







2020年3月3日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野・飯田労働基準監督署は、令和元年12月に発生した死亡労働災害に関連して、鉄・非鉄の解体や販売を行うM社(長野県飯田市)と同社代表取締役および取締役兼工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)などの違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。
労災は、同社工場で発生したもの。
労働者はフォークリフトで地上から高さ3.2メートルまで持ち上げられたパレット上で、フレキシブルコンテナバッグを圧縮梱包機の投入口に落とす作業を行っていた際に被災した。
バッグが投入口に詰まったのを解消しようとしたところ、機械内部に転落して挟まれている。
同社は、機械の詰まりを解消する作業を行わせる際、機械の停止を怠った疑い。
さらに、投入口の周囲に高さ75センチ以上の丈夫な柵を設けるなどの安全対策も講じていなかった。
https://www.rodo.co.jp/column/88764/
(ブログ者コメント)
飯田労基署からの死亡事故多発注意喚起リーフレット中、本事例に関し、以下の記述があった。
圧縮機械の投入口で作業中、機械内部の下部まで墜落し、機械の可動部分と内壁との間に身体を挟まれ死亡した。
https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/shibousaigai-tahatsu_iida011226.pdf
2020年3月2日23時4分に山陽新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
笠岡地区消防組合(笠岡市十一番町)は2日、救急救命に使う薬剤のアドレナリンを笠岡消防署(同所)の車庫内の救急車から紛失したと発表した。
アドレナリンは容器入りの5本(各1cc)で、薬剤バッグに入っていた。
2月27日朝の定時点検時にはあったが、29日朝の点検でないことが分かった。
他の車両なども探したが見つからず、今月1日、警察に遺失届を提出。
救急車は午後9時~翌日午前7時以外は施錠していなかったという。
同組合によると、アドレナリンは血圧を上げる作用などがあり、医薬品医療機器法で劇薬に指定されているが、なくなったものは0・1%に希釈されており、口に入れるなどしても影響はあまりないとしている。
この日、会見した同組合管理者の小林笠岡市長は、「深く謝罪する。今後は24時間、救急車に鍵を掛け、資機材の管理を徹底する」とした。
https://www.sanyonews.jp/article/989918?rct=jiken_jiko
3月2日17時19分にNHK岡山からは、28日は緊急出動したので点検しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
笠岡市にある消防署が、救急車の中で保管していた劇薬に指定されている薬剤「アドレナリン」を紛失していたことが分かりました。
消防の説明によりますと、2月29日、笠岡消防署の署員が救急車に積んでいる薬剤を点検しようとしたところ、劇薬に指定されている「アドレナリン」5本が入ったかばんがないことに気づいたということです。
かばんは専用の棚で保管され、毎朝、署員が点検することになっていて、2月27日の点検でかばんがあることを確認したあと、翌28日は救急出動したため、点検は行われていなかったということです。
消防によりますと、アドレナリンは、心肺停止した患者の治療などに使われる無色透明の液体で、飲んだり、触ったりしても体に大きな影響はないものの、血管に直接投与した場合、急激な血圧上昇などが起きる可能性があり、消防は1日、警察に届け出たということです。
笠岡地区消防組合では、署員が救急車を離れるときには、常にカギをかけるなど再発防止策を講じるとともに、見つけた時には消防に連絡するよう呼びかけています。
組合の管理者を務める笠岡市の小林市長は、「管理上の責任を強く感じており、再発防止に努めたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200302/4020004833.html
2020年3月1日13時57分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がデモ走行の写真付きでネット配信されていた。
大規模な災害を想定し、名西消防組合消防本部(徳島県石井町)が、極太タイヤの自転車「ファットバイク」などを導入した。
同本部によると、消防組織での導入は神奈川県大和市に続く2例目。
災害時に「消防バイク先行隊」として、がれきの散乱する悪路など消防車が入れない現場に向かい、情報収集や初期消火、応急手当てにあたる。
先行隊で使用するファットバイクは、タイヤ幅約12センチの2台。
軽量で燃費の良い原付きバイク1台を合わせた計3台の編成で、隊員はAED(自動体外式除細動器)や消火機材、救急セットを背負い、出動する。
2016年の熊本地震では小回りのきく自転車とバイクが活躍しており、迅速な初期対応を目指して導入した。
2月26日にあった発足式では、南海トラフ地震を想定した救助や初期消火訓練があり、ファットバイクにまたがった隊員が液状化した道路に見立てた水たまりなどを軽々と進んだ。
