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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019591134分にmBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前10時すぎ、大津市大萱の交差点で、直進してきた軽乗用車が右折しようとした乗用車と衝突した後、信号待ちをしていた園児13人と保育士3人の列に突っ込んだ。

 

この事故で2歳のIちゃん(男児)とHちゃん(女児)が死亡、2歳の男の子が意識不明の重体で、ほかの園児らも重軽傷を負った。

警察によると、乗用車を運転していたS容疑者(女性、52歳)が「前を見ていなかった」という趣旨の供述をし、軽乗用車を運転していた女性(62)は「右折してきた車を左に避けようとした」などと話しているということで、62歳の女性は8日夜、釈放された。

過失の程度が低いと判断されたとみられる。

 

警察は、軽乗用車に設置されていたドライブレコーダーを解析するなどし、事故の原因を調べている。

 

出典

大津市園児2人死亡事故 右折車の女「前を見ていなかった」と供述

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190509/GE000000000000027681.shtml 

 

 

510121分にmBS NEWSからは、対向車を確認しないまま前の車に続いて右折したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を起こした車のドライブレコーダーを解析したところ、事故当時、現場には右折を待つ車の列ができていて、乗用車を運転していたS容疑者(52)が前の車に続いて右折していた。

「右折車がずっと続いていた。その列が続いていて直進車とぶつかった」(目撃者)

警察は、S容疑者が対向車を確認せずに前にいた車に付いていく形で右折しようとしたとみて調べている。

 

出典

『衝突直前、前の車に続くように右折 大津・園児死傷事故』

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190510/GE000000000000027694.shtml 

 

 

592216分に産経新聞westからは、現場は混雑する交差点として知られていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故が発生した大津市大萱の周辺住民によると、現場の県道交差点は、見通しがいいものの、滋賀県第2の都市である草津市方面に向かう右折車が多く、「よく混雑している交差点」として知られていた。

 

「右折できる時間が短いので、焦って曲がろうとする車が多い印象がある」。

事故後、近隣住民の男性(68)は現場について、こう語った。

 

近くの無職の女性(81)は、琵琶湖沿いの直線道路のため、「眺めも良く、直進車のスピードが出がちだ」と説明する。

 

滋賀県警によると、この交差点では過去5年間に、人身事故はなかったものの、物損事故は13件あった。

このうち追突事故は6件、直進車と右折車の事故は3件発生している。

 

事故対策のため、滋賀県は車道に減速帯を表示。

県道路保全室の担当者は、「現場は交通量が多く、渋滞も発生する。車のスピードも速いため、危険箇所として対策を講じていた」としており、事故を受けて新たな交差点対策を検討中という。

 

交通事故総合分析センター(東京)によると、平成29年に起きた人身事故47万2165件の約4割が交差点内の事故。

このうち約3割が右折事故だった。

 

同センターの担当者は、「右折は、歩行者や対向車など、多くの危険に同時に注意を向けなければならず、非常に高度な作業。ちょっとした油断で安全確認を怠ると重大事故につながることがある」と指摘している。

 

出典

大津事故 現場の交差点は渋滞多発、右折に焦り

https://www.sankei.com/west/news/190509/wst1905090034-n1.html 

 

 

5101430分にFNN PRIME(めざましテレビ)からは、事故現場の後追い取材では右折できるまで8分かかったなど、下記趣旨の記事が複数の図解付きでネット配信されていた。

 

右折車と直進車の事故による死亡率は、正面衝突、追越追抜事故に次ぐ3位。

どういうタイミングで起きやすいのか?

元千葉県警交通事故捜査官の熊谷宗徳氏は、「事故は、黄信号から赤信号に変わるタイミングに発生することが多い。お互いに止まるだろう、譲ってくれるだろうという気持ちがあるのだろう」と話す。

 

実は、信号機が「ある」交差点の方が右折車の事故が起こりやすいという統計もある。

 

取材班は、東京都内で最も右折車の事故が多いという板橋区の熊野町交差点を走行してみた。
ここは山手通りと川越街道が交わる場所だ。

 

取材班の車が交差点に差しかかっても、対向車が直進なのか左折なのかギリギリまでわからない。
交通量は非常に多く、交通整理をされる警察官の姿もあった。

この交差点で起きた年間19件の人身事故のうち14件が右折時に起きていて、信号の変わり目で、無理な右折による事故が多発しているという。
(一般社団法人「日本損害保険協会」HPより)

 

大津市で車が保育園児の列に突っ込む事故が起きた交差点でも、似た状況があった。

事故があった丁字路に差しかかると、信号が青にもかかわらず、右折レーンには20台、100m程の列ができている。
対向する直進車両の数が多く、右折車がなかなか先に進めない。

信号を曲がりきるまでに8分かかった。

 

事故が起きた大津市の交差点も、東京・板橋区の熊野町交差点も、右折待ちの列が長く、少しでも直進車の間隔が空くと、車の隙間を縫うようにして車が右折していた。

 

中でも危険なのが、後追い右折だ。
前の車が右折できても、自分が右折できるタイミングだとは限らない。

では、交差点の入り口に止まった車が右折し終わるまでに、どのくらいかかるのか?

都内の交差点で測ってみると、車が右折するのに要する時間は約6秒。
一方で、時速50kmで直進する車が6秒間に進む距離は、およそ84m。
対向車が離れていると思っていても、あっという間に近づいてくるのだ。

 

右折の矢印でも、警戒が必要だ。

信号の矢印が点灯している間は対向車線は赤になり、右折できる時間となるが、熊谷氏は「絶対に対向車が止まってから右折するべき」と話す。
矢印が点灯する限られた時間内に曲がろうと焦ったり、油断することが事故を生みやすいという。

 

このように、右折する際には多くの安全確認が必要だ。
対向車の動きだけでなく、歩行者やバイクの動きなど、確認すべきことはたくさんある。
熊谷氏は「安全だと思える状況がなければ右折はしてはいけない」と話す。

 

今回の事故で問われるガードレールの設置基準について、国交省は、「車の速度が速い箇所」や「歩行者の交通量が多い箇所」を中心に設置しているとする。

また、滋賀県大津市の道路を管理する道路課は、「ここ数年、人身事故が無かったことと直線で見通しがよかったことから、ガードレールは設置されていなかった」としている。

 

出典

滋賀大津市の事故を二度と起こさないために “右折事故危険地帯”にみた危険性
 と対策

https://www.fnn.jp/posts/00045190HDK

 

 

(2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

514日付で毎日新聞東京版からは、事故の波紋が広がっているなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

園児2人が死亡、1人が重体、保育士を含む13人が重軽傷を負った大津市の事故を受け、滋賀県は14日、現場の交差点を調べ、車が乗り上げた歩道に金属ポールを立てるなどの安全対策を検討する予定だ。

 

全国の保育園でも散歩ルートの確認や見直しの動きが広がる一方、歩行者を守るガードレールの設置は自治体に委ねられており、課題も残る。

 

事故から5日たった13日。

現場となった大津市大萱(おおがや)6の滋賀県道交差点から200mほど南にある園児らが通うレイモンド淡海(おうみ)保育園(同市萱野浦)は、受け入れを再開した。

 

職員が見守る中、園児らは保護者に手を引かれながら園内へ入っていった。

 

 

事故は8日午前10時15分ごろ発生。

同市一里山3、無職、S容疑者(52)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で送検=の乗用車が右折し、対向車線を直進してきた無職女性(62)=同法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕後に釈放=の軽乗用車と衝突。

 

軽乗用車は歩道に乗り上げ、信号待ちをしていたIちゃん(男児、2歳)とHちゃん(女児、2歳)が死亡、男児(2歳)が意識不明の重体となり、保育士を含む13人が重軽傷を負った。

 

 

事故を受け、行政も対策を進める。

 

大津市は9日、市立と民間の保育園、幼稚園など計180カ所に対し、散歩コースの危険箇所を改めて点検するなど、安全管理を徹底するよう通知した。

点検に市職員が同行することも計画している。

13日には緊急対策会議を開いて、今後の方針を確認した。

 

一方、現場の道路を管理する県は、当面の措置として、事故時の衝撃を和らげる緩衝具「クッションドラム」6個を交差点の歩道などに設置した。

 

事故現場も含め、県が管理している1日あたりの交通量が1万台以上の交差点について今月中に安全を確認し、必要な対策を打ち出す方針だ。

 

 

【柵設置は自治体判断】

 

「日本は、諸外国に比べ、歩行者が犠牲となる割合が非常に
 高い」。

警察庁の栗生長官は9日の記者会見でこう述べ、通学路のガードレール設置などの安全対策を関係機関と進める考えを示した。

 

