有病率が約4割減となった。

 

また、起床時の室温が低いと、年齢が高いほど血圧が高くなることも分かった。

 

世界保健機関(WHO)が18年に出した「住宅と健康に関するガイドライン」も、冬季の最低室温は18度以上とするよう勧告している。

英国政府も冬の適正温度を設定している。

 

今回の調査で、国内では特に九州に冬季18度以下の家屋が多いことも確認されており、産業医大の藤野善久教授(公衆衛生)は、「『大きくて広く、風通しのいい家が良い』という価値観は高度経済成長期に形成されたとみられる。こうした価値観を変え、高気密、高断熱の住宅普及を進める必要がある」と指摘する。

 

北九州市立大の安藤真太朗講師(建築・都市環境工学)は、「寒い住宅で暮らす背景には、家屋の老朽化や独居高齢者の増加といった社会的な要因もある。寒くても我慢すると健康に良くないことを、国民の共通認識とすることが大事だ」と話している。 

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/573411/

 

 

 

 

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2020年1650分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

米軍横田基地(東京都福生市など)周辺で有害物質の漏出の有無を調べるため、都が監視地点に定めている井戸で昨年1月、高濃度の有機フッ素化合物が検出されていたことがわかった。

 

うち1カ所の濃度は、米国での飲み水についての勧告値の19倍の値だった。

 

都によると、検出時、井戸の所有者は飲用に使っていなかったという。

 

都は、基地内の地下水の濃度などを明らかにするよう、防衛省を通じて米軍に照会したが、回答はないという。

 

朝日新聞が都に情報開示請求し、公開された文書と取材で判明した。

 

検出されたのは、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS(ピーフォス))とペルフルオロオクタン酸(PFOA(ピーフォア))。

 

米環境保護局は、飲み水の水質管理の目安となる勧告値を、両物質の合計で1リットルあたり70ナノグラム(ナノは10億分の1)と定めている。

1日2リットルを70年飲んでも健康に影響がない値とされる。

 

国内では厚生労働省が、米勧告値にあたる目標値を今年春をめどに設ける方向で検討している。

 

都福祉保健局は昨年1月、横田基地に近い4カ所の井戸で両物質の濃度を調査。

このうち、立川市にある井戸で両物質合わせて1340ナノグラム、武蔵村山市にある井戸で同143ナノグラムを検出した。

 

同基地では1993年、大規模なジェット燃料漏れが発覚。

直後から都は、基地近くで都や個人などが所有する井戸18カ所をモニタリング地点とし、水質を調べてきた。

 

PFOSとPFOAは対象ではないが、これらを含む大規模火災用の泡消火剤が過去に基地で漏出した、と英国人ジャーナリストが2018年12月に報道したことを受け、同局が調べた。

 

両物質が検出された二つの井戸は、国際的な規制を受けて国内でPFOS規制が始まった10年度に都が濃度を調べた際、それぞれ両物質の合計で1130ナノグラムと、同340ナノグラムだったことも明らかになった。

都によると、このとき飲まれていたかはわからないという。

 

都基地対策部の担当者は、「地下水脈は複雑なため、横田基地が発生源とは判断できない」と話す。

 

一方で同部は、基地内の地下水濃度や泡消火剤の使用状況などを明らかにするよう、防衛省北関東防衛局を通じて米軍に求めた。

 

都や同局によると、米軍からの回答は届いていないという。

 

防衛省施設管理課返還対策室は取材に、PFOSを含む泡消火剤の在日米軍基地での使用について、「16年以降は訓練で使用していないという情報を在日米軍から得ている」とした上で、「それ以前は使用していたと理解している」と答えた。

 

横田基地広報部は取材に、「都の調査は横田基地の担当者がいない状況で行われたため、結果を検証することはできない」と答えた。

 

横田基地には、在日米軍司令部や第5空軍司令部が置かれる。

福生市、羽村市、昭島市、武蔵村山市、立川市、瑞穂町の5市1町にまたがり、面積は東京ドーム約150個分。

 

 

【モニタリング地点以外でも検出】

 

今回、東京都が有害物質のモニタリング地点に定めている横田基地近くの井戸で高濃度の有機フッ素化合物が検出されていたことが判明したが、過去には、今回判明した基地近くの井戸以外でも両物質が検出されていたことも都への取材からわかった。

 

2010年度から4年間、都環境科学研究所が、23区を含む都内の地下水を研究目的で調査。

基地に近い立川市にある事業用の井戸で10年度、両物質の合計272ナノグラムを検出した。

継続調査では、569ナノグラム(15年度)~284ナノグラム(18年度)で推移していた。

 

米国防総省は18年、両物質の排出が疑われるなどする軍関係施設が401カ所あった、との報告書を公表した。

日本の基地は含まれていない。

 

ただ、沖縄県による13~18年度の調査では、米軍嘉手納基地(嘉手納町など)やその周辺で各年度に検出された濃度の最大値は、両物質の合計で498~1379ナノグラムだった。

 

同基地周辺の川などの水は飲用に使われている。

 

県は16年度、米国の飲み水の勧告値(PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり70ナノグラム)を超えないようにするため、両物質を除去する浄水場の活性炭を緊急で取りかえた。

この対策に約1億7千万円を支出したという。

 

米軍はこれまで、沖縄県や沖縄防衛局による基地内での立ち入り調査を認めていない。

 

 

【英国人ジャーナリストの報道】

 

東京都が昨年、モニタリング井戸の調査をするきっかけになったのは、日本在住の英国人ジャーナリスト、ジョン・ミッチェル氏(45)の報道だった。

米情報自由法に基づいて開示請求し、米軍が公開した文書を根拠にしている。

 

ミッチェル氏が入手した「漏出報告書」によると、2012年、横田基地で推定800ガロン(約3千リットル)の泡消火剤が漏出した。

1年以上にわたって貯蔵タンクの床の隙間などから漏れていた可能性に言及。

有機フッ素化合物について「新たに出現した環境汚染物質」と記していた。

 

また、沖縄の嘉手納基地では、14年6月に基地内の池から約9万ナノグラムのPFOSが検出された記録などがある。

 

07年の「有害物質漏出事故報告書」には、普天間飛行場(宜野湾市)では約200ガロン(約750リットル)が漏出したと記されている。

 

沖縄以外では、12~15年に厚木基地(神奈川県綾瀬市など)や三沢基地(青森県三沢市)、岩国基地(山口県岩国市)でも、それぞれ漏出の記録がある。

 

ミッチェル氏は、「米軍は漏出事故だけでなく、消火訓練での使用履歴などの情報も開示すべきだ。横田を含め、沖縄以外の基地や周辺でも実態調査が必要だろう」と話す。

 

     ◇

 

〈PFOSとPFOA〉 

 

両物質に代表される有機フッ素化合物は自然界でほぼ分解されず、人体や環境中に長く残るため、「フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれる。

 

残留性のある有害物質を規制する国連のストックホルム条約会議で製造・使用が原則禁止されている。

 

日本でもPFOSは2010年に法律で製造・使用が原則禁止され、PFOAは今春規制される見通し。

 

1950年代ごろから使われ、自動車の部品や半導体などの製造過程で使われたほか、大規模火災用の泡消火剤などに含まれた。

 

経済産業省によると、規制前に作られた泡消火剤の使用は認められている。

 