田中消防長は、「できるだけ早く現場に到着し、人命救助できるよう、今後訓練を重ねていきたい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20200301/k00/00m/040/135000c
2020年2月29日21時15分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日、千葉市稲毛区の建設現場で、60代の男性作業員が掘削機の走行用ベルトに巻き込まれて死亡しました。
警察や消防によりますと、29日午後3時40分ごろ、千葉市稲毛区のマンションの建設現場で、「男性作業員が掘削機の走行用ベルトに挟まれた」と同僚の作業員から消防に通報がありました。
およそ10分後に救急隊が駆けつけましたが、60代の男性作業員が掘削機の走行用ベルトに全身を巻き込まれていて、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡した作業員は掘削機の運転を担当していて、走行用ベルトを地面から浮かせて空回りさせた状態で点検作業を行っているときに巻き込まれたとみられるということです。
現場にはほかに10人ほどの作業員がいたということで、警察は同僚に話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200229/1080010049.html
(2020年3月17日 修正1 ;追記)
2020年3月1日付の千葉日報紙面には、油圧ショベルの片側を浮かせて点検していたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
千葉西署によると、男性は当時、油圧ショベルの片側を浮かせて空回りさせた状態で走行用ベルトを点検しており、何らかのきっかけで巻き込まれたとみられる。
同日午前8時ごろから、約10人で作業に当たっていたが、ほかにけが人はなかった。
2020年2月29日11時4分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前7時半ごろ、埼玉県深谷市本田の路上で、久喜市吉羽5丁目、アルバイト菊原さん(男性、24歳)が、重機の誘導作業中に落下してきた鉄板が頭に当たり、搬送先の病院で死亡が確認された。
寄居署によると、菊原さんは鉄板をつり下げたショベルカーの誘導をしていた。
地上2.5メートルから落下した鉄板は縦3.1メートル、横1.5メートル、厚さ2センチ、重さ500キロ。
ショベルカーは2枚の鉄板を運んでおり、バケットとアームの部分に挟んでいた鉄板が落ちたという。
同署で事故原因を調べている。
https://this.kiji.is/606296187391312993?c=39546741839462401
市原市の某ガソリンスタンドは現在、セルフ化に向けて改修工事中。
そのそばを通りかかった際、地下タンクの配管が剝き出しになっていたので、これは珍しいと思い、パチリした。
滅多にお目にかかれる光景でもないので、参考までに紹介する。
配管に巻かれている緑色のテープ?は、腐食防止用か?
正面右側が各タンクのベント、計7本。
左側がローリーからの受入口、計7か所。
ちょっと角度を変えてパチリ。
タンクと配管の接続部は、カバーが邪魔でパチリできず。
左上方に緑色の小配管が見えるが、給油ノズルへの配管だろうか?
それにしては2本しかない。
一般に、レギュラー、ハイオク、軽油の3本ありそうなものだが・・・。
2020年2月27日17時4分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良県の消防学校が法律で義務づけられている消火や避難などの訓練を、およそ5年間にわたり行っていなかったことがわかりました。
これは、県の監査委員が去年行った行政監査で明らかになりました。
それによりますと、新しく採用された消防職員らに教育を行う奈良県消防学校で、平成27年4月以降、消火や通報、それに避難の訓練を行っていなかったということです。
消防法は、多くの人が出入りする施設では、それぞれが作る消防計画をもとに毎年訓練を行うよう義務づけていて、消防学校はこの計画の中で、毎年4月に座学の訓練を、9月には消火や避難などの訓練を行うとしていました。
奈良県消防学校の仲嶋校長は、「詳しい経緯はわからないが、毎年の授業のカリキュラムを作る中で訓練の時間が抜け落ちてしまい、気づかないままになっていた。早急に改善して実施したい」と話しています。
消防学校では監査での指摘を受け、28日、訓練を行うことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200227/2050003894.html
2月27日0時1分に毎日新聞からは、校長は訓練のカリキュラムが組めなかったと釈明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仲嶋校長は毎日新聞の取材に、「訓練のカリキュラムが組めなかった。反省し、計画通りに実施する」と釈明した。
同校は県内の消防職員らに教育や訓練などを施す機関。
一般の事業所と同様、法律上は、防火管理者を定めて消防計画を作り、消火器を使った消火訓練などを毎年行わねばならない。
仲嶋校長によると、直近では2019年1月に提出した計画で、「4、9月の年2回、訓練を実施する」と定めていた。