警察庁によると、各国の2016~18年のデータを比較したところ、日本は交通事故死者の約36%を歩行者が占めるが、イギリスは約25%、アメリカとフランスは約16%、ドイツは約15%となっている。

 

かつて警察庁科学警察研究所で交通事故の鑑定や分析をした山梨大大学院の伊藤安海教授(安全医工学)は、国内の道路について、「1964年の東京五輪に合わせ、歩行者の安全よりも車が走りやすい道づくりが優先された」と歴史的背景を挙げ、その後も、ガードレールの設置や、車がスピードを出しにくい道路にするなどの安全対策は広がっていないと分析する。

 

ガードレールを含む防護柵の設置基準について、国交省は「歩行者の危険度が高い」などと定めているが、道路の幅や沿道の状況、交通量などはそれぞれ異なるため、明確な基準を設けるのは難しいという。

 

設置は道路管理者である自治体に委ねられており、同省の担当者は、「一律に設置すると、点字ブロックや車いすの利用者などには不便になる可能性がある。周辺の交通状況を総合的に判断するしかない」と話す。

 

文科省は、12年4月に京都府亀岡市で児童ら3人が死亡した事故を受け、全国の通学路を対象に緊急点検を実施。

横断歩道やガードレールがないような危険箇所が計7万4483カ所確認された。

 

18年3月末までに約97%で通学路の変更や路肩の拡幅などの安全対策がとられたが、土地の買収が難航するなどの理由で対策が進んでいない箇所もあるという。

 

また、通学路以外の幼稚園や保育園の経路は対象外だ。

 

一方、警察庁によると、昨年に全国で直進車と右折車の死亡事故は130件あった。

 

右折車の運転手が「まだ直進車は来ない」と考えて右折を始め、衝突するケースが目立つという。

 

伊藤教授は、「交差点が混雑している場合、焦って右折発進してしまうことも多い」と指摘。

右折車両を感知器で検出し、青信号を延長する技術もあり、「信号を守れば右折できるという安心感があれば、運転手は無理をしなくなる」と話す。

 

伊藤教授は、「運転手の安全への認識と信号の技術、ガードレールなどの防護柵を組み合わせれば有効だ」と指摘する。

 

 

【園外活動、悩む保育所】

 

全国の保育所では、散歩ルートの安全確認と見直しの動きが広がっている。

 

「この五差路は直進か左折かが分かりにくい。ウインカーを出さずに左折する車も見かけるので、注意しないと」。

 

横浜市の認可保育所「キッズパオ日吉あおぞら園」では13日、保育士らが散歩に使う主な道を歩き、危険はないか確認した。

 

「いつも通っている道でも、季節や工事によって状況が変わる」と平本園長。

危険箇所を色分けしたシールを地図に貼り、保護者にも公開するという。

 

運営会社のマミーズファミリー(本社・松山市)は全国に40園を展開。

キッズパオ日吉を含む34園には園庭があるが、日常的に散歩をしているため、15日までの再点検と報告を指示した。

 

東京都文京区の別の私立保育所もルートの検証をする予定で、園長は「ガードレールのある交差点は交通量が多いし、遠回りをすると歩く時間が長くなってしまう」と頭を痛める。

 

認可保育所には、児童福祉法に基づき、子どもの数に応じた屋外遊戯場整備が義務付けられている。

 

しかし、公園などを代替地とすることも認めており、厚労省は2011年に「移動の安全が確保されていれば、必ずしも保育所と隣接する必要はない」と通知した。

 

国の12年度調査では、全国の93%の認可保育所が、園庭だけで遊戯場の面積基準を満たしていたが、待機児童対策で増設が急がれる都市部では様相が異なる。

 

民間団体「保育園を考える親の会」が全国主要100都市で調査したデータによると、基準を満たす園庭を持つ施設の割合は、15年度の80.3%から18年度は73.8%に低下。

 

東京23区では12区が5割以下で、特に施設が急増した地域で「園庭なし」が多かった。

 

また、認可外施設には、そもそも遊戯場の確保義務もない。

 

一方、地域交流や交通ルールを学ぶ観点から、園外での活動は必要だとする声も強い。

 

長男(1歳)を都の認証保育所に預ける目黒区の堀田さん(女性、21歳)は、「事故に遭わないかの心配はあるが、外には毎日出掛けてほしい」と訴える。

 

NPO法人「保育の安全研究・教育センター」の掛札代表理事は、「保育園の散歩中の交通事故死は、私が知る限り、近年起きていない。今回は『巻き添え事故』で、理由なく散歩を自粛するのは過剰反応だ。ガードレールがない歩道が大半であることや、園庭がなくても保育園設置が認められることこそ問題ではないか」と指摘する。

 

 

【複数の歩行者らが巻き込まれた主な事故】

 

2006年9月

埼玉県川口市で、脇見運転のワゴン車が保育園児の列に突っ込み、園児4人が死亡、保育士と園児計17人が重軽傷

 

2011年4月

栃木県鹿沼市で、登校中の児童の列にクレーン車が突っ込み小学生6人が死亡

運転手はてんかんの持病を隠していた

 

2012年4月

京都府亀岡市で、無免許の少年の車が集団登校中の列に突っ込み、児童2人と妊娠中の保護者の計3人が死亡、7人が重軽傷

 

2016年10月

横浜市港南区で、認知症の高齢男性が運転する軽トラックが集団登校の列に突っ込み、小学1年の男児が死亡、7人が重軽傷

 

2018年5月

神奈川県茅ケ崎市で、高齢女性が運転する車が横断歩道を渡る歩行者ら4人をはね、自転車の女性が死亡

 

2019年4月19日

東京都豊島区のJR池袋駅近くで、高齢男性が運転する車が暴走

3歳の女児と母親が死亡、8人が重軽傷

 

2019年4月21日

神戸市中央区のJR三ノ宮駅前で、市営バスが横断歩道を渡っていた歩行者をはね、2人が死亡、6人が重軽傷

 

出典

『クローズアップ 遅れた歩行者安全策 大津事故で各地見直し』

https://mainichi.jp/articles/20190514/ddm/003/040/038000c 

 

 

 

 

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2019581140分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

 

8日午前9時半ごろ、千葉県成田市にある廃棄プラスチックのリサイクル工場で「機械が燃えている」と従業員から通報があった。

 

消防車11台が消火活動にあたり、火はおよそ1時間半後に消し止められた。

 

警察などによると、工場には従業員5人がいたが、全員避難していて、けが人はいないという。

 

出火当時、工場では建物の増設工事などが行われていたが、フェンスを溶接した際の火花がプラスチックごみに引火し建物に燃え移ったとみられるということで、警察と消防が出火原因を調べている。

 

出典

リサイクル工場で火災、けが人なし 千葉県成田市

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3668204.html 

 

 

58129分に日本経済新聞からも、大きな黒煙の写真付きで、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前9時40分ごろ、千葉県成田市多良貝の廃プラスチックを扱うK実業の工場で「黒煙が上がっている」と119番があった。

 

警察や消防によると、倉庫内が燃え、約1時間20分後に鎮火した。

従業員らは全員避難し、けが人はない。

 

現場は成田空港の北東約2kmだが、成田国際空港会社によると、航空機の運航に影響はない。

 

K実業のホームページによると、廃プラスチックのリサイクルなどをしている。

 

〔共同〕

 

出典

『成田空港近くの工場で黒煙 火災か、運航影響なし』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44512110Y9A500C1CC0000/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

建物の外に置かれていた廃プラに引火して・・・ということだったのかもしれない。

 

 

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201958日付で上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後5時55分ごろ、桐生市天神町の群馬大理工学部の実験室で、「実験中にフラスコが爆発し学生2人がけがしている」と、学生から119番通報があった。

 

警察や消防によると、4年の女子大学生(22)と修士1年の女子大学院生(22)の2人が顔などにけがを負った。

桐生市内の病院に搬送され、いずれも意識はあるという。

同大などによると、現場は理工学部8号館5階の実験室。

同じ研究室に所属する大学生と大学院生の計6人が糖の合成の実験をしていた。

 

ガラス製のフラスコに薬品を入れて実験用ヒーターで加熱していたところ、爆発が起きたという。

事故当時、一つ上の階にいた男子大学生(21)は、「突然ドーンという大きな音がして、振動が足に伝わってきた。けがをした学生が心配だ」、女子大学院生(22)は、「危険性のある薬品を扱うことがあるので怖い」と話した。

関・理工学部長は取材に、「安全には十分注意していたが、けが人を出してしまい申し訳ない。原因を明らかにして再発防止に努める」としている。

 

警察は、関係者に話を聞くなどして事故原因を調べている。

 

出典

実験中にフラスコ爆発 女子学生2人けが 群馬大学理工学部で

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/129961 

 

