







2019年2月10日5時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道電力は9日、泊原発(後志管内泊村)1、2号機の消火設備が一部損傷したと発表した。
設備がある建屋内の暖房が不調で停止中だったところに、8日以降の記録的な寒波で設備が凍結したことが原因とみている。
主力の設備に問題はなかったものの、消火の初動から放水の水圧を保つための「加圧水ポンプ」などが使用不能になった。
泊原発では、非常用発電機の接続不良が約9年間見逃されていたことが発覚し、昨年12月に原子力規制委員会から保安規定違反の認定を受けるなど、安全管理の問題が相次いでいる。
今回、強い寒波の到来が予想される中、凍結予防措置を怠った北電の対応が、あらためて問題視されそうだ。
北電によると、9日午前0時半、泊原発の所員が発電所内を点検していたところ、1、2号機の給排水処理建屋内のポンプ室内で「消火加圧水ポンプ」の亀裂を発見。
関連配管の一部も使用できなくなっていた。
通常、ポンプ室の暖房は稼働させるが、1日から不調のため停止していた。
亀裂発見時の室温は、氷点下5℃程度に下がっていたという。
前日の8日午前0時すぎの点検では異常はなく、北電は、8日以降続いた厳しい寒さによるポンプ内の水の凍結が設備損傷の原因と推定。
同日、泊原発に近い同管内共和町の最低気温は氷点下13.1℃だった。
給排水処理建屋は水管を通じ、1、2号機の各所の消火栓に水を送る消火作業の「心臓部」。
消火加圧水ポンプは緊急時に備え、水管内の圧力を常時維持する役割を担う。
北電は、加圧水ポンプが仮に使えなくても、「主力の電動消火ポンプなど、他の設備で消火機能を保てる」として、安全面に重大な影響を及ぼす損傷ではないとの見方だ。
ただ、加圧水ポンプの機能を補う必要が出る分、消火の作業効率が落ちる可能性があるとみられる。
凍結状態は9日午前6時53分に解消し、補修作業に入っているが、復旧時期は未定。
北電は、「再発防止対策を徹底する。道民の皆様にご心配とご迷惑をかけ、深くおわびします」とのコメントを出した。
泊原発では、発電機の接続不良のほか、今年1月28日には社員のミスで、原子力規制庁の緊急時対策支援システムへのデータ伝送が2時間50分停止した。
出典
『泊原発、消火設備を損傷 暖房停止中 寒波で凍結』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/275376/
2019年2月8日20時4分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都内で昨年12月と今年2月、ロボット掃除機が電気ストーブを動かし、家具などに接触して燃える火災が2件相次いで発生していたことが8日、東京消防庁のまとめで分かった。
同庁は、「ロボット掃除機から目を離す場合は、電気ストーブの電源コードを抜くように」と注意を呼びかけている。
同庁によると、昨年12月にメゾネットタイプのマンションで、下階にいた住人が火災報知機の音に気付いて上階へ行くと、電気ストーブが50cmほど移動し、ソファに接触して火が出ていた。
室内では当時、ロボット掃除機が稼働していた。
今年2月には、別のマンションで住人が外出中、タイマーを設定してロボット掃除機を自動運転していたところ、同様の火災が発生。
幸いに、いずれの案件もすぐに消し止められ、大きな被害は出なかった。
同庁の再現実験では、ロボット掃除機が押したり、電源コードを巻き込んだりすることで電気ストーブが移動することが判明。
ロボット掃除機にはセンサーが搭載されているが、床の状態やストーブの重さなどによっては作動し続け、火災が発生する危険性があるという。
出典
『ロボット掃除機がストーブ動かし火災に 東京消防庁「ストーブの電源コード抜いて」』
https://www.sankei.com/affairs/news/190208/afr1902080040-n1.html
2月8日15時18分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京消防庁によると、火事が起きたのは都内のマンションの一室。
帰宅した女性がソファーから50cmほど離れた場所に置かれたカーボンヒーターの電源を入れ、リビングを離れた。
およそ20分後、火災報知器が鳴ったためリビングに戻ったところ、いつの間にかヒーターがソファーと接触していて、火が出ていたという。
「(今回の特異性は)通常動かない電気ストーブがロボット掃除機に押されて火災になったことが予期できなかったこと。滑りやすいフローリングと電気ストーブが軽い場合、動いたりする」
(東京消防庁 予防部調査課 原因調査係 西村主任)
東京消防庁は、取扱説明書の使用条件や注意点を読み、危険な状態にならないよう注意を呼びかけている。
出典
『ロボット掃除機で思わぬ火災、ヒーター動かしソファーに・・・』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3593811.html
2019年2月8日5時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
胆振東部地震で道が町内に整備した応急仮設住宅4戸で水道管の凍結が発生していた問題では、厳寒期における仮設住宅の課題があらためて浮き彫りとなった。
道は凍結防止策として改修工事を進めているものの、厳しい冷え込みが続く中、住民からは不安の声が上がっている。
むかわ町大原の仮設住宅では、昨年12月上旬に施工ミスが原因で天井裏に配管した水道管の一部が断熱材から露出し、全5棟25戸のうち13戸で凍結が発生。
道は断熱材を補充したが、今年1月に2戸で再び凍結が起きた。
このため、道から住宅建設の委託を受けたリース会社が大原の全仮設住宅で、水道管の位置を下げて天井裏にある水道管をより温かい部屋側に近づけるとともに、住宅の外壁に断熱材を補充する工事を進めている。
仮設住宅に入居する60代女性は、1月に入って水道管凍結が延べ14日も起きたという。
就寝前に水抜きしても、翌朝には水道管が凍るため、凍結が解消される昼ごろまでは、あらかじめバケツやポットにためた水を使って生活していた。