しかし、実際は職員に避難経路を口頭で説明するだけで、最後に訓練をした15年4月以降、こうした状態が続いていたという。
同じ行政監査で、他に、うだ・アニマルパーク動物学習館(宇陀市)や橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)などの県施設5カ所も同様の指摘を受けた。
https://mainichi.jp/articles/20200226/k00/00m/040/483000c
2020年2月26日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が写真や解説図付きでネット配信されていた。
海洋プラスチックごみ問題が世界で深刻化する中、多くの衣類に使われているプラスチック製の合成繊維が洗濯で抜け落ちて海洋に流出している実態が浮かび上がってきた。
ファッション業界では新素材の開発などの対策が進む。
【マイクロプラに】
「フリースを洗濯すると最大で1900本以上のプラ繊維が抜ける。海洋で見つかったプラ繊維の大部分が、洗濯による下水に由来している可能性がある」。
英豪の研究チームが2011年に発表した内容は、ファッション業界にとっても衝撃的だった。
研究チームによると、合成繊維を含むフリースや毛布、シャツなどをそれぞれ家庭用洗濯機で洗った排水をサンプリング調査したところ、全ての衣類で、5ミリ以下の微細なマイクロプラスチックを検出した。
中でも起毛部分の多いフリースが最多だった。
衣類に使われる合成繊維はプラスチックを繊維状にしたものだ。
シワになりにくく、型くずれしにくいといった特徴があるほか、速乾性や脱臭などの機能を持たせる特殊加工もしやすいため、さまざまな衣類に用いられている。
【世界の合成繊維の生産量】
日本化学繊維協会の推定によると、世界の合成繊維の生産量は、利便性が高く安価なことから、年々需要は増加。
17年は約6240万トンで、綿など天然繊維の生産量の2倍以上に拡大している。
ある大手アパレルメーカーの担当者は、「高機能な衣類など、他社との差別化を図る意味でも、合成繊維は今後も欠かせない素材だ」と指摘する。
【困難な完全除去】
洗濯で抜け落ちた合成繊維を含む生活排水は、下水処理場で浄化される。
沈殿や微生物による分解や吸着、消毒などの工程を経て、河川や海に放流されている。
ただ、合成繊維から出た繊維状のマイクロプラは、目視で確認するのも困難なものがほとんどだ。
東京都下水道局によると、生活排水に含まれる有機物などの汚物は浄化処理で9割以上を取り除いているものの、全ては除去できないため、一部の合成繊維は海などに流れ出ている恐れがあるという。
担当者は、「汚物を全て取り除く仕組みにはなっておらず、全国の下水処理場でも同じ状況だ。ただ、繊維を取り除くには膨大な費用がかかり、水道代の値上げに直結する。すぐに対策を取るのは難しい」と説明する。
石油由来のプラスチックは、「生分解性プラ」を除き、自然環境ではほとんど分解されない。
特にマイクロプラは有害物質を吸着する性質があることが分かっており、魚などの海洋生物が誤飲し体内に蓄積させ死ぬなどして、生態系に影響していることが懸念されている。
【新素材開発の動きも】
海洋プラごみの問題解決に向け、世界的な対策が進む中、国内の素材やアパレルのメーカーでも、新素材を開発したり、リサイクル素材を積極的に使用したりするなどの動きが出始めている。
アパレル大手「三陽商会」は昨年10月、スペインのメーカーとともに新ブランド「エコアルフ・ジャパン」を設立すると発表した。
3月13日には東京都渋谷区で有名ブランドショップが軒を連ねる旧渋谷川遊歩道路(通称・キャットストリート)沿いに初の店舗をオープンさせる。
扱う商品はペットボトルやナイロン、タイヤなどのごみを原料にしたリサイクル素材が中心だ。
春夏シーズンは幅広い世代をターゲットに、コートやボトムなど150種類で400色の商品を展開する計画だ。
海に流出しにくい合成繊維の素材開発も進む。
繊維原料の開発などを手がける「帝人フロンティア」は、フリースの代替素材となる新素材「デルタTL」を開発。
生地表面の起毛部分を特殊加工し、洗濯をしても洗い落ちしにくい構造となっている。
また、リサイクル素材が原料で、長いポリエステル繊維を使うことで繊維が抜け落ちにくい特徴がある新素材「アスティ」を開発した。
アウトドアスポーツブランド「ゴールドウイン」とバイオベンチャー企業「スパイバー」は、たんぱく質由来の新素材「ブリュード・プロテイン」を共同開発し、21年以降の本格商品化を目指している。
エコアルフ・ジャパンは、21年中に国内の漁業者が海中で回収したペットボトルなどの海洋プラごみを素材として使う商品開発を目指しており、帝人フロンティアの新素材の活用も検討している。
エコアルフ・ジャパンの吉井ディレクターは、「環境負荷の低いサステナブル(持続可能)な商品を提供するのが世界の流れ。ファッション業界でその姿勢をリードしていきたい」と意気込む。
https://mainichi.jp/articles/20200226/ddm/013/040/020000c
2020年2月26日19時28分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県豊岡市の牛舎で、鼻輪を付けられようとしていた但馬牛の子牛が暴れだし、畜産業の男性が突き飛ばされ、意識不明の重体となった。