 

58628分にNHK群馬からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この事故でフラスコの破片が周囲に飛び散り、2人が顔を切るなどのけがをしたほか、同じ研究室に居合わせた大学生の男女3人が耳の痛みなどを訴え、病院で手当てを受けた。
警察によると、けがの程度はいずれも軽いという。


大学によると、実験が行われていたのは理工学部の分子科学の研究室。

 

出典

群馬大でフラスコ破裂5人けが

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20190508/1060004426.html

 

 

58557分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

研究室では、教員の指導のもと、複数の学生が実験を行っていた。

 

出典

群馬大で実験中フラスコ破裂 女子学生2人顔にけが

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000153964.html 

 

 

581224分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、学生7人が化学の実験を行っていたところ、ガラス製のフラスコが爆発し、ケガをした5人が救急搬送された。

 

5人のうち女性2人がフラスコの破片で顔に切り傷を負い、男女3人が鼓膜を痛めた疑いがあるものの、いずれも軽傷。

担当教授は隣の部屋にいて不在だった。

 

出典

群馬大学の実験室で爆発 学生5人が搬送

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190508-00000075-nnn-soci 

 

 

 

 

 

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2019561746分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪府南西部の泉南地域で、アスベスト(石綿)紡織産業が最盛期だったころから石綿の危険性を訴え続けた開業医の梶本政治(まさはる)さん(1913~94)の遺品などを集めた「アトリエ泉南石綿の館」が、同府泉南市信達牧野の同医師旧宅跡地にオープンした。

 

後の住民たちが泉南石綿健康被害国家賠償訴訟で勝訴した道のりも伝える。

 

 

梶本医師は大阪帝国大(現大阪大)医学部を1937年に卒業。

第二次世界大戦で軍医として戦地に赴き、敗戦後は大阪大で研究し、53年に内科医として地元に医院を開いた。


と同時に、木製の看板「石綿肺研究会」を掲げた。

 

石綿肺は、石綿の粉じんを吸い込んで肺が硬くなる危険な病気。

進行すると呼吸困難になる。

 

泉南地方の石綿産業は、日露戦争直後から始まった国内有数の地帯。

60年代には200以上の石綿関連工場があり、就労者は約2000人と推定された。

 

そんなただ中で、梶本医師は石綿による病気を研究し、公然と危険性を訴えた。

 

遺族らによると、診察や往診など地域医療に尽力する傍ら、石綿関連疾患と被害の調査・研究をリードした国立療養所近畿中央病院(当時)の瀬良好澄元院長と頻繁に会っていた。

また、当時は極めて高価だった海外の石綿関係の文献も収集。 

こうして石綿の危険性を認識していったとみられる。

 

市民団体「泉南アスベストの会」共同代表の柚岡一禎(かずよし)さん(76)によると、梶本医師は行動の人でもあった。

 

地元の石綿工場の経営者や従業員に石綿の危険性を説いて回った。

ある工場では石綿の「集じん機」を設置させ、別の工場では追い返されることも。

駅のプラットホームで石綿工場の経営者と押し問答になっているのを見かけた人もいるという。

 

石綿の危険性を訴えたチラシも自ら作った。

「規制を適用できるはず」と、国の無策を指摘したチラシを作り、国の省庁や自治体、研究者や関連業者に郵送した。

しかし、反応がなかったという。

 

同会共同代表で梶本医師の長男逸雄さん(70)は、「遊びたい盛りのころに兄弟でチラシのガリ版印刷を手伝わされた」と証言する。

 

柚岡さんは、「敬意を抱く人もいたが、地域全体では変人扱いされていた」と振り返る。

 

多くの人の記憶に残るのは、往診や工場視察のため、「カブ」と呼ばれるバイクで地域を走り回る姿だった。

貧しい地域の患者を相手にすることが多かったという。

 

「石綿の館」は約20m2。

その入り口の梶本医師の「由緒」に、「先生がこの地の住民の一人であったという事実は(中略)時に利を得、沈黙したわれわれを、からくも免罪してくれているように思う」と記されている。

 

梶本医師死亡11年後の2005年6月末、兵庫県尼崎市のクボタ旧石綿製品工場の周辺住民にがんの中皮腫が多発している被害が発覚した。

 

そのとき、泉南地域の住民が、あたかも梶本医師の姿の記憶が呼び覚まされたかのように、被害を訴える活動に立ち上がった。

 

翌年5月、泉南地域の石綿工場の元従業員らが集団で、「石綿肺などの被害は国が規制を怠ったため」と、国家賠償請求訴訟を大阪地裁に提起した。

 

訴訟は、高裁での敗訴判決もあり、多くの原告が亡くなるなど、約8年以上の曲折があった。

 

そして14年10月、最高裁の判決で「国が権限を行使せずに対策を怠った」という判断が確定し、原告が勝訴した。

 

「石綿の館」では、訴訟の記録映像の上映や関連図書の展示が行われている。

入館無料だが、見学者は事前に「泉南アスベストの会」(09081266333か、09079680395)へ連絡を。

 

 

【梶本政治医師と泉南地域関連年表】

1937年 大阪帝国大(現大阪大)医学部卒業

 45年 第二次世界大戦で日本敗戦

 53年 泉南で医院を開業し「石綿肺研究会」の看板を
    掲げる

 60年代~ チラシで盛んに石綿の危険を訴える

 71年 政府が石綿工場で局所排気装置の設置を義務付け

 94年 死去

2005年 クボタ旧石綿製品工場周辺で住民の中皮腫多発が
    発覚

 06年 泉南地方の住民が石綿健康被害国家賠償訴訟を提起

 14年 最高裁判決で同訴訟の原告勝訴が確定。政府が謝罪

 

出典

『石綿の危険性訴え続けた開業医の記念館 大阪・泉南市に』

https://mainichi.jp/articles/20190506/k00/00m/040/084000c 

 

 

 

 

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201956720分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

学校で心停止になった子どもにAEDが使われたかどうかを調べたところ、小学生と中学生では男女差がなかったのに対して、高校生では女子生徒に使われる割合が3割ほど低くなることが、京都大学などの研究グループの調査でわかった。

京都大学などの研究グループは、平成20年から27年にかけて全国の学校の構内で心停止になった子ども232人について、救急隊が到着する前にAEDのパッドが装着されたかどうかを調べた。


その結果、小学生と中学生では、男女の間で有意な差はなかったが、高校生では、男子生徒の83.2%にパッドが装着されたのに対して女子生徒は55.6%と、30ポイント近く低くなっていた。


AEDは心臓の動きを正常に戻す医療機器で、鎖骨の下などの素肌に直接パッドを貼る必要があり、研究チームでは、女子高校生の場合、近くにいた人たちが素肌を出すことに一定の抵抗があったのではないかと分析している。


心停止の状態で何もしないと救命率は1分たつごとにおよそ10%ずつ下がるため、救急隊の到着する前にできるだけ早く胸骨圧迫=心臓マッサージをしてAEDを使うことが大切だ。


研究グループのメンバーで京都大学健康科学センターの石見拓教授は、「パッドは服を完全に脱がせなくても貼ることができ、貼ったあとに服などをかぶせてもよい。命を救うため、女性にもAEDを迷わず使ってほしい」と話している。

倒れて意識がない女性に救命処置を行う場合、どんな配慮や工夫ができるのか。

 

京都大学健康科学センターの石見拓教授によると、

①声をかけ、意識がなければ119番に通報して、近くの人にAEDを持ってきてもらうように頼む。

②呼吸をしていない、またはよくわからなければ、胸骨圧迫=心臓マッサージを始める。

③AEDが届いたら電源を入れ、2枚のパッドを素肌に貼るが、服をすべて脱がす必要はなく、下着をずらして、右の鎖骨の下と左の脇腹の辺りに貼ることで対応できる。

④貼ったあとは、上から服などをかけても大丈夫。

 

石見教授は、「AEDのパッドは貼るべき位置に貼れば、服をすべて脱がさなくても問題はない。女性であっても男性と同じだけの救命のチャンスが与えられるべきで、訓練の場などで女性への対応の仕方を広く伝えていきたい」と話している。

 

出典

AED 女子生徒に使われない!