健康影響では、血液中の総コレステロール値を増やすほか、PFOAでは米ウェストバージニア州などで1リットルあたり数千ナノグラムなど極めて高い濃度の水を飲んでいた住民について、一部のがんなどと関連する可能性が科学者グループから指摘された。

 

https://www.asahi.com/articles/ASMDS4Q03MDSUUPI001.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

沖縄での検出事例は、過去に本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

 

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2020132054分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後15分ごろ、福島県本宮市の岩角寺駐車場で、たき火中のドラム缶付近で何かが破裂し、参拝客の6080代の男性7人が、やけどなどの軽傷を負った。

 

県警によると、付近では同じ時間帯に寺の正月行事の一環として花火が打ち上げられており、関連を調べている。

 

郡山北署によると、7人はたき火近くで暖を取っていた。

 

2人はドラム缶からの飛散物で後頭部にやけどを負い、病院に運ばれた。

破裂音で一時的に耳が聞こえなくなった男性もいた。

 

岩角寺では、同日午前から伝統行事「大梵天祭」が行われていた。

参拝客が無病息災を願って縁起物を奪い合い、江戸時代から続くとされている行事。

 

https://this.kiji.is/585791569818420321

 

 

141745分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)からは、花火の一部がドラム缶に入った可能性があるという、下記趣旨の記事がドラム缶の写真付きでネット配信されていた。

 

(記者レポート)

「破裂したドラム缶から150メートルから200メートル離れた場所で花火があがっていた」

 

消防などによると、不発だった花火の一部が何らかの理由でドラム缶に入り、引火した可能性があるという。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00000270-fct-l07 

 

 

14150分にFNN PRIME(福島テレビ)からは、焚火では紙や炭などを燃やしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると3日午後1時過ぎ、本宮市にある岩角寺の駐車場に設置したドラム缶でたき火をしていたところ、付近の物が破裂し、暖を取っていた7人が軽いケガをした。

 

ケガをしたのは参拝に訪れていた60代から80代の男性で、顔などを火傷し、このうち3人が病院に運ばれた他、なかには破裂音で一時耳が聞こえなくなった男性もいた。

 

寺では正月の伝統行事大梵天祭が行われていて、たき火では紙や炭などを燃やしていたという。

 

警察などが当時の状況を詳しく調べている。

 

https://www.fnn.jp/posts/2020010400000001FTV/202001041500_FTV_FTV

 

 

15915分に読売新聞からは、打ち上げていた花火が偶然ドラム缶に入ったとみられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後1時5分頃、福島県本宮市和田の岩角寺の駐車場で、ドラム缶のたき火近くで破裂音が起き、60~80歳代の男性7人がやけどなどの軽傷を負った。

 

近くで打ち上げていた花火玉が缶に偶然入って破裂したとみられ、郡山北署が原因を調べている。

 

当時、寺では無病息災などを祈る「大梵天祭」が行われ、男性らはたき火で暖を取っていた。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200103-OYT1T50122/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

150mほど離れた場所で打ち上げていた花火の不発玉が、偶然、ドラム缶の中に入った可能性ありと報じられているが、そんなことは確率的に限りなくゼロに近いような気がする。

 

破裂する直前、何かがドラム缶の中に飛び込んだという目撃情報でもあったのだろうか?

 

それよりは、落ちていた不発玉を花火と気付かず、誰かがドラム缶の中で燃やそうとした・・・そういったケースのほうが、まだありそうな気がする。

 

 

 

 

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2020121533分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が当該交差点の写真付きでネット配信されていた。

 

「日本一危ない交差点」が北九州市市小倉南区にある。

湯川2丁目の「湯川交差点」で、日本損害保険協会の調査で、2018年に起きた人身事故が全国最多とわかった。

 

福岡県警は、右折車と対向の直進車による衝突の多さが原因とみて、双方が同時に交差点に進入しないよう信号機を改良した。

 

同協会が昨年9月に発表した「全国交通事故多発交差点マップ」によると、湯川交差点では2018年、人が死傷する人身事故が18件あった。

大阪市天王寺区の「上本町6丁目交差点」と並び、最も多かった。

うち5件が、右折車と対向の直進車の事故だった。

 

湯川交差点は、国道10号と県道湯川赤坂線が交わる。

国道から県道に右折する際、直角に曲がる通常の交差点と違って、角度が緩やかになっている。

 

小倉南署によると、緩やかな角度による右折は曲がり終えるまでの時間が長くなり、対向車とぶつかる可能性も高まる。

 

右折車が正面に見る信号機には右折用矢印がついていた。

ところが矢印の点灯を待てずに右折するため、対向の直進車と衝突する事故が相次いでいた。

 

2018年8月には、青信号で右折した乗用車が対向から直進してきた軽乗用車と衝突し、軽乗用車の女性が首に重傷を負った。

乗用車を運転していた男性が対向車の速度を読み誤ったのが原因とみられるという。

 

県警は、道路を管理する国土交通省と対策を話し合い、昨年1月に「右直分離信号」を新たに導入した。

 

右折車が正面に見る信号と、対向の直進車が正面に見る信号が同時に「青」にならない仕組みにした。

 

この信号は直進、右折、左折用の三つの矢印がついている代わりに、その上部の「青」が点灯することはない。

右折用の矢印が点灯する時に、対向車の直進用の矢印を点灯させないことで、双方が同時に交差点に入るのを防ぐ。

 

効果はあったのか。

 

小倉南署によると、昨年の湯川交差点での人身事故は11月末時点で3件で、前年同期に比べ13件減った。

右折車と対向直進車の事故は起きていないという。

 

同署の橋本交通課長は、「右折車と対向車が交差する状況をなくしたことで事故の減少につながっている」と話す。

追突事故も減ったという。

 

県警交通規制課によると、右直分離信号は10月末時点で県内に82カ所、北九州市内に25カ所ある。

2018年度には新たに3カ所設けた。

 

湯川交差点の近くで青果店を営む溝口さん(70)は、これまで何度も事故を目にし、119番通報した時に「いつもの交差点ですね」と言われたこともある。

「ひどい時には1日に3件ぐらい事故があったが、最近はほとんどない。満足している」と語った。

 

https://www.asahi.com/articles/ASMDT4JPVMDTTIPE017.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

写真を見ると弓なりに道が曲がっており、たしかに右折には時間がかかりそうだ。

 

 

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2020年11日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

仙台市の自転車の安全利用に関する条例が有名無実化しつつある。

 

自転車保険の加入義務化を除き、昨年1月1日に条例が施行されて1年。

認知度は依然低く、歩道での押し歩きやヘルメット着用などの努力義務が、順守されている気配はあまりない。

率先垂範すべき市職員の条例違反も目立つ。

 