「マイナス10℃を下回ると凍結した。改修工事に関しても、道や業者から詳しい説明がない」と不信感を募らせる。
昨年11月末から凍結が続いているという30代女性は、午後7時ごろから水道管が凍る日もあった。
水や湯が出ないため夕食を作れず、入浴するため近所の温泉まで出掛けた。
「子どもが3人いるので、朝、トイレの水が流れないのが一番大変。今回は凍結が起きないようにしてほしい」と訴える。
仮設住宅の設備は、これまでも災害のたびに改善が施され、道は、胆振東部地震の仮設住宅では天井と床の断熱材を増やすなど、寒さ対策に力を入れてきた。
道建設部は、「水抜きをしても凍結が起きていることは知らなかった。原因として考えられる箇所は全て改修を進めており、できる限り手は尽くしているつもり」と話す。
工事は今週末までに終える予定。
出典
『水抜きしても水道管凍結相次ぐ むかわの仮設住宅、住民困惑』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/274619/
2019年2月8日22時8分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時ごろ、留萌市末広町1の公務員宿舎1階共用玄関内で、自家発電機を使って給水管工事をしていた作業員3人が倒れているのを住民の家族が見つけ、119番した。
3人は病院に運ばれたが、いずれも意識不明の重体。
警察によると、3人は同市内の建設会社に勤務する神さん(男性、61歳)、門脇上さん(男性、42歳)、山下さん(男性、39歳)。
発見時、1人は玄関内で、残る2人は玄関から通じる半地下のピット(配管用スペース)で倒れていた。
3人は、同日午前9時半ごろからピット内で、給水管などの取り換え工事をしていた。
電動ドリルを使うため、玄関内にガソリン自家発電機を置いて動かしていたという。
当時、玄関ドアは閉まったままだったとみられ、警察は、排ガスによる一酸化炭素(CO)中毒の可能性が高いとみて調べている。
札幌管区気象台によると、同市内の午後2時の気温は氷点下12.3℃で、現場付近は風雪が強まっていた。
出典
『配管作業の3人意識不明 留萌の公務員宿舎 CO中毒か』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/274995
2月8日19時24分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人は8日朝から、建物の地下で老朽化した給水管を交換していた。
換気はしていなかったとみられる。
建物1階の入り口付近に1人、地下1階に通じる階段に2人倒れていた。
現場はJR留萌駅から数100mの場所で、海上保安庁や税務署の職員らが住んでいるという。
〔共同〕
出典
『配管作業の3人重体 北海道留萌市、CO中毒か』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4108176008022019CZ8000/
2月8日17時51分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べによると、3人は午前9時半から工事にあたっていたが、寒さを免れるため、入り口の引き戸を閉めた上で、電動ドリルを使うための発電機を建物の中に入れていたということで、警察は発電機の不完全燃焼による一酸化炭素中毒の可能性があるとみて詳しく調べている。
出典
『作業員3人意識不明 CO中毒か』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190208/0007730.html
(ブログ者コメント)
複数のメディアの映像によれば、現場は鉄筋コンクリート5階建ての建物。
1階共用玄関への入口は二重扉になっているので、もしかすると、二重扉の間で発電機を動かしていた、ということかもしれない。
2019年2月8日18時5分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日昼前、周南市の県道を走行していたタンクローリーから積み荷の劇物のカセイソーダが漏れ出したが、中和したうえで回収され、けが人などの被害はなかった。
周南市の総合化学メーカー「トクヤマ」や警察によると、8日午前10時ごろ、周南市御影町の県道172号線を走行していたタンクローリーから劇物のカセイソーダが漏れ出した。
このカセイソーダは近くにあるトクヤマの工場で生産された液体の製品で、タンクローリーに積み込まれて下関市の納入先に向けて出発したあと、すぐに漏れ出し、道路上に700mあまりにわたって続いていたという。
現場では道路を通行止めにして、トクヤマの社員らが液体を中和する作業を行い、およそ1時間後に回収が終わったという。
けが人などの被害はなかった。
トクヤマは、「近隣および関係者の皆さまにご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。原因については現在、調査中です」としている。
出典
『周南 県道でカセイソーダ漏えい』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190208/4060002063.html
(ブログ者コメント)
走行中のタンクローリーから化学物質が漏れた事例は、本ブログでも過去に何件か紹介している。
(2019年3月13日 修正1 ;追記)
2019年2月9日付の山口新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
8日午前10時ごろ、トクヤマ前の県道で、同社のタンクローリーに積んでいたカセイソーダの一部が流出した。
同社や警察によると、タンクローリーは10トンのカセイソーダを積み込んで同日午前4時半ごろ、納入先の下関市の樹脂メーカーに向け出発。
同8時半ごろに到着後、運転手が流出に気付いた。
現場では、発生直後から同社やグループ会社の社員約100人が水で路面を洗い流し、吸着マットやデッキブラシを使い、回収した。
(ブログ者コメント)
両情報を併せ考えると、朝8時半ごろ納入先到着時に運転手が気付き、トクヤマに連絡。
10時ぐらいから処理が始まった・・・ということだろうか?