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190506/0029328.html

 

 


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20195660分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中学・高校で起きる事故の半分以上は運動部の部活動中で、年間35万件に上る。

 

特に頭のけがは命にかかわることがあり、学校現場では重大事故を防ぐための模索が続いている。

 

 

【硬球直撃 予防策を尽くしていたが】

 

死球を受けた2年生の男子部員(当時16)は声を上げ、尻から落ちて仰向けに倒れた。

よけようとした球が、ヘルメットの耳当て部分と左耳の下に当たった。

 

昨年11月18日、熊本県立熊本西高校(熊本市)で行われた野球部と他校の練習試合。

部員らが駆け寄ると、意識がなかった。

翌朝、亡くなった。

 

野球部は、事故防止に力を入れてきた。

 

複数箇所で行う打撃練習は、打球が飛び交う。

防球ネットの穴を抜けて投手に当たらないように、37枚のネット1枚ずつに担当を割り当て、点検や補修を続ける。

イレギュラーバウンドを防ぐため、ノックの合間にトンボをかける。

ヘルメットは昨春、各部員に合うように3つのサイズを買いそろえた。

 

それでも、事故は起きた。

 

横手監督(43)は、「亡くなった部員は野球が大好きだった。彼も、投手も、誰も悪くないのに……」と声を絞り出す。

 

地元の軟式野球出身者ばかりの野球部は、昨秋の九州大会で8強入りし、今春の選抜の21世紀枠の県推薦校に選ばれていた。

事故を受け、横手監督は辞退も考えた。

 

そのチームに、遺族が葬儀で語りかけた。

「前を向いてほしい。21世紀を辞退しないで、甲子園を目指して下さい」。

頭を下げる相手校の投手にも「野球を続けて下さい。夏の藤崎台(球場)で投げる姿を楽しみにしています。本人も同じ思いでしょう」。

参列者のすすり泣きが漏れた。

 

野球部は今春の選抜に初出場した。

ネット管理をまとめる3年の中本君(17)は、「大変だけど、練習に集中するためにも安全確認が大切」と話す。

 

事故後、スポーツ用品会社が、ヘルメットの両耳にあたる部分に着脱式の金属板を付けて首や後頭部を守る試作品を持参した。

まだ商品化の見通しはないが、横手監督は「事故をなくそうと動いてくれたことがありがたい」と話す。

 

日本高校野球連盟によると、死球による死亡は、記録が残る1974年以降で3件目。

 

事故の直後、熊本県高野連の工木(くぎ)理事長は日本高野連に伝えた。

「硬球を扱う以上、どの学校でも起き得る。不慮の事故で終わらせてはいけない」。

 

日本高野連は、製品の安全性を管理する協会に事故の調査と予防策の検討を要請。

協会は各ヘルメットメーカーと議論を始めた。

 

全国の野球部での頭部事故は年間2000件超。

打撃練習やノック時が目立つ。

 

日本高野連の竹中事務局長は、「防球ネットの点検やグラウンド整備などを徹底すれば防げる事故が、繰り返し起きている。指導者の知見を高める必要がある」と話す。

 

日本高野連は01年、打撃投手のヘッドギア着用を義務化した。

以来、打撃投手の死亡事故はない。

 

16年には、女子部員に甲子園大会前の甲子園での練習参加を認める一方で、ヘルメット着用を義務づけた。

 

昨年3月には、全国の高野連と野球部の指導者を大阪市に集め、事故防止のシンポジウムを初めて開催。

専門家が事故事例や安全対策を説明した。

 

防球ネットについては適切な補修方法や死角をなくす配置、事故が起きにくい新製品などを紹介。

練習中の野手の顔を覆うフェースガードの着用も勧めた。

 

その後、各地の高野連は安全対策に関する勉強会を開くなどしている。

 

 

【部活中の死亡事故、10年間で152件】

 

日本スポーツ振興センター(JSC)の学校事故データを、産業技術総合研究所(産総研)が分析。

部活動の事故は2014~16年度、年間平均で35万件あった。

 

小学校8000件、中学校18万7000件、高校15万6000件。

部員数の多いバスケットボール、サッカー、野球の順。

 

年間約1万2000件に上る頭のけがでは、野球、サッカー、バスケットボールの順になる。

 

部活動の死亡事故は、16年度までの10年間に152件。

交通事故が大半の登下校中に次いで多い。

 

亡くなった原因で最も多いのは、突然死を除くと、頭のけが25件。

柔道が突出し、ラグビー、野球と続く。

ただ、柔道は12年度の中学での武道必修化に伴い安全対策が強化され、近年は大幅に減っている。

 

 

【サッカー部の合宿中、ボールが頭に 練習を続け……】

 

東京都内の私立高校に通う男子生徒(17)は、中学2年だった16年3月、サッカー部の合宿中に頭に大けがを負った。

ゴールキーパーをしていて、コーチが蹴ったボールが右側頭部に当たった。

練習後、頭痛を感じたが、合宿を続けた。

 

深刻さに気づいたのは合宿後の練習試合。

頭痛がひどく、普段はしないようなミスで失点。

試合途中で交代して早退したが、痛くて家まで帰れない。

母親に助けを求め、自宅近くの大学病院に駆け込んだ。

 

CT検査で、強い衝撃によって頭蓋内の血管が破れ、血の塊ができる急性硬膜下血腫とわかった。

 

広がれば脳を圧迫して頭痛や嘔吐、けいれんなどが起き、短時間で意識障害や呼吸停止に至ることも。

 

空中でヘディングをして地面に頭を打つ例が多いが、角度や強さによっては、ボールが当たるだけでも起きるという。

 

2日後に血腫が縮小して退院したが、医師からは、体がぶつかるスポーツはやめるように告げられた。

頭に再び衝撃が加われば、深刻な事態になりかねないという。

 

学校は、合宿参加者から聞き取り調査を実施。

大けがにつながるとは、誰も思っていなかった。

コーチは強めにボールを蹴っており、「生徒の力を踏まえず、未熟だった」と述べた。

 

学校は生徒と両親に謝罪した。

顧問の教諭は取材に、「異変に気づけなかったことに忸怩たる思いがある」と話す。

 

生徒は、中学最後の夏の大会にマネジャーとして参加した。

今も、体育の柔道や体育祭の騎馬戦などを控える。

定期的な検査を受け、学校生活を送っている。

取材に、「レギュラー争いをしていて休みたくないと思い、練習を続けて悪化させてしまったかもしれない」と振り返り、自身の経験を予防に役立てて欲しいと話した。

 

 

(2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

【柔道はじめて1カ月、大外刈りで奪われた命】

 

柔道部の練習中に福岡市立中学1年の大場さん(女子、当時13歳)を亡くした父親(53)は、悔やみ続けている。

「こんなに柔道が危険だとは知らなかった」

 

2015年5月、大場さんは練習を終えて帰宅すると「練習で打って頭が痛い」と、夕食を残した。

翌日の朝、体調を聞くと「大丈夫」との返事。

「気分が悪かったら先生に言いなさい」と送り出した。


学校を休ませて病院に連れて行っていれば事故は避けられた、との思いは消えない。

 

この日の夕方、大場さんは中学の武道場で2年の女子部員の大外刈りで倒れ、頭を強く打って意識不明になった。

救急車で病院に運ばれ、手術を受けたが、意識は戻らなかった。

急性硬膜下血腫のため、5日後に亡くなった。

 

福岡市教育委員会が公表した有識者による調査報告書によると、事故は技を伝えてから投げる「約束練習」で起きた。

相手は大外刈りと伝えたうえで、スピードを緩めてかけた。

 

大場さんは運動は得意でなかったが、「警察官になりたい」と柔道部に入った。

柔道を始めて1カ月の大場さんに対し、相手は5年目。

身長は6.5cm、体重も12kg上回っていた。

 

武道場には顧問の教諭とボランティアの指導員2人の計3人がいたが、事故の瞬間は見ていなかった。

 

報告書は、「体格差や能力差を把握し、きめ細かな指導を行う必要がある」と指摘。

事故を防ぐため、受け身の練習を3、4カ月以上は行い、大外刈りなど危険性のある技で受け身の練習をしないよう求めた。

 

日本スポーツ振興センター(JSC)が重大事故に限定して公表しているデータを名古屋大学の内田良准教授が分析したところ、17年度までの35年間に、柔道の部活動や授業などで121人が死亡していた(突然死や熱中症なども含む)。

1年生が74人を占めた。

頭のけがで亡くなったのは121人のうち77人で、大外刈りが最も多かった。

 

近年は、中学の体育の武道必修化に伴い安全対策が強化されるなどして、重大事故は減っている。

それでも16年度、群馬と栃木の中学生2人が大外刈りで一時重体となった。

 

娘の事故の後に起きたことに衝撃を受けた大場さんは17年、小中学生に限って大外刈りを禁止すべきだとブログで訴えた。

事故の重さを伝えようと、娘の脳のX線写真も掲載。

 

昨年11月には、大外刈りの危険性を伝えたいとの思いを込め、柔道のルールを決めている全柔連を相手に損害賠償請求訴訟を起こした。

 

