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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201915252分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

札幌市の電算システムに4日朝、障害が発生。

市役所本庁舎や区役所、市税事務所など19の窓口で、ほぼ終日、住民票や印鑑登録、市税の各証明書の発行ができなくなった。

 

システムは同日午後7時半に復旧したが、この日は正月休み明けとあって、各区役所などの窓口は混乱した。

 

証明書発行は、区役所などに置かれた端末を操作すると、菊水分庁舎(白石区)の中央サーバーが稼働し、各区のプリンターが印刷する仕組み。

 

市は12月29、30日、発行に使う中央サーバーと区役所などの端末計約250台を更新し、直後の動作確認では正常に印刷できたという。

 

市戸籍住民課によると、障害は開庁時間の4日午前8時45分ごろから起きた。

市システム管理課が調べたところ、更新した中央サーバーに不具合があった。

 

マイナンバーカードを使い、コンビニで証明書の交付を受けられるサービスは別のサーバーを使っているため、支障はなかった。

 

出典

札幌市がシステム障害で証明書発行停止 4日夜に復旧

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264181 

 

 

15196分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

住民票や印鑑証明の発行ができなくなった札幌市の4日の電算システム障害は、昨年末に入れ替えた運用ソフトの一部プログラムが誤作動したことが原因と分かった。

 

このプログラムを除去したことでシステムは正常に戻り、5日は中央区の地下鉄大通駅にある大通証明サービスコーナーで、通常通り、住民票や印鑑証明の発行手続きを行った。

 

市によると、市の電算システムは昨年12月29、30日に、機器と運用ソフトの入れ替えを行った。

 

ソフトには、システムに過剰な負荷がかかるとその負荷を自動軽減するプログラムが導入されており、4日午前8時45分の証明書発行手続き開始直後、このプログラムが誤って作動し、システム障害が起きた。

市は4日午後7時半までに、このプログラムを除去した。

 

市はソフト入れ替え後の30、31日と4日早朝に、各区窓口とシステムの中央サーバーを使って住民票発行などの手続きをテストしたが、その際はこのプログラムは作動しなかったという。

市は、このプログラムが4日午前に作動した原因を調べている。

 

大通証明サービスコーナーの土日曜の利用は午前9時~午後5時。

各区や出張所の窓口、市税事務所などの窓口は7日から通常通りの見通し。

 

出典

プログラム誤作動が原因 札幌の電算システム障害

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264303/ 

 

 

 

 

 

 

 

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2019132219分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後4時5分ごろ、室蘭市仲町の新日鉄住金室蘭製鉄所内の製鋼工場で、作業中の同社関連会社社員・大野さん(男性、41歳)が積み荷に挟まれた。

大野さんは同5時10分ごろ、搬送先の病院で死亡した。

死因は胸部の圧迫とみられる。

 

警察によると、鉄くずの入った約5トンの積み荷をクレーンで運搬する作業中、大野さんは積み荷をつなぐワイヤの緩みを直そうとクレーンに近づいた。

その際、クレーンが揺れて、クレーンでつった積み荷と近くに置いてあった積み荷との間に挟まれたという。

 

出典

積み荷に挟まれ男性死亡 新日鉄住金室蘭

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263918/ 

 

 

14622分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後4時すぎ、室蘭市仲町の「新日鉄住金室蘭製鉄所」で社員の大野さん(男性、41歳)が、大型クレーンが持ち上げた重さおよそ5トンの鉄くず入りの容器と地面に置かれていた容器の間に挟まれた。


大野さんは胸などを強く圧迫され、搬送先の病院で、その後、死亡が確認された。


現場では、当時、クレーンのメンテナンス作業が行われていて、警察によると、別の作業員がクレーンを操作し容器を持ち上げたところ、何らかの理由で容器が左右に揺れて、そばにいた大野さんが挟まれたという。


警察は、事故の経緯とともに、現場の安全管理に問題がなかったか、詳しく調べている。

 

出典

工場でクレーン作業中に死亡事故

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190104/0006803.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

詳細不明だが、上記2情報から推察すると、同僚がワイヤーの緩みを直そうとしていることにクレーン運転士が気づかず、容器を吊り上げたところ、ワイヤーがしっかりかかっていなかったため容器が振れた・・・ということかもしれない。

 

 

 

 

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201914815分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後2時20分ごろ、岐阜県下呂市馬瀬西村の空き地で、有害鳥獣駆除を終えた同所、パート従業員の男性(65)が散弾銃の弾抜き作業を行っていたところ、銃が暴発し、近くにいた同市馬瀬中切、職業不詳の男性(71)の腰に当たった。

男性は市内の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡した。

 

警察によると、装填されていた弾を取り外そうとしたところ、撃鉄(撃発装置)が作動し、誤って1発を発射したらしい。

単発式で殺傷力の高いスラッグ弾だった。

 

2人はハンター仲間で、パート従業員の男性は銃の所持許可を得て3年11カ月。

職業不詳の男性は47年3カ月のベテランだった。

 

この日は朝から7、8人で同市馬瀬西村の山中に入り、市の許可を受けてニホンジカの有害鳥獣駆除に当たっていた。

 

警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、事故当時の詳しい状況を調べている。

 

出典

銃が暴発、男性死亡 鳥獣駆除ハンター仲間に当たる

https://www.gifu-np.co.jp/news/20190104/20190104-103250.html 

 

 

15744分に岐阜新聞からは、事故対応として所属猟友会が下呂市内での今期の狩猟を中止したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜県の下呂市猟友会の男性(71)が仲間の散弾銃の暴発で死亡する事故が同市馬瀬西村で3日に発生したことを受け、同会は4日から、同市内での県と市の許可捕獲(有害鳥獣駆除・個体数調整)と狩猟(銃猟・わな猟)を中止した。

中止期間は、狩猟期間が終わる3月15日まで。

 

同会は3日夜に同市内で緊急役員会を開いて中止を決定し、会員134人に通知した。

役員会には服部市長らも出席し、市は中止を了承した。

市は4日、県へ許可捕獲の中止を報告した。

 

斎藤会長(73)は、「会員の尊い命が失われ、事故の重大さから、直ちに許可捕獲などの中止を決めた。安全講習会を増やすなど再発防止に努める」と話した。

 

出典

下呂市内での許可捕獲と狩猟中止 猟友会、男性の事故受け

https://www.gifu-np.co.jp/news/20190105/20190105-103521.html 

 

 

 

(2019年6月18日 修正1 ;追記)

 

