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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20256191545分にYAHOOニュース(産経新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

京都府長岡京市の「K社」工場内で19日、アンモニア臭のするガスが噴出し社員5人が搬送された事故で、現場にあったクレーン車の先端にあるフックが円柱形のガス管のバルブに接触し、ガス漏れが起きたとみられることが京都府警向日町署への取材で分かった。

同署がさらに詳しい経緯を調べる。

同署によると、搬送された5人は男性3人と女性2人。
うち男性2人が目の痛みを訴えている。
いずれも命に別条はない。

ガスが噴出したのは19日午前115分ごろ。

同社は排ガス除害装置の設計・開発や製造を手がける企業。

この工場では半導体や大気環境保全装置を製造していたという。

現場はJR長岡京駅から南東に約900メートルの、工場が立ち並ぶ地域。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c4c28534371abaa4a640ab371f54e56994cc37c 

 

 

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20256192037分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後3時過ぎ、JR札幌駅の東コンコース付近で、新幹線工事に伴って設置していた地下鉄への案内サインが落下しました。

案内サインは、真下のベンチに座っていた男女2人の頭に直撃。

このうち、50代の女性がが頭に切り傷を負って病院で手当てを受けて、10代の男性が頭を打撲したということです。
2
人とも命に別状はないということです。

落下した案内サインはアルミ製で、高さ約3メートルの位置に設置されていて、幅180センチ、高さ30センチ、厚さは3ミリ、重さは約1.1キロありました。

案内サインは、粘着テープで固定されていたということです。

事故を受けて、JR北海道は付近の案内サインを撤去し、ほかの場所の案内サインについても点検を行っています。

【画像】落下した案内サインがあった場所(提供:JR北海道)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1ec5fed7f51645e2cc41e556cfb2f435272c24

 

 

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高さ1mのトラック荷台から転落して死亡した事例は、過去に本ブログでも2件ほど紹介している。

以下は今回の情報。


2025
620810分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午後535分ごろ、埼玉県深谷市白草台の市道で、大阪府大阪市東住吉区の会社員男性(60)が高さ約1メートルのトラック荷台上で作業中、何らかの原因で荷台から地面に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。

寄居署によると、男性は荷物の建材を落ちないように固定していた。

近くを通行していた40代男性が「作業員がトラックの隣に倒れている。意識がないようだ」と119番した。

同署は事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a03a9017b51c8ef0bf5ef01d7e4855f5a6817f57

 

 

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20256181447分にTBS NEWS から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午後0時半ごろ、東京・小金井市東町の木造2階建て住宅で「煙が出ている」と近くに住む男性から通報がありました。

火はおよそ3時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で住民の50代男性1人がやけどをしたほか、消火活動にあたっていた消防隊員3人と消防団員1人のあわせて4人が熱中症とみられる症状を訴え、病院に運ばれました。

4人は炎や煙を防ぐ防火衣を着ていたということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1986395?display=1

 

6181828分に東京新聞からは、都心の最高気温は34.4℃だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午後0時半ごろ、小金井市内で住宅火災が発生。

消火活動にあたった消防隊員3人と消防団員1人、計4人の男性が搬送された。

この4人とは別に18日午後3時現在で、熱中症の疑いで1594歳の男女57人を救急搬送した。
うち90歳以上の男性1人が重篤な症状となっている。

関東地方は18日も太平洋高気圧に覆われ、梅雨明けしたかのような厳しい暑さが続いた。

群馬県桐生市で気温が36.5度まで上がるなど、内陸部を中心に連日の猛暑日(最高気温35度以上)となる所が続出した。

各地の最高気温は、神奈川県海老名市で36.4度、栃木県佐野市と茨城県大子(だいご)町で36.2度、東京都府中市で36度、埼玉県熊谷市で35.8度、東京都心で34.4度、千葉県船橋市で34.3度など。

平年を610度ほど上回る所が目立った。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/412565

 

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20256172036分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

617日昼過ぎ、鳥取県江府町にある俣野川発電所から煙が上がり、発電所が停止しました。

これを受け、鳥取県は17日夕方、情報連絡会議を開催しました。

中国電力によりますと17日午後1時ごろ、俣野川発電所で爆発音がしたあと、4基ある発電機のうち4号機の開閉装置の周辺から黒い煙があがっていたということです。

当時、発電所の構内にいた43人の作業員のうち、2人が避難中に転倒しましたが、いずれも軽症だという事です。

現在は俣野川発電所の全号機が停止しています。

これを受け、鳥取県は情報連絡会議を開催。

中国電力は発煙の原因について、4号機の停止作業を遠隔で行っていたところ何らかの不具合が発生し、開閉装置に膨大な電力が流れたのではないかと説明しました。

俣野川発電所停止による不足分の電力は関西電力から受電したため、市民生活への影響はないということです。

中国電力は今後、原因究明に向け調査を進めるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c010c6f52dbc72182aa00ca7da5635baf2f3cb1

 

618750分に日本海新聞からは、火災や有毒ガスの発生はなかった、作業員43人は隣の3号機で点検作業にあたっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故で作業員2人が転倒するなどして、打ち身などの軽傷を負った。