もし、そうだったとすれば、それまでの間、誰も気が付かなかったことになる。
少量の流出だったということだろうか?
2019年2月8日付で上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前1時10分ごろ、群馬県長野原町羽根尾のJR吾妻線羽根尾駅構内で、保守点検の作業員が線路上に止めた作業用のカート(軌道自動自転車)が、無人のまま動きだした。
カートは線路を時速約20kmで14分間走り続け、およそ5km先の長野原草津口駅で作業員が停止させた。
当時、運行中の電車はなかった。
両駅間には踏切が5カ所あったが、けが人はいなかった。
JR東日本高崎支社によると、カートは線路に異常がないかを確認するためのもので、線路上をエンジン駆動で走る。
2人乗りで幅120cm、奥行き150cm、高さ65cm、重さは約67kg。
人が降りると自動でブレーキがかかる仕組みだが、何らかの原因で作動しなかったとみられる。
使用前の点検では、ブレーキに異常はなかったという。
作業員は4人で、電車に線路の異常を伝える特殊信号機の見通しなどを確認していた。
カートが動いているのに気付いたが追い付かず、同駅に先回りして止めたという。
同支社は「早急に点検したい」としている。
出典
『JR吾妻線で作業カートが無人走行 羽根尾-長野原草津口駅間』
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/110413
2019年2月6日19時22分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県春日部市立中学校の体育祭で、綱引きで転んだ際に綱が目に当たり、その約1カ月後に右目を失明した元生徒(18)と親が、失明は学校側の対応が不十分だったためだとして、市に約4980万円の損害賠償を求めて提訴した。
6日にさいたま地裁で第1回口頭弁論があり、市側は「綱引きの指導や手当ては適切だった」と棄却を求めた。
訴状などによると、2015年5月30日、市立中3年だった男子生徒は体育祭の綱引きに参加。
相手チームが勝って綱から手を離した際、原告の生徒ら数人がバランスを崩して倒れ、この生徒の右ほおから右目に綱が直撃した。
生徒は同年6月28日に右目の視界が突然白くなり、その後、失明したという。
生徒側は、学校がすぐに病院で受診させるなどの適切な処置をしなかったことが失明の原因と主張。
転倒事故の防止対策も不十分で、注意義務を怠ったと訴えている。
これに対し学校側は、事故と失明の因果関係は認められないと反論。
教諭が生徒の視力を確かめるなどの手当てをし、事前に転倒を防ぐ指導もしていたと主張している。
現在高校3年で、春から大学に進む元生徒は、6日の口頭弁論後、「これから先、不自由があると思うと不安。真実を明らかにしてほしい」と話した。
出典
『「綱引きの綱で右目失明」元生徒側が提訴 学校側は反論』
https://www.asahi.com/articles/ASM2635N3M26UTNB005.html
2月7日1時1分に埼玉新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
訴状などによると、男子生徒は15年5月、通っていた中学校で行われた体育祭に参加。
綱引きの競技中にバランスを崩して転倒した際、右目付近にロープが当たり、約1カ月後に右目に異変を感じて治療を受けたが、失明したとされる。
生徒側は、「転倒事故を防止するための指導や、事故発生後に専門医の診断を受けさせるなどの義務を怠った」として、学校側の過失を主張している。
出典
『元中学生が失明…体育祭綱引きで目にロープ当たり 元中学生、春日部市を提訴「診断受けさせるなど怠った」』
https://this.kiji.is/465910840329929825?c=39546741839462401
2019年2月6日18時17分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
従業員が勤務中にけがをしたのに労基署に報告しなかったとして、宮崎市に本社がある自動車部品メーカー「Hロック」が、労安法違反などの疑いで書類送検された。
書類送検されたのは、宮崎市に本社がある自動車部品メーカーの「Hロック」と、工場の労務担当者だった当時の課長1人。
労基署によると、おととし9月、佐土原町にある広瀬工場で、従業員の51歳の男性が階段で転倒し、足首を骨折する大けがをしたが、この課長は労基署に報告せず、治療費も負担しなかったという。
また、この課長は、3年前に機械に手を挟まれてやけどを負った別の従業員についても補償の手続きをせず、治療費を負担しなかったということで、法人としてのHロックとともに、労安法違反などの疑いが持たれている。
一連の問題は、去年4月に労基署の立ち入り調査で発覚したということで、Hロックは、その後,2人について労災を申請したという。
担当の課長が労災隠しを行った理由について、宮崎労基署は、「今後の捜査に支障をきたす恐れがあるので答えられない」と話し、Hロックは、「聞き取り調査を実施したが、理由ははっきりしなかった」と話している。
出典
『労災報告せず 会社など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190206/5060002672.html
2月7日0時18分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
書類送検容疑は2017年9月、工場に勤務する男性従業員(51)が階段で転んで右足首を骨折し、届け出が必要な4日以上の休業を要するけがをしたことを知りながら、労基署に報告せず、治療費約4万円も負担しなかったなどの疑い。