20196171846分にNHK岐阜から、銃が手から滑った際に引き金に手がかかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

ことし1月、岐阜県下呂市で散弾銃を暴発させ、近くにいた男性を撃って死亡させたとして、警察は6月17日、地元の猟友会の66歳の男を業務上過失致死などの疑いで書類送検した。

書類送検されたのは下呂市に住むパート従業員で、地元の猟友会の会員の66歳の男。


警察の調べによると、男は、ことし1月、下呂市馬瀬西村の空き地で散弾銃を暴発させ、5mほど離れた所にいた同じく猟友会のメンバーの男性(71)の背中を撃って死亡させたとして、業務上過失致死の疑いが持たれている。


また、猟の最中、散弾銃を弾が入ったままの状態で助手席に乗せ車を運転したとして、銃刀法違反の疑いが持たれている。


銃の暴発は、男が猟を終え、銃から弾を抜く作業の際に起きていて、警察は、引き金を引けなくなるようにする安全装置を解除し、男性に気付かないまま男性の方向に銃口を向け作業をしていたことが事故につながったとして、17日付けで書類を岐阜地方検察庁高山支部に送った。


調べに対し、男は「銃がすべった際に引き金に手がかかり、誤射してしまった」と供述し、容疑を認めているという。

 

出典

『猟銃暴発死亡事故で男を書類送検』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190617/3080001886.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

最近見たテレビ番組の1シーン。

 

猟友会の人が数人、別々の場所でシカを待ち構えていたところ、連絡をとりあっていた無線で、「シカは逃げたので、各自、銃から弾を抜いて移動してください」といった趣旨の連絡が入っていた。

 

これなど、銃刀法をよく守っているということだろう。

 

 

 

(2019年10月5日 修正2 ;追記)

 

20191021037分にNHK岐阜から、男が在宅起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし1月、下呂市で散弾銃を暴発させ、近くにいた男性を撃って死亡させたとして書類送検された66歳の男について岐阜地方検察庁高山支部は10月1日までに業務上過失致死の罪で在宅のまま起訴しました。
在宅起訴されたのは下呂市に住むパート従業員の吉永被告(66)です。


起訴状などによりますと吉永被告はことし1月、下呂市馬瀬西村の自宅の隣の空き地で散弾銃を暴発させ、4メートルあまり離れた所にいた同じ猟友会のメンバーの岩口さん(71)を誤って撃って死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われています。


検察は岩口さんに気付かないまま岩口さんの方向に銃口を向け安全装置を解除した状態で弾を抜く作業をしていたことが事故につながったとして、吉永被告を10月1日までに在宅のまま起訴しました。


検察は吉永被告の認否を明らかにしていませんが、警察によりますと吉永被告は「銃がすべった際に引き金に手がかかり、誤射してしまった」と供述し、容疑を認めているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20191002/3080002571.html

 

 

 

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2019171926分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月2日の午後1時すぎ、八戸市売市にある市営の屋外スケート場、「長根スケートリンク」で、市内に住む60代の女性が後方から滑ってきた子どもとぶつかって転倒した。

女性は体調不良を訴えて市内の病院に運ばれたが、頭を強く打って、まもなく死亡した。


この日は、2人の監視員がスケートリンクを滑りながら巡回していたという。


八戸市は当時の対応に問題はなかったとしているが、女性が死亡したことを重くみて、接触事故への注意を呼びかける場内放送や掲示を増やすなどして、利用者への注意喚起を徹底していくとしている。


八戸市の「長根スケートリンク」は昭和44年にオープンした屋外スケート場で、老朽化に伴って来月末で営業を終了することが決まっている。

 

出典

スケート場で衝突 女性死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190107/6080003511.html

 

 

172136分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

青森県八戸市の長根公園にある屋外スケートリンクで今月2日、60代女性が滑走中に転倒し、その後死亡していたことが7日、わかった。

 

転倒と死亡の因果関係は不明だが、公園側は「安全にスケートができるように注意を喚起していく」としている。

 

公園の管理会社エスプロモによると、2日午後1時10分ごろ、来場していたスケート客から「頭を打った女性がいるので対応してほしい」と連絡があり、スタッフが女性を車いすで医務室に運んだ。

 

当初意識はあったが、その後容体が急変。

家族が救急車で病院へ搬送したが、その日のうちに死亡したという。

 

スタッフが見た時、女性はニット帽をかぶっていたが、ヘルメットは着用していなかった。

 

公園側はこの事故を受け、ヘルメット着用を呼びかける放送の回数を増やすなどの対応をとったという。

 

出典

スケート中に転倒、60代女性が死亡 ヘルメット着けず

https://www.asahi.com/articles/ASM1764Z1M17UBNB00J.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、スケート場には「情報提供のお願い」という掲示板が設置されており、文中、「・・・女性と子供(性別不明)の接触・・・」と書かれている。

 

 

 

 

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201911198分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日正午過ぎ、大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、宙づり式ジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」から、部品のボルトが落下しているのが見つかった。

 

USJによると、コースターのレール部分からボルトが落ちるところを来園者が目撃。

スタッフが確認すると、長さ約10cmのボルト2本がコースターの下に設置された防護用ネットに引っかかっていた。

 

レール同士の接合部を補強するためのボルト28本の一部が破損して落ちたとみられるという。

 

落下を目撃した来園者からの指摘を受けて、コースターは運行を停止。

乗客や来園者にけがはなかった。

 

USJは、この日の閉園後に原因を調査したうえで、2日以降のコースターの運行を判断するという。

 

出典

USJのコースター、ボルト2本が落下 けがなし

https://www.asahi.com/articles/ASM1164R3M11PTIL11G.html

 

 

112018分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

USJによると、落下したのはレール接続部を補強する28個のうちの2個で、本来の長さは約10cm。

 

発見された際、コースターは終点の直前だったため、緊急停止せず、通常通り停車。

その後の運転を見合わせた。

 

USJでは、12月31日から1月1日にかけて年越しイベントがあるなど、混雑していた。

 

(共同)

 

出典

USJでボルト2個落下、けが人なし ジェットコースター運転休止』

https://mainichi.jp/articles/20190101/k00/00m/040/104000c 

 

 

111742分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2本のボルトはジェットコースターのレール同士を留めるためのものとみられ、いずれも途中で折れていたという。

 

USJによると、レールは多くの本数のボルトで留めているため、即座に事故が起きるような状況ではなかったということだが、直後に運転を取りやめ、現在も点検作業を続けている。

 