出火や有害物質の発生は確認されていない。

中国電力によると、同日午後1時10分ごろ、同発電所の地下約80メートルに4基ある発電機のうち、4号機から爆発音を伴い煙が発生。

約5時間後に発煙が止まった。

事故当時、隣の3号機では作業員43人が点検作業に当たっていたが、全員避難した。

軽傷の2人は自力で病院を受診したという。

現場には次々と消防車両が到着。

地域住民やマスコミが集まる中、午後2時15分ごろ「有害物質が発生しているかもしれない」と消防隊員が呼びかけ、白煙が噴き出すトンネル近くに規制線を張った。

同発電所は中国地方で最大の水力発電施設で、出力は1~4号機各30万キロワット、計120万キロワット。

事故で4機全て運転停止となったため、中電は同日、電力需給状況を改善するために午後6時から1時間半にわたり、関西電力送配電から最大30万キロワットを受電して対応。

引き続き電力の安定供給に務めるとした。

https://www.nnn.co.jp/articles/-/548161?gsign=yes

 

6171949分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、地下トンネル内の発電主回路用開閉装置が爆発した、しばらく鼓膜が痛いのが続くほどの大きな音だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場となったのは鳥取県江府町にある俣野川発電所。

上池から下池の間の落差およそ500メートルを利用して120kWの発電を行う揚水式発電所です。

消防によりますと17日午後1時半ごろ、発電所の「地下トンネル内で作業中に機械が爆発した」と中国電力の職員から119番通報がありました。

一体何が起きたのでしょうか…

トンネル内で作業していた人が当時の緊迫の状況を話してくれました。

トンネル内で作業していた人:
「不意に、作業をしているところとは関係ないところから大爆発があって、しばらく鼓膜が痛いのが続くくらいの感じったので、結構大きい音だった。
(トンネル内を)出てからもだいぶ煙はすごかった。
(現場は)トンネル(入り口から)1キロくらいしたになるんですけど、そこから煙も出ていた」

トンネル内の発電主回路用開閉装置が原因の可能性があり、消防によりますとトンネル内に多くの煙が立ち込め、午後520分に鎮火したということです。

現場付近では当時43人が3号機の点検や、トンネル内の消防設備の修理などの作業に当たっていて、全員が避難しましたが、消防によりますと2人が軽いけがをしたということです。

17日稼働していた1号機と4号機はこの爆発の影響で停止し、午後5時時点で、すべての発電機が停止しているということです。

【写真を見る】【続報】「鼓膜が痛いくらいの大爆発だった…」水力発電所のトンネル内で爆発音 現場付近に43人の作業員…2人が軽いけが 発電主回路用開閉装置で不具合発生か 鳥取県江府町

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ead1fc08aa6bd809efc2e47370b889c359e78ee 


 
6191556分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、大きな異音が聞こえ始めた直後に爆発音とともに黒煙が噴き出した、飛散物で1名軽傷、4号機も一部破損したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

黒坂警察署によりますと、17日午後132分ごろ、4号機周辺で作業員6人程度が作業前のミーティングを行っていたところ、4号機から大きな異音が聞こえ始め、その直後に爆発音とともに黒煙が吹き出したということです。

施設内には水力発電機4機が設置されていて、当時現場付近では43人の作業員が、3号機の点検作業やトンネル内の消防設備の修理などの作業に当たっていました。

全員が避難しましたが、爆発の衝撃で周囲に置かれていたホワイトボードなどが飛散し、近くにいた作業員1人が軽いけがをしたということです。

黒坂警察署によりますと、この事故による出火はなく、建物の損壊もありませんでしたが、水力発電機4号機の一部が破損したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ae55e824e2ddc90e0e89e2c82174b1ba0d2dd87 

 

 

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以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。

20241121日掲載
20241114日 今治市の造船所で進水した船に乗り込むための昇降機をクレーンで吊り上げる作業中、ワイヤーロープと金属柵の間に頭などを挟まれて死亡 (修正1)
(新情報)
合図を出す人を指名していなかった。
・作業間の連絡や調整を行っていなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14240/

2020115日掲載
[昔]20191118日 兵庫県の住宅で網戸設置直後、6歳女児がヒモに首をひっかけて死亡、注意表示されたクリップは袋に入れられたまま、両親は提訴し2審で賠償命令(修3)
(新情報)
遺族側逆転勝訴2審判決が最高裁で確定したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11150/

 

 

 

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20256161422分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後、JR仙台駅前にある飲食店が入るビルで、工事中に有毒なガスが発生し、工事関係者の40代女性がめまいや吐き気を訴え、病院に搬送されました。

有毒なガスが発生する事故があったのは、仙台市青葉区のJR仙台駅前にある「AKビル」7階です。

消防によりますと、16日午後0時10分ごろ、工事関係者から「溶剤を混ぜたらガスが発生して体調不良者がいる」と119番通報がありました。

消防によりますと、店舗の改装工事中、工事関係者が塗料を固めるための硬化剤に、本来は入れない溶剤を誤って混ぜてしまい、有毒なガスが発生したということです。

この事故で、工事に携わっていた40代女性がめまいや吐き気を訴え、病院に運ばれました。

搬送時、女性は会話はできる状態だったということです。

警察と消防が、当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/632928aadcf5348eb4b5d439a2fae79468310b1c 

 

 

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2025620627分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富山地方鉄道不二越・上滝線で16日、列車の扉1か所がほぼ全開のまま、約2分半にわたって約700メートル走行するトラブルがあったことがわかった。