専門家は「誰も知らない条例なら意味がない」と改善を求める。


【啓発の効果薄く】

12月12日午後5時すぎ、青葉区の東二番丁通の歩道を、家路を急ぐ市民の自転車が激しく行き交っていた。


一番町の電力ビル前バス停付近は、1時間に73台の自転車が通過。

市が「押し歩き推進区間」の第1号に指定した場所だが、実に62人が自転車を降りることなく、勢いよく駆け抜けた。


条例は、歩道での押し歩きを利用者の努力義務と定める。

推進区間では午前7時~午後11時、自転車を降りなければならない。

市は看板を設置したり、啓発活動を実施したりするなどして注意を促すが、効果は薄い。


自転車通勤で同区間を通る同区の男性会社員(45)は、「歩行者とぶつかりそうなときがある。市が押し歩きを推奨しているなんて全く知らなかった」と話す。



【市職員も「無視」】

電力ビル前の歩道でヘルメット着用はゼロだった。

未着用のうち3人は市の有料貸自転車事業「DATE BIKE(ダテバイク)」の利用者。

ヘルメット着用も条例で定めている。


19日夕は勾当台公園付近で未着用の自転車を複数確認できた。

同区の公立高2年の女子生徒(17)は、「ヘルメットをかぶると髪形が崩れる。着用したいと思わない」と本音を明かす。


ヘルメット未着用で市役所から自転車で帰る市職員も少なくなかった。

市は2018年10月、庁内の電子掲示板で着用を促したが、現状は堂々と無視されている。


【事故背景に制定】

条例は、中高生や高齢者を中心に多発する自転車事故を背景に制定された。

だが、押し歩きもヘルメット着用も罰則はなく、厳しく取り締まることが難しい。

違反行為を減少させる数値目標も定めてはいない。


同様の条例制定を目指す県の有識者懇話会ではヘルメット着用率、事故の減少率などの数値目標の導入を求める意見が相次ぐ。


懇話会の座長を務める東北工大の小川和久教授(交通心理学)は市の条例に関し、「自転車は凶器にもなる。難しい面はあるが、やはり数値目標は設定すべきだろう。条例の浸透は上から指示するようなやり方ではなく、市民を巻き込んだ形が望ましい」と提言する。


[仙台市自転車の安全利用に関する条例]

 

2019年1月1日施行(自転車保険加入は4月1日施行)。

(1)歩道での押し歩き

(2)自転車の定期点検・整備

(3)ヘルメット着用

を利用者の努力義務と規定した。

 

保険加入を義務付け、未成年者が自転車に乗る場合は保護者が保険に入らなければならない。

 

学校長には安全利用の教育を求め、自転車小売業者には利用者の努力義務の周知、保険加入の有無の確認が責務と明記した。

 

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202001/20200101_11012.html 

 

 

 

 

 

 

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 ※ページ数が増えるため、個別記事のURLは添付省略。

 

 

1.総括

 

〇産業安全面で特に大きな事故はなかったが、台風など自然災害による大規模被災が立て続けに起きた1年であった。

 

〇その中には、天災ではあったものの、過去の同じ災害への対応不徹底、初期対応遅れ、災害想定の見直し未了、非常時対応マニュアルなしなど、人的側面が被害を大きくしたのではないか?と感じるケースが多々あった。

 

   8月28日 佐賀県大町町で線状降水帯による豪雨時、操業中の鉄工所が冠水し、焼き入れ油が大量流出

   9月 9日 台風15号の猛烈な風で千葉県を中心に広範囲で屋根瓦が飛ぶなどの甚大な被害

   9月25日 台風21号の影響による豪雨で千葉県茂原市などで大規模な浸水被害

  10月12日 台風19号時の豪雨により東日本各地で堤防決壊や内水氾濫など

・新幹線車両基地浸水
・地下の発電設備が使えず停電

・地下収蔵の美術品が損傷

・有害物質の入った容器が流出

etc

 

〇一方、10月31日に起きた首里城の炎上崩落事故も、社会に大きなインパクトを与えた。

出火原因はいまだ不明(配電盤の可能性あり)だが、原因が何にせよ、災害拡大防止策に大きな抜けがいくつもあり、それらが重なって起きた事故だった感がある。

*誤作動時の展示物水濡れを懸念し、スプリンクラーを設置していなかった。

*火元の1階に煙感知器を設置していなかった。(2階以上には設置していた)

*警報発報時、当直者は侵入者と思い、仮眠中の2人を起こさず、1人で現場に行った。

*夜間防災訓練を一度も実施していなかった。

*正殿裏の放水銃格納箱の蓋は工具がないと開けられないタイプで、消防が使おうとしたが使えなかった。

*正殿地下貯水槽の容量不足?で、放水10数分後に水量が低下した。

*正殿まで消防車が近づけず、100200mホースをつないで消火活動を行った。

 

〇また、12月7日に報道された、神奈川県からHDD廃棄を委託された会社での盗難事件も、ヒヤリ事例で済んだものの、情報管理の甘さという点で社会に大きなインパクトを与えた。

 

 

2.2019年の事故・トラブルの傾向

 

特段の傾向はなかったものの、以下の事例多発が気になった。

 

〇空港の保安検査で手荷物中の刃物を見逃す事例が相次いだ。

ブログ者が把握しているだけで6件。

うち4件は伊丹空港、2件は成田空港だった。

中には、普段だと報道されないが、続けて起きたので報道されたと感じた事例もあった。

 

〇警察官がトイレに拳銃を置き忘れた事例が、ブログ者が把握しているだけで4件、報道された

昨年は2件。

注意はすれど、毎年数件程度起きているということかもしれない。

 

〇ほとんどが原因不明につき、掲載は割愛してきたが、リサイクル資源置き場での火災が毎月のように発生した感がある。

年末にも、28日には市原市(掲載スミ)で、31日には三郷市(掲載割愛)で発生した。

原因は自然発火以外、リチウム電池などが考えられている模様。

 

 

3.ブログ者の印象に残った『狭義』の産業事故

(日付は発生日)

 

2月 6日 山形市のバイオマス発電所で試運転中に逆火が起こり水素タンク爆発

 

4月23日 新潟県の柏崎刈羽原発でセメント製造中、服の隙間から入ったセメントで2人やけど

 

5月16日 徳島市の油槽所で船からタンクに灯油を移送中、タンクが爆発、タンク上部から灯油を入れていた

 

6月20日 永平寺町の繊維工場で操業中に火災発生、停電で通路シャッターが開かなかったことなどで8人死傷

 

9月10日 世田谷区のアパート解体現場2階で3人がCO中毒、うち2人死亡、1階発電機の排ガスが、外していたコンセントカバー開口部から流入した

 

9月19日 高浜原発の分岐トンネル工事現場で換気方法不適切により9人がCO中毒

 

11月14日 坂出市の食用油工場でバケットエレベータの溶接工事中、バケットに次いでサイロも粉じん爆発、

 

11月21日 静岡市の東名高速で高架橋の塗装工事中、火が出て11人死傷

 

 

4.ブログ者の印象に残った『広義』の産業事故

(特記なき日付は発生日)

 

3月15日 香川県の造船会社で数年前から置いてあったスペアタイヤが破裂し、窓ガラスなどが割れる

 

6月18日報道 防衛省がグーグルアースの縮尺違いに気付かないまま、迎撃ミサイル配備場所を秋田に決定

 

7月28日 佐渡市で草刈り中にハチに刺され、薬を塗って再開したところ、またハチに刺されてアナフィラキシーショックで死亡

 

8月15日 としまえんのプールに浮かべられていた大型マットの下で救命胴衣を着けた女児が溺死

 

9月21日 那覇市で台風接近中の未明、新聞販売店に向かっていた配達員が転倒して死亡

 

10月31日 那覇市で首里城が炎上崩落

 

 

5.ブログ者の印象に残った、その他の情報&トピックス等 

(日付はブログ掲載日)

 

1月17日 福井市で僧衣を着た僧侶が軽自動車を運転中、運転に支障ありと反則キップをきられる

 