出典
『ホンダ子会社を書類送検 労災隠しの疑い 宮崎』
https://www.sankei.com/affairs/news/190207/afr1902070005-n1.html
(ブログ者コメント)
同社HPによれば、連結従業員9170名、単独従業員954名。
広瀬工場の従業員は168名。
結構大きな会社なのだが・・・。
2019年2月6日1時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年9月に近畿地方を縦断した台風21号によって、大阪市内では瞬間的に毎秒60mを超す暴風が吹いたとする推計結果を、京都大の研究チームがまとめた。
国際学術誌の電子版に6日、論文が掲載された。
京都大防災研究所の竹見哲也准教授(気象学)らは、スーパーコンピューターを使って、高層ビルの形状などを踏まえた気流のシミュレーションを行った。
御堂筋に沿った大阪市内の南北3km、東西2kmの範囲では瞬間風速が最大で毎秒60mを超え、70mに迫る場所があったとの結果が出た。
大阪管区気象台が記録した同市内の最大瞬間風速は47.4mだが、場所によっては、それを上回る強い風が吹いた可能性があるという。
竹見准教授は、「高層ビルの間や周囲の広場などでは、局所的に風が強まるリスクがある」と話す。
出典
『台風21号、大阪で風速60m超す暴風か 京大が推計』
https://www.asahi.com/articles/ASM255K1NM25PLBJ001.html
2月6日1時37分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
平成30年9月に台風21号が近畿地方を襲った際、最大瞬間風速47.4m(秒速)を観測した大阪市内で、難波など中心市街地では、局所的にさらに強い毎秒60~70mの暴風が吹いていたと、京都大防災研究所の竹見哲也准教授(気象学)らのグループが推定した。
研究成果は日本の国際学術誌電子版に掲載された。
大阪管区気象台によると、台風21号の大阪市内の最大瞬間風速は同市中央区の観測所で、同市内では観測史上3位となる47.4mを観測している。
出典
『台風21号、大阪市街では風速60~70メートル暴風か 京大推定』
https://www.sankei.com/west/news/190206/wst1902060006-n1.html
2019年2月6日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福祉などの現場で中高年の女性従業員が転倒してけがをする労災事故が急増しているのを受け、愛知労働局は中京大の協力を得て「転倒予防体操」を考案した。
ホームページ上で動画を公開し、「転ばぬ先のつえ」ならぬ「転ばぬ先の体操」による事故防止に期待している。
労働局によると、2018年に起きた労災事故のうち、転倒は1477件(速報値)で、全体の23%を占める。
昨年発生した事故が今年に入って報告されるケースも多く、過去5年間で最多の1524件だった17年を上回る見通しだ。
発生場所別では、商業と製造業の現場に続き、介護など保健衛生業が多い。
男女別では女性が6割を占め、そのうち約8割が50歳以上となっている。
子育てを終えた世代が福祉施設などで働くケースが増えていることが、増加の背景にあるとみられる。
大手企業の中には、従業員向けに体力づくりに取り組むところもあるが、中小企業からは「どうしたらいいか分からない」との声が多く、労働局は独自に体操をつくって普及させることにした。
中京大国際教養学部の渡辺航平准教授(健康科学)の協力で、体重をかけてかかとを上げる動きなどで筋力を鍛える内容。
3分ほどの動画にまとめた。
名古屋市で1月22日にあった労働関係団体の懇談会では、動画に出演するトヨタ自動車女子ソフトボールチームが体操を披露。
労働局の担当者は、「転倒による骨折で1カ月以上休むケースも多い。リスクを正しく見つめ直し、体力の補強をしてもらえれば」と呼び掛けている。
※リンク:愛知労働局の転倒予防体操
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/jirei_toukei/anzen_eisei/_121845_00003.html
出典
『労災事故防止で「転ばぬ先の体操」考案 愛知労働局が中京大』
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190206/CK2019020602000053.html
2019年2月7日8時8分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後4時10分ごろ、上山市金谷の金谷工業団地内にある「Yバイオマスエネルギー」の発電施設で爆発事故が発生した。
警察によると、水素タンクの金属製のふたが吹き飛び、南西側の民家の壁を突き破り、中にいた30代女性が頭や首に軽いけがをした。
周辺の工場や民家では、爆風で窓ガラスが割れる被害が確認された。
警察は7日午前に実況見分を行い、事故原因を調べる。
警察の話では、事故当時、発電施設は試運転をしており、稼働開始から10分ほどで水素タンクが爆発したという。
吹き飛んだ金属製のふたは直径3m、厚さ1cmの円形。
施設から約100m南西にある民家2階部分の壁を直撃した。
けがをした女性は生後1カ月の娘とともに、ふたが壁を突き破ったのとは別の部屋にいた。
女性によると、娘をあやしていた時に大きな衝撃を感じ、木片のようなものが頭に当たったという。
「2階の部屋には、銀色の円盤のようなものも落ちていた。ぶつかっていたらと思うと怖い」と不安そうに話した。