26日午前6時50分ごろ、兵庫県豊岡市宮井にある牛舎で、畜産業の綿田さん(76)が子牛に鼻輪をつけようとしていたところ、牛が抵抗して暴れだし、胸を突き飛ばされた。
倒れた際、コンクリートの床に頭を強く打ち、意識不明の重体。
綿田さんは約50年前に牧場を立ち上げたが、現在は息子に経営を任せて、普段は手伝いなどをしていたという。
暴れた子牛は、高級黒毛和牛として知られる「但馬牛」の生後8か月のオスで、体重は約250kgあるとみられている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000081-ytv-l28
2月26日14時17分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
綿田さんは畜産業をおよそ50年間営んでいるということで、26日は妻と2人で牛に鼻輪に慣れさせるトレーニングをしていました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200226/2000025714.html
2月26日19時25分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
豊岡南署によると、約8カ月の子牛(体重約260キロ)の正面から鼻輪を付ける準備作業をしていた男性が、暴れた牛に腹部を押され、転倒した。
共同で作業をしていた妻(73)が119番した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202002/0013148083.shtml
(ブログ者コメント)
以下は、読売テレビの3コマ。
キーワード ; ベテラン
2020年2月25日0時3分に長崎新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、長崎市小江町の岩場で釣りをしていた市内の50代男性がイノシシに襲われ助けを求めたと、通行人が110番通報した。
稲佐署などによると、海を泳いできた体長約1メートルのイノシシが岩場に上がり、釣りをしていた男性に突進してきたという。
署員5人が現場に駆けつけると、男性はイノシシを海中に押さえ込んだ状態で、付近の道に人だかりができていた。
男性はイノシシともみ合いになって一緒に海に落ち、イノシシを海中に押さえ込んで窒息死させたという。
男性はかまれたほか、太ももに裂傷を負っており、病院に搬送された。
同署にはイノシシの目撃情報は時折、寄せられるが、泳ぐ姿の情報は珍しいという。
同署の担当者は、男性が押さえ込んだことに「驚きましたよ」と話した
https://this.kiji.is/604690346770072673?c=174761113988793844
2月24日19時9分にYAHOOニュース(長崎放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日夕方、長崎市で釣りをしていた男性がイノシシに襲われ、大けがをしました
警察によりますと、24日午後5時ごろ、長崎市小江町の海岸で釣りをしていた50代の男性が、体長およそ1メートルのイノシシに襲われました。
近くにいた人によりますと、男性は足をかまれていたということで、左の太ももなどを切る大けがをしました。
男性は命に別状はなく、市内の病院に搬送され、手当てを受けています。
イノシシは男性が海に押さえ込み、窒息死したということです。
(ブログ者コメント)
〇どこだったか、ワイドショーで下記の情報を流しているテレビ局もあった。
▽イノシシは背後から襲ってきた。
▽この男性が襲われる前、少し離れた場所にいた釣り人談;
「イノシシが泳いでいるのを見つけたのでカメラで撮っていると、こっちに向かってきて上がろうとしたので蹴落とした。すると今度はあっちの男性のほうに泳いでいった。」
▽専門家談;
「生息域が人里まで広がり、そこで人とか犬とかに驚かされて海に逃げ、パニック状態になったイノシシが襲ってきた可能性も考えられる」
〇以下は、長崎放送映像の4コマ。
(2020年4月19日 修正1 ;追記)
2020年4月18日18時25分に長崎新聞から、当時の状況を男性に現場で取材した下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
海で釣りをしているとき、獣に襲われる危険性を想定する人は、はたしてどれほどいるだろうか。
2月下旬。長崎市内の男性は、同市小江町の岩場でイカ釣りをしている最中に突然、イノシシに襲われ、〝返り討ち〟にした。
「命を守るために無我夢中。アウェー同士の闘いだった」。
体に負った傷が癒えてきた男性に再び現場を訪ねてもらい、約10分間の死闘を振り返ってもらった。
「自分も足場が悪いアウェー(本拠地ではない意味)で、イノシシも舞台が海ということでアウェー。つまりアウェー同士の闘いだった。自分は何度か釣りに来ていた場所だった分、足場にも慣れていてこちらに勝機があったと思う。ここで死にたくないという気持ちだけだった」
【突進で飛ばされ】
2月24日午後4時ごろ。
同市内で個人タクシーを営む下田さん(52)は仕事前、自宅から程近い防波堤に釣りに来ていた。
釣り歴は40年を超す。頻度は週1、2回。
この日は防波堤がファミリー客で混雑しており、干潮時に出現する対岸の岩場をスポットに決めた。
エギング仕掛けをセットし、さあこれから第1投というとき。