2月16日 ロボット掃除機が電気ストーブを押したことによる火災が都内で2件発生

 

2月20日 WHOはスマホで大音量音楽を聴くと難聴になる危険ありとして音量制限機能搭載を国際規準化した

 

3月10日 寒河江市の河川敷でゴルフ素振り時、ヘッドとアスファルトがこすれた際の火花で枯れ草に着火

 

3月23日 テレビ番組で、液体窒素と液体酸素の性質や挙動をでんじろう先生が実験して教えてくれた

 

4月13日 タンクローリーに直結できる移動式の給油機が開発された、災害時や過疎地で活用される

 

4月15日 [番外]フランスのノートルダム大聖堂で修復工事中に出火、尖塔が焼け落ちる

 

5月16日 北磁極の移動スピードが上がっている、いずれ航空機の運行などに影響が出るかも

 

5月16日他 兵庫県はイカナゴなどの不漁は窒素やリンが減少しすぎたためだとして排水基準の一部を緩和した

 

5月24日 沖縄県の米軍基地周辺で国内使用禁止のPFOSが検出された、訓練時の消火泡が原因か?

 

6月19日 茹で卵より生卵のほうが卵白に殺菌作用があるため日持ちする

 

7月 8日 東海大学などの研究によれば、深海魚の出現は地震の前兆とはいえなかった

 

7月 8日 山形市で配管検査ロボットの競技会が行われた

 

8月29日 全国の鉄道事業者がエスカレーターの片側開けを止めるキャンペーンを展開している

 

8月31日 2車線高速道路の中央に張ったワイヤーロープは効果大で、対向車線へのはみ出し事故が大幅に減っている

 

12月28日 列車とシカの衝突は、シカがレールと車輪の摩擦で生じた鉄粉を食べに来ることが一因

 

 

 (2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

6.読者の方とのコミュニケーション

 

特記なし。

 

 

7.ブログ作成上の特記事項(変化点、工夫点、配慮点など)

 

〇ブログ作成省力化のため、以下を行った。

  ・出典記事のタイトル転記を取り止めた。

・記事本文の修正は改行、句読点、固有名詞程度にし、ほぼ原文どおり転記することにした。

・図書館での情報収集(地方紙、朝日新聞聞蔵)を取り止めた。

 

〇テレビ報道記事など、映像を見たほうが状況を理解しやすい事例については、動画の数コマを切り取って紹介することにした。

 

 

                         以上

 

 

 

 

 

 

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20191231日付で上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

重大な交通事故を減らそうと、ネクスコ東日本は、群馬県内の高速道路で死亡事故が起きた地点に赤色回転灯を順次設置し、ドライバーへの注意喚起を強化している。

 

未明の時間帯に重大事故が相次いでおり、県警は赤色灯を目にして気を引き締めるドライバーが増えることで事故抑止効果を期待している。


【大幅増加で県警高速隊が要望】


県警高速隊によると、県内の高速道路では今年1~11月に死亡事故が4件発生し、1040代の5人が犠牲となった。

前年同期の1件1人に比べて大幅に増加している。

 

交通量が比較的少ない未明から早朝にかけての時間帯に多く発生しており、いずれも追突した車の運転手や同乗者が亡くなっている。

 

12月には高齢者の逆走による死亡事故も起きている。

事故抑止のため県警をはじめとする関係機関は夜間のパトロールを強化しているが、高速隊はドライバーにさらなる注意喚起が必要な危機的状況だとして、ネクスコに死亡事故の発生現場に赤色灯の設置を要望した。

要望を踏まえて同社は11月末、沿道の住宅に光が漏れにくいなどの条件が整う前橋市の北関東道東行き、みなかみ町の関越道上り線の2カ所に、新たに赤色灯を取り付けた。

 

既に、渋川市の関越道上り線や伊勢崎市の北関東道西行き、安中市の上信越道上下線にも設置している。

高速隊は今後も重大事故が発生した場合、発生地点に赤色灯の設置を依頼する方針。

 

「夜間は漫然とした運転が起きやすい。赤色灯を目にして警察車両を連想したドライバーが、アクセルを緩めたり、周囲の状況に気を付けたりして事故減少につながれば」と期待している。

 

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/183930

 

 

 

 

 

 

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201912291336分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が動画と写真付きでネット配信されていた。

 

災害時の土砂崩れや建物が倒壊した現場での人命救助に役立てたいと、福岡市の電気工事会社に勤める蒲原進一さん(52)が、小型無人機ドローンで撮影した映像を人工知能(AI)で分析し、人体かどうかを識別する技術を開発した。

 

災害時の捜索現場では安否不明者の生存率が急激に下がるのは「72時間」とされている。

 

実用化に向けた実証実験も重ねる予定で、将来的には被災地での要救助者や行方不明者の迅速な発見につなげたい考えだ。

 

蒲原さんは大学時代、日本初の碁のインターネット上対局システム「GONET」の開発に携わった実績を持つ。

 

2015年ごろからは趣味でドローンを飛ばしていたが、16年の熊本地震など甚大な被害に見舞われる災害が相次ぎ「ドローンに人体を識別できるAIを組み合わせれば行方不明者の捜索に役立てられるのでは」とひらめいた。

 

災害時に被災地の状況を上空から確認するためにドローンが利用されるケースが増えており、近年では九州地方整備局が、熊本地震や九州北部豪雨(17年)などでも活用している。

 

蒲原さんは、休日などプライベートの時間を使って既存のソフトウエアを改良し、人体をはじめ日用品や文具類など膨大な映像をAIに読み込ませていった。

 

「人体かそうではないか」を学習させていく中で、肉眼では見えにくいような夜間でも、手足など一部をドローンが撮影できれば、それが人体であると瞬時に識別することに成功した。 」

 

この技術を広めるため、蒲原さんは18年、地方議員や会社経営者らと任意団体の特殊・無線航空機協会(福岡市)を設立。

本格的な活動はこれからだが、「将来的には自治体や各団体などと連携して人命救助に役立てたい」と意気込む。

 

ドローンの活用を巡っては自治体間で温度差もあるが、「ドローンを操縦できる職員を置けば災害時にすぐに対応できる。ドローンを活用すれば助けられる人がもっといるはずだ」と蒲原さん。

 

今後は協会として自治体などにドローンの利活用を積極的に働きかけていきたいとしている。

 

同協会はホームページhttp://swaa.sub.jp/で活動内容を公開。

ドローン操縦の練習会などを開催している他、ドローンを生かした映像制作や農業分野での利活用にも取り組んでいる。

詳細は同協会0924090865まで。

 

https://mainichi.jp/articles/20191228/k00/00m/040/335000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は動画中の2コマ。下は夜間撮影映像。





関係機関や大学などでも同様な研究が進められているかもしれないが、ブログ者の目に留まった最初の情報として紹介する。

 

 

 

 

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20191229651分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事が事故件数などの棒グラフ付きでネット配信されていた。

 

秋田県内で過去5年間に雪下ろし中の事故で亡くなった15人のうち、8割以上がヘルメットや命綱を着けていなかったことが県のまとめで分かった。

 

今月に入り転落事故が相次ぎ、17日には今冬初の死者も出た。

 

県は今後の積雪に備え、着用の徹底を呼び掛けている。

「山積みの雪が一気に襲ってきた」。

今年1月、横手市平鹿町の自宅屋根で雪下ろしをしていた男性(71)が振り返る。

 