出典

USJ 宙づりコースター休止 ボルト2本破損し落下か

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000144330.html 

 

 

 

 

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 ※ページ数が増えるため、個別記事のURLは添付省略。

 

 

1.総括

 

〇産業安全面では、特に大きな事故はなかった。

 

〇一般の人の安全知識は、まだまだのレベルだと感じさせられた事故、情報があった。

 

12月16日発生

札幌市の店舗でスプレー缶120本を室内でガス抜き後、給湯器のスイッチを入れたため大爆発、ガス抜きした店長はスプレーが可燃性であることを知らなかった

 

12月30日報道

北海道の家電量販店でポータブル石油ストーブを購入した客の半数は換気が必要なことを知らなかった。

 

〇昨年に引き続き、国内の名だたる企業で安全に関するデータ改竄問題や不祥事が発覚した。

 

・KYB子会社が免振・制振ダンパーの検査データを改竄     (10月報道)

・日立化成で非常用蓄電池の検査データを改竄          (11月報道)

・JALとANAのパイロット多数が乗務前のアルコール検査を回避(12月報道)

・関西電気保安協会などで集合住宅の電気設備点検時にデータを改竄(12月報道)

 

〇産業安全以外の面では、自然災害の猛威が目立つ1年だった。

ちなみに、昨年の漢字は「災」だった。

 

・大阪北部地震         (6月)

・西日本豪雨          (7月)

・逆走台風12号による高波被害 (7月)

・胆振東部地震         (9月)

・台風21号による暴風被害   (9月)

 

 

2.2018年の事故・トラブルの傾向

 

〇北海道胆振東部地震時など、発電機を換気の悪い場所で使用していてCO中毒になった事例が目についた。 

 

 7月 5日  東京都で下水道管新設工事中

9月7~8日 胆振東部地震時に標津町、上富良野町、岩見沢市、根室市の民家で

 9月15日  東京都の遊園地地下でコンクリート解体中

12月 3日  名古屋市で建物解体中

 

〇病院でCT検査結果を見逃した事例が数多く報道された。

 

 6月 8日報道 千葉大学病院

6月26日報道 横浜市立大学附属病院

8月16日報道 兵庫県立がんセンター

8月30日報道 北九州市立医療センター

  

 

3.ブログ者の印象に残った『狭義』の産業事故

(日付は発生日)

 

 7月 2日 若狭町の化学工場で半導体原料製造のため撹拌機に原料投入中、爆発が起こり2人死傷、住民10人搬送

 

 7月 6日 西日本豪雨時、総社市のアルミ工場で停止中の炉に川からあふれた水が入って水蒸気爆発

 

 7月26日 多摩市で建設中のビルの隙間から落ちた火花がウレタン断熱材に着火し、5人死亡40人負傷

 

 8月 9日 旭川市の製紙工場で落下したコンクリート片が配管を壊し二酸化塩素が漏れて14人中毒

 

8月23日 桜川市の砕石場で爆薬庫からトラックに爆薬を積み込み中、爆発が起きて、庫も人も跡形なし

 

10月28日 山口県の大島大橋に大型外国貨物船が衝突し住民生活に大きな支障、航海士は深く考えず近道ルートを選択した

 

11月28日 吹田市のホームセンターで廃棄用ボタン電池を複数個、剥きだし状態で入れていたポリ袋から出火、建物が10時間燃え続ける

 

【番外】

10月21日 台湾で日本製車両の列車が脱線事故、現地でないとチェックできない安全システムのチェックが抜けていた

 

 

4.ブログ者の印象に残った『広義』の産業事故

(日付は発生日)

 

2月21日 神戸市の温泉遺構施設で普通に出入りする場所にいた猫を保護しようとして、窪みに充満していたCO2で酸欠死

 

4月14日 伊勢市で路線バスが停車時に石灯篭に接触し傘部が頭に当たった歩行者が死亡、再発防止のため石灯篭は全て撤去された

 

6月 8日 大阪北部地震時、登校中の女児が倒れてきた学校のブロック塀の下敷きになって死亡

 

8月12日 富田林署で弁護士との面会を終えた容疑者が管理体制の不備をつき、アクリル板を蹴破って逃走

 

8月30日 横浜市でバスが横断歩道上に停まったため、女児がバス後部から横断歩道を渡ろうとして、対向車にはねられて死亡

 

9月 4日 台風21号の強風で関西空港の連絡橋にタンカーが衝突し、空港機能がマヒ

 

9月 6日 北海道胆振東部地震時に北海道全域で停電(ブラックアウト)

 

9月    台風24号による塩害で鉄道などに広範囲な被害 

 

 

 (2/2へ続く)

 

 

 

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 (1/2から続く)

 

 

5.ブログ者の印象に残ったその他の情報&トピックス等 

(日付はブログ掲載日)

 

1月19日 鈴鹿消防本部が渋滞学にヒントを得て平泳ぎスタイルで避難する方法を考案した

 

1月28日 首都圏で大雪予報のため早目に帰宅しようとした人たちが短時間に集中し、主要駅が大混乱

 

6月 2日 大阪市で通報を受け出動した救急隊が死んでいると判断した人が、実は生きていた

 

7月 8日 中国が廃プラ輸入を禁止したため、処理できない廃プラが急増している

 

7月22日 「香害」という名の新しい概念の公害が提唱されている

 

7月31日 佐久市の医師会が「子供は静かに溺れる」と注意喚起している

 

8月30日 JR西日本の新幹線トンネル内列車通過体験研修が問題になり、当該研修は中止になった

 

9月 6日 北海道ブラックアウト時、コンビニのセコマでは車から電源をとって営業を続けた

 

10月 1日 沖縄県でスピード違反常態化路線バスの情報を得た新聞記者が実乗車して記事を掲載、ダイヤが改正されることになった

 

 

6.読者の方とのコミュニケーション

 

〇2015年8月10日に掲載した大分空港ハサミ持ち込み事例に関し、読者の方から以下の提案をいただいた。

 

『添付されている経産省のPDFが読み取り不能。

復旧したが、後日、当該記事を見る人のため、掲載して
 はいかが?』

 

読者の方からこのような提案をいただくことは、まことに
 有難く、ただちに掲載した。

 

 

7.ブログ作成上の特記事項(変化点、工夫点、配慮点など)

 

〇文章だけではわかりにくい情報について、写真を添付し始めた。

 

〇過去に本ブログに掲載した記事を関連情報として紹介する際、従来はタイトルとURLを掲載していたが、手間がかかるしニーズも不明なため、そのスタイルは取り止め、関連情報があるということのみを紹介するスタイルに改めた。

