







高知労基署は6日、いの町の土木工事業者と同社の男性工務部長(48)を、労安法違反(車両系建設機械との接触防止義務違反)の疑いで書類送検した。
同社と部長は、容疑を認めているという。
同署によると、2012年9月20日午後3時50分ごろ、いの町の国道439号線新設工事現場で、同社の男性作業員(当時58)が後退してきた約22.5トンの重機に轢かれて死亡。
(ブログ者コメント)
「立ち入らせてはならない」という義務を果たすための具体的措置(例;立ち入り禁止区域の設置)がとられていなかった、ということかもしれない。
第二章 建設機械等
第一節 車両系建設機械
(接触の防止)
第百五十八条 事業者は、車両系建設機械を用いて作業を行なうときは、運転中の車両系建設機械に接触することにより労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に、労働者を立ち入らせてはならない。ただし、誘導者を配置し、その者に当該車両系建設機械を誘導させるときは、この限りでない。
2 前項の車両系建設機械の運転者は、同項ただし書の誘導者が行なう誘導に従わなければならない。
8日午後6時ごろ、小国町の町営温水プールから約200m下流の横川に架かる小国大橋の上を通りかかった住民から、「油のにおいがする」と町に通報があった。
町が9日朝から調べたところ、温水プールの施設の外側に取り付けてあった直径15mmの灯油の配管に亀裂が入っているのがみつかった。
町は、屋根から落ちて積もった雪の重みで配管が折れ、亀裂が入ったとみている。積雪は約1m80cmあった。
この影響で、およそ7700ℓの灯油が漏れ出たとみられ、このうちおよそ3000ℓが近くを流れる横川に流れ出たという。
町は、油がさらに広がらないよう、川に「オイルフェンス」を設置するとともに、油を取り除く作業を実施した。
残り約4700ℓは敷地内の雪と土に浸透しており、吸着マットで対応した。
この施設を管理する町の担当者は、「環境に悪影響を及ぼしてしまい申し訳なく思う。適切に除雪していたと思うが今後も徹底してやっていきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023077121.html?t=1362862827141
http://yamagata-np.jp/news/201303/10/kj_2013031000309.php
8日午前9時20分ごろ、大仙市大曲西根の採石場で、雪を足場に作業していたバックホーが横転、水たまりに水没し、運転していた会社員の男性(54)が取り残された。
男性は現場作業員4人に引き上げられ、心肺停止状態で市内の病院に救急搬送されたが、約1時間50分後に死亡した。死因は溺死。
警察によると、男性は水たまりの水をくみ出すポンプの調子が悪かったため、雪を足場にバックホーで見に行く途中、雪が崩れて進行方向左側に横転したという。
バックホーは約2m水中に漬かり、運転席も水没した。
作業員によると、現場は周辺から雪解け水が流れ込み、ここ数日で水かさが増したという。
作業員の1人は、「10日ほど前にバックホーで雪の上に上がって作業した時は、周りに水があまりなかった。雪が崩れることは予想できなかった」と話している。
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130309a
さいたま労基署は8日、労安法違反の疑いで、建設業経営の男(45)を書類送検した。
容疑は昨年5月26日、さいたま市西区のテント倉庫で、転落の恐れがあったにもかかわらず足場を組むなど危険防止の措置を取らなかったとしている。
同署によると同日、高さ約6.7m、幅約4.5cmの梁の上でシートの張り替え作業をしていた男性作業員(50)が転落し、頭を強く打って翌27日に死亡した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130308/stm13030821500009-n1.htm
7日午後5時15分ごろ、石巻市東中里の船外機修理販売会社「M北上」の作業所から出火、鉄骨平屋建て約140m2を全焼した。20代の男性社員が軽いやけどを負った。
(ブログ者コメント)
○電気ドライバー使用中の火花が着火源になったらしい事例として、紹介する。
○ただ、引火したのが軽油だったと報道されている点が、腑に落ちない。
なぜなら、消防法で軽油は引火点が21℃以上70℃未満の第2石油類に属しており、実際の引火点は50~70℃程度と言われているからだ。
7日の仙台の気温は、気象協会のデータによれば最高14℃、最低1℃。石巻も同程度だっただろう。
とても軽油に引火する温度ではない。
調べてみると、船外機の燃料としては軽油以外、ガソリンも使われているらしい。
この記事、ガソリンの間違いということはないだろうか?