施設の東隣にある、少なくとも3カ所の工場などで、爆風により窓ガラスが割れているのが見つかり、他にも広範囲に爆発の衝撃や振動で建物の破損が確認された。
事故があった発電施設は、建設業や産業廃棄物処理業のA社とY社(ともに山形市)などが木質バイオマス発電の新会社として設立した「Yバイオマスエネルギー」が運営。
昨年12月に完成した。
チップを高熱で炭化させた際に出るガスを燃焼させ、エンジンを回して発電する方式を採用しているという。
現場はJR奥羽本線の茂吉記念館前駅から約500m南東側。
【地震のような揺れ】
耳をつく爆音と地震のような揺れは工業団地の外にまで広がり、周囲の建物のガラスが割れた。
「雷の何倍も大きな音だった」。
夕方に起きた爆発事故に、辺りは騒然となった。
・・・・・
出典
『上山のバイオマス施設で爆発 民家に被害、女性軽傷』
http://yamagata-np.jp/news/201902/07/kj_2019020700118.php
2月7日12時35分にNHK山形からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、当時、タンクには、バイオマス発電の燃料に使う水素などのガスが入っていて、試運転のため発電施設のエンジンの電源を入れたところ、突然、ふたが吹き飛んだという。
会社では、何らかの原因でタンク内のガスに引火した可能性があるとしている。
出典
『水素ガスなどに引火して爆発か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20190207/6020002945.html
2月7日23時40分に山形新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
発電装置の稼働スイッチを入れて数秒で水素タンク内の爆発が起きていたことが、7日、関係者への取材で分かった。
当時は、施工した東京都内の専門業者が、引き渡し前の試運転中だった。
関係者によると、この発電施設は、木材を細かく裁断したチップを熱し、炭化させることで水素などを発生させ、そのガスを燃料にエンジンを動かして発電するタイプ。
爆発したタンクは、燃料となるガスをためるために設置されており、水素や一酸化炭素が貯蔵されていた。
実況見分の結果、タンク上部にあった金属製のふたが吹き飛んだ他に、下部の金属版も爆発の勢いで脱落していたことが分かった。
試運転を担っていたのは、木質バイオマス発電施設などの設計・施工を請け負った「Tエナジー」で、事故当日は午後4時ごろから、試運転に向けた作業を進めていたという。
警察は、スイッチを入れた際、何らかの原因でタンク内の水素ガスに引火し、爆発が起きたとみて、当時の状況を調べている。
・・・・・
出典
『稼働後数秒で爆発・上山 発電施設、県警は過失傷害容疑も視野』
http://yamagata-np.jp/news/201902/07/kj_2019020700137.php
2月9日10時25分に山形新聞からは、被害の程度に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
壁の一部や窓ガラスが破損するなどの建物被害が、発電施設内の建屋などを含め、14棟に上ることが8日、上山市消防本部への取材で分かった。
被害は、施設を中心に半径約250mの範囲に及んでいた。
同消防本部と上山市危機管理室によると、爆発で吹き飛んだ水素タンクの金属製ふたが部屋の中まで入り込み、女性がけがをした住宅を含め、民家や小屋で被害を受けたのは5棟で、工場などの事業所は9棟だった。
金属製のふたが直撃した住宅までの距離は約130mだったことも判明。
最も施設から離れていたのは南西約250m地点にある住宅脇の小屋で、窓ガラスが割れていたという。
工場などではドアやシャッターのゆがみも確認された
出典
『半径250メートル、14棟が被害 上山・発電施設爆発事故』
http://yamagata-np.jp/news/201902/09/kj_2019020900167.php
2019年2月6日20時52分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前8時すぎ、津野町白石の山中で、水道工事に当たっていた作業員の常石さん(男性、72歳)が、工事で出たおよそ500kgの残土を山のふもとに降ろすため、空中に渡したワイヤーにつり下げた運搬用の機材をレバーを使って操作していた。
ところが、ワイヤーを支えていた金具が突然破損し、その反動で、常石さんが作業をしていたレバーがついた土台ごと、目の前の谷に転落した。
この事故で、白石さんは胸などを強く打ち、高知市内の病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡した。
この工事は、津野町が水道施設の改修のため、民間の土木業者に委託していたもので当時、現場には、ほかにも数人が作業していたということで、警察は、他の作業員に話を聞くなどして事故の詳しい状況と原因を調べている。
出典
『水道工事の作業員 谷に転落死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190206/8010004356.html
(2019年3月22日 修正1 ;追記)
2019年2月7日付の高知新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
6日午前8時10分ごろ、高岡郡津野町の山林にある簡易水道施設の整備工事現場で、集材機に乗り作業していた土木会社社員の男性(72)が機械ごと約6m下の小川に転落。
男性は胸を強く打ち、搬送先の高知市内の病院で約3時間半後に死亡した。
