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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019213919分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

世界保健機関(WHO)は12日、スマートフォンなどの携帯音楽機器で長時間、大音量の音楽を聴き続けると聴覚障害になる恐れがあるとして、音量制限機能などの搭載を求める国際基準を発表した。

 

現状では、世界の若者(12~35歳)の半数近くに当たる11億人が難聴になる危険性が高いと警告した。

 

WHOは「一度失った聴力は戻らないと理解すべきだ」と強調.

各国政府やメーカーに、国際基準に沿った規制や機器の製造を要請している。

 

国際基準は国際電気通信連合(ITU)と共同で策定。

安全利用の目安を大人で音量80デシベル、子供で75デシベルを1週間に40時間までとし、機器にどの音量をどのくらい聴いたかを明示する機能を付けるべきだとしている。

 

大音量で聴き続けた場合、自動的に音量を下げる機能も必要だとした。

 

さらに、ナイトクラブやディスコ、競技場などでも大音量にさらされるリスクが高まっているとして、規制を求めている。

 

WHOによると、世界で聴覚障害に苦しむ人は約4億6600万人で、うち3400万人が子供。

50年には9億人に達するとの試算もある。

 

出典

携帯音楽、若者11億人に難聴の危険 WHOが音量基準

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4119766013022019CR0000/ 

 

 

213139分にAFPからは、下記趣旨のやや詳しい記事がネット配信されていた。

 

国連(UN)は12日、10億人以上の若者がスマートフォンやその他オーディオ機器の大音量での使用による聴覚障害のリスクにさらされていると警鐘を鳴らした。

 

国連は、安全な音量レベルに関する新たな安全基準を提案している。

 

国連専門機関の世界保健機関(WHO)と国際電気通信連合(ITU)は聴覚を守ることを目指し、オーディオ機器の製造と使用に関する拘束力のない国際基準を発表した。

 

音楽鑑賞においては、特に若者がリスクを伴う習慣に陥りやすい。

 

WHOによると、12~35歳の約半数に当たる11億人に「大きな音に長時間にわたって過剰にさらされる」恐れがあり、個人用オーディオ機器もこうしたリスク要因の一つと指摘された。

 

しかし、WHOのテドロス・アドハノン事務局長は、世界にはすでに「難聴を防ぐための技術的なノウハウ」があると話す。

 

同事務局長は声明を発表し、「これほど多くの若者が、音楽を聴く間に自身の聴覚に損傷を与え続けるようなことがあってはならない」と述べ、若者は「ひとたび聴力を失えば回復は困難であることを理解しなければならない」と続けている。

 

現在、世界人口の約5%に当たる約4億6600万人が、日常生活に支障をきたすほどの難聴に悩まされている。

 

この中には3400万人の子どもが含まれるが、WHOによると、そのうちどれだけの人がオーディオ機器の危険な使用によって聴力を損傷したのかは分からないという。

 

しかし、ITUと共同で策定した今回の新基準によって、「日々、音楽を楽しむ若年消費者層を守ることができるだろう」と期待を寄せる。

 

WHOは、85デシベル(dB)超で8時間、100dB超で15分の音量にさらされるのは安全でないとみなしている。

 

 

【速度計のない車で高速道路を走行するようなもの】

 

今回発表した安全基準「Safe listening devices and systems(安全なリスニング機器とシステム)」では、全てのオーディオ機器に「許容音量」を制御するソフトウエアの組み込みを求めている。

 

その目的は、ユーザーがさらされている音量と継続時間を追跡し、ユーザーの聴力に与えるリスクを評価することだ。

 

このシステムを活用することで、危険な音楽鑑賞習慣に陥っているユーザーに注意を促すことも可能になると考えられる。

 

WHOはまた、危険な使用を防ぐために、オーディオ機器に対する音量のペアレンタルコントロール(親による制限)機能と自動音量制限機能も導入するよう提言している。

 

一部のスマートフォンや他のオーディオ機器では、すでにこうした機能が提供されているが、深刻な聴力低下を防ぐためには、統一された基準を採用することが望ましいと国連は指摘する。

 

WHOのシェリー・チャーダ氏は、スイス・ジュネーブでの記者会見で、「この状況は、速度計や速度制限機能のない車で高速道路を走っているようなものだ」と話した。

 

「WHOが提案しているのは、どれだけの音量が出ているか、制限を超えていないかをユーザーに知らせる速度計…すなわち測定システムをスマートフォンに取り付けた状態で販売することだ」

 

出典

スマホで聴く音楽に難聴リスク 「音量下げて」WHOが警告

http://www.afpbb.com/articles/-/3210941 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

3年前、同じWHOから、難聴防止のため、スマホなどでの音楽鑑賞は1日1時間以内にすべきとの指針が発表された旨、報道されていた。

 

今回報道されたスマホなどへの音量制限機能付与基準は、その延長線上のことかもしれない。

 

2015310945分 産経新聞)

 

世界保健機関(WHO)は2月下旬、聴力を守るために、スマートフォン(スマホ)などで音楽を鑑賞する場合は「1日1時間以内」に控えるべきだとする指針を発表した。

難聴となる恐れが指摘されるためだ。

 

難聴は、初期には自覚症状がない上、失った聴力を回復するのは難しい。

大音量の音楽が流れる場所に行く機会が多い人も注意が必要だ。

 

大きな音に長時間さらされることで聞こえにくくなるのは、聴覚器官の内耳にある蝸牛(かぎゅう)の音を感じる細胞が障害を受け、死んでしまうためだ。

死んだ細胞を再生させる治療法はなく、正常な聴力を維持するには予防するしかない。

 

WHOが指針を出した背景には、スマホの普及により、米国で、大音量の音楽を聴く若者の難聴が増えているというデータがあり、問題となっていることがある。

 

・・・・・

 

出典

『若者の「スマホ難聴」注意 大音量の音楽鑑賞が原因』

https://www.sankei.com/life/news/150310/lif1503100019-n1.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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