「二度と重大事故が起きないように、指導者の人たちに安全に対する気持ちを持ち続けてほしい」と願う。

 

 

【頭のけが「事後の対応が重要」】

 

頭のけがは、外見上、骨折や出血がなくても注意が必要だ。

 

運動中の頭部外傷に詳しい東京慈恵会医科大の大橋洋輝講師(脳神経外科)によると、中でも急性硬膜下血腫は、死亡や重い後遺症につながる頻度が最も高い。

頭痛などがあるのに無理してプレーを続けると、命に関わる危険がある。

 

脳への衝撃で一時的に意識や記憶を失うなどする脳振盪も、状態が万全でないまま競技を続ければ、二次的なけがで急性硬膜下血腫などにつながりかねない。

ほとんどの脳振盪は回復するが、頭痛やめまい、集中力低下といった症状が続くこともあるという。

 

これらはラグビー、アメフト、柔道など、選手がぶつかり合うスポーツのほか、野球やサッカーなどで幅広く起きている。

 

産総研の分析では、急性硬膜下血腫は多い年で160件、脳振盪は1800件ほど起きていた。

 

深刻なけがを防ぐには、種目ごとの対策はもちろん、体調不良時に運動させないことも必要だ。

 

大橋さんは、「競技によっては、頭のけがを完全に防ぐのは難しく、事後の対応が重要だ」という。

 

脳振盪の頻度が高いスポーツでの深刻なけがを防ごうと、日本臨床スポーツ医学会(脳神経外科部会)は「頭部外傷10か条の提言」をまとめ、脳振盪を簡易的に判断する方法を紹介している。

 

同会の「のじ脳神経外科・しびれクリニック」の野地雅人医師は、「頭を打った後に、頭痛、めまい、吐き気など普段と違う様子が見られたら脳振盪を疑い、指導者がプレーから離脱させ、専門医を受診させてほしい」と呼びかけている。

 

出典

中高の事故、半数は部活で 柔道技や打球…頭をどう守る

https://www.asahi.com/articles/ASM4S7RJ2M4SUUPI010.html 

 

 

 

 

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201956日付で秋田魁新報から下記趣旨の記事が、両名のアルコール濃度推移表付きでネット配信されていた。

 

朝の通勤時間帯に飲酒運転で摘発される例が後を絶たない。

一眠りすれば大丈夫という甘い認識でハンドルを握っているケースが少なくないとみられる。

 

飲酒運転の摘発人数は、ここ数年、秋田県内で増加傾向にあり、飲酒の翌朝に車を運転するかどうかは慎重な判断が必要だ。

3月26日午前7時50分ごろ、北秋田市の県道。

出勤途中だった1台の車が、北秋田署の警察車両に停止を求められた。

市教育委員会によると、運転していたのは市内の小学校に勤務する50代男性教諭。

呼気検査で1ℓ中0.150mgの基準値を上回るアルコールが検出され、酒気帯び運転での摘発となった。

市教委の調査に、前日夜にウイスキーを飲んだと話したという。

公務員による同様のケースは昨年6月25日、秋田市の国道7号でもあった。

50代男性県職員が朝の出勤途中に事故を起こし、秋田中央署員による呼気検査で基準値超のアルコールが検出された。

県によると、こちらも飲酒したのは前日の夜だったという。

飲酒直後に比べ、一眠りした後は飲酒運転への警戒が緩みがちな人が少なくないようだ。

毎日の通勤で車を運転する秋田市の男性会社員(29)は、「少し酒が残っている気がしても、朝なら運転してしまう」と話す。

県警交通企画課によると、県内で昨年、飲酒運転で摘発されたのは322人。

過去5年では最多で、2年連続増となった。

 

このうち、一般的な通勤時間帯の午前6~10時に摘発されたのは、23%に当たる74人。

また、なぜ運転したのかを問われた中で最も多かったのは「あまり酔っていないと思った」で、22%に当たる70人だった。

県警交通企画課は、「酒が残っていることを自覚しながら、安易に大丈夫と判断する人がいる。酒は抜けるまで時間がかかる。翌朝に運転する場合は、酒量を減らし早めに切り上げるなど、相当注意してほしい」としている。

 

 

【記者2人、呼気検査機を使い実験】

 

記者A、Bの2人が同じ時間に同じ量を飲酒し、酒がどの程度残るかを市販の呼気検査機(約1500円)を使い実験した。

 

4月中旬の平日、2人は午後8時~午前0時の4時間、JR秋田駅前の居酒屋で飲酒した。

飲んだ量はそれぞれ、生ビールを中ジョッキに5杯と日本酒2合。

 

開始1時間、ビール3杯を空けた時点で共に呼気1ℓ当たり0.400mg程度で、酒気帯び基準の0.150mgを超えた。

2人とも頭がぼーっとし、頬が熱い感覚があった。

その後、ビールと日本酒を追加。

解散時の午前0時でも同じく0.400mg程度で、横ばいだった。

 

 

【仮眠では抜けきらず、アルコール分解能力の差も】

 

県内では、車で仮眠した後にハンドルを握り、飲酒運転で摘発される例がたびたびある。

 

2人は飲酒後、午前1時半から仮眠を取り、5時に検査した。

値は下がったものの、Aが0.225mgで基準超えが続き、Bは基準内ながら0.100mgだった。

仮眠でアルコールは抜け切らなかった。

もう一眠りし、午前7時半に再度検査。

Bは検出されなかったが、Aは0.075mg残り、両者でアルコール分解能力の差が出た。

Aは朝、頭痛があり、二日酔い状態。

数値は基準以下でも、正常な運転ができるか疑わしかった。

 

検査機の精度もどの程度か分からない。

アルコールが思った以上に体に残ることを実感しながら、この日の運転を控えた。

 

出典

『通勤時間帯の飲酒運転、後絶たず 意外に残るアルコール』

https://www.sakigake.jp/news/article/20190506AK0005/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

飲酒後のアルコール残留度合いについては、本ブログでも過去に何件か紹介している。

 

 

 

 

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201955720分に福井新聞から、営巣中の写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2019年2月から福井県の坂井市と福井市を転々としていた国の特別天然記念物コウノトリのペアが、坂井市内の電柱に定住先を決め、本格的に営巣した。

 

集落の住民が刺激しないよう申し合わせ、電力会社は地元の声に応えて集落の電気系統を迂回させるなど、地域挙げての見守りで、ペアも仲むつまじく安心した様子。

 

住民は「よくぞ、この場所を選んでくれた。無事にひなが産まれてほしい」と、県内55年ぶりの野外繁殖に期待を寄せている。

 

ペアは昨年5月、越前市大塩町の人口巣塔で有精卵を産んだ兵庫県豊岡市生まれの4歳の雄と6歳の雌。

卵はカラスに持ち去られ、近くの畑で割れた状態で見つかった。

 

ペアはいったん福井を離れたものの、今年2月下旬に坂井市内で行動をともにする様子が確認された。

 

その後、テクノポートの鉄塔(同市)や福井市波寄町の電柱など、さまざまな場所に営巣し始めたが、「コウノトリの感電やけが、停電の恐れがある」として、北陸電力は撤去してきた。

 

地域住民らの「地元に定着してくれたら」との声を受け、北電は「安全な形で巣を作ってほしい」と、電柱の頂上に枠を組むなど安全対策を実施。

 

しかし、ペアは対策を講じた場所から移動して別の場所で営巣。

「いたちごっこ」を40回以上繰り返し、4月19日ごろになって、ようやく安住の地を定めた。

 

ペアは高さ14mの電柱の頂上に枝などを集め、3日間ほどで十分な大きさの巣を作り上げた。

 

「巣を残してほしい」という集落の声を受け、北電は同23日、集落一帯を一時停電にして変圧器を別の電柱に新たに設置するなど、電気系統を変更する作業にあたった。

 

住民によると、この集落周辺の水田は、化学肥料や農薬の使用を減らす環境配慮型の農業を行っている。

 

田んぼでは餌となるカエルなど生き物の鳴き声が響いており、2羽は近くの畑や田んぼで餌を食べているもよう。

交尾する姿も度々見られ、最近では巣に伏せる様子も見られるという。

 

巣の近くに住む女性(67)は、「一時的な停電は大変だったけれど、電気工事までしてくれてうれしい。ひな誕生まで温かく見守りたい」。

 

集落の区長(69)は、「子どもが減る中、勇気をもらっている。毎朝顔を見られて本当にうれしい。無事に子育てに成功してくれたら」と願った。

 

県自然環境課は、ペアを刺激しないように150m以上離れた場所から観察することや、巣を見上げないよう呼び掛けている。

 

住民たちは「事故が起こることのないように、静かに見守ってほしい」としている。

 