警察によると、現場では残土計500kgが入った土嚢を詰めた容器を、張った架線(ワイヤーロープ)に吊るして運搬していた。
男性は集材機で架線を操作していたが、部品の破損で架線を引っ張っていた補助線が外れ、その勢いで集材機が転落したという。
2019年2月6日20時28分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前7時半すぎ、長和町にある「Eスキー場」のゲレンデ内で「従業員が倒れている」と、スキー場の管理者から警察に通報があった。
警察によると、倒れていたのは佐久市春日のアルバイト従業員、西澤さん(男性、64歳)で、西澤さんは頭などを強く打っていて心肺停止の状態で病院に運ばれたが、およそ2時間半後に死亡が確認された。
警察によると、西澤さんは午前8時の営業開始を前に、1人でスノーモービルに乗ってゲレンデに注意喚起の看板を設置するなど、コースの点検作業をしていたという。
警察によると、西澤さんが乗っていたスノーモービルは、西澤さんが倒れていた場所から200mほど上ったゲレンデにあったということで、警察は、西澤さんが作業中に滑落したとみて、当時の詳しい状況を調べている。
出典
『スキー場点検作業中の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190206/1010007575.html
2019年2月6日10時22分に琉球新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後5時47分ごろ、沖縄県那覇市壺川にある民間の登録衛生検査所で排水を中和する作業中、希硫酸のタンクに誤って次亜塩素酸を注入し、有害の塩素系ガスが発生した。
作業に当たっていた作業員の男性2人が目の刺激を訴え、うち20代男性が病院に搬送された。
検査所は市営住宅の一角にあり、市消防本部と那覇署が住民に屋内退避を呼び掛けるなどし、現場は一時、騒然とした。
消防が午後7時20分ごろ、有害物質を密閉して中央消防署に搬送。
周囲の空気に異常はないという。
今後、関係機関と調整し、物質を廃棄する予定。
近くに住む女性は、「怖い。大きなけがはなさそうでよかった」と話した。
出典
『那覇の民間検査所で有毒ガスが発生 作業員1人搬送』
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-871771.html
2019年2月6日19時22分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時ごろ、伊方原発の焼却炉建屋と呼ばれる低レベル放射性廃棄物を処理する施設で消火設備が作動し、消火に使われるハロンガスが噴出した。
このため、作業員およそ20人が避難したが、けがなどの被害はなく、火災もなかった。
ガスが噴出した場所は放射性物質の管理区域で、噴出したガスの量は、およそ5300kgにのぼるということだが、毒性が少なく、四国電力によると、プラントや周辺の環境に影響はないという。
当時、別の消火設備の定期点検が行われていたが、作業員が操作を誤ったため、今回ガスが噴出した消火設備が作動したという。
今回のミスでハロンガスが無くなったため、ガスを補充するまでの間、当面、焼却作業ができないという。
四国電力は、ミスの詳しい原因を調べたうえで、再発防止策を検討することにしている。
出典
『伊方原発で消火ガス噴出ミス』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190206/0003098.html
2月6日付であいテレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3号機が運転中の伊方原発で焼却炉の消火設備が作動し、ハロンガス5トン余りが放出されるトラブルがあった。
設備点検中の操作ミスが原因だという。
県と四国電力によると、トラブルがあったのは、使用済みの防護服といった低レベル放射性廃棄物の焼却炉で、5日午後3時過ぎ、建屋の消火設備が作動したという。
当時、焼却炉は使用中だったが火災は発生しておらず、その後の調査で、設備点検中の作業員による操作ミスが原因と判明したという。
今回のトラブルに伴い、消火剤に使用されているハロンガス5トン余りが放出され、大手メーカーによると、ガス代だけでも価格はおよそ6000万円に上るという。
四国電力はガスの調達など、焼却炉の復旧を進めている。
出典
『伊方原発 操作ミスで消火用ガス5トン放出』
http://www.itv6.jp/n-st-ehime/news_detail.php?date=20190206&no=0002
2019年2月5日16時42分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良公園に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」との接し方を誤り、突き飛ばされるなどしてけがをした人が、今年度、200人を超え、過去最悪になっている。
このうち8人は骨折していて、奈良県は、「シカはあくまで野生動物で、鹿せんべいを与えるときに、じらすなどして刺激しないでほしい」と注意を呼びかけている。
奈良公園は、野生のシカと触れ合える世界的に珍しい人気の観光地だが、奈良県によると、観光客がシカに突き飛ばされるなどして、けがをした人が今年度は先月末までに209人に上り、これまでで最も多かった昨年度の186人を超え、過去最悪を更新しているという。
このうち8人は、シカに突き飛ばされたり、驚いたはずみで転んだりして腰などを骨折する大けがをしたという。