 

〇ヒューマンエラーが関与したとみられる事例については、記事の末尾にキーワードとして「ヒューマンエラー」「人的エラー」と記入し始めた。

過去記事については、量が膨大なため、気づいた記事のみ追記するようにしている。

 

〇2014年4月ごろ以降の報道記事はアーカイブサイトで原文を閲覧可能ですが、下記メディアの記事についてはアーカイブ化できていないものがあります。

NHK NEWS WEB、産経新聞、中日新聞、

読売新聞(一部)

 

 

以上

 

 

 

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2018122日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9114/

 

 

(2019年1月7日 修正1 ;追記)

 

20181231930分に岐阜新聞から、木の伐採費用は中部電力と自治体とで分担するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

今年9月、台風21号により多数の倒木が発生し、岐阜県内の延べ約22万戸が停電したことを受け、県と中部電力、市町村は来年度、停電につながりそうな道路沿いの木の事前伐採に乗り出す。

3年かけて、少なくとも2万~3万本を伐採する見通し。

 

北海道地震での全域停電(ブラックアウト)などでライフラインの保全に注目が集まる中、積極的な予防措置で県民生活を守る。


来年4月にも、ライフライン保全対策会議を設置し、伐採計画をまとめる。

 

伐採本数や費用は未定だが、3者が昨年度まで3年かけて行った雪害対策では、総額約1億4000万円で2万2000本を伐採。

今回の台風でも伐採箇所は被害が少なく、効果は立証済み。

県危機管理部は、「伐採が必要な場所は、より県内全域に広がる。(前回より)予算を上積みして対策に当たりたい」としている。

 

台風21号では、高山市や郡上市を中心に多数の倒木が発生し、電線や電柱に寄りかかる「かかり木」が3000本以上あったほか、200本以上の電柱が傾いたり倒れたりした。

復旧には最長で7日間を要した。

 

電力設備の被害のほか、上水道のポンプ停止による断水や携帯電話基地局の停止による通信障害などの二次被害、道路の寸断なども発生した。

 

中部電力は、「市町村レベルの連携は他県でも例があるが、県と連携してこれだけ大掛かりな事前伐採に取り組むのは全国的にも珍しい」としている。

 

今後、災害時に対策本部が設置される市町村役場や病院といった停電時に影響が大きい施設の周辺など、具体的な伐採場所を絞り込んでいく。

費用負担は中部電力が2分の1、市町村と県が4分の1ずつ。

 

出典

停電防止へ事前伐採 県と中電、市町村、3年かけ約3万本見通し

https://www.gifu-np.co.jp/news/20181231/20181231-102778.html 

 

 

 

 

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20181231110分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後3時15分ごろ、三重県鈴鹿市名五栄町5丁目のSスターチ鈴鹿工場で、家畜用飼料の貯蔵タンクを清掃していた会社員の高村さん(男性、29歳)がタンク底部のスクリューコンベアに巻き込まれた。

 

現場にいた別の作業員が機械を止めて119番したが、高村さんは全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。

 

警察によると、現場はトウモロコシを飼料に加工する過程の高さ10mを超える貯蔵用タンクで、底部には飼料をかき回すための金属製の棒2本がついたスクリューコンベアと呼ばれる機械が設置されていた。

 

同工場は前日から年末休業中で、高村さんら機械メンテナンスを扱う協力会社の社員2人と、同工場の従業員1人がタンク内を清掃。

従業員が機械を止めて作業するよう提案したが、高村さんは作動しながらの清掃を主張し、何らかの原因で下半身を機械に巻き込まれたとみられる。

 

警察は詳しい原因を調べている。

 

出典

鈴鹿 機械に巻き込まれ男性死亡 飼料タンク清掃中

https://this.kiji.is/452275474681578593?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「工場の従業員が機械を止めて作業するよう提案した」という表現が気になった。

 

工場の規則として、機械を止めて清掃するようになっていなかったのだろうか?

そう決められていたなら、「提案」ではなく「指示」していたような気がするのだが・・・・。

 

あるいは、清掃作業のプロである協力会社の人の意見に従ってしまった・・・ということだろうか?

 

 

 

 

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201812311020分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後1時ごろ、山形市の蔵王温泉スキー場で停電が発生した。

 

一部リフトで利用客計89人がシートに座ったまま最大2時間半、救助を待った。

蔵王ロープウェイ山頂線蔵王地蔵山頂駅では観光客最大100人が麓に戻れず、同7時すぎまで足止めとなった。

けが人はなく、同8時35分ごろまでに停電は全面復旧した。

東北電力山形支店によると、停電したのは黒姫や大森などの各ゲレンデのリフトに加え、蔵王中央ロープウェイ(温泉駅~鳥兜(とりかぶと)駅)と蔵王ロープウェイの山麓線(蔵王山麓駅~樹氷高原駅)、山頂線(樹氷高原駅~蔵王地蔵山頂駅)。

 

横倉ゲレンデ付近の配電線に、雪の重みで押された枝が接触し、漏電したのが原因とみられる。

リフトに取り残された89人は、運営会社の社員らが救助ベルトの付いたポールを使って順次、ゲレンデに降ろした。

 

山麓線と山頂線を運行する蔵王ロープウェイによると、両線は予備のエンジンで最寄りの駅までゴンドラを移動させた。

駅で待った観光客らは雪上車で麓まで運んだという。

蔵王中央ロープウェイを運行する蔵王観光開発の話では、同線は運行時間の合間で、稼働中のゴンドラはなかった。


【不安、寒さに耐え救助待つ】


スキー場で突如止まったリフトとロープウエー。

利用者は寒さをこらえながら、救助を待った。

 

仙台市から友人4人と訪れた男子高校生(17)は、昼食を食べた後、名所の「横倉のカベ」に再挑戦しようとリフトに乗り、30mほど進んだところで急停止したという。

「しばらくアナウンスがなくて不安だった。風はなかったが、寒さがこたえた」。

 

30分ほどでスタッフが訪れ、ポールを使って雪面に降りた。

「初心者や外国人客は不安だったと思う。(救助に)慣れてないように思えたので、訓練をもっと深めてほしい」と話した。

東京都から観光で訪れた20代男性は、蔵王ロープウェイの山頂線で停電に遭った。

「吹雪で揺れるゴンドラ内で30分以上待った。怖かった」と振り返る。

 

予備エンジンで蔵王地蔵山頂駅に到着したものの、同駅では空調が止まっており、とても寒かったという。

 