乗客約200人にけがはなかった。

運転士と車掌はいずれも見逃しており、専門家は「通常はありえない事態で、大変驚いた。鉄道の安全対策の抜け穴が浮き彫りになった」と話している。

地鉄によると、トラブルは16日午前7時40分頃、富山市の朝菜町南富山間で発生。

岩峅寺発電鉄富山行き列車(3両編成)の3両目左前部の扉(幅約110センチ)が開いたまま、朝菜町駅を発車した。

列車は最高時速25キロ程度まで加速し、何らかの理由で、走行中に扉は閉まった。

地鉄は16日昼に、乗客からのメールで事態を初めて把握した。

 

人為ミス重なる

通常、扉の開閉状況は運転台と車両側面に設置されたランプの点灯状況でわかる。

運転士と車掌はランプを確認し、異常がなければ発車する。

さらに、すべての扉が閉まらないと安全装置が作動し、列車は加速できない仕組みだ。

今回は、これらの仕組みをすり抜ける人為的ミスが重なったとみられる。

列車に乗務していた男性運転士(23)(乗務歴3か月)と男性車掌(21)(同1年)は地鉄の聞き取りに、いずれもランプを確認したと回答。

ただ、ランプに不具合はなかったとみられ、地鉄は「見間違いや見落としの可能性がある」とする。

さらに、運転士は朝菜町駅でブレーキを緩めて発車しようとした際、うまく加速できなかった。

安全装置が作動していたためとみられるが、運転士は列車を止めなかった。

地鉄によると、朝菜町南富山間は下り勾配で、列車は自然に加速したとみられる。

運転士は、うまく加速できなかった時点で、列車を止めて点検する必要があった。

 

「対策必要」指摘も

トラブルを把握後、地鉄は全列車の扉を点検。

異常はなく、異物が挟まって閉まらなかった可能性も視野に調査している。

関西大学の吉田裕 教授(交通システム安全論)は、「運転士と車掌の双方ともに基本動作を怠り人為的ミスをしたことは問題だ」と指摘。

一方、人為的ミスは避けられないとし、「今回は悪条件が重なった結果で、全国の事業者も学ぶべき事案。下り勾配で意図せず列車が加速しない安全対策が必要だ」と述べた。

地鉄は17日に国土交通省北陸信越運輸局に報告し、運輸局は原因究明と再発防止対策の検討を指示した。

地鉄は「あってはならない事案。再発防止を徹底する」とコメントした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250619-OYT1T50246/ 

 

 

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ブログ者は以前から、「検察は不起訴理由を明らかにしていない」というフレーズに違和感を覚えていた。
明らかにする必要がないなら、恣意的判断やエイヤ!的判断をしても外部の人間には分からない。
せめて「嫌疑不十分」程度の理由だけでも明らかにしてほしいものだ。

 

以下は今回の情報。

 

2025615180分にYAHOOニュース(JCASTニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県三郷市で2025514日に起きたひき逃げ事件で、中国籍の男が起訴された。

しかし、乗用車に同乗して逮捕された中国籍の男性は不起訴となった。

このことがSNSを中心に大きな議論を呼んでいる。

 

■日本人と比べて起訴される確率は  

事故のあらましを「産経新聞」Web69日配信)から引用する。

《埼玉県三郷市で5月、小学生の列に乗用車が衝突し男児4人がけがをした事故で、さいたま地検越谷支部は6日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で、乗用車を運転していた中国籍の解体工、鄧洪鵬容疑者(42)を起訴した。
(中略)
一緒に乗用車に乗ったとして、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕された中国籍の男性(25)は不起訴にした。
「警察と捜査したが、起訴しないという判断に至った」としている》  

これについてアルピニストの野口健氏は、自身のXで次のように指摘した。

「(前略)これだけ外国人による事件が多発する中で『不起訴』となるケースがとても目立つ。
また、これだけ注目を浴びている事件。
何故に不起訴になったのか明確に説明をされた方がいい。
そうしないと『外国人だから不起訴にしたのか!』という穿った見方が蔓延する」  

調べてみると、たとえば219日に埼玉県川口市内で女性に乱暴したとして逮捕された「トルコ国籍の男性」、411日に長野県飯山市で職務質問をした警察官に切りつけたとして逮捕された「ベトナム国籍の男性」、いずれも不起訴となっている。

こうした事例を見ると、「外国人は処罰されにくい」と感じる人がいても不思議ではない。

しかし、実際の統計を見てみると、印象とは異なる実態が浮かび上がる。

令和6年度版『犯罪白書』(法務省法務総合研究所)の「来日外国人被疑事件 検察庁終局処理状況」によると、刑法犯の検挙人数に対する起訴率は外国人41.6%、日本人39.6%と、外国人の起訴率のほうが高い。

個別の不起訴事例だけを取り上げ、全体の傾向を判断するのは早計だろう。

 

■報道における「外国人」の扱い方

では、なぜ交通事故をはじめ、外国人の犯罪が目を引くように感じるのか。

以下に、日本人が不起訴となった場合の、メディア報道の一例を挙げてみよう。

《都内に住む高齢女性から現金350万円をだまし取ったとして逮捕された21歳の男性が不起訴処分となりました。

(中略)