6日午後1時40分ごろ、広島市西区の三菱重工広島製作所の敷地内にあるハイパーUCM棟(鉄骨3階建て)から出火。圧延機の一部などを焼き、約1時間半後に消し止められた。
棟内には男女2人の従業員が作業をしていたが、逃げ出して無事だった。
同所によると、ハイパーUCM棟は製鉄機械の実験棟で、吹き抜け構造。
当時は1階部分で、ローラーを使って鉄を引き延ばす圧延作業の実験をしていた。
鉄に吹きかけていた潤滑油に何らかの原因で発生した火花が引火した可能性が高いとみられる。
出典URL
(ブログ者コメント)
現場の状況は不明だが、静電気が原因だった可能性もある。
奈良市藺生町の金属加工会社「Sステンレスセンター」で5日午後5時半ごろ、鉄板を平らに引き延ばすローラーの手入れをしていた社員の男性(46)が右腕から肩にかけて挟まれ、約2時間後に死亡が確認された。
警察によると、同僚がすぐに機械を止めたが、救急隊員が到着した時には心肺停止状態だったという。
(2013年3月30日 修正1 ;追記)
2013年3月7日付の奈良新聞に、事故時の若干詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、男性は機械のメンテナンス作業中に前のめりの姿勢で右腕から右肩をローラーに挟まれた。
男性の悲鳴を聞いた同僚が機械を止め、119番した。
高松市朝日町の船泊用大型タンクなど鉄鋼構造物製造業・I鋼業で昨年11月、男性社員(39)が作業中に転落して11日後に死亡する事故があり、高松労基署は4日、会社と現場責任者の男性係長(56)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、昨年11月16日午前3時ごろ、タンカーに積むLPGタンク(長さ39m、直径14m)の製造中、男性社員がタンク内の鉄製階段の踊り場にあった長方形マンホール(縦64cm、横70cm)から約10m下のタンク底に転落した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20130305ddlk37040587000c.html
4日午前8時半ごろ、狭山市富士見2丁目の学校法人「M学園・S幼稚園」で鉄製門扉が倒れ、保育士ら女性2人が下敷きになった。
門扉脇のコンクリートに頭を打って保育士女性(29)が頭の骨を折る重傷、研修生女性(20)が頭に軽傷を負った。
警察によると、門扉はスライド式2枚扉で、1枚は高さ1.5m、幅5.3m、厚さ10cm、重さ約300kg。
事故当時、2人は園児らを迎えに行くため送迎バスを門扉前に停車させ、門扉をスライドさせて閉めていた際、門扉が突然、出発しようとしていた送迎バスに倒れかかり、そののち2人にぶつかったという。
同園の門扉は3日に新しいものと交換したばかりで、この日は門扉を供用する初日だったという。
同園は、「現在、門扉や柵など外溝の改築工事を実施しており、門扉は蛇腹式から新しいタイプに変更した。事故原因については分からない」と話している。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news03/05/07.html
(ブログ者コメント)
新門扉設置完了後、工事関係者は問題なく動くかどうかテストしたのだろうか?