「グググー」。背後から聞き慣れない鳴き声が聞こえた。
「何だろう」と振り返ると、5メートルほど先に焦げ茶色で丸々と太った獣がこちらを向いていた。
「えっ、イノシシ!」
そう思った瞬間、突進された。
衝撃で体は海側へ飛ばされた。
「猪突猛進という言葉があるけれど、まさにその言葉通り。迷うことなく突っ込んできた」
下田さんは持っていた愛用の釣りざおで数回かたたいて応戦したが、脚などをかまれた。
脚をかまれたまま数回か殴ったり蹴ったりし、さらに目つぶしで反撃したが、びくともしない。
ズボンがかみちぎられて一瞬離れた。
その瞬間を見逃さず、上から羽交い締めにしようとしたところ、もみ合いになり、一緒に潮だまりに転倒した。
ちょうど上にかぶさるような格好になり、すかさず左足でイノシシの頭を踏んで海中に沈め、両手で相手の背中を必死に押さえ込んだ。
それからどれくらい時間が経過したのか。
イノシシがいつ窒息死したのかも記憶がない。
しばらくして周囲の人から「もう離しても大丈夫ですよ」と言われ、われに返った。
目撃者が警察などに通報しており、救急車に乗せられて初めて「助かった」と安堵した。
左膝をかまれて出血していた。
ただ、痛みは搬送された病院に着いてから感じた。
感染症の懸念もあったことから、2週間ほど入院した。
体には生々しい傷が残る。
かみつかれた左膝の傷は、あと数センチ深ければ動脈に達して致命傷だったと医師から言われた。
左膝付近を8針縫った。
かまれた傷か牙がかすめた傷かはわからない。
岩場で切ったとみられる手は3針縫った。
【体長1メートル、80キロ】
猛獣に勇敢に立ち向かった下田さんの「胆力」は、小学2年のときに始めたソフトボールで培われた。
現在は地元自治会チームの主戦投手で、シーズン中は週1回の試合で豪腕を発揮する。
自治会とは別のチームでもエースを張り、個人タクシー連合会が主催する九州大会で9連覇中だ。
チームメートの男性(58)は「投げる球はめちゃくちゃ速い。同年代の中でも彼は足腰が格段に強い」と明かす。
長崎県警によると、襲ってきたイノシシは体長約1メートル、体重80キロ。
海を泳いで岩場に上がってきており、通報時間などから計算して、格闘は約10分間だったとみられる。
市農林振興課有害鳥獣相談センターの担当者は、「素手で撃退した話なんて聞いたことがない。イノシシは通常は臆病な性格だが、何らかの原因で興奮状態にあったのだろう」と驚きを口にする。
「イノシシは人間社会に慣れて、昼間も行動するようになった。もしイノシシと遭遇しても決して立ち向かおうと考えず、逃げることを最優先に考えてほしい」と呼び掛ける。
死闘から2カ月。やっと通院が終わった。
「これだけ重傷を負いながら、傷害保険も適用されない。でも一生に一度しかない体験だろうし、傷は残ったけど本当に助かって良かった」と下田さんはふり返る。
大好きな釣りは、退院してから一度も行っていない。
「また釣りに行くのか」と尋ねると、笑ってこう答えた。
「家族からは1人で行くなと心配されているけれど、自分は行くよ。もうそろそろ再開しようかな。これからがイカ釣りのシーズン本番。もちろん、これからはイノシシが近くにいないか十分に用心しないとね」
https://www.47news.jp/localnews/4731233.html
2020年2月24日21時13分に九州朝日放送から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
24日午後、糟屋郡宇美町の町道でペットを火葬するワゴン車から火が上がり、作業員の男性が火傷を負いました。
警察などによりますと、24日午後2時ごろ、宇美町障子岳の町道で「車が燃えている」と通行人の男性から119番通報がありました。
消防が10分ほどで消し止めましたが、作業をしていた男性(72)が腕や肩などに火傷を負いました。
男性はペットの火葬を出張して行う会社の作業員で、出火当時、依頼を受けて犬を火葬していました。
車に積まれた金属製の炉から突然火が上がったということで、警察は出火の原因を調べるとともに、会社の安全指導に問題がなかったかなど、業務上過失傷害の疑いでも捜査する方針です。
https://kbc.co.jp/news/article.php?id=3957406&ymd=2020-02-24
2月24日19時21分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後2時ごろ、福岡県宇美町の町道で「車が燃えている」と通行人の男性から119番があった。
車両はペット火葬用の炉を搭載したワゴン車で、火葬作業をしていた男性(72)が負傷し、福岡市内の病院に搬送された。
県警粕屋署によると、男性はペットの火葬や供養を扱う会社の社員で、出火時は車外にいた。
飼い主からの依頼で現場を訪問し、犬の火葬作業に当たっていたという。
車は荷台部分に金属製の炉が設置してあり、後部が一部焼損した。
原因を調べている
https://mainichi.jp/articles/20200224/k00/00m/040/133000c
(ブログ者コメント)
九州朝日放送掲載写真によれば、現場は周囲に何もない、堤防道路のようにも見える場所。
その道路の一角に消火剤の跡が見える。
2020年2月23日13時56分にYAHOOニュース(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