滑り落ちてきた雪に巻き込まれ、3メートルほど下の新雪に背中から落ちた。

けがはなかったが、「何も抵抗できなかった。地面に雪がなければ大けがだった」

屋根の雪下ろしをして60年以上。

落下したことはなく、「大丈夫だろう」とヘルメットや命綱を着けることもなかった。

 

「足腰も弱くなった。対策を考えなければいけない」。

今後は雪下ろしの講習会に参加し、これまでのやり方を改めたいという。

県によると、過去5年間の雪害事故による年間死者は3~11人で推移し、計32人。

このうち雪下ろし中の転落で亡くなったのは15人で、4割以上を占めた。

 

他は流雪溝への転落や、落雪などによる死者だった。

雪下ろしによる死者15人のうち、ヘルメットや命綱を着けていなかったのは13人。

ヘルメットのみと命綱のみがそれぞれ1人で、両方着けている人はいなかった。

 

今冬は今月5日に初めて雪下ろし事故が発生し、27日までに2人が重傷を負ったほか、仙北市の男性(86)が死亡した。

いずれも命綱などは着けていなかった。

「自分は大丈夫という過信は禁物」と指摘するのは横手市増田町の奥山さん(男性、69)。

住民同士で協力して地域の雪下ろしを行う「狙半内(さるはんない)共助運営体」の会長を務めており、会員にはヘルメットなどの着用や複数人での作業、適度に休憩することを徹底している。

奥山さんは、「体力的に厳しいと感じたら無理をしてはいけない。家族や自治体に必ず相談し、安易な考えで雪下ろしをしないことを心掛けてほしい」と強調する。

ただ、ヘルメットや命綱を着けていても油断はできない。

 

2017年1月には、命綱を着けて小屋の雪下ろしをしていた80代男性が転落し、宙づりの状態で見つかる事故が発生。

男性は意識不明で搬送され、亡くなった。

県県民生活課は、命綱はあくまでも保険だとした上で、転んでも屋根からはみ出ない長さに調整する必要があると説明。

 

このほか、

▽携帯電話を持つ

▽作業は必ず2人以上で声を掛け合いながら行う

などを呼び掛けている。

 

https://www.sakigake.jp/news/article/20191229AK0001/ 

 

 

 

 

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2019122960分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「量販店で買ったライターオイルを新幹線に持ち込んだら、車掌に注意され『罰金』約6万円を取られた」。

 

あなたの特命取材班に疑問の声が寄せられた。

 

JRグループは2016年から危険物としてガソリンや灯油の持ち込みを禁止しており、手に載るサイズのオイル缶もそれに含まれるとの解釈だ。

 

一方でJRのチラシでは「日用品として小売店等で購入できる可燃性液体や高圧ガスを含む製品」は、制限内の量なら持ち込み可能としている。

 

新幹線の利用が増える年末年始。真相を調べた。

 

「罰金」を払ったのは関東の20代男性会社員。

8月、出張で東海道新幹線を利用した。

 

席に着き、かばんの中身を整理しようとオイル小缶を取り出したところ、車掌に呼び止められた。

「危険物の可能性がある」。

 

重さ140グラム、133ミリリットル入りの缶1個を没収された。

罰金を求められたが納得できず、電話でやりとりを続けた。

 

2週間後、JR東海から請求書が届いた。

乗車券などとは別に「基本運賃」名目の5360円、さらに「危険物持ち込みによる増運賃」として5万円以上が上乗せされ、合計請求金額は59260円。

仕方なく全額を支払った。

 

「オイルが禁止だと明示したものはない。往復の飛行機代より高い額を請求されるなんて」。

男性の声が弱々しく響いた。

 

【高額請求に疑問も】

 

近年、新幹線車内での事件が相次ぐ。

 

156月には、東海道新幹線車内で男が焼身自殺を図り、巻き添えで死亡者が出た。

 

JRグループは翌年、規約を一部改正。

それまで3キロ以内であれば持ち込み可能だったガソリンや灯油、軽油を全面禁止にした。

 

国土交通省やJR各社が今春作成した新幹線車内に持ち込めない危険物のチラシには

1)ガソリンや灯油などの可燃性液体、高圧ガスは量に関係なく禁止

2)酒類やライター、カセットボンベなど小売店で購入できる「日用品」は、2キロまたは2リットル以内で中身が漏れないよう保護されているならば可能

とある。

 

オイル缶は量販店で買った日用品で、量や中身漏れの問題もクリアしているというのが男性の主張だ。

 

国交省に問い合わせると、当初は「日用品で持ち込み可能」との答えだったが、2週間ほどたって訂正の連絡が来た。

 

「鉄道運輸規定には細かな商品名まではないが、引火しやすいため日用品ではない」との説明だった。

ただ、細かい点については鉄道事業者それぞれの約款によるという。

 

JR東海は、「オイルは可燃性液体そのもので、持ち込みは禁止。罰金も規則にのっとった」とする。

 

JR九州とJR東日本も、当初は持ち込み可能と回答したが、後日、「禁止だった」と訂正。

 

他のJR各社は「日用品ではなく持ち込み禁止」。

 

とはいえ、各社とも罰金を請求した例は聞いたことがないという。

 

高額な請求の根拠は何か。

 

国交省やJR東海によると、旅客営業規則に「禁止の物品を車内に持ち込んだ場合、小荷物運賃およびその10倍に相当する増運賃を収受する」とある。

 

国交省の担当者は、「この規則が適用されたのだろうが、分かりにくいという主張も理解できる」と話した。

 

国やJR2社も判断に迷ったライターオイルの扱いについて、鉄道ジャーナリストの梅原淳さんは、「小売店で販売しており、規則にも(具体例を示して)危険物との記載はない。そもそも規則は『車内の安全を守る』ためにあり、意味不明な高額請求はおかしい。周知してこなかったことも問題だ」と指摘した。

 

具体的な注意喚起がないとトラブルを招きかねないのでは-。

 

国交省、JR東海とも周知の予定は「ない」と答えた。 

 

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/572257/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、上記記事に書かれているものと同じかどうかは不明だが、JRから出されている持ち込み禁止物品のチラシ。

東海とも西日本とも書かれていないので、各JR共通のチラシかもしれない。

 

https://railway.jr-central.co.jp/ticket-rule/_pdf/kiken.pdf

 

 

 

 

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2019122880分に熊本日日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

熊本県内の信号機のない横断歩道で、歩行者が手を挙げた場合、挙げない場合の3倍近い7割強のドライバーが一時停止したことが、県警の調査で分かった。

 

道交法は、信号機のない横断歩道は歩行者優先で、車に一時停止を義務付けている。

 

県警は、「歩行者が横断する意思を示すことが一時停止率の向上につながる」と分析している。

 

日本自動車連盟(JAF)の2019年調査によると、県内のドライバーの一時停止率は全国平均17・1%を下回り、九州・沖縄で最下位の11・0%だった。

 

県警は県内の実態を把握するため、初めて調査した。

 

県警の調査は12月11~13日の午前11時から午後5時まで、制限速度30~40キロの熊本市の市道4カ所(片側1車線)で、自家用車計632台を対象に実施。

県警交通企画課員が歩行者になり、手を挙げた場合と挙げない場合をそれぞれ調べた。

 