2日午後1時5分ごろ、神奈川県寒川町倉見の清掃業務などを請け負う「Sサンクス」の駐車場で、同社契約社員の男性(65)が産業廃棄物収集運搬車の下敷きになっているのを上司の男性(53)が見つけ、119番通報した。
男性はすぐに消防隊員らに救助されたが、腹部などを強く圧迫されており、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性はこの日、午前中にごみの収集業務を行った後、正午ごろに会社に戻り、駐車場でジャッキアップした車の下に入って整備作業をしていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130302/kng13030220510006-n1.htm
東日本大震災の際にガソリン不足が起きたことを受けて、海老名市は、災害時の公用車の燃料を備蓄するため、閉鎖したガソリンスタンドを買収し、運用を始めた。
海老名市が買収したのは、去年、廃業した民間のガソリンスタンドで、非常用の発電設備を新たに設置するなど、購入費を含めて1億8000万円あまりかけて整備した。
市によると、東日本大震災の際には、協定を結んでいたガソリンスタンドで消防車などが給油を断られたり、量を制限されたりしたほか、市内のガソリンスタンドの数もこの10年でおよそ3分の2の16軒に減ったという。
このため、災害時に必要な燃料が確保できなくなるおそれがあるとして、今回の買収を決めた。
新たな給油施設には、消防車を含む公用車145台の1か月分にあたるガソリンと、市役所や消防署など、およそ50の施設で1週間の非常用発電設備に使う灯油や軽油なども貯蔵され、ふだんの給油にも使うという。
総務省消防庁によると、災害に備えて自治体がガソリンスタンドを買収するのは全国的にも珍しいということで、海老名市危機管理課は、「災害時にもある程度の期間は耐えられるよう、備えをしっかりしていきたい」と話している。
出典URL
なお、関連記事が2013年1月10日21時1分にmsn産経ニュース神奈川からもネット配信されていた。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130110/kng13011021040010-n1.htm
北秋田市綴子の県立鷹巣技術専門学校の体育館外の給油タンクから約470ℓの灯油が漏出したことが1日、分かった。
発表した県雇用労働政策課と同校によると、人的被害などは確認されていないが、学校周辺で異臭がすると市民から苦情があり、敷地外に流出した可能性もあるとして、消防などが調べている。
同課と同校によると、体育館の渡り廊下の地上約4mの屋根に積もっていた約50cmの雪が落下し、タンクのパイプに亀裂が入り灯油が漏出したとみられるという。
同校によると、前日に管理棟の灯油タンクの配管の錆びた部分から灯油がにじみ出ていたため、職員が1日、ほかの6タンクを点検したところ、体育館の灯油タンクの配管の付け根部分に亀裂があるのを発見した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130302ddlk05040016000c.html
(2013年3月29日 修正1 ;本文加筆修正)
2013年3月2日付の秋田魁新報紙面に掲載されていた内容を、本文に加筆修正した。
2月28日夜、山形県長井市の家電量販店2階で、使用済み乾電池の回収箱が火元と見られる火災が発生した。
陳列棚など約4m2を焼く程度で済んだが、警察によると、電池同士の接触が原因で発火した可能性があるという。
こうした出火原因はあまり知られていない一方、家庭や企業でも起きうる火災のため、消費者庁は「電極にビニールテープを貼るなど、絶縁を徹底してほしい」と呼びかけている。
警察によると、回収用の段ボール箱はレジカウンターにあり、使用済み乾電池数十個や使用済みのインクカートリッジが入っていた。
出火当時、店内には男性店員1人だけで、外部から侵入した形跡もなかった。
独立行政法人・製品評価技術基盤機構によると、電池をまとめて保管すると、接触具合によっては、電圧の大きな電池から小さな電池へ電気が流れ、その結果、過充電で発熱して破裂や発火に至る可能性があるという。
2007年4月以降、発熱する事故が14件発生し、うち2件で発火したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130301-OYT1T01356.htm
28日正午すぎ、佐野市山菅町の採石場で重機が崖から転落し、操作していた男性(70歳)が土砂に体の半分ほどが埋まった状態でいるのを同僚が見つけ、消防に通報した。
崖の高さは10m以上あり、男性はおよそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は朝6時から1人で採石場で重機を使って作業をしていて、午前9時半ごろには会社と無線で連絡を取っていたという。
警察は、男性が作業中に何らかの原因で重機とともに崖下に落ちたとみて、原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095855821.html?t=1362085740062


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。