骨折した人は、記録が残っている昨年度までの8年間であわせて10人だったということで、今年度は特に急増しているという。
また、骨折をした人のうち5人は外国人観光客で、大けがにつながる事故は、シカの気性が荒くなる9月から11月の発情期に集中しているという。
奈良県奈良公園室の北畑室長補佐は、「奈良のシカは人になれてはいるが、あくまで野生なので、基本は遠くからそっと見守ってほしい。鹿せんべいをあげる時は、じらさず、素早くあげるなど、優しく接してほしい」と話していて、シカによる事故に遭わないよう、観光客などに注意を呼びかけている。
【観光客などに注意呼びかけ】
シカによる事故などのトラブル対応のため、奈良県などが設けた「奈良公園のシカ相談室」では、相談員が毎日、公園内をパトロールし、シカとの接し方について観光客などに注意を呼びかけている。
「奈良のシカ」は、ふだんはおとなしく、奈良公園のシンボルとして地元の人や観光客に親しまれているが、鹿せんべいを与える際にじらしたり、与えるふりをして与えなかったりすると、怒って攻撃してくることもある。
「奈良公園のシカ相談室」では、増え続ける外国人観光客がシカに突き飛ばされるなどの被害に遭わないよう、去年12月、手のひらサイズの翻訳機を導入し、英語や中国語などの音声で注意を促している。
5日も中国人観光客の幼い子どもが、1人でシカに近寄り、鹿せんべいを少しずつ与えてじらしているのを確認し、相談員が翻訳機を使って、「シカは野生動物で攻撃することがあります」という内容の中国語の音声で注意を呼びかけていた。
「奈良公園のシカ相談室」の相談員、新井さんは、「シカはおとなしい動物と思われていますが、接し方を間違えると、時には人を攻撃することがあります。ひと事と思わずに優しく接してほしいです」と話している。
出典
『奈良のシカでけが人増加 骨折も』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190205/0012318.html
(ブログ者コメント)
本件、本ブログで2017年5月、エサやり時の注意点をスマホ動画やポスターで外国人にもPRするという情報を紹介しているが、そういった対策が功を奏していないようだ。
インバウンドの増加といった側面もあるかもしれないが・・・。
2019年2月5日13時11分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
大規模地震などに備え、原油などを貯蔵したタンクを無人機ドローンで点検する全国初の実証試験が、4日、横浜市磯子区のJXTGエネルギー根岸製油所で行われた。
東日本大震災などで、浮き屋根式タンクから危険物の原油があふれ出したケースがあり、迅速かつ安全にタンクの状況を確認する手段として、ドローンの有用性を確かめた。
実証試験は経産省と県、同社の3者が実施。
製油所内の高さ約20m、直径約80mの浮き屋根式タンクにカメラ付きのドローンを飛ばし、上空から異常がないかを確認した。
撮影映像をリアルタイムでモニター確認し、状況把握や関係機関との情報共有が円滑にできるかもチェックした。
同社ではこれまで、有事の際も作業員がタンクに取り付けられている階段などを使って上部に登り、目視で確認していたが、安全性などの面で課題があった。
ドローンの活用にめどが付けば、災害時の迅速な対応とともに安全性の向上が見込める。
県工業保安課によると、県内の浮き屋根式タンクは昨年9月末時点で201基ある。
今回使用したドローンは、手動での操縦のほか、あらかじめ設定した飛行コースを自動で飛ばすことも可能という。
石油コンビナートなどでの利用には、危険を回避するための落下防止策などを講じる必要があり、経産省や県は今回の試験結果を精査し、実用化の方策を探る。
同課は、「危険物を貯蔵するタンクでのドローンの活用について、安全性を確保した上で実用化できるよう、今後も取り組む」としている。
出典
『ドローンでタンク点検、震災備え全国初実証 横浜の製油所』
https://www.kanaloco.jp/article/386677/
2019年2月5日19時34分にYAHOOニュース(札幌テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道釧路市の釧路西港の工事現場で、今日午前、クレーン車で吊り上げていた鉄板が落下し、作業員の頭部にあたり、その作業員が死亡した。
警察で事故の原因を調べている。
事故があったのは、釧路市西港2丁目にある運輸会社の敷地内。
午前11時すぎ、クレーン車で吊り上げていた鉄板10枚のうち1枚が、およそ30mの高さから落下して、その下の足場で作業していた神田さん(男性、62歳)の頭にあたった。
神田さんはヘルメットを被っていたが、意識不明の状態で病院に運ばれ、まもなく死亡が確認された。
鉄板は長さ2m、幅30cm、重さはおよそ25kgあり、建物と足場の間の1mに満たない隙間を、すり抜けるように落ちたという。
警察では、鉄板が落下した原因を調べている。
出典
『落下の鉄板が頭にあたり作業員死亡(北海道)』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000095-stv-hok
2月5日22時30分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前11時10分ごろ、釧路市西港2の三ツ輪運輸西港2号サイロで、クレーンでつり上げていた足場用鉄板が落下し、約10m下にいた会社員の神田さん(男性、62歳)の頭部を直撃した。
神田さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、鉄板は長さ約2m、幅30cm、厚さ4cm、重さ25kg。