しばらくして雪上車によるピストン輸送が始まり、男性は3時間ほど待った後、午後5時15分ごろに麓に向かった。

「スタッフからお菓子をもらったり声を掛けてもらったりして、不安はなかった」と話した。

 

出典

蔵王温泉スキー場で停電、リフト上に一時89人 地蔵山頂駅では最大100人足止め

http://yamagata-np.jp/news/201812/31/kj_2018123100636.php  

 

 

1231119分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後1時ごろ、山形県の蔵王温泉スキー場(山形市、同県上山市)で停電があり、リフトとロープウエーが止まった。

停電は約7時間半後に復旧。

 

スキー場関係者や地元消防によると、一時、計約90人のスキー客らが宙づりとなったが、けが人の搬送はなかった。

山形市内のスキー場で約80人、上山市側で約10人が宙づりとなった。

 

上山市側の「蔵王ライザワールド」によると、停電から10分程度で約10人をスキー場関係者らが救出した。

 

東北電力によると、山頂付近の枝が雪の重みで電線に接触して漏電し、停電したとみられるという。

 

(共同)

 

出典

『山形・蔵王のスキー場で停電 リフト停止し一時90人宙づり』

https://mainichi.jp/articles/20181231/k00/00m/040/018000c 

 

 

1231010分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後1時頃、山形市の蔵王温泉スキー場で、リフトやロープウェー計9基が停電のために停止した。

リフトに乗っていたスキー客約90人が、約1時間宙づり状態となった。

ロープウェーの利用客約160人も山頂などに一時取り残されたが、約6時間半後に全員救助され、けが人はいなかった。

 

停電は同日午後8時半過ぎに解消。

スキー場への配電設備に異常が発生したのが原因で、東北電力が調べている。

 

蔵王温泉スキー場は、当時、スキー客やロープウェーを使って樹氷を見に訪れた観光客らでにぎわっていた。

このため、運営会社の職員10数人が手分けして救助に向かった。

リフトで宙づりになったスキー客にはロープを使ってリフトから降ろした。

 

出典

リフト、停電で停止…90人が1時間宙づりに

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181230-OYT1T50085.html?from=ycont_top_txt 

 

 

 

 

 

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2018123020分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後4時10分ごろ、相模原市南区相模大野の小田急線相模大野駅で、小田急電鉄社員の男性(46)が約12m下の地下駐車場に転落し、搬送先の病院で死亡した。

警察が事故原因を調べている。

警察などによると、男性は高さ約4.4mのコンクリート塀の上で作業していたところ、何らかの弾みで転落。

直下には排気口(幅2.5m)があり、さらに約8m下の駐車場に落下した。

 

信号機の故障を想定した訓練のため、信号機柱近くの塀上で,運転士が的確に判断しているか確認していた。

 

出典

作業中の転落事故で男性死亡 小田急電鉄、相模原大野駅で

http://www.kanaloco.jp/article/380343 

 

 

12301520分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後4時10分ごろ、相模原市南区の小田急線相模大野駅構内で、信号機故障時の対応訓練をしていた小田急電鉄社員の高沢さん(男性、46歳)が排気口内に誤って転落し、病院で死亡が確認された。

 

警察によると、高沢さんは同僚と2人で、信号機を布で隠し電車を運行させる訓練を指導していた。

信号機の脇にある高さ約4.4mの塀から約12.5m落下した。

 

出典

小田急社員が訓練中に転落死 相模大野駅

https://www.sankei.com/affairs/news/181230/afr1812300009-n1.html 

 

 

1230920分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高沢さんは信号機の故障に備えた研修中で、高さ約4.4mのブロック塀に上って作業をしていたが、誤って地下3階に通じる排気口(深さ約8m)に転落した。

 

出典

駅で研修中の係員、深さ8mの排気口に転落死

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181229-OYT1T50095.html 

 

 

 

 

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201812281635分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

室内でのスプレー缶噴射が原因とみられる16日の札幌市豊平区の爆発事故を受け、環境省は28日までに、スプレー缶のガスを屋外で出し切るといった適切な処理方法を住民に周知するよう、全国の自治体に求める通知を出した。

 

環境省はこれまで、スプレー缶に穴を開けて廃棄する際に火災が起きるケースが相次いだことから、「穴開けをしない方が望ましい」との通知を出していたが、今回の事故をきっかけに、より安全な処理方法を広める必要があると判断した。

 

通知は27日付。

(1)最後まで使い切る

(2)缶を振って中身が残っていないか音で確認する

(3)火気がなく、風通しの良い屋外でガス抜きキャップを使って中身を出し切る

といった手順を要請。

缶に穴を開けずに処理することも求めている。

 

原田環境相は28日の定例記者会見で、「スプレー缶はあまりに身近なものだが、行政を通じて危険性を訴えたい」と述べた。

 

事故は不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」の男性店長が店内で消臭スプレーを大量噴射した後、給湯器をつけたため起きたとみられ、爆風が周辺の建物などにも及び、50人超が負傷した。

 

〔共同〕

 

出典

『スプレー缶処理は屋外で 環境省、自治体に通知』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3951380028122018CR8000/ 

 

 

12281845分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

室内で消臭スプレー缶を噴射したことが原因とみられる札幌市の爆発事故を受け、環境省は28日、全国の都道府県に対し、スプレー缶廃棄時の適切な処理を住民に周知するよう求める通知を出したと発表した。

 

通知は27日付で、

〈1〉最後まで使い切る

〈2〉缶を振って中身が残っていないか確認する

〈3〉火気のない屋外でガス抜きキャップを使う

の周知を要請している。

 

また、廃棄時に缶に穴を開けるよう指導している自治体に対し、中身が残っていると開け方によっては火災の恐れがあるとして、穴開けしない処理方法の整備を求めた。

 

原田環境相は28日の閣議後記者会見で、「製造者団体とも連携し、事故のないように周知を徹底したい」と話した。

 

出典

『スプレー缶の適切処理「3つの周知」環境省要請』

https://www.yomiuri.co.jp/eco/20181228-OYT1T50081.html 

 

 

 

 

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20181228日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は28日、鴻巣保健所が結核菌に感染した80代女性に対して6カ月ごとの受診を勧めることを忘れた結果、女性が今月17日に肺結核で死亡したと発表した。

 

県保健医療政策課によると、女性は2016年末ごろに結核患者と接触したとみられ、17年2月に接触者健診を受けた。

 