632台のうち、一時停止したのは274台(43・4%)。

手を挙げた場合、一時停止したのは232台のうち171台(73・7%)。

挙げない場合は400台のうち103台(25・8%)だった。

 

同課は、「本来なら、歩行者がいれば止まるのが原則。手を挙げても3割弱が止まっていないという結果を重く受け止め、啓発に加え、取り締まりも強化していく」としている。

 

https://this.kiji.is/583429399019258977?c=39546741839462401

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

JAFの2019年調査結果は、下記参照。

 

『「信号機のない横断歩道」一時停止率は17.1% ~前年比2倍となったが、依然として止まらないクルマが8割以上~ 今回の調査でも最も高かったのは「長野県」』

(JAF本部広報2019-022 20191010日)

 

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は815日(木)~829日(木)に「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査を全国で実施し、その結果を公開しました。

 

調査は各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(9,730台)に行ったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車は1,660台(17.1%)という結果となりました。

 

前年の調査時と比べて8.5ポイントの増加となりましたが、依然として8割以上のクルマが止まらない結果となりました。

 

2016年からの調査開始以来、一時停止率が最も高かった長野県においては、今回の調査で過去最高の68.6%となり、引き続き全国で最も高い結果となりました。

 

各都道府県の調査結果についてはホームページからご確認ください。

 

・・・・・

 

なお、20176月に「ドライバーが一時停止しない(できない)と考えられる理由」をインターネットアンケートで調査した結果、上位3つの理由として「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから(44.9%)」、「後続から車がきておらず、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れると思うから(41.1%)」、「横断歩道に歩行者がいても渡るかどうか判らないから(38.4%)」という傾向が出ています(アンケート回答者は、実態調査の対象となったドライバーとは異なります)。

 

・・・・・

 

https://jaf.or.jp/common/news/2019/20191010-01

 

 

 

 

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20191228720分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福井県の県立高校で体育の授業中に鉄棒から落ち、重い障害を負ったのは、県が落下防止策や事故後の処置など適切な指導監督を怠ったためだとして、当時2年生だった県内の20代男性と両親が県に約1億4千万円の損害賠償を求めて福井地方裁判所に提訴したことが12月27日、分かった。

 

訴状によると、男性は2016年11月の授業で、鉄棒を両膝で挟み込みながら後ろに回る「後方両膝掛け回転」を練習していた。

 

授業担当の講師から技や注意点の説明はなかった。

 

男性は回転しきれずに厚さ約4センチのマットに頭から落ち、頚髄損傷で首から下がまひした。

 

身体障害等級1級と判断され、家族の助けを受けながら現在もリハビリを続けている。

 

原告側は、頚髄損傷が疑われる場合は「動かさずに救急車を要請することが鉄則」なのに、落下直後、講師は動けなくなった男性の首を何度ももみ、無理に体を起こし、頭や首を固定しないまま他の教諭らと担架で保健室へ運んだと主張。

 

また、補助を付けたりマットを厚くしたりする対策が考えられるとし、「県が適切に指導監督しておくべきだ」と訴えている。

 

代理人弁護士によると、男性は今も首から下が不自由で、車いすで生活しているという。

 

男性は福井新聞の取材に、「自分はちゃんと授業を受けていた。不自由な体になり、将来が不安で仕方ない。学校の報告書もあいまいで、しっかりとした対応をしてほしい」とコメントした。

 

県保健体育課は、「弁護士と相談しながら適切に対処していきたい」と話している。

 

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1001599 アカスミ

 

 

 

 

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201912281232分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が動画と写真付きでネット配信されていた。

 

28日午前5時20分ごろ、千葉県市原市犬成のリサイクル会社「F商事」の敷地内で、「産業廃棄物が燃えている」と通行人から119番通報があった。

 

県警市原署によると、資材置き場に積まれたプラスチックやゴムなどが燃えており、けが人は確認されていない。

 

消防によると、正午現在、消防車15台が出動して消火をしている。

敷地外に延焼はしていないが、黒煙が上がり、激しく燃えている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASMDX3CXYMDXUDCB005.html

 

 

1229841分にNHK NEWS WEBからは、丸1日後に消し止められたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

出火からおよそ1日がたった29日朝5時前に火は消し止められました。

現場にはプラスチックやゴムチューブなどが積まれていたということで、警察と消防は関係者から話を聞くなどして火が出た原因を調べることにしています。

現場は市原市東部の住宅や畑が点在する地域です。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191229/k10012231621000.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

産廃保管場所の火災は原因不明なものが多く、本ブログではほとんどの事例で紹介を割愛しているが、この1年、毎月のように起きていた感がある。

 

〇今回の事例を機に、もう一度情報を調べ直したところ、可燃性廃棄物保管場所の火災メカニズムや出火防止のための管理方法などについて詳細に記された文献が見つかった。

  よくまとめられていると感じたので紹介する。

 

仮置場の可燃性廃棄物の火災予防(第一報)

2011518日 国立環境研究所)

 

1.概要

 

仮置場や集積場に集められた単品または混合状態にある可燃性の災害廃棄物(以下、可燃性廃棄物とする)の保管時における火災の発生メカニズムと火災防止対策、モニタリング方法を示す。

 

2.予防対策

 

・可燃性廃棄物とは、木くず、畳、シュレッダーダスト、廃タイヤ、廃プラスチック類、 粗大ごみ、剪定枝等、ならびにそれらの混合廃棄物である。

 

・仮置場に積み上げられる可燃性廃棄物は、高さ 5メートル以下、一山当たりの設置面積 を 200m2以下にする。

積み上げられる山と山との離間距離は 2 m 以上とする【参考】。

 (なお、カナダの推奨基準では、木材チップに対して高さ 4 メートル以下、幅最大 8 メー トル、全体で 1000 m3以下が規定されている。)

 

・ガスボンベ、ライター、灯油缶、バイク等の燃料を含む危険物や、電化製品、バッテ リー、電池等の火花を散らす廃棄物の混在を避ける。

 

・積み上げられた山の上で作業する重機の活動範囲を日単位で変更する(毎日同じところに乗らない)。

 

・積み上げから撤去までが短期間(数週間)の場合はこの限りでない。

 

・火災が発生したときのために、消火器等の消化手段を準備しておく。

 

3.火災発生メカニズム

 

・可燃性廃棄物の積み上げを開始した初期には、微生物による好気性代謝や化学的な水和反応等によって発熱が生じる。

その上にさらに廃棄物を積み上げることで蓄熱が起こる。

 

・積み上げ高さが高くなると、可燃性廃棄物の山の内部が嫌気状態となり、嫌気性微生物代謝によりメタンガス等が発生する。

 

・このとき、作業重機等による荷重圧縮や、5 メートルを超過する積み上げによる自重圧縮によって可燃性廃棄物内の嫌気性雰囲気が強まる。

5 メートルを超過すると、内部の 発熱速度>表面からの放熱速度となり、蓄熱も促進される。

 

・不飽和脂肪酸が存在すると、その酸化(二重結合の炭素に酸素が結合)熱により、比較的低い温度でも蓄熱火災(余熱発火)が生じる。

-不飽和脂肪酸のうち、二重結合の不飽和結合を多く持つものほど発熱しやすい。

-不飽和脂肪酸のうち、オレイン酸は摂氏 80 度の環境下で 20 時間で発火(余熱 発火)し、100 度の環境下では 2.5 時間で発火する。(消防科学研究所報 3 号「油脂(脂肪酸)の発熱性について」)