松浦市の火力発電所で23日朝、石炭を運搬するベルトコンベアを焼く火事がありました。
ケガ人はいませんでした。
火事があったのは松浦市志佐町の九州電力松浦発電所の施設内で、23日午前9時ごろ、燃料用石炭を運搬船から貯炭場に陸揚げするため屋外に設置されているベルトコンベアから出火しました。
松浦市消防本部が出動し、火は約1時間後に消し止められました。
ケガ人はいませんでした。
九州電力松浦発電所は石炭を燃料に電力170万キロワットを発電していますが、九州電力によりますと、この火事による電力需給の影響はないということです。
出火当時、ベルトコンベアは石炭を運搬中だったということで、警察と消防ではベルトコンベア内部から火が出たものとみて、出火原因などを調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00003490-nbcv-l42
2月23日11時21分にNHK長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前9時ごろ、長崎県松浦市志佐町の海沿いにある九州電力の火力発電所から、「ベルトコンベヤーが燃えている」と消防に通報がありました。
消防車4台が出動して消火にあたり、NHKのヘリコプターからの映像では、ベルトコンベヤー付近から煙が出て、消防隊員がホースを使って消火活動をしている様子が分かります。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、発電の燃料の石炭を運ぶ、長さおよそ50メートルのベルトコンベヤーの一部が焼けました。
けが人や停電などの影響はありませんでした。
消防などが火事の原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200223/5030006793.html
2月23日11時50分に日テレNEWS24からは、モーター部分でトラブルがあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋外に設置された石炭運搬用のベルトコンベヤーのモーター部分でトラブルがあり出火したとみられるという。
http://www.news24.jp/nnn/news8749923.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の4コマ。
2020年2月23日13時33分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前8時前、長岡市両高のブルボン長岡工場で、菓子製造ラインのダクト付近から出火、ダクトと天井を焼いた。
けが人はいなかった。
与板署やブルボンなどによると、火災発生時は菓子の製造をしておらず、製造ラインの整備点検中だった。
オーブンの点検を終え、試験運転をしている際に、オーブンの熱を排出するダクトが高温になり、出火したという。
6人の従業員が工場で作業をしていた。
同工場では、主にビスケットを製造している。
寺瀬工場長(51)は、「地域住民や消費者にご迷惑をおかけして反省している。再発防止を強化していく」と話した。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200223526592.html
(ブログ者コメント)
ダクト内清掃不足だった可能性も考えられる。
2020年2月23日16時35分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後5時10分ごろ、兵庫県猪名川町広根の建設会社で、同社会長の男性(87)がサイロ内に転落し、砂に生き埋めになった。
約1時間半後に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
川西署によると、男性は2人の作業員とともに、砂を貯蔵した高さ約10メートル、直径約6・5メートルのサイロの修繕作業をしていた。
サイロに架かったはしごから下へ降りる際、足を踏み外して落下したという。
同署が事故の原因を調べる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202002/0013139894.shtml
2020年2月22日21時25分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後1時前、兵庫県豊岡市京町の神戸地裁豊岡支部で、2階の窓を清掃していた男性作業員(70)が転落し、死亡した。
豊岡南署によると、建物の清掃を請け負っている業者の作業員。
高さ約5メートルの位置で、内側の窓枠に立って外に身を乗り出して作業をしていたという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202002/0013138024.shtml
2020年2月21日10時56分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
区役所などで使っていたエアコンやピアノなどを捨てる際、産業廃棄物処理の許可を得ていない業者に委託したとして、警視庁生活環境課は21日、東京都豊島区の課長ら職員24人と、法人としての同区を廃棄物処理法違反容疑で書類送検した。
同課によると、同法違反容疑で地方自治体が摘発されるのは異例。