さいたま地検熊谷支部は不起訴処分の理由を明らかにしていません》(日テレNEWS WEB2025610日)

日本人の場合、「日本人男性」とは報道されないのである。

移民についての研究で知られる東京大学准教授・永吉希久子氏は、以下のように記している。

 《日本国籍をもつ人が大多数の社会で、「日本国籍」という情報は自明のものとされる。
マイノリティである外国籍者についてはそうではない。
この結果として「外国籍」と「窃盗団」が合わせて記載されることで、犯罪行為者としての外国人イメージが強められるのである》
永吉希久子『移民と日本社会 データで読み解く実態と将来像』(中公新書)  

国籍に関する記述の有無の慣例が、報道を受け取る側に対して、無意識のうちに「外国人の犯罪が目立つ」といった印象を与えている可能性も考えられる。

 

■不起訴の理由開示は義務づけられていない

ところで、「不起訴処分」とはどういうものなのだろうか。

そもそも不起訴処分=無罪とは限らない。

検察官が裁判所に起訴しないことを決めることで、前科はつかないものの、捜査対象となった前歴は残る。

ひとえに不起訴といっても「法令違反の疑いなし」という判断もあれば、証拠が不足で立証困難な「嫌疑不十分」、罪は成立するものの、再犯可能性がない「起訴猶予」、被害者の告訴がない「不告訴」など、内容はさまざまだ。

加えて、日本の検察官法や刑事訴訟法では、不起訴処分時に理由開示を義務づける規定はない。

理由を開示しないのは、被疑者や被害者のプライバシー保護、捜査情報の保全など、事件の種類によって理由も多岐にわたるからだ。

これらは当然、被疑者の国籍に限らない。

日本の制度上、普通のことなのだ。

つまり、「不起訴になった理由が明かされないからといって、不公平な判断が下された」という結論には直結しないのである。

野口健氏は先に挙げた意見に加え、「その結果、外国人に対する偏見や差別に繋がりかねない。また真面目に日本で生活をしている外国人まで偏見が及ぶ可能性も」と続けている。

たしかに、『犯罪白書』によれば、令和6年度の刑法犯検挙人員の総数(183269人)に占める外国人の比率はわずか5.3%に過ぎない。

一部の事件に目を奪われるだけでなく、全体の傾向や制度の背景を踏まえ、先入観を避けた冷静な判断を社会全体で共有することが求められている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4409930b35f03944749a9556f937bf1645579b05?page=1 

 

 

 

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今月18日放映のNHK「よみがえる新日本紀行 タコで伊勢エビをとる話」を見ていた際、「伊勢エビのいる場所にタコを近づけるなど、目がよくないとダメなんでしょうね」的な話しの中で、漁師さんたちの視力検査をする場面があった。

すると、視力1.5と評価された漁師さんあり。

ギラギラとした、紫外線がキツイ海の上で長年漁をしていて、この視力。
個人差が大きいということだろうか?

 

以下は今回の情報。

 

20256151001分にYAHOOニュース(集英社オンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

半袖で過ごせる気候になり、地域によっては梅雨入り・梅雨明けも宣言されている日本列島。

夏も徐々に近付いて来ているが、近年、日本の夏は毎年のように酷暑に見舞われている。

このことに伴い、注目を浴びているのが紫外線対策だ。

  【画像】昔では考えられない、現代の野球少年がつけている目を守るためのアイテム

 

■広がる“サングラス着用” 各県警でも導入進む

「災害級の暑さ」という言葉も一般的になった近年、暑さ対策の重要性は高まり、ハンディファンやネッククーラーなどの冷感グッズが当たり前になっている。

そのなかでも、紫外線の人体への悪影響は広く認知され、男性の日焼け止め・日傘使用も珍しくない時代になった。

行政機関でも、職員の紫外線対策が広がっている。

昨年来、鳥取・長野・青森・広島など、各県警が警察官のサングラス着用を解禁。

今年5月からは京都府警でもこれが認められ、47都道府県に広まる日も遠くないような勢いだ。 ​​​

着用の目的について青森県警は、〈紫外線による職員の目の健康被害の軽減〉〈直射日光や太陽光の乱反射から視界を確保することによる交通事故防止〉としており、やはり紫外線から目を守るための施策であることがわかる。

実際、紫外線が目に与える影響は大きく、ときには健康被害の危険性もある。

「天気のいい日に、サングラスをせず23時間ほど外にいると、紫外線性角膜炎を起こすおそれがあります」と語るのは、金沢医科大学眼科学の主任教授で、NPO法人・紫外線から眼を守るEyes Arcの代表も務める佐々木洋氏だ。

「紫外線が起こす障害には、大きく分けて急性と慢性があり、紫外線性角膜炎は急性にあたります。

黒目に炎症が起こって翌日ごろまで目が充血し、ひどい場合だと、黒目の表面の皮がむけて激しい痛みを引き起こします。

白目が充血する結膜炎も、急性障害の代表的な一例です。

慢性障害はこれらを繰り返していると起こるもので、1番多いのは、目が黄色く変色したり、隆起や斑点ができる瞼裂斑(けんれつはん)ですね。

これがひどくなると、白目が黒目の中に伸びてくる翼状片(よくじょうへん)にもなり、進行すると黒目の中心を覆って失明します。

薬が効かず、手術しないと治りませんし、再発もするのでけっこう厄介です」
(佐々木氏、以下同)