 

・この酸化反応による発火が、メタン等の可燃性ガスに引火することで火災が発生する。

 

・この時、酸素の供給が不十分だと無炎燃焼(炭焼き状態)となる。

無炎燃焼は堆積物の内部で発生し、地中火災となることから煙等が目視されるまで気が付かないことが多い。

 

・酸素の供給が十分だと有炎燃焼となる。

表層火災となることから直ぐに目視によって確認できる。

 

4.火災予防モニタリング

 

・表層から 1m 程度の深さの温度を測定する。

- 摂氏 60 度以下であれば微生物発酵のみと考えて良く、火災の危険性はない。

- 摂氏 7580 度以上であれば、化学反応や酸化発熱と共に蓄熱が起こっていると考えられ、無炎燃焼が発生する可能性があることから、危険信号と考えて良い。

- 摂氏 80100 度にて温度の上昇は一旦停止するが、これは水分の蒸発(顕熱) によるものであり、水分蒸発が終了すると発火する危険性が高い。

法面を土砂等で被覆して酸素の供給を遮断するか、可燃性廃棄物の山の高さを低くするなどの対応が必要。

 

・表層から 1m 程度の深さの一酸化炭素濃度を測定する。

- 一酸化炭素濃度が 50 ppm を超過するようであれば、危険信号と考えてよい。

- 実際に無炎燃焼が内部で発生している場合、一酸化炭素濃度
 は数百ppm を超過することが多い

- 深さ 1m のガス濃度を測定するのは、大気による希釈を防止するためである。

 

・・・・・

 

https://www.nies.go.jp/shinsai/enpdf/karioki_kasai_no1_110518.pdf

 

〇一方、乾電池が破砕されて火災になったという事例も見つかった。

 

弊社袋井工場で発生した火災事故の詳細についてのご報告

 

平成31119日未明に、発生した火災事故におきまして近隣住民の皆様並びにお客様、お取引先様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

 

火災発生後の消防署並びに警察当局による現場検証が終了いたしましたので、詳細についてご報告申し上げます。

 

1、発生日時

 

2019年1月19日(土曜日)午前3時50分頃に工場棟内部より火災発生を知らせる警報が警備会社に入る。(出火時は全ての設備が運転停止中)。

 

警備会社が遠隔カメラにて確認したところ、処理後廃棄物置場のコンテナ保管してある廃棄物より炎を確認したため直ちに袋井消防署に通報。

 

消防署は直ちに出動態勢を整え出動し現場には午前4時30分頃に到着し地元消防団の各分団と共に消火活動を開始し、当日の午前11時2分に鎮火。

 

・・・・・

 

4、事故原因

 

出火原因は、搬入物に混入していた「乾電池」が処分施設で破壊され、処分後保管コンテナ中で発熱・高温化したことと推定しています。(消防署検証結果)

 

・・・・・

 

https://www.recycle-clean.co.jp/info/4423

 

 

 

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201912271818分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海上保安庁は27日、巡視船内で誤って拳銃の実弾1発を発射したとして、横浜海上保安部の男性保安官ら2人を戒告処分にしたと発表した。

弾は壁に当たり、けが人はなかった。

 

横浜海保によると、5月28日、神奈川県横須賀市の横須賀港に停泊中の巡視船「ぶこう」の船内で、拳銃の携帯準備の指揮を執っていた男性保安官(58)が、引き金を引くよう誤って指示。

 

指揮下にいた男性保安官(31)=千葉海保所属=が実弾1発を発射した。

 

一緒に準備していた他の数人は発射しなかった。

 

糸井横浜海上保安部長は、「あってはならないことで誠に遺憾。再発防止に努める」とコメントしている。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/191227/afr1912270030-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

誤った指示に、なぜ従ったのだろう?

 

指示には絶対服従?

誤った指示とは思わなかった?

それとも・・・・。
 

調べてみたが、上記以外の情報は見つからなかった。

 

 

 

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2019122799分に熊本日日新聞から、下記趣旨の記事が図解と写真付きでネット配信されていた。

 

熊本市中央区の熊本城ホールのメインホール(4~6階)で25日夜に開かれた音楽家坂本龍一さんらのコンサートの聴衆から、「公演中、座席が小刻みに揺れ続け、気分が悪くなった」などの苦情が市側に寄せられていることが分かった。

熊本城ホールは今月1日に全面開業したばかり。

 

2階のシビックホールでは、同じ時間帯にシンガー・ソングライター佐野元春さんの公演が開かれており、市は「2階の振動が上階に伝わった」とみている。

 

耐震性能など安全上の問題はないとして、調査はしない方針。

 

市の指定管理者・熊本城ホール運営共同事業体は、「メインホールから下の階に振動が伝わることは分かっていたが、逆のケースは想定していなかった」としている。

 

同事業体には26日夕までに、電子メールや電話で5件の苦情や問い合わせがあった。

 

熊本市の50代女性は、「揺れ始めは地震と思った。落ち着いて音楽を聴ける状況ではなかった」、同市の別の50代女性は、「演奏が素晴らしかっただけに、鑑賞に集中できず残念。原因をきちんと調べて改善してほしい」と話した。

 

市も現地で揺れを確認しており、「不快な思いをさせて申し訳ない」と陳謝。

 

同事業体は今後、コンサートの重複を避けるなど調整を図るという。

 

熊本城ホールは、市が桜町再開発ビルに約303億円をかけて整備した。

 

シビックホールは最大750人を収容。

メインホールは2300席を備えている。

25日の公演は、いずれも満席だった。

 

https://this.kiji.is/583074567810761825?c=39546741839462401

 

 

 

(2020年1月8日 修正1 ;追記)

 

202017113分に毎日新聞からは、観客が体でリズムをとるなどした振動が伝わったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

熊本市は建築の専門家らから意見を聴くなどして対応を検討する。

大西一史市長が6日の年頭記者会見で表明した。

 

1225日に、4階のメインホールで音楽家の坂本龍一さんのコンサートがあり、2階のシビックホールではシンガー・ソングライターの佐野元春さんのコンサートが開かれた。

 

その際、シビックホールの観客が体でリズムを取るなどしたため、振動が柱や梁(はり)を通じてメインホールにも伝わったという。

 

大西市長は「揺れで不快だった方にはおわび申し上げたい」と謝罪した。

 

ただ、ホールの耐震性、安全性は一般の建物より高い基準で設計しており、同様事例は全国で起きていると説明。

 

各ホールの相互の使用状況や揺れなどの調査を続け、揺れが想定されるイベントと、多少揺れてもかまわないイベントを組み合わせるなどの対応をとるとした。

 

https://mainichi.jp/articles/20200107/k00/00m/040/019000c

 

 

171357分に熊本日日新聞からは、振動は柱や梁を通って伝わったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は、同時間帯に2階ホールであった別の公演の振動が柱やはりを通って上階に伝わったとみている。

 

大西市長は、苦情が出る前に、揺れが伝わることを設計業者や指定管理者が把握していたと説明。

「同じような揺れは全国の類似施設でも起きている。今後も揺れの確認は続けていく」と述べた。

 

https://this.kiji.is/587150050601075809?c=39546741839462401

 

 

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2019122750分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高齢者が道路を横断中に車にはねられる事故が後を絶たない。