同課によると、職員らは全員容疑を認め、「産廃のルールを知らなかった」、「違反だとは思わなかった」などと供述しているという。
同課は、処理を受託した建設会社や運送会社ら法人7社も、同法違反容疑で書類送検した。
各社が自社ゴミとして処理し、不法投棄はなされていないという。
送検容疑は2015年3月~18年6月、豊島区で業務上不必要となった電化製品や家具、卓球台など産業廃棄物116点の収集・運搬と処理を、都から許可を得ていない7社に委託した疑い。
18年7月に区の内部監査で発覚し、区が警視庁に相談していた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55905920R20C20A2CE0000/
2月21日12時10分に毎日新聞からは、他の業務で区と関係があった業者に処理を依頼したなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
無許可業者に区役所で不要になったソファなどの廃棄物処理を依頼したとして、警視庁生活環境課は21日、東京都豊島区の男性課長(56)=さいたま市=や係長ら職員計24人と法人としての区役所を、廃棄物処理法違反(受託基準違反)容疑で書類送検した。
全員が容疑を認め、「法律違反だとは思わなかった」、「処理の仕方が分からなかった」と話しているという。
書類送検容疑は2015年3月~18年6月、産業廃棄物を巡る東京都知事の許可を取っていない業者にソファや棚、テーブルなどの処分を依頼したとしている。
職員らは八つの課に所属し、職場で不要になった物品の廃棄処理を依頼したという。
生活環境課は、業者7社と社長(75)ら7人も同法違反容疑で書類送検した。
業者は運送業など他の業務で区と関係があり、自社のゴミとして処分していたという。
問題は18年7月、区の調査で判明した。
https://mainichi.jp/articles/20200221/k00/00m/040/099000c
※本件、2月21日付で豊島区のHPに、処理を依頼した廃棄物の明細など、下記趣旨の記事が
掲載されていた。
豊島区では、平成30年の事務監査で廃棄物処理法に違反した契約を確認し、以後、全庁調査による実態把握に努めるとともに、警察に届け出て、捜査に協力してまいりました。
この度、警察から、本日付で豊島区及び8課10契約に関して書類送致したとの発表がありましたので、皆様にお知らせいたします。
今後は、検察による捜査に誠実に協力してまいります。
このような事態を招いたことに対し、区民の皆様に深くお詫び申し上げます。
なお、区では、以下の再発防止策を実施済みです
1. 廃棄物処理に関する職員研修の実施
2. 廃棄物処理は、ごみ減量推進課で一括して契約する方式に変更
3. 電子マニフェストを導入
これにより、現在は、適法な廃棄物処理を行っております。
・・・・・
【区が処理を依頼した廃棄物】
平成26年度 卓球台(教育センター)
ピアノ(子ども若者課)
平成27年度 原動機付自転車(生活衛生課)
平成28年度 ソファ、食器棚、黒板等(文化デザイン課)
陳列ケース(障害福祉課)
棚、パイプラック等(財産運用課)
エアコン(学校施設課)
平成29年度 テーブル(区民活動推進課)
平成30年度 テーブル、いす、ホワイトボード等(区民活動推進課)
・・・・・
https://www.city.toshima.lg.jp/462/2002211013.html
(ブログ者コメント)
適正な廃棄物処理を区民に求めている区役所が、自部署から出た廃棄物の適正な処理方法を知らなかったなど、ちょっと信じられない。
それも1部署だけでなく、8部署で。
たとえ担当者が知らなかったにせよ、同僚や上司、あるいは処理を依頼した会社の誰かが気付きそうなものだが・・・。
2020年2月21日19時38分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前11時40分ごろ、横浜市鶴見区末広町の造船会社「Jマリンユナイテッド」の横浜事業所鶴見工場から白煙が出ていると、目撃した男性から119番通報があった。
工場の床の一部などを焼き、男性従業員(45)が顔や手首などにやけどを負った。
鶴見署が原因を調べている。
署によると、男性従業員が、繊維強化プラスチックの製造過程に関係する液体の処理作業のため、容器内で薬品を混ぜていたところ発火したとみられる。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-277856.html
2012年11月7日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正6として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2424/
(2020年2月28日 修正6 ;追記)
2020年2月20日19時36分にNHK石川から、ブレーキライニングが磨耗していたが、目で確認できる範囲を超えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8年前の平成24年10月、JR金沢駅前のホテルで、エレベーターが扉が開いた状態で上昇し、清掃作業員の前多さん(女性、当時63歳)が体を挟まれて死亡しました。
捜査関係者によりますと、事故が起きたエレベーターは、天井付近の滑車からワイヤでかごを吊り下げるタイプのもので、この滑車にブレーキが付いているということです。
