







2025年9月16日20時37分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜に三重県四日市市で記録的な大雨が降った影響で、国土交通省三重河川国道事務所は16日、同市の近鉄四日市駅近くの地下駐車場内で、水没など浸水被害にあった車が約270台に上ると明らかにした。
人的被害は確認されていない。
同市では12日夜の1時間降水量が123・5ミリと観測史上最大を更新、地下駐車場「Kパーキング」(地下1、2階に計約500台収容可能)にも大量の雨水が流れ込んだ。
同事務所によると、水没した地下2階に114台、高さ約1メートルまで浸水した地下1階に160台が残されている。
止水板が設置されず、停電で排水ポンプが稼働しなかったという。
16日に地下2階の水はほぼ排水され、今後、車の撤去作業が行われる。
駐車場の管理会社は「当直の職員が当時2人いたが、予想外の記録的な大雨で止水板を設置する間もなかった。事務所内も水につかって危ないと判断し、当直の職員も避難した」と説明した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250916-OYT1T50189/
9月17日6時30分に読売新聞からは、水没直前に辛うじて車で脱出できた人の避難状況が下記趣旨でネット配信されていた。
12日夜の記録的な大雨で冠水した三重県四日市市の地下駐車場「Kパーキング」では、約270台の車が取り残された。
間一髪で車を出した50歳代男性が当時の様子を振り返った。
男性は午後9時前、近鉄四日市駅近くの定期的に通う地下1階の飲食店を訪れた。
車はいつもの地下駐車場の地下1階に止めた。
店でくつろいでいると、店内の一部が雨漏りし、階段下にも水が流れ込んできた。
車が心配になり、地下駐車場に向かったが、床をぬらす程度だったため、いったん店に戻った。
午後10時前には店内も浸水し、店は閉店時間を早めた。
止めていたのは、車高が高く、悪路も乗れるオフロード車。
「まだ出せる」と判断し、地下駐車場に向かった。
雨水が流れ込み、膝下まで浸水する中、2回ほど足を取られながらも車にたどりついた。
乗り込む際、足元に水が数センチ入り込んだ。
エンジンはかかったが、その直後、衝撃を感じた。
水に浮かぶ隣の車とぶつかった音だった。
警笛が鳴り響く車やハザードランプが点灯した車をよけながら、水しぶきを上げて急いで車を走らせた。
午後10時半過ぎに出口へ。
路上に出ると周囲は冠水し、動けない車が複数いた。
男性は当時の様子を撮影した動画をSNSで公開した。
「水害の恐ろしさを実感した。いざという時の備えにしてほしい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250916-OYT1T50256/
(2025年9月19日 修正1 ;追記)
2025年9月19日7時0分に朝日新聞からは、車の出入口3か所にあった電動止水板のうち2か所は数年前から故障していた、人の出入口も7か所あったが止水板は重く1か所設置がやっとだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
記録的な大雨によって三重県四日市市の地下駐車場が水没し、約270台が浸水被害に遭った問題で、計3カ所ある車の出入り口のうち2カ所で浸水防止用の装置が故障中だったことが関係者への取材でわかった。
この装置は電動で動く「防潮板」と呼ばれるもので、出入り口近くにあるスイッチを押すと上がる仕組み。
故障中の2カ所は国道1号側にあり、国が委託する会社が管理しているという。
関係者は「しばらく前から動かなくなっていた。2、3年前からではないか」と話している。
一方、これらと別に、7カ所ある人の出入り口用の「止水板」も今回、使われていなかった。
駐車場の運営会社によると、大雨のあった12日夜は当直の警備員2人が勤務していた。
止水板は各出入り口近くの倉庫に備えていたが、「駐車場への浸水があっという間で、設置する余裕がなかった」と説明している。
過去には、2012年9月に大雨で地下2階の一部が約20センチ浸水したが、車の被害はなかったという。
担当者は「止水板は2人で運ぶのがやっとの重さで、この時も雨水の流れ込みが激しかった出入り口だけ何とか設置した」と話している。
https://www.asahi.com/articles/AST9L3RBRT9LONFB00MM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。