







(ブログ者コメント)
ブログ者も10年ほど前、撮りためたVHSからDVDに自宅デッキ2台を使ってダビングし始めた。
ただ、半分ほど終えた時点でVHSカセットが取り出せなくなり、無理に取り出そうとするとテープが絡まるというトラブル発生。
デッキを修理してダビング続行すべか考えたが、一度撮ってしまえば、それで安心して、以後、見直したことはほとんどないというこれまでの実績に鑑み、ダビングするのは止めにした。
以降、案の定、もう一度見てみたいと思ったことは一度もない。
そういうこともあり、断捨離の一環として残るVHSカセットは全て廃棄した。
売出された初期の頃は1本4~5千円もしていたのに、なんと先を見る目がなかったことよ・・・。(笑泣)
以下は今回の報道。
2025年6月7日6時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校行事を撮影したビデオや郷土の語り部の肉声を録音したカセットなど、記録手段として広く活用されてきた磁気テープが、再生できなくなる危機に直面している。
経年劣化に加えて、再生機器の生産・修理の終了も要因で、青森県内でもDVDにダビングする業者が対応に追われている。
専門家は家庭内の映像にとどまらず、県の歴史を記録した貴重な資料の喪失につながりかねないと懸念する。
「(依頼は)昨年暮れ頃から3~4倍に増えている。(一度に)50本持ってくる人もいる」。
磁気テープの映像をDVDにダビングするサービスを提供する「カメラのキタムラ青森・青葉店」(青森市)の中岡店長のもとには、多くのテープが持ち込まれる。
結婚式やテレビ中継された高校野球の地方大会といった映像が多いという。
全国で約600店舗を展開する同社では、客から預かったテープを高松市の工場で一括してダビングする。
通常1か月弱の納期は、現在2~3か月だ。
磁気テープの耐用年数は20~30年で、依頼急増の背景には、2025年頃を境に再生できなくなるとされる「25年問題」がある。
再生機器の生産や保守を担うメーカーも撤退しており、国内でビデオデッキを唯一販売していた船井電機(大阪府)が16年に生産を終了。
19年には、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)が「25年までにデジタル化しなければ、テープは永遠に失われかねない」と警鐘を鳴らした。
25年問題は、地域の歴史や文化に関係する資料の消失といった危機もはらむ。
県立図書館(青森市)は、県にまつわるドキュメンタリー映像などのビデオテープ1389点(23年度末時点)を保管し、視聴用のビデオデッキ2台を設置している。
ただ担当者は、「壊れた時に新しいものを買えるか」と不安をのぞかせる。
25年問題の啓発イベントを開催している国立映画アーカイブ(東京都)の冨田・主任研究員は、「地域の文化や生きた記憶が残らず、(歴史に)空白期間ができてしまう」と危惧する。
その上で、映像や音声のデータを複数の記録媒体で保存する「デジタルファイル化」を訴える。
DVDへダビングしても、将来的にビデオ同様に再生できなくなる可能性があるからで、分散保存が不可欠だという。
冨田主任研究員は保存に向け、「図書館や博物館など地域の機関で話し合うことが大事だ」と、関連施設が連携して対応するべきだと強調する。
◆磁気テープ
カセットやビデオに代表される記録媒体。
特にビデオテープを巡っては、1976年に日本ビクター(現・JVCケンウッド)が発売したVHSと、前年にソニーが出した「ベータマックス」が激しいシェア(占有率)争いを展開した。
VHSが広く普及したが、高画質なDVDの登場で下火となった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250602-OYT1T50238/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。