目立つのが横断歩道以外を渡った際の事故で、死者の大半がこのケース。

足腰が弱くなることなどで遠回りを避けがちになることが背景の一つとされる。

 

分析機関や専門家に取材すると、事故には三つのパターンがあり、多発する時間帯があることも判明。

 

悲惨な事故を避けるにはどうしたらいいのか探った。

 

道警旭川方面本部管内で2016~18年の3年間に起きた横断中の事故は計173件。

13人が亡くなったが、12人が65歳以上の高齢者だった。

 

このうち、横断歩道がない場所を横断中に死亡したのは10人にも上る。

なぜか。

 

公益財団法人・交通事故総合分析センター(東京)によると、こうした事故には3パターンがある。

 

道路を渡ろうとする高齢者から見て、

《1》右から来た車が通過後、左から来た車にはねられる

《2》右からの車が通過後、その後続車にはねられる

《3》右からの車の通過後に横断開始、左からの車が目の前を通過後、その後続車にはねられる

―だ。

 

帝塚山大(奈良市)の蓮花一己教授(交通心理学)によると、高齢者は自分の近くを通過する車には危険を感じて注意するものの、向こう側の車線で距離のある、左からの車への注意はおろそかになりがち。

 

さらに、加齢による視力や聴力の低下、視野が狭くなることなどで、遠くの車を見落としたり、動体視力の衰えから車の速度や距離感覚も見誤るという。

 

また、横断を始めると、「足元を見て転ばないように」と前かがみになり、視線が下に向いて左右を見なくなる。

 

「交差点以外だと、車の速度が出ている時の横断になるので、被害も大きくなる」と蓮花教授は指摘する。

 

173件の事故の半数以上の97件は、左から来た車にはねられる事故だった。

 

同本部交通課の新妻次席は、「渡る前の左右確認だけでなく、横断中も安全確認を忘れずにしてほしい」と呼び掛ける。

 

ドライバーの方は、右から横断してくる人に注意が必要になる。

 

事故が起きる時間はどうか。

 

同課によると173件中、半数近い83件は午後4時~8時に集中。

次いで午後8時~10時、午前8時~10時、午後2時~4時が、それぞれ17件で並んだ。

 

同センターは、薄暮で視界が急に狭まる上、通勤帰りで交通量が増え、ドライバーも仕事などで疲れて注意力が散漫になるなどの悪条件が重なる点を指摘。

 

自身の存在にいち早く気づいてもらうため、「明るい色の服で夜光反射材を身につけるなど、できる限りの防衛策を取る必要がある」と助言する。

 

早めの点灯や、郊外などではハイビームでの運転も有効になる。

 

旭川市内では11月、永山の道道を横断中の80代の男性が大型トラックにはねられて死亡。

横断歩道がない直線道路で、数十メートル先に信号機と横断歩道があった。

 

同月下旬には80代男性を含む2人が死亡するひき逃げ事件が発生。

事故の詳細は捜査中だが、現場には横断歩道や信号機はなかった。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/378741/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでは今年4月、横断歩道が近くにあるのに利用しない「乱横断」事故が増えているという情報を紹介した。

 

当該記事中、高齢者は横断歩道まで行くのが面倒という識者の意見も紹介している。

 

 

 

 

 

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2019年も拙ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

この1年、後年まで話題になる、あるいは引き合いに出されるような大きな産業事故は起きなかったかと思います。

 

ただ、首里城の炎上崩落事故では、事故の拡大防止対策に多くの抜けがあったらしいことが、強く印象に残りました。 

 

一方、台風15号、19号や10月の千葉県豪雨など、大きな自然災害が多発した1年でもありました。

 

新年は1月4日(土)から再開いたします。

 

 

皆様、よいお年を。

 

 

     ブログ者 

 


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201912261610分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

古くなったカセットボンベを使うと、ガスが漏れたり引火したりするおそれがあるとして、国民生活センターは、使用する前に製造日を確認するなど、注意を呼びかけています。

国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターなどに寄せられたカセットボンベについての相談は平成26年度以降で283件あり、このうち2割余りがガス漏れに関する相談でした。


中には、コンロに取り付けて火をつけると突然炎が上がって、顔をやけどしたケースもあったということです。


国民生活センターが、家庭で長期間保管されていたカセットボンベを調べたところ、内部にあるゴムのパッキンが劣化し、コンロに取り付けようとすると、本来はガスが出ないはずの隙間からガスが漏れるボンベが見つかったということです。


こうしたボンベを使うと、コンロの火が引火するおそれがあるということです。


カセットボンベはガス自体に使用期限などはありませんが、ボンベ自体が劣化するため、業界団体などでは7年程度で使い切るか買い換えるよう呼びかけています。


国民生活センターは、さびたり変形したりしたカセットボンベは使わないことや、使用の際には製造日を確認し、古いものは使わないようにすること、それに保管の際には必ずキャップをつけることなど、注意を呼びかけています。

 

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191226/1000041900.html

 

 

12261742分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

カセットボンベを長期間保管したり、保管環境が悪かったりすると、気密性を保つための内部のゴムパッキンが劣化し、ガス漏れが発生するおそれがあるとして、国民生活センターは26日、注意を呼びかけた。

 

日本ガス石油機器工業会は、ボンベは約7年、カセットコンロは約10年を目安に、買い替えをすすめている。

 

・・・・・

 

https://www.asahi.com/articles/ASMDV4VTLMDVUTFL003.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇国民生活センターからの公表資料は下記参照。

NHKから放映された動画や写真なども掲載されている。

 

カセットこんろの燃料として使用されるカセットボンベは、利便性が高く、手軽な反面、高圧ガスを使用した可燃性の商品であるため、取扱いには注意が必要です。

 

PIO-NET(注1)には、2014年度以降の約57カ月の間に全国の消費生活センター等で受け付けたカセットボンベに関する相談は283件あり、そのうち64件は、ガス漏れに関する事例でした(注2)。

 

当センターにも、カセットボンベとカセットこんろの接続部から炎が上がった原因を調べてほしいというテスト依頼が消費生活センターから寄せられています。

 

カセットボンベは、防災対策の日常備蓄品としても推奨されていますが、製造から長期間経過したり、保管環境が悪いと、内部パッキンの劣化によってガス漏れが発生する可能性があり、大変危険です。

 

そこで、長期保管されていたり、保管環境が悪かったカセットボンベを調査し、消費者へ情報提供することとしました。

 

・・・・・

 

カセットボンベの保管期間にご注意を!-内部のゴムパッキンが劣化してガス漏れすることも-

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20191226_1.html

 

〇日本ガス石油機器工業会HPに掲載されているガス機器寿命の目安は下記参照。

理由や根拠は記されていなかったが、ボンベと同様、パッキン類の劣化かもしれない。

 

ガス・石油燃焼機器にも寿命があります

http://www.jgka.or.jp/gasusekiyu_riyou/tenken_maintenance/keinen/index.html

 

 

 

(2020年1月4日 追記 ; ブログ者コメント)

 

現在使用中のコンロを確認したところ、なんと1995年製。

古くなってきたとは思っていたが、25年前に買ったものだったとは・・・。

 

次回使用前までに買い替えを・・・と思っていたところ、正月の初売りチラシに「3000円カセットコンロ数量限定」とあった。

 

ブログ者、しばしばシンクロニシティを経験することがあるが、今回もその一つ。

買ってきたのは言うまでもない。

 



 




 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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