発病はしていなかったものの、結核菌に感染していることが判明。

医療機関を受診するよう勧めたが、女性の体調が悪く、受診できなかった。

 

本来は6カ月ごとにエックス線検査を行う経過観察をすることになるが、担当の保健師が失念して、手紙や電話による受診勧奨を一度もしなかった。

 

女性は今年10月にせきの症状が現れ、今月7日に体調が悪化して医療機関に救急搬送された。

 

鴻巣保健所では、接触者健診対象者のリストや病院に委託する場合の結核健診票を作成していなかったため、ほかの職員が健診の進捗状況を把握できない状態だったという。

 

同保健所は女性の家族に謝罪。

今後は、女性と接触した16人に対する健診を実施し、同保健所での健診管理体制の見直しを行う。

 

出典

『結核患者と接触の女性死亡 鴻巣保健所、受診の勧奨忘れる ほかの職員、
 健診の進捗を把握できず』

http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/12/29/02_.html 

 

 

12282018分にNHK埼玉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

埼玉県の保健所が去年、結核の検査で「陽性」と診断された80代の女性に対し、半年ごとに受けさせなければならない健康診断の連絡を怠り、女性が今月肺結核で死亡していたことが分かった。
県は保健所の不手際を認めて、女性の家族に謝罪した。

埼玉県によると、結核患者に接触した80代の女性が去年2月、結核の検査で「陽性」と診断され、埼玉県の鴻巣保健所は、この女性を半年ごとに健康診断を受けさせる経過観察の対象にした。


経過観察の対象になると、保健所は健康診断の時期が近づいたことを電話や手紙で通知しなければならないが、鴻巣保健所はこの連絡を怠り、女性は一度も健康診断を受けることがないまま、今月17日、肺結核で死亡した。


連絡を怠った原因について、県は、この女性を経過観察の対象者のリストに載せていなかったことなどをあげている。


県は、保健所の不手際を認めて女性の家族に謝罪するとともに、経過観察の対象者の管理体制を見直し、再発防止を図ることにしている。

 

出典

保健所健診連絡怠り結核患者死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20181228/1100004374.html 

 

 

 

 

 

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201812281922分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後3時ごろ、刈谷市一里山町の自動車メーカー「トヨタ車体富士松工場」の第1工場で「洗浄作業中に引火してけがをした人がいる」と消防に通報があった。


消防が駆けつけた時には火は消えていたが、19歳から45歳までの男性作業員4人が、やけどなどのけがをして病院に運ばれた。
消防によると、いずれも意識はあり、命に別状はないという。


トヨタ車体によると、28日、工場は稼働しておらず、設備の入れ替えに伴い、ガスが入ったスプレー缶を使った洗浄作業が行われていたということで、警察と消防は、作業中に何らかの原因で出火したとみて調べている。


トヨタ車体はトヨタ自動車の子会社で、この工場では複数の車種の車を生産しているということだが、製造ラインなどに影響はないとみられるという。

 

出典

トヨタ車体工場で出火 4人けが

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20181228/0002557.html 

 

 

 

 

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201812301928分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日、東京行きの秋田新幹線が岩手県滝沢市にある大釜駅に停車する際、制限速度を50km上回る時速およそ105kmで進入し、保安装置が作動して緊急停車していたことがわかった。
乗客などにけがはなかった。

JR東日本盛岡支社によると、28日午後2時43分ごろ、秋田発東京行きの「こまち24号」がJR田沢湖線の大釜駅に停車する際、駅の手前250mを時速55km以下で進入するところを、50km上回る、時速およそ105kmで進入したという。


このため、列車は保安装置が作動して非常ブレーキがかかり緊急停車したが、乗客158人にけがはなかった。


JRによると、田沢湖線の区間は単線で、この新幹線はすれ違う列車を待つため、当初、大釜駅に停車する予定だったが、対向列車の遅れから、運行を管理する部署から「通過」するよう無線で指示されていたという。


しかし、その後、再び大釜駅に「停車」するよう指示が変わったため、速度を落として進入する必要があったという。


JRは、30代の運転士から当時の状況を聞き、ブレーキの操作が遅れた原因を詳しく調べている。


JR東日本盛岡支社は、「お客様に不安を与えてしまい、申し訳ありません。今後、このようなことがないよう、再発防止に努めていきたい」と話している。

 

出典

秋田新幹線 速度超過で緊急停車

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20181230/6040003022.html 

 

 

12301918分に読売新聞からは、信号の見落としが原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運転士が信号を見落としたのが原因。

 

発表によると、こまちは、下り電車の待ち合わせで同駅に停車する予定だった。

 

このため、ホームの手前250mの信号は減速を指示したが、30歳代の男性運転士が減速しなかったため、保安装置が作動。

こまちはホームに急停車し、同駅を3分遅れで出発した。

 

出典

こまち、50キロ速度超過で駅に進入急停車

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181230-OYT1T50076.html?from=ycont_top_txt 

 

 

1230170分に産経新聞からは、信号の制限速度表示を見落としていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR東によると、運転士が、手前の信号に制限速度は時速55kmと表示されていたのを見落としていた。

 

大釜駅は下り列車との待ち合わせをするための停車駅で、保安装置が作動したため緊急停車し、約3分後に出発した。

 

出典

秋田新幹線が50キロ速度超過で緊急停止

https://www.sankei.com/affairs/news/181230/afr1812300010-n1.html

 

 

1231日付で河北新報からは、緊急ブレーキがかかって運転士が非常ブレーキを引いたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR東日本盛岡支社によると、対向列車の通過待ちで停車させなければならないのを運転士が忘れ、駅を通過しようとした。

 

列車の保安装置が作動して緊急ブレーキがかかり、運転士が非常ブレーキを引いて停車した。

 

出典

秋田新幹線が速度50キロ超過し駅進入、緊急停車

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181231_43026.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

信号の見落とし以外、当初の停車予定が通過に変わり、再び停車に変わったということで、ブレーキのタイミングが遅れたという可能性は考えられないだろうか?