佐々木氏によると、中高年が悩む老眼も紫外線で進行が早まり、照り返しによる紫外線を浴びやすいサーファーなどは30代で発症することもあるそう。

老眼が進むとなりやすい白内障も、紫外線が主な影響因子なのだという。

とはいえ、特に気を付けるべきは子どもだそうだ。

 

■将来の発症率が8倍にも激増!? 少年野球も時代に合わせてルール変更

「よく子どもの目が赤くなっているのは、紫外線性角膜炎であることが多いですね。

瞼裂斑(けんれつはん)は、早いと小学1年生くらいから現れて、陽射しの強い沖縄
なんかは、小学生の30%くらいが発症します。

子どものうちに発症しなくても、小さいころに紫外線をよく浴びた人は、あまり浴びていない人に比べ、大人になってからの翼状片や白内障の発症率が58倍も高いんですよ。

だから、早く予防するのはすごく大事で、子どものころから紫外線対策をする重要性は、我々もずっと発信し続けています」

こうした発信が実を結んだのか、昨今、子どもたちを取り巻く環境では、サングラス着用が広がりつつある。

取材に訪れたのは、複数の区にまたがって多くの野球場がひしめく隅田川の川沿いだ。

この近辺にて、紫外線を浴びる機会の多い野球少年とその保護者に話をきいたところ、現在の少年野球ではサングラス着用が認められているという。

「都の少年野球の連盟が、サングラスの着用を許可してるんです。
6
7年くらい前からかな? 子どもの体を気遣ってという“時代”ですよね。
どのメーカーのものを着けてもいいんですが、うちのチームが属する区では、区の連盟推奨のものが3000円くらいで売っています」
40代男性・コーチ)

「サングラスは季節にかかわらず着用OK

陽射しの強さが昔の夏とは違うし、子どもの健康や安全に配慮したんでしょう

低学年はあまり見かけないけど、高学年になるとけっこう着けてるね。

多いのは外野手だけど、内野手でも陽の向きや球場の立地によっては着けてるね。

ウチは3人子どもがいて、みんな野球をやってたんだけど、1番上の子の時代はサングラスなんて見なかったよ。

もし着けてる子がいたら『何気取ってんだよ!(笑)』って茶化されて、コーチも外すよう言ってたと思う」
50代男性・保護者)

上記の男性たちと別の区の審判員は、詳しい着用ルールを教えてくれた。

「ピッチャー返しが顔に当たったとき、破片が目に入るなどのリスクがあるので、以前は投手のサングラス着用は禁止だったんですよ。

全面解禁されたのは2年前から

ただ、投手でも偏光グラスはNGです。

反射で打者や捕手がまぶしくなるおそれがあるので」
40代男性・審判員)

この周辺は複数の野球場があることから、多くのチームが練習・試合を行なう。

その後は、試合を終えた少年たちと保護者に話をきき、実際のサングラスも見せてもらった。

 

■じつは野球よりリスキーなサッカー…しかしサングラスNGの理由が

・・・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/75d8ee496c5c7337c260e7efebbd3f051ddc23ba

 

 

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20256152129分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神奈川県は15日、県総合防災センター(厚木市)の地震体験コーナーで、1歳の女児が右足のかかとを骨折する事故があったと発表した。

センターによると、女児は父母と3人で訪れていた。

事故は午前1055分ごろに発生。

1人で地震体験を終えた母親のもとに女児が駆け寄った際、体験コーナーの出入り口にあるすき間に右足が挟まったという。

コーナーは独立して揺れる台になっており、体験中は出入り口との間に約20センチのすき間ができるが、停止すると次第にすき間が埋まる。

この際に女児の足が挟まり、圧迫されたという。

センターは「事故の原因を究明するとともに、再発防止に努める」とコメントした。

安全体制が確立できるまで、地震体験コーナーの利用は中止するとしている。

https://mainichi.jp/articles/20250615/k00/00m/040/186000c

 

6152112分にNHK NEWS WEBからは、事故は係員が柵のロックを解除した後に起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午前11時前、厚木市にある県総合防災センターの地震体験コーナーで、家族と訪れていた1歳の女の子が地震の揺れを再現する装置と床との隙間に右足を挟まれ、かかとの骨を折る大けがをしました。

当時、女の子は、母親が地震の模擬体験をするのを父親と一緒に近くで待っていましたが、体験が終わったあと母親のもとへ行こうとした際に、装置と床の間の5センチほどの隙間に足を挟まれたということです。

事故は係員が柵のロックを解除したあとに起きたということで、県は女の子と家族に謝罪したうえで、事故の原因が判明するまで地震体験コーナーの利用を中止し、再発防止に努めるとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250615/k10014836071000.html

 

 

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(ブログ者コメント)

「試運転時は踏み台に乗って機械の近くで運転確認することになっていた」という記事と、「乗っていた踏み台は試運転する際には必要ない」という記事の2種類あり。
どちらが正かは不明。
もしかすると、どちらも正かもしれないが・・・。

 

20256131144分にYAHOOニュース(mBSニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

奈良労働局はきょう、奈良県葛城市内にある学校給食用の米飯等製造業者と、その社長(61)について、労働安全衛生法違反の疑いで、奈良地検に書類送検しました。  

葛城労基署によりますと今年2月に、給食用の米飯をかき混ぜる「ほぐし機」の試運転をしていたパート女性が、金属製のほぐし羽根に巻き込まれ、左上腕を切断して、いまも意識不明になっているということです。

