







2025年6月6日20時5分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県伊丹市内の小学校で5月、運動会のフラッグ演目の練習中に、木製の持ち手が6年の男子児童の股間に刺さり、睾丸などを損傷していたことが同市教育委員会などへの取材で分かった。
男児はトイレに駆け込んだ後、痛みとショックで20分以上気絶し、緊急手術を受けた。
同校は救急搬送せず、男児の保護者が市教委に相談するまで約3週間、市教委にけがを報告していなかった。
事故が起きたのは5月上旬の体育の授業中。
投げ技の練習で、男児が落ちたフラッグを急いで拾った際、持ち手が下着を破って睾丸に刺さった。
体育教諭にはけがをした部位を言えず、「気分が悪い」とだけ伝え見学。
痛みに耐えきれず1人でトイレに行き、けがを確認すると陰嚢がめくれ、精巣が見えている状態だった。
男児はショックで気絶、意識が戻った時には体育の授業が終わっていたという。
トイレから出た男児の様子に気付いた養護教諭が声をかけて状況を把握し、両親に「病院に連れて行く」と連絡。
同校は緊急性はないと判断し、タクシーで市立病院へ向かった。
同病院は全身麻酔での緊急手術を行い、陰嚢を数十針縫った。
その後、精巣機能には問題ないと診断されたという。
事故から3週間以上が経過しても、職員への周知や安全管理の見直しなどの説明がないことに不信感を抱いた男児の保護者が市教委に問い合わせると、学校側が事故を報告していなかったことが判明した。
市教委は同校の校長から聞き取りを行い、事故後の対応について指導を実施。
市教委によると、校長は救急搬送をしなかった理由について、「首から上のけがではなく、本人の意識もしっかりしていたため」と説明したという。
市教委は神戸新聞社の取材に「学校で起きた重大事案は市教委に報告する仕組みになっている。救急搬送しなかったことや保護者への対応も含め、同校の認識が甘かったと言わざるを得ない」とコメント。
「学校への再発防止指導や、各校での緊急時対応について意識共有を徹底する」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/299ad6cb29c841308ad34685ca29a26fcfec2363
6月8日13時25分に読売新聞からは、別の児童と投げ合った旗を取り損ねたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市教委によると、事故は6年生の約190人が校庭で練習中に発生。
男児は別の児童と投げ合った旗を取り損ね、木製の柄(約1メートル)の端で股間を打ちつけたという。
養護教諭が応急処置をし、救急要請はしなかった。
男児は市内の病院で手術を受け翌日、退院した。
市教委は、学校内での事故で児童生徒が手術を要するけがなどをした場合、報告を求めているが、学校は「経過は良好」として報告の必要はないと判断していた。
約3週間後に男児の保護者から連絡を受け、初めて事態を把握したという。
市教委は、「学校の認識は甘かったと言わざるを得ない。今後、緊急時の対応などについて、各校に意識の共有を図る」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250608-OYT1T50027/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。