 

 

 

 

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201812282150分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後1時40分ごろ、十勝管内音更町木野大通東7の北洋銀行木野支店の外に設置された大型看板が、長さ約12mの鉄製の支柱ごと、同支店北側の公共駐車場内に倒れた。

 

駐車中の乗用車と軽自動車、車道に出ようとしていた軽自動車の計3台にぶつかり、20代の女性1人が車内にいたが、けがはなかった。

 

警察などによると、看板は縦6m、幅90cm、厚さ30cmのトタン製で、直径30cmの支柱に取り付けられていた。

 

支店の出入り口横にあり、根元から折れるように倒れ、車の屋根などを破損した。

 

帯広測候所によると、発生当時、同町に隣接する帯広市で最大瞬間風速17.4mを記録。

同行は、強風の影響で倒壊したとみている。

 

同行広報室によると、看板は支店が開店した1985年8月に設置。

道条例に基づき定期点検を行っており、今年9月の点検でも異常はなかったという。

 

倒壊を受け、同行は全店の看板の緊急点検を実施。

さらに、支店など全道84カ所にある、倒壊したものと類似の、支柱で設置した大型の看板全96基を撤去する方針を決めた。

広報室は、「車などの被害に誠実に対応し、原因究明を進める」とする。

 

現場は帯広市に近く、商業施設などが集まる国道沿い。

近隣のスーパー前でしめ縄を売る帯広市の販売員高野さん(女性、46歳)は、「風は強かったが、背の高い看板が倒れるほどとは」と驚き、「年末で混雑する時期だけに恐ろしい」と話した。

 

出典

北洋銀行看板、強風で倒壊 車3台直撃 類似看板撤去へ 音更

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262902/ 

 

 

1229915分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

看板は高さ12mの支柱の高さ6mの部分に設置されていた。

 

看板が落下した車3台のうち1台は車内に人がいたが、車の天井で防がれ、無事だった。

 

同銀行によると、看板は専門業者が年1回目視で安全点検を行い、3年に1度は看板内部も調べているが、異常はなかったという。

 

帯広測候所によると、音更町を含む十勝地方中部には28日朝から強風注意報が発令され、時折、突風が吹いていた。

 

出典

銀行の看板倒れ車直撃車内に人、天井で無事

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181229-OYT1T50017.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

各種画像から推察するに、支柱の根元が腐食していたが、根元部分にリングカバー?があったので発見できなかった・・・という可能性も考えられる。


3年に1度、専門業者が看板内部も調べていたということだが、支柱の根元も、カバーを外すなどして点検していたのだろうか?

 

以下は、上記推察の根拠画像。

 

12281631分 日テレNEWS24)

 

支柱の根元は腐食していたように見える。

 

 

支柱の根元にはリングカバーらしきものがついている。

 

 

 

(グーグルアース)

 

倒れる前の支柱を見ると、やはり根元にリングカバーらしきものがついていた。

 

 

 

 

 

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201812281913分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後1時40分ごろ、柳川市大和町のスーパーマーケット「A大和店」で、段ボールの回収を行っていた50代の男性が、パッカー車と呼ばれる収集車に搭載された、段ボールを圧縮するための板に体を挟まれた。


警察によると、近くにいた店の従業員が通報し、男性は病院に搬送されたが、胸を強く圧迫されていて意識不明の重体だという。


警察によると、男性は上半身が挟まっていたということで、パッカー車の中に入れた段ボールを整理していた最中に挟まったと見ている。


店によると、この男性は段ボールの回収のために、ほぼ毎日訪れていて、今日もパッカー車に1人で乗って訪れ、作業に当たっていたという。


警察が事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

収集車に胸を挟まれ意識不明重体

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20181228/0003237.html 

 

 

 

 

 

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20181227120分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7月の西日本豪雨で大きな浸水被害が発生した広島市安佐北区の口田(くちた)地区。


一級河川の矢口川の氾濫によって、過去に何度も浸水している地区で、今回は国交省中国地方整備局が36億円をかけて、4月に新しい排水機場を設置した。

 

しかし豪雨当日は故障で稼働せず、またも被害を出した。

 

整備局は、「想定以上の雨で、流入した大量のゴミなどがポンプをつまらせた」と説明。

ただ、正常に稼働しても排水能力を超えていたという。

 

設置当初は「10年に1度の豪雨でも大丈夫」と“安全宣言”も出していただけに、住民らは「裏切られた」と怒りが収まらない。

 

 

【過去に何度も浸水被害】

 

矢口川は、広島市内を北から南に流れる一級河川の太田川に合流する支流。

合流部の口田地区は矢口川の近くまで民家が立ち並び、本格的な堤防もないため、過去にも頻繁に浸水被害が発生してきた。

 

降雨で太田川の水位が上がると、矢口川への水の逆流を防ぐため矢口川の水門が自動閉鎖され、行き場を失った矢口川の水があふれる。

浸水はこうして起きており、構造的な問題も指摘されてきた。

 

そこで、矢口川には平成元年、浸水対策として毎秒4トンの排水能力を持つ排水機場が設置された。


豪雨時に矢口川の水をポンプでくみ上げ太田川へ流す仕組みだが、それでも雨量によっては排水が追いつかず、最近では17年、22年と立て続けに床上浸水が起きている。

 

こうした実態を踏まえ、国と県、市は24年、矢口川総合内水対策計画を策定。

ハード面の対策として整備局が行ったのが、毎秒4トンの排水能力を持つ新たな排水機場2基の設置だった。

 

2基は工期5年と総工費36億円をかけ4月に完成。

これで既存の排水機場と合わせ、計3基で毎秒計12トンの排水が可能となり、整備局は住民に「10年に1度の豪雨でも大丈夫」と説明していた。

 

ところが、わずか3カ月後の7月6日、西日本豪雨でまたも川は氾濫した

 

 

【なぜ、川はあふれた?】

 

排水機場から約400mに位置する「山下医院」事務部長の増原さんは、同日午後5時過ぎに水位を心配して川に向かい、目を疑った。

川の水位は河岸の高さまで30cmの余裕もないほどだった。

 

排水機場を見ると、ポンプによって吸い込まれるはずの水が、停滞したまま動いていない。

身の危険を感じた増原さんは即座に整備局に電話し、すぐポンプを動かすよう要請した。

 

その後、ポンプは稼働し、水位は下がり始めた。

祈るような思いで川を見つめていた住民も安堵し、家路についた。

 

だが住民らによると、その約20分後の午後5時半ごろ、川が氾濫し、地区内に水が流入してきたという。

 

あわてて避難を始めたものの、水の勢いは急激に増し、流木や車も流れ始め、一帯は危険な状態に陥った。

 

浸水発生当時、山下病院には透析患者約30人、入院患者約10人がいた。

医院の隣の薬局によると、一時は床上約160cmで水位が上昇。

夜になってレスキュー隊が到着し、孤立した患者の一部を運び出した。

 

浸水域ではないが、午後6時前には矢口川の少し上流の地区で山崩れが起き、土砂が民家を押しつぶし3人が死亡している。

 