事故は、その日の米飯ほぐし作業を終え、分解して清掃したあとに、試運転していた際に起きました。

また、この事業者では試運転の際、踏み台にのって、回転するほぐし機の近くで運転を確認することになっていたということで、労働局はこうした労働状況の中では、労働者に危険が生じるおそれがあるのに、開口部周辺にフタや囲いなど遮蔽措置を講じなかった疑いがあるとしています。

この事業者は事故後、機械に囲いを設けているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/189f81593b39a7e79f2f6e0ed35b9517eaeb7d97

 

6131143分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、踏み台は機械を洗浄したりする際に使うもので試運転する際には必要ないなど、若干ニュアンスの違う記事が下記趣旨でネット配信されていた。

奈良県葛城市の調理センターで、学校給食用のコメをかき混ぜる機械に従業員の女性が巻きこまれ意識不明となっている事故で、葛城労働基準監督署は13日、労働安全衛生法違反の疑いで、調理センターの社長(61)を書類送検しました。  

この事故は今年2月、奈良県葛城市にある学校の給食などを作る調理センターで、コメを混ぜる機械に左腕が巻き込まれた状態の女性従業員が見つかったもので、女性は病院に搬送されましたが、左上腕が切断され、現在も意識不明の重体です。

労基署によりますと、女性は踏み台に乗って機械の試運転を行っていたところ、コメを混ぜる羽根の部分に左腕の部分が巻き込まれたということです。

この踏み台は本来、機械の洗浄や分解の際に使用され、試運転する際には必要ないもので、踏み台を設置する際は身体が機械に巻き込まれる恐れがあるため、蓋や囲いなどを設置することが労働安全衛生規則で求められていましたが、事故当時、この事業所では蓋や囲いなどは設けられていなかったということです。

労基署は13日、安全対策を怠ったとして、調理センターを運営する会社と社長(61)を労働安全衛生法違反の疑いで奈良地検に書類送検しました。

調理センターは読売テレビの取材に対し、「コメントできない」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0da887ca9f9118576257c4e76c3d77c21ed3b184

 

6131618分にYAHOOニュース(ABCテレビ)からは、当該機械は異常があれば作動しないため踏み台を使って目視する必要はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

労働基準監督署によりますと、機械は上部が開口していて、試運転の際に女性は踏み台を使って機械の動きを確認していたところ、左腕が巻き込まれたということです。  

機械上部の開口部にふたや囲いはなく、また、事故があった機械は異常があれば作動しないため、踏み台を使って目視する必要もなかったといいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9329ae7423657ff0a97fbe109f28b97bd599331d 

 

 

 

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20256141036分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県稲沢市立稲沢西中で、1年生が理科の実験中、生徒8人が吐き気などの体調不良を訴え、うち女子生徒1人が救急搬送されていたことが14日、市教育委員会への取材で分かった。

使用したガスバーナーからのガス漏れが原因とみられる。

8人は既に回復した。

市教委によると、13日午後2時過ぎに発生。

授業を中断し、搬送されなかった7人も病院を受診した。

教室では全ての窓を5センチほど開け、換気扇を回していたという。

市教委は「原因を究明し、再発防止を徹底する」としている。

https://www.sankei.com/article/20250614-IXDEKY6BKJOMPFQBXHIPV6YVMQ/

 

 

 

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20256121027分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京電力パワーグリッド(東京都)は、スマートフォンの専用アプリを使い、電柱を撮影してポイントを獲得するゲーム「ピクトレ ぼくとわたしの電柱合戦」の実証実験を千葉市、市原市、四街道市の3市で行っている。

ゲームを通じて参加者に写真を投稿してもらい、停電などの恐れがある電柱の早期発見につなげるのが狙いだ。

スマホにダウンロードしたアプリを開くと、地図に電柱の形をしたアイコンが表示された。

実際に電柱がある場所に行ってアイコンをタップすると、撮影画面に切り替わり、カメラが起動する。

周囲の歩行者などに注意しながら、指定された角度から電柱の写真を撮影した。

スマートフォンで電柱を撮影すると、「電柱を制圧しました」と表示される(5月22日、千葉市中央区で)

「ピクトレ」は、参加者がチームに分かれてマップ上の電柱を奪い合う陣取りゲームだ。

電気にちなんだ名前の「アンペア」「ボルト」「ワット」の3チームから、自分が所属するチームを選ぶ。

電柱を撮影すると「制圧」した状態となり、自分のチームのものとなる。

さらに、アイテムの「電線」を使って制圧した電柱をつなぐと、その長さに応じてポイントが付与される。

定められた期間内にチームでポイントをいくつ集められるか競う仕組みだ。

敵チームが「制圧」した電柱は、アイテムを使って「中立」化でき、再撮影することで奪うことができる。

参加者は稼いだポイント数によって決まるチーム順位と、チーム内の個人ランキングに応じて報酬コインが得られる。

最終的に、コインの数に応じたアマゾンギフト券などがもらえる。

   