出典

電柱の巣を守るため集落が停電許可 コウノトリ営巣、子育て成功願う

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/847748 

 

 

58195分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2羽は、ことし3月ごろから福井市や坂井市などで電柱や鉄塔にたびたび巣を作ろうとしていたが、電柱を管理する北陸電力は、コウノトリの感電や停電の恐れがあるなどとして、これまで40回あまりにわたって、巣が作られる前に枝を取り除いていた。


こうした中、今回は、電気を供給するルートが変更しやすい場所に電柱があり、「巣を残して欲しい」という地元の強い要望もあったことから、北陸電力が住民の協力のもと、付近一帯を一時的に停電にして電気の供給ルートを変更したことで、巣作りにつながったという。


8日は、メスとみられる1羽がずっと巣の中にいて、午前10時すぎにはエサを運んできたオスとみられるもう1羽がいったん巣に戻り、一時、2羽で身を寄せる様子が確認された。


その後、正午すぎに県内に飛来している別のコウノトリが巣に近づくと、2羽は威嚇するようなしぐさを見せたあと、オスとみられる方が縄張りの外に追い立てていた。


県自然環境課によると、コウノトリのつがいは、今、産卵期を迎えていて、交尾をする様子も確認されているということで、県内で野外繁殖に成功すれば55年ぶりだという。


県自然環境課は、一連の繁殖行動では不要なストレスを与えないことが大切なので、ヒナの巣立ちが確認されるまでは150m以内に近づかないよう配慮してほしいと呼びかけている。

 

出典

坂井 コウノトリ野外繁殖に期待

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20190508/3050002055.html

 

 

591952分にNHK福井からは、産卵したらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は9日、このつがいが産卵し、親鳥が卵を抱く行動が本格的に始まったとみられると発表した。


野外でのコウノトリの産卵は県内では5例目で、55年ぶりとなる野外繁殖の成功にいっそう期待が高まっている。

出典

坂井 コウノトリ電柱の上で産卵

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20190509/3050002061.html 

 

 

 

(2019年11月6日 修正1 ;追記)

 

2019116日付で中日新聞から、産まれた4羽のヒナが巣立ちしたので巣が撤去されたという下記趣旨の記事が、撤去作業の写真付きでネット配信されていた。

 

県内で五十八年ぶりに野外繁殖した国の特別天然記念物コウノトリのひなが育った坂井市内の巣が五日、撤去された。

親の二羽とひな四羽がいずれも帰還する姿が見られなくなったため。

 

営巣開始から見守り続けてきた住民らは、寂しさを感じながらも来シーズンの営巣に期待していた。

 

巣があったのは春江町上小森の電柱の上。

県によると、巣でコウノトリが確認されたのは、十月十一日にひな一羽が目撃されたのが最後。

繁殖期が終わり、巣に戻ることはもうないと県と市が判断した。

 

営巣場所は、地元住民の日常生活を守り、部外者がコウノトリを刺激しないようにと、県と市が公表を控えていた。

 

撤去作業は県や市の担当者、北陸電力の作業員ら計十五人が当たった。

 

約十四メートルの電柱の上にある巣に、高所作業車二台を使って作業員が近づき、ブルーシートで受けて巣が落下しないようにした後、巣を解体しながら袋に詰めて下ろした。

 

十月に台風などの悪天候が続いて巣の材料が飛ばされたため、夏頃に比べて巣は小さくなっていたものの総重量は三十一キロあった。

 

解体した巣は病原体が付着している恐れがあることから、市が焼却処分にした。

 

作業を見守っていた地元住民たちは「ずっと子育てを見ていたからね。寂しいよ」「来年も来てくれるといいね」などと話しながらコウノトリと過ごした半年間を振り返った。

 

コウノトリのふんで汚れた道路などを毎朝清掃するなど、率先して見守り活動を続けた上小森区の前田区長(男性、69歳)は「ひなすべてが無事に巣立ってくれて本当に良かった」と感慨深げ。

 

鳥の習性から来年も集落内に営巣する可能性があり「住民との話し合いにもよるが前向きに受け入れたい」と話した。

 

現場を訪れた川元市教育長は「ひなが無事に巣立てたのは上小森の人たちの献身的な活動のおかげ」と述べ、上小森区に市が感謝状を贈ることを決めたと明かした。

 

https://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20191106/CK2019110602000010.html

 

 

1151236分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

コウノトリのつがいが、坂井市春江町の電柱の上に作った巣では、ことし5月下旬以降に4羽のヒナが誕生し、夏には順調に巣立ちを終えて、県内では昭和36年以来、58年ぶりに野外での繁殖が実現しました。


最近では、ヒナが巣に戻ることもなくなったため、坂井市は5日、電力会社などと一緒に巣の撤去作業を行いました。


巣は、高さ40センチ、幅1.8メートルほどの大きさで、電力会社の作業員が、高所作業用の車を使って慎重に巣を取り除き、電柱から下ろしました。


現場では近所の人たちが作業の様子を静かに見守っていました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20191105/3050003340.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の3コマ。

 

 



 

 

 

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201956100分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前3時5分ごろ、名張市蔵持町原出の飲食店「U名張店」で出火し、一階部分の約50m2が燃えた。

 

約1時間50分後の午前4時55分ごろに鎮火し、けが人はいなかった。

 

警察によると、出火時に店内は無人だった。

厨房の上が焼けており、厨房にあった油と天かすから発火したとみられる。

 

詳しい出火原因は現在調査中。

 

出典

油と天かすから発火か 「U名張店」で火災

https://this.kiji.is/497936749000705121?c=39546741839462401

 

 

55日付で伊賀情報タウンyouからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2階建て店舗の1階厨房付近、約50m2が焼けた。

 

警察の発表によると、4日の営業を終えた店舗は午後10時45分ごろから無人で、警備会社を通じて通報があった。

 

現場は、近鉄桔梗が丘駅から直線で南東に約300mの国道沿い。

 

出典

飲食店で火災 厨房付近焼ける 名張市蔵持町原出

https://www.iga-younet.co.jp/2019/05/05/14852/ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019542038分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後2時15分ごろ、名古屋市千種区の東山動植物園内にある遊園地で、遊戯施設「ニューバイキング」の部品が落下し、乗っていた名古屋市守山区の小学5年の女児(10)の右太ももに当たった。

女児は打撲の軽傷。

 

警察が業務上過失致傷の疑いで調べている。

 

警察や市によると、当時、20人が乗っていた。

ほかに乗っていた小学3年の男児(8)が部品の落下に伴うとみられるほこりのようなものが目に入ったと訴え、現地の事務所で手当てを受けた。

 

ニューバイキングは船の形をしており、乗る部分が振り子のように前後に揺れる。

 

落下したのはプラスチック製の飾りで、縦45cm、横80cm、厚さ8cm、重さ約2kg。

 

たたんだマストの帆をかたどったもので、1998年3月から運行を開始し、今年2月と4月に点検をした際には異常はなかったという。

 

出典

遊園地で重さ2キロの部品が落下 小5女児が右足にけが

https://www.asahi.com/articles/ASM546KVGM54OIPE00X.html

 

 

54217分に東海テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東山公園協会によると、落下したのは布を樹脂で加工したマストの帆で、縦45cm横80cm、重さは2.2kgで、帆の一部が劣化して割れたという。

 

公園では今年2月に遊具の点検をしているが、5日以降、全ての遊具の装飾品を再点検するという。

 

出典

遊園地の『バイキング』から2kgの飾り落下 乗っていた小5女児に当たりケガ マストの一部

http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=82825&date=20190504

 

 

55110分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

女児は右太ももにあざができ、左腕に擦り傷を負った。

 

落下した帆の部品は遊具の支柱に結びつけていたが、支柱との接合部が破れていた。

経年劣化が原因とみられる。

 

同園では3月と4月に計2回、ジェットコースターが緊急停止している。

部品の摩耗などが原因だった。

 

出典

東山動植物園の「バイキング」から部品落下 小5女児けが

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019050490223059.html 

 

 

 

54日付で同園から下記趣旨のプレスリリースが、落下した部品と取り付け位置の写真付きでネット配信されていた。

 

3 事故状況

 

14:20頃 バイキング運行中に装飾部品(マストの帆部分・布製樹脂加工 縦450mm×横 800mm×厚さ80mm、重さ2.2kg)が、船体中央から2列目付近に落下しました。

 

係員が直ちに停車させ、お客様を降車誘導しました。

 

乗客20名が乗車中。

 

4 被害状況

 

乗車していたお客様(小学5年生女児)の付近に装飾部品が落下し、右太ももにあざと、左腕に擦り傷を負いました。

 