市によると、口田地区の浸水域は約8.6ヘクタールに及び、死者はなかったが、3000余りの世帯のうち床上・床下浸水が約110軒に上り、最大60人が避難した。

 

地域から水が引いたのは翌7日午後。

排水機場が新設されたのに,なぜ今回も浸水被害が起きたのか。

整備局からは説明がなく、不審を抱く住民も多かった。

 

何度も床上浸水を体験してきた薬局経営者は「今回が一番ひどい」と証言。

避難が遅れ、孤立者が多数出たことに、「排水機場ができ、誰もが今度こそ安全だと思っていたのに、裏切られた」と話した。

 

 

【想定以上の雨で故障】

 

「新設のポンプ2台のうち1台が正常に稼働していなかった」。

整備局は10月末になって、ようやく口田集会所で住民説明会を開き、正式に発表した。

被害があってから3カ月余りがたっていた。

 

原因は、排水機場に備わる、流木などのゴミを取り除く除塵機が大量の土砂やゴミを排除しきれず停止。

このため排水機場内の水槽に土砂などが流入し、水槽の水位が下がったことで、ポンプが間欠運転(止まったり動いたりする運転)を繰り返し、排水能力が低下したという。

 

さらに流入した泥によってポンプの軸受けが破損したことも、排水能力を下げた一因という。

 

住民からは、「もしポンプが動いていれば、浸水は起きなかったのか」との質問も出たが、整備局側は「申し訳ないが、それでも浸水は起きた。雨は想定以上で、排水能力が足りなかった。もし前回の説明で(当時の担当者が)『二度と浸水被害が起こらない』と言ったのなら、大変申し訳なく思う」と回答した。

 

しかし、こうした説明に約100人の住民からは、「泥やゴミくらい最初から考慮すべきだ」「いざというときに動かんのじゃあ、36億もかけた意味がない」「排水能力不足の設備をなぜ作ったのか。これは人災だ」と怒りの声が噴出。

一部では被害の賠償を求める声も出ている。

 

整備局は、ポンプ増設は難しいとして、故障したポンプを改良して再設置するとしている。

 

整備局の担当者は、「同型ポンプは全国的に採用されている平均的な構造だが、雨が想定を上回った。(土砂や流木が多く見込まれる)山から近いこの場所への設置は適していなかったのかもしれないが、当面の対策として、矢口川の上流側に土石流を捉えるワイヤネットを設置した。今後はポンプの改良に加え、除塵機の増強なども検討したい」と話す。

 

しかし住民らは納得せず、「春の雨すら怖い。せめてスピーカーでもつけて、危険を知らせほしい」との声もある。

 

出典

国の36億円排水ポンプ故障 西日本豪雨で役立たず

https://www.sankei.com/west/news/181227/wst1812270002-n1.html 

 

 

 

 

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今年1年、本ブログにアクセスいただき、有難うございました。

 

振り返りますと、今年、特段に大きな産業事故はなかったものの、今年の漢字が「災」だったように、多くの甚大な自然災害に見舞われた1年だった感があります。

 

一方、札幌市の大量スプレー缶ガス爆発事故では、ガス抜きした店長は容器の安全表示を見ておらず、スプレーが可燃性だとは認識していませんでした。


また、北海道でポータブル石油ストーブが売れているが、購入した人の半数は換気が必要だと知らなかった、という情報もありました。


こういった点から、一般の人の安全知識はまだまだ乏しい・・・そんなことを改めて教えてくれた1年でもありました。

 

新年は1月4日よりブログを再開します。

 

それでは皆様 良いお年を。

 

            

 

 

 

 

 

**********

 

ブログ者メモ  (20181231日7時現在)

ブログ開設以来の記事数       9213件  

〃     アクセス数  96万2278件

 

 

 

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201812282155分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

京都市保健所は28日、民間病院のデイケア施設(同市左京区)であった利用者向けの料理教室で、ネギと間違えてスイセンを炒めて食べた利用者11人、職員2人の男女計13人(33~83歳)が嘔吐など食中毒を起こしたと発表した。

いずれも軽症で回復に向かっている。

 

施設敷地で栽培していたネギを採った際、誤って有毒なスイセンが交じったとみられる。

 

市保健所によると、料理教室は26日昼に開かれ、豚肉と大根、ネギのみそ炒めを調理。

女性職員はネギを3本収穫したつもりだったが、うち2本は近くに生えていたスイセンだった可能性が高いという。

食べ始めて約10分後から発症した。

 

市保健所は、「スイセンを畑で一緒に栽培しないでほしい」と注意を呼びかけている。

 

スイセンはヒガンバナ科で、葉や球根など全ての部位に「ヒガンバナアルカロイド」という有毒成分を含む。

 

葉をニラ、球根をタマネギと間違える例が多く、2016年5月には、ニラと間違えて食べた北海道の男性が死亡している。

 

出典

『栽培のスイセンをネギと誤食 13人が食中毒 京都市のデイケア施設』

https://mainichi.jp/articles/20181228/k00/00m/040/350000c 

 

 

12281934分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

スイセンにはヒガンバナアルカロイドという有毒成分が含まれ、食べると吐き気などの消化器症状を引き起こす。

 

市によると26日に、市内の民間病院に併設されたデイケア施設の利用者を対象にした料理教室が開かれ、施設内で栽培したネギを使って豚肉や大根とみそ炒めを調理。

女性職員2人を含む計14人で食べたところ、13人が嘔吐や下痢などを訴えた。

 

市は調査した結果、料理にスイセンが混入していたことによる集団食中毒と断定した。

 

施設では、スイセンとネギが混在した状態で栽培されていた。

ネギには球根がないが、職員は「採取した3本のうち2本には球根が付いていた」と話しており、2本はスイセンだったとみられる。

 

厚生労働省によると、スイセンの誤食による食中毒は、平成29年までの10年間に全国で167人の患者(1人死亡)が報告されている。

 

出典

ネギと思ったらスイセン京都のデイケアで食中毒

https://www.sankei.com/west/news/181228/wst1812280036-n1.html 

 

 

12281939分にNHK京都からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

料理教室では、利用者と職員が施設内の花壇で栽培しているネギを収穫したが、同じ花壇の近い場所でスイセンも栽培されていた。 

 

出典

スイセン食中毒ネギと間違えたか

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20181228/2010002630.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

スイセンによる食中毒事例は、過去に本ブログでも何件か紹介スミ。

ただ、北海道の死亡事例は漏れていた。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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