同社によると、県内には約110万本の電柱がある。

数が膨大なため、点検業務の効率化と迅速化が課題となっていた。

市民の力を借りながら電柱の点検強化につなげられないかと、同社がシンガポールのゲーム会社などと協力し、実証実験を企画した。

これまでに群馬、東京、静岡の1都2県で行い、第4弾として県内3市の電柱約16万4000本を対象に4月26日に始めた。

1都2県での実証実験では、実証実験エリアにある電柱の9割以上がゲームを通じて撮影されたという。

   

本県でのゲームでは「ツル・ツタ大作戦!」と題して、ツタやツルなどが巻き付いている電柱を撮影すると高得点が得られるようにし、参加者の意欲を刺激している。

東京電力パワーグリッドによると、夏場が近づくにつれ、ツタやツルが伸びて電線に触れ、停電が起きる可能性が高まる。

巻き付いている電柱を早期に発見、撤去することが、この時期には特に重要になるという。

実証実験は8月29日まで行う予定。

担当者は「市民の協力を得ながら、点検の強化につなげたい。実験結果を踏まえ、今後の方向性を検討する」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250606-OYT1T50055/

 

 

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20256141010分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日夜、北海道大学の工学部棟の研究室から火が出た作業事故で、当時、フェノールを精製する実験が行われていたことがわかりました。

 【画像を見る】夜の大学研究棟で爆発 学会に向けて“フェノール”精製中の事故

この作業事故は、12日午後10時ごろ、北海道大学の工学部棟の研究室で火が出たものです。

この事故で、部屋にいた30歳の男性助教が右ほほの切り傷や、上半身に薬品を浴びたことで10か所にけがをしました。
いずれも軽傷だということです。

警察によりますと、当時、この研究室では、けがをした30歳の助教と20代の男性大学院生が、学会に向けて、フェノールを精製する実験を行っていたことが新たにわかりました。

警察は、この実験で何らかの爆発が起きたとみて、引き続き、詳しい原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e67e4d59f9d75f8092a230110c187cdb059b36e

 

 

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20256161340分にニューズウイーク日本版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

エア・インディア171便が、インド西部アーメダバード空港を離陸した直後に墜落した。

乗員乗客242人は、奇跡的に助かった1人を除き、全員死亡。

機体が激突した医科大学の建物にいた人を含めると、犠牲者は270人に上るとみられる。

カメラが捉えていた「大爆発の瞬間」...エア・インディア171便の墜落の様子

事故機は、皮肉にもドリームライナーという愛称を持つボーイング787型機。

先進的な技術を詰め込んだ次世代型旅客機として華々しく登場したことは、まだ記憶に新しい。

2011年の運用開始以来で初の墜落事故となった。

171便は612日午後、高度625フィート(約190メートル)まで上昇した後、機首を上げたまま急降下して、近隣の建物に突っ込んだ。

事故当時は見通しのよい晴天で気象条件に問題はなかっただけに、機体の構造的問題か、操縦ミスか、整備不良かと、さまざまな原因説が乱れ飛んでいる。

事故の様子を偶然撮影した動画を見て、元パイロットのダン・バブ(Dan Bubb)米ネバダ大学ラスベガス校准教授らは、事故機はフラップが出ていないと指摘する。

フラップは離着陸のとき主翼の前後に伸びるもので、翼の面積を大きくして、揚力を高める働きがある。

元ブリティッシュ・エアウェイズのパイロットであるアラステア・ローゼンシャイン(Alastair Rosenschein)も、事故機はフラップが伸びていないため、「飛行を維持できなかっただろう」と、英スカイ・ニュースに語っている。

また、車輪が出たままになっていることを指摘し、これも上昇を妨げた一因とみる。

「航空機を飛ばすのに必要な要素は2つある」と、英王立航空協会フェローのポール・エドワーズ(Paul Edwards)は語る。

1つは適切な対気速度で、もう1つは上昇速度だ。事故機にはどちらもなかった」

スミート・サブハルワル(Summeet Sabharwal)機長には、計8200時間以上の飛行経験があった。

これだけのベテランなら、操縦ミスは考えにくいが、現段階では人的ミスの可能性も完全には排除できない。

フラップの設定は離陸前に操縦士がダブルチェックする重要な部分だと、ネバダ大学のバブは語る。

「ドリームライナーのように重い機体の場合は、特にフラップの設定が重要になる」

離陸直後というタイミングだけに、鳥が衝突したバードストライクを疑う説も有力だ。

アーメダバード空港は特に、鳥の衝突が多いことで知られる。

英テレグラフ紙によると、23年にはインドで2番目にバードストライクが多い空港にランクインした。

本誌の独自調査では、事故機は十分なスピードが出るまで滑走していなかった可能性もある。

171便は滑走路をわずか1900メートル走ったところで離陸したようだ。

これは一般に推奨される滑走距離2500メートルを大幅に下回る。

特に気温が40度に達するアーメダバードでは、空気密度が低下するため、離陸速度に達するまでに、より長い距離が必要になるはずだ。

「十分な速度や揚力がない状態で離陸を急ぐと、きちんと上昇できなくなる可能性がある」とバブは語る。

今回の事故をきっかけに、近年、品質問題で揺れる米ボーイングに一段と厳しい目が向けられるのは間違いない。

ドリームライナーはこれまで事故知らずできたが、コンピューター化されたシステムと先進的な機材を使った非常に複雑な飛行機でもある。

事故機は墜落までの短時間に、管制塔に救難信号を発信していた。

「何かががおかしかった証拠だ」とバブは語る。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/06/556249.php