神田さんはサイロの増設工事で、地上約20mの場所で外壁のトタンを張っていた。
出典
『サイロ工事現場で敷鉄板が落下 作業中の男性死亡 釧路』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/273767/
(2020年12月18日 修正1 ;追記)
2020年12月17日19時43分にNHK北海道からは、玉掛け作業する従業員が資格を持っているか現場責任者は確認しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、釧路市の建設工事現場で、クレーンから鉄板が落下して下にいた作業員が死亡した事故で、労働基準監督署は無資格の従業員に作業をさせていたとして、この会社と現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、十勝の音更町の建設会社「M工業」と、40代の現場責任者です。
釧路労働基準監督署によりますと、現場責任者は去年2月、釧路市西港の建設工事現場でクレーンから鉄板が落下し、下にいた男性作業員(当時62)が死亡した事故で、資格がない複数の従業員に積み荷をくくりつける作業をさせていた疑いが持たれています。
労働基準監督署によりますと、現場責任者は従業員に資格があるか確認を怠っていたということで、17日に会社と現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
会社は「社長がいないのでコメントできない」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201217/7000028267.html
2019年2月5日11時44分にFNN PRIME(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
テントを押しつぶし、倒れたクレーン車…。
5日午前11時前、名古屋市昭和区檀溪通の石川橋交差点で、大型トレーラーの荷台に積まれたクレーン車が店舗のアーケード上のテントに倒れかかった。
この事故で、ケガをした人はいない。
トレーラーの運転手は、「走っていたら重機が滑り落ちた」などと話しているという。
警察は、積まれたクレーンが電線に引っ掛かり倒れた可能性が高いとみて調べている。
この事故で、交差点の信号が停止している。
現場では現在、横転したクレーン車の撤去作業が行われている。
出典
『大型トレーラーの荷台からクレーン車滑り落ちる 店舗の軒先テントに倒れ掛かり破壊』
https://www.fnn.jp/posts/3997THK
2月5日12時43分にNHK東海からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前11時前、名古屋市昭和区檀渓通5丁目の交差点付近で、トラックに積まれていた建設用重機が横転し、道路脇の電柱やアーケードなどと接触し、アーケードの一部がなぎ倒される被害が出ている。
・・・・・
出典
『昭和区でトラックから重機横転』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190205/0003138.html
2月5日19時39分にNHK東海からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トレーラーの荷台から建設用の重機が滑り落ちた。
重機は、道路脇の電柱や店舗のアーケードなどと接触し、アーケードの一部に倒れかかったが、けが人はいなかった。
警察によると、トレーラーの運転手は「走っていて車線変更したら、重機が滑り落ちた」などと話しているという。
出典
『昭和区でトレーラーから重機横転』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190205/0003144.html
2019年2月4日17時33分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、阿智村にあるリサイクルセンターで運搬作業をしていた男性従業員がフォークリフトの下敷きとなり死亡した事故で、労基署は必要な安全対策を講じていなかったなどとして、従業員が勤めていた会社と39歳の副工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、阿智村に本店があり、産業廃棄物の収集や処理を行っている会社「E興業」と、リサイクルセンターの安全管理を担当する39歳の男性副工場長。
飯田労基署によると、去年7月、阿智村にあるリサイクルセンターで当時22歳の男性従業員が運搬作業をしていた際、運転していたフォークリフトが倒れて下敷きとなり死亡した事故で、会社と副工場長は必要な安全対策を講じていなかったなどとして、労安法違反の疑いがもたれている。
男性従業員は、荷物の入った袋のひもをフォークリフトに引っかけただけの、法律に違反する方法で運んでいたところ、傾斜でバランスを崩し、フォークリフトが倒れたということで、労基署は会社と副工場長がフォークリフトが傾斜がある場所に入らないようポールを設置するなどの対策も怠ったとして、検察庁に書類送検した。
労基署によると、副工場長は容疑を認めているという。
E興業は、「書類送検の事実について現在確認中ですが、真摯に受け止めて再発防止に努めます」と話している。
出典
『運搬中事故死 会社など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190204/1010007537.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。