また、船体最後列に乗車していたお客様(小学3年生男児)から、装飾部品の落下に伴うものと思われるほこりのようなものが目に入ったとの申し出がありました。

 

女児については、直ちに現地事務所にてケガ等の状況を確認し、応急手当てを行いました。

 

5 原 因

 

装飾部品の素材の経年劣化によるもの。

 

出典

『東山動植物園内遊具「ニューバイキング」の装飾物落下事故及び点検について』

http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/news/archives/2019/05/05dacf1888a1432c01cfde275f1caff92f56f452.pdf 

 

 

 

(2019年8月2日 修正1 ;追記)

 

2019730122分に朝日新聞から、高所ゆえ点検業者は目視点検で済ませていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

園に点検を委託された業者が、建築基準法で定められた遊戯施設の安全性確認を一部で怠っていたことが、関係者らへの取材でわかった。

 

同園などは今後、点検項目の詳細をチェックリスト化させて再発防止に努める方針。

 

朝日新聞は、この業者に対し、遊戯施設の点検方法などについて再三、見解をたずねたが、期限までに回答はなかった。

 

遊園地を運営する東山公園協会によると、ニューバイキングは21年前に設置された。

 

点検は2年前から東京都の業者に委託していた。

 

事故後に協会が聞き取ったところ、業者は2月の点検で、他の部分は所定の検査をしたが、落下した部分は「高所作業車が必要だったため、目視だけで済ませた」という趣旨の説明をしたという。

 

国交省によると、遊戯施設は建築基準法で、年1回の定期点検が義務づけられている。

 

落下したニューバイキングの部品の検査方法についても、同省の告示で、ハンマーでたたくか、ナットの締まり具合を確認するか、といった方法で確認するよう定められている。

 

点検結果は同協会が自治体などに提出し、虚偽報告の場合は100万円以下の罰金が科せられることもある。

 

点検後に業者が公園協会に提出した検査報告書には、ニューバイキングの装飾物については「指摘なし」と記載されており、報告書はすでに協会を通じて提出されている。

 

同園の遊具検査では、この業者が担当するジェットコースターで3~4月、2度にわたって異音のために緊急停止した。

定期点検時は「異常なし」との報告だったという。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASM7B53FJM7BOIPE015.html?rm=305

 

 

730174分にFNN PRIME(東海テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

協会は点検項目を細かくリスト化して業者に報告させるなど、再発防止に努めたいとしている。

 

https://www.fnn.jp/posts/6845THK/201907301704_THK_THK

 

 

 

 

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2019551642分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神奈川県の丹沢山地にある鍋割山で4日午後1時半ごろ、登山客から「男の人が倒れている」と119番通報があった。

 

千葉市の男性会社員(45)の死亡が確認され、警察は落雷を受けた可能性があるとみて調べている。

 

警察などによると、男性は友人と2人で登山に来ていた。

 

雨が降ってきたため友人は雨具を着用、男性が雨宿りしようと木の下に移動した後に、落雷があったという。

 

現場は泰野市、松田町、山北町の境界線付近。

 

出典

男性が落雷後に死亡 友人と登山、雨宿りで木の下に移動

https://www.asahi.com/articles/ASM554SYZM55ULOB008.html 

 

 

55200分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男性は4日午後1時25分ごろ、山頂から南方に約640mの地点を、山頂に向かって友人の男性(45)とともに歩いていた。

 

雨が降り出したため木の下に移動したところ、雷に撃たれた。

 

友人は少し離れた場所におり、けがはなかった。

当時、周囲には雷注意報が出ていたという。

 

出典

登山中に落雷、男性死亡 丹沢山地の鍋割山

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-00000006-kana-soci 

 

 

 

(2019年5月15日 修正1 ;追記)

 

20195141127分に神奈川新聞から、被災者は金属製のステッキを持っていたものの樹木からの側撃雷だった可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

丹沢山地の鍋割山(標高1272.5m)で4日、男性が雷に打たれて死亡した事故は、登山中の落雷回避の難しさを浮き彫りにした。

 

県内ではこの日、寒気を伴った気圧の谷が通過する際に天候が急変し、雷が集中的に発生した。

 

専門家は、「こうした現象は珍しくない。逃げ込む建物がない山間部では特に注意を」と呼び掛ける。

 

 

【樹木から放電可能性も】

 

警察によると、亡くなった千葉市の男性会社員(45)は、山頂から南へ約640m離れた登山道脇の樹木付近に倒れていた。

発見した別の登山客が4日午後1時半ごろに119番通報。

署員らが約3時間半後に到着した際、男性は心肺停止の状態だった。

やけどを負っており、雷撃死と診断された。

 

男性は金属製のステッキを持っていたという。

一緒に登っていた友人は、少し離れた場所にいたため無事だった。

落雷の瞬間を目撃しておらず、詳しい状況は分かっていないが、雷は周囲より高い所に落ちやすいという特徴がある。

湘南工科大の成田知巳教授(電力工学)は、「木のそばに倒れていたという状況から、雷の直撃を受けたというよりは、(落雷を受けた近くの樹木から放電される)側撃雷だったのではないか」と分析。

 

その一方で「地面やステッキに落雷した可能性もある」とし、回避の難しさを指摘する。

4日は、県内全域に雷注意報が出されていた。

 

独自の観測網で落雷をキャッチしている成田教授が公開したデータによると、同日午後1時半ごろから県西部や静岡などで次々と発生。

 

落雷の中心が海上に移った同日午後7時ごろまで県内各地で落雷があり、東京や埼玉などでも捉えられた。

 

横浜地方気象台は午後4時すぎに気象情報を発表し、雷雨への注意をさらに促した。

成田教授は、「落雷は夏に多いが、春や秋は前線などに伴って今回のように広い範囲で落雷が起きることがある」と注意喚起。

 

避難行動については、「鉄筋コンクリート造の建物に逃げ込むのが最も有効」とするが、「登山中は適した場所がないため、天気予報などで落雷の危険性を把握した場合は、山行を見合わせた方が望ましい」としている。

落雷による人的被害の実態は、詳しく分かっていない。

 

県内では2005年7月、藤沢市内の公園で2人が死亡。

14年6月には横浜市泉区の公園で、落雷で感電したとみられる2人が負傷した。

 

県は、「少なくとも過去5年間は死者は出ていない」と説明。

成田教授は過去の集計を踏まえ、「全国的には年に数人が亡くなっている」とみる。

 

出典

登山中の落雷回避、難しさ浮き彫りに 丹沢・死亡事故

https://www.kanaloco.jp/article/entry-167365.html

 

 

 

 キーワード;誘導雷



 

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20195380分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国内有数の観光地・箱根で4月に特急ロマンスカーが線路間にあった大型の石と接触、約1時間半にわたって立ち往生した事故。

 

何者かによる悪質な置き石かと思いきや、意外な“容疑者”が浮上している。

 

鉄道事業者は、線路脇にある崖の斜面にイノシシが穴を掘ったことで落石が起きたとほぼ断定した。


箱根町内ではイノシシの出没数が増えており、関係者は落石対策の強化を迫られている。

箱根登山鉄道(小田原市)によると、4月15日午後6時40分ごろ、箱根登山電車の箱根湯本~入生田間で、箱根湯本発新宿行き特急ロマンスカーの運転士が線路間にある約45cm四方、厚さ約25cmの石を発見。

ブレーキをかけたが間に合わず、石が車両の下に入り込んだ。

 

けが人はなかったが、同電車は約1時間半にわたり乗客を乗せたまま停車。

小田原~箱根湯本間で運転を一時見合わせ、上下線計17本が運休した。

線路の片側は高い崖になっており、同社が現場周辺を翌日調べると、線路から40mほど上の斜面で、地面が掘り起こされた跡や、周辺にかじられた山芋が見つかった。

同社担当者は、「九分九厘、イノシシによる落石」と、ほぼ断定した。

同社によると、線路周辺に小さな石が落ちていることは珍しくない。

 

雨などの浸食で生じた浮き石が線路まで転がってくることもあるが、イノシシが地中のミミズや山芋を食べるために斜面を掘った際に一緒に石が掘り起こされて落石が起きているという。

過去には、電車がイノシシやシカと衝突して数分止まることがあったものの、イノシシによる落石で今回のように運転が長時間ストップするケースは、近年、なかったという。

 

2012年6月には、台風に伴う豪雨で線路間に落ちてきた直径約70cmの石に普通電車が乗り上げ脱線する事故があった。

 

担当者は、「今回は石が平べったく、(当時の石より)小さかったのが不幸中の幸い」と胸をなで下ろす。

 

出典

ロマンスカー落石、容疑者はイノシシ 線路脇に穴掘られ…

https://www.kanaloco.jp/article/entry-165115.html

 