このブレーキは、ブレーキライニングという部品を動力に押しつけて摩擦の力によってエレベーターを停止させますが、この部品が摩耗してブレーキが効かなくなったとみられることがわかったということです。
警察は、2月3日付で、業務上過失致死の疑いで保守点検業者など数人を書類送検しました。
警察は、ブレーキの摩耗は目で確認出来る範囲を超えているということで、今回の事故を十分に予見できたとは言えないとして、処分を求めない意見を付けました。
これについて前多さんの長男は、「警察から説明を受けてしばらくは悲しかったが、捜査した結果なので受け入れるしかないと思っています」というコメントを出しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200220/3020004008.html
(ブログ者コメント)
「ブレーキの摩耗は目で確認出来る範囲を超えているということで、今回の事故を十分に予見できたとは言えない」と報じられている件、意味がよく分からない。
第1報修正4での報道は下記。
「事故の直前まではエレベーターの利用者が多く、ブレーキドラムが摩擦熱で膨張したため、摩耗した状態でもブレーキがかかっていたが、その後、ドラムが冷えて縮むとパッドとの間に0.5〜0.6mmの隙間ができ、ブレーキが利かなくなっていた。」
そのことから考えると、ブレーキはさほど磨耗していなかったが、ドラムとパッドとの隙間は目で確認しにくかった・・ということだろうか?
2020年2月20日6時0分に山口新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山陽小野田市立山口東京理科大が敷地内で貯蔵する危険物の総量が、法定の数量を大幅に超えていたことが分かった。
建築基準法違反の状態で新たな施設の整備に向けた建築確認申請を行えなくなり、市は19日の市議会本会議で、施設整備事業費など約8640万円を減額する2019年度一般会計補正予算案を提出した。
市大学推進室によると、危険物は建築基準法で、種類ごとの数量や総量の限度が定められている。
2018年4月の薬学部新設に伴う施設整備でガスボンベ庫や重油タンクなどを設置した結果、危険物の総量が法定の約3倍になっていた。
薬品などを保管する危険物倉庫の整備に向けて準備を進める中で、昨年9月末に設計業者から指摘があり、発覚した。
危険物倉庫や薬用植物園付属棟の整備事業は中断を余儀なくされ、再開のめども立っていない。
危険物倉庫の整備を巡っては、18年11月に大学の敷地内に完成した危険物倉庫棟が耐火構造の面で政令の基準を満たしていないことが分かり、新たに整備を計画した経緯もある。
大学の敷地は都市計画で定める用途地域の第1種住居地域で、危険物の貯蔵や取り扱いの基準が比較的厳しいという。
市は是正に向けて、敷地内の危険物の削減や貯蔵の外部委託、用途地域の見直しなどを検討する。
藤田剛二市長は19日の市議会本会議で、「こうした事態を招き、市民の皆さまに深くおわび申し上げる」と陳謝。
今後について、「教育の環境をしっかり整えるのが市の責務。危険物の数量の管理、用途地域の見直しの検討を進めたい」と説明した。
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/e-yama/articles/6435
2020年2月20日22時16分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時ごろ、札幌市豊平区平岸1条の地下トンネルの掘削現場で作業をしていた20代の男性作業員が、トンネルから土砂を運び出す電動のトロッコにはねられました。
男性は札幌市の病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、現場では豊平川から望月寒川に川の水を流すため放水路の工事を行っていて、男性が土砂を運び出すトロッコのバッテリーを交換する作業をしていたところ、レールを走ってきた別のトロッコとの間に挟まれたということです。
警察は何らかの理由でレールのポイントが切り替わり、トロッコが男性の作業している方向に向かって行ったとみて、現場の作業員から話を聞くなどして、事故の詳しい状況や原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200220/7000018141.html
2月20日21時51分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時5分ごろ、札幌市豊平区、望月寒(もつきさむ)川放水路トンネルの建設作業現場で、男性作業員が2台の土砂運搬車の間に挟まれているのを同僚の男性が見つけ、119番した。
男性は救助されたが、搬送先の病院で間もなく死亡した。
札幌豊平署によると、現場はトンネル出口から約40メートルの地下部。
男性は当時、運搬車用の線路上で、停車させた運搬車のバッテリーを交換する作業を1人で行っていた。
同署は、男性が作業中のところに別の運搬車が進入し、挟まれたとみて調べるとともに、身元の確認を急いでいる。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/395237/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。