 

 

 

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2019541233分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

群馬県太田市上強戸町の太田市北部運動公園で開催していた「おおた芝桜まつり」で3日午後2時40分ごろ、ステージ横のテント2張りが突風で飛ばされ、来場者の男性2人が重軽傷を負った。

 

事故を受け、まつりは4日以降中止となった。

 

警察と市によると、急につむじ風が起こり、めくれ上がったテントが来場者にあたり、太田市の無職男性(64)が頭とあごの骨が折れる重傷、甘楽町の男性会社員(24)が頭に軽いけがを負った。

 

テントは東に約20m飛ばされた。

当時はステージ上で催し中で、周辺に約50人がいたという。

3日の来場者は約8500人だった。

 

警察によると、テントは鉄の骨組みでビニール布がかけられ、広さ6m×3mで高さ3m。

4月26日、音響機材用のテントとして設置された。

2張りを縦長につなげ、55cmの杭で10カ所固定していたという。

 

まつりは太田市などでつくる北部運動公園事業推進協議会の主催。

市は、「けがをされた方が早く回復するよう願いたい。通常の杭で対応したが、今後はつむじ風も考えて安全対策をしっかりと取りたい」としている。

 

前橋地方気象台によると、3日は高気圧に覆われてよく晴れ、近くの伊勢崎市の午後2時の気温が27.9℃と、6月下旬並みだった。

 

つむじ風は、地面が温められて地上付近の空気が軽くなり、局所的な低気圧が生まれて発生した可能性もあるという。

 

出典

突風でテント飛び2人重軽傷 「芝桜まつり」会場 群馬

https://www.asahi.com/articles/ASM5430Q3M54UHNB001.html 

 

 

54130分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、テントは幅6m、奥行き3m、高さ3m。

2張りがつなげられ、金属製の骨組み。

 

イベントのステージ前の観客席横に設置して10カ所をくいで固定し、下に音響設備を置いていた。

 

前橋地方気象台によると、当時、強風注意報は出ていなかったが、高気圧の影響で局所的に突風が発生した可能性がある。

 

出典

テント飛び2人重軽傷 群馬、祭り会場で強風

https://www.sankei.com/affairs/news/190504/afr1905040005-n1.html 

 

 

 

 

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201955日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

秋田県生活衛生課は4日、東京から秋田県仙北市に帰省中の30~40代の夫婦2人が有毒のスイセンをニラと間違えて調理して食べ、食中毒を発症したと発表した。

2人とも症状は回復している。

 

スイセンとニラを間違えて起きた食中毒は、今年に入って県内2件目。

同課によると、2人は3日午前9時ごろ、実家裏の土手に生えていたスイセンを卵と炒めて食べた。

 

調理した妻が味見で苦味を感じ、夫も一口食べてやめたが、2人とも30分ほどで嘔吐や下痢の症状が出て、同市の病院を受診した。

病院から連絡を受けた大仙保健所が同日午後に調査した結果、妻に頼まれて畑のニラを採りに行った夫が、誤って土手のスイセンを採っていたことが分かった。

県内では4月にも、秋田市の60代女性がスーパーの産直コーナーでニラと誤って販売されたスイセンを食べて食中毒を発症した。

同課は、「スイセンの葉とニラは似ているが、ニラには特有の匂いがあり区別できる。食用と確信が持てない植物は採らない、食べない、人にあげない、売らないようにしてほしい」と呼び掛けている。

 

出典

『スイセン食べ夫婦が食中毒 仙北、ニラと間違える』

https://www.sakigake.jp/news/article/20190505AK0001/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

4月の事例は本ブログでも紹介スミ。 

それにしても、スイセンが味見とか一口食べただけで発症するほどの毒性を持っていたとは知らなかった。

 

 

 

 

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2019521728分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力は2日、柏崎刈羽原発(新潟県)で4月、敷地の液状化対策工事に使うセメントが付着し、50代と20代の男性作業員2人が手首や足にやけどを負ったと発表した。

 

東電によると、2人は委託先の作業員で、4月23日、セメント製造作業中に付着した。

手袋や長靴を着用していたが、作業着の隙間などからセメントが入った可能性があるという。

 

いずれも付着直後は強い症状がなかったとみられ、翌日以降も数日間勤務したが、その後、相次いで痛みやしびれを感じて病院で診察を受け、判明した。

 

出典

柏崎刈羽で作業員2人やけど セメント付着

https://www.sankei.com/affairs/news/190502/afr1905020012-n1.html 

 

 

 

 

 

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2019532153分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高知県と愛媛県を結ぶJR予土線の西ケ方(高知県四万十市)~真土(愛媛県松野町)間で、窪川発宇和島行きの普通列車が2日に線路脇に生えていたタケノコに接触し、約10分の遅れが出ていたことが3日、JR四国への取材で分かった。

乗客約20人にけがはなかった。

 

JR四国宇和島運転区によると、2日午後6時すぎに西ケ方駅を出発した列車が3kmほど進んだ際、車両の左前方にタケノコが接触。

 

気付いた運転士が停車させて車両に異常がないことを確認し、約10分後に運行を再開した。

 

タケノコは複数生えており、どれが当たったのか分からなかったため、そのままにしていたが、その後、別の列車の運転士が線路内に向かって伸びたタケノコを見つけ、撤去したという。

 

出典

普通列車がタケノコに接触 JR予土線、10分遅れ

https://www.sankei.com/affairs/news/190503/afr1905030019-n1.html

 

 

 

 

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2019522333分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後5時半ごろ、岐阜県羽島市正木町不破一色の自動車解体工場から出火した。

 

約4時間後に鎮火したが、鉄骨2階建て約1360m2を全焼した。

けが人はいなかった。

 

警察によると、工場は稼働中で、数人の作業員がいたとみられるが、全員逃げて無事だった。

警察は、延焼の恐れがあるとして一時、付近の住民に避難を呼び掛けた。

 

工場を運営する自動車部品会社の男性社長(44)は取材に、「車から抜いたガソリンの処理中に火が出たと聞いている」と話した。

 

出典

『岐阜・羽島で自動車解体工場を全焼 けが人なし 付近住民に一時避難呼び掛け』

https://mainichi.jp/articles/20190502/k00/00m/040/170000c 

 

 

531948分にNHK岐阜からは、出火当時はガソリン抜き取り作業をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、火が出た当時、作業場で従業員が廃車からガソリンを抜き取る作業をしていたという。


従業員は、周りに火の気はなかったと話しているということで、警察は、静電気などが気化したガソリンに引火した可能性もあるとみて原因を調べるとともに、会社の安全管理態勢に問題がなかったかどうかについても調べることにしている。

 

出典

羽島の工場火災ガソリンに引火か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190503/3080001608.html

 

 

 

 

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2019531138分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

山形県は、同県鶴岡市の40代女性が、知人からもらった野草モミジガサ(シドケ)に猛毒のトリカブトが混入していることに気付かないまま食べ、手足のしびれや嘔吐、呼吸困難などを訴えて入院したと発表した。

 

県によると、女性は野草を調理したおひたしを食べた直後から手足のしびれと呼吸困難などを発症。

医療機関を受診し、そのまま入院した。

 

庄内保健所が調べた食べ残しからトリカブトの葉が見つかった。

 

トリカブトとモミジガサは葉の形が似ており、野草を譲り渡した知人は「近くにトリカブトが生えていたことに気付かなかった」と話しているという。

 

平成元年以降、同県内では有毒植物による食中毒が相次いでいる。

 

ニリンソウと有毒のトリカブトの誤食による死亡事故は14件22人(死亡者1人)、そのほかニラとスイセン、ヤマゴボウとヨウシュヤマゴボウなどの誤食が目立っており、山菜収穫期を迎え、県は、野草が有毒かどうか判断できない場合、食べたり譲ったりしないよう注意を呼び掛けている。

 

出典

トリカブト誤食で女性入院 山形

https://www.sankei.com/affairs/news/190503/afr1905030003-n1.html 

 

 

531153分にYAHOOニュース(さくらんぼテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

患者の女性は2日昼、知人からシドケとして譲り受けた野草をおひたしにして食べた所、直後から手足のしびれや呼吸困難などの症状が出た。

女性は医療機関を受診し、入院した。

県内では4月24日にも鶴岡市の夫婦がニリンソウに混じっていたトリカブトを食べ食中毒になった。

 

県は、調理する前に不安を感じる植物が混じっていないか確認し、安易にあげたりもらったりしないよう呼び掛けている。

 

出典

トリカブトで食中毒・もらったシドケに混入 県は「安易にあげたりもらったりしないで」 山形・鶴岡市

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00010001-sakuranbo-l06 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

4月の事例は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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