 

614122分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、生存者は壊れた非常口ドアのわずかな隙間から脱出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

こうしたなか、旅客機の乗客1人が生存していたことが分かりました。

イギリス国籍のビィシュワシュ・クマール・ラメシュさん(40)です。

生存者 ビィシュワシュ・クマール・ラメシュさん
「離陸後すぐに空中で510秒ほど静止したように感じた。
私が異常を感じたのは、機内の緑や白の照明がついて、エンジンの推進力が上がったように感じて、猛スピードで突っ込みました」

乗客乗員242名が乗っていたエア・インディア171便ですが、ラメシュさんが座っていたのは主翼の少し前の窓側、11Aの席でした。

目の前に非常口がありますが、飛行中は開けられないため、自力で脱出した訳ではありません。

今回、離陸した機体は約200メートルほどしか上昇せず、機首を上げたまま落下し建物に激突しました。

この時にラメシュさんが座っていた辺りだけ建物に衝突もせず、爆発炎上からも免れていたと思われます。

生存者 ビィシュワシュ・クマール・ラメシュさん
「私の席側は地面についていました。
機体の外側にスペースがあるのが見えたので、壊れたドアのわずかな隙間から脱出しました。
反対側は建物の壁だったので誰も逃げられなかったのでしょう。
墜落して自分が着地した場所には隙間があって…
自分も死ぬのかと思いましたが目を開けるとまだ生きていて、座席ベルトを外して脱出しようとしました。
目の前でキャビンアテンダントと乗客が亡くなっていました」

Q.歩いて外へ)
「そうです。火災が発生して左手をやけどしました。その後、救急車で病院へ運ばれました」

医師の話によると、数日で退院できるといいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2cc69cb04d38e53524cbdc84aeb3b7926bac87f 

 

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2025691912分にYAHOOニュース(テレビ大分)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

梅雨入りした大分県内ですが、真夏に備えていまの時期増えているのがエアコンの取り付けです。

最近はインターネットで動画を見て自分で設置しようとする人もいるそうですが、その方法を誤ると火災の危険性があり、注意が必要です。

 【写真を見る】エアコンのプラグを“延長コード”に…物価高背景に工事費節約? 「素人配線」で火災の危険性 大分

エアコンの電源プラグのあたりから上がる炎と黒い煙。

これは様々な製品の事故原因などを調べている「NITE」の実験映像です。

エアコンの電源プラグを延長コードに繋いでいたことが火災の原因だということです。

延長コードでは、エアコンの電力に耐えられず発熱して火災が発生する危険性があるといいます。

大分市消防局予防課 柴田さん :
「エアコンは他の家電に比べると電気の消費量が多い家電なので、専用の配線を使用しなければならない。
エアコンを設置する際は、電気の配線を触らないといけないので、『素人配線』をするのではなく、必ず業者に依頼するようお願いします」

消防が注意を呼びかける「素人配線」とは、エアコンを自分で取り付けたり、延長コードを使って使えるようにすることです。

最近はインターネットにその方法を紹介する動画も多く掲載されています。

また近年の物価高を背景に、工事費を節約しようと素人配線に挑戦する人が増え、事故も多く発生しています。

NITEによりますと、昨年度までの5年間に全国で起きたエアコンの事故261件を調べた結果、約6割がエアコン自体に問題は無く、外部からの延焼が原因と考えられるということです。

本格的な夏を前にエアコンを取り付ける家庭も増えています。

こちらの住宅で設置作業を行っていたのは専門の業者です。

豊友設備  桑霍社長 :
7月から8月にかけては、やはり(エアコン設置依頼が)多くなる」

エアコンを設置するためには、室外機から延びる配管を室内に通しエアコン本体と繋げる必要があります。

壁への取り付けも含めると、専門の業者でも2時間ほどかかる作業です。

また、こちらの住宅ではエアコンの配線がもともと完了していて、壁にコンセントがありましたが…

桑霍社長 :
「もし(専用配線が)付いていない場合は、専用回路をブレーカーから引っ張ってコンセントを付けないといけない。そうなると電気工事士の資格がいる」

室外機の設置には、専門的な知識が必要な作業があります。

こちらは「真空引き」と呼ばれる作業。

専用の道具を使って、配管の中の空気を抜き、真空状態にしていきます。

この作業を行わないと… 配管の中を循環しているガスと空気が混ざることで室外機が破裂するケースもあるということです。

桑霍社長:
「エアコンの引っ越しや移設、新しい家にエアコンを付ける時 はプロにお任せください」

専門的な知識や資格が必要で、一般の人が行うと事故に繋がる危険性があるエアコンの設置。

自分でやろうとせず、専門の業者などに依頼することが大切です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7cc6054742a6b86c100efa261eb2883d7e6642

 

 

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20256961分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR北海道で鉄路の異変を点検する「保線」の現場が揺れている。

国土交通省北海道運輸局などは不祥事やトラブルの続発を受け、27日から2年間にわたり集中的に保安監査を強化する異例の措置を取る。

長年繰り返してきた事故や不祥事を受けて作業ルールは複雑化し、一部の現場では保線員の命を守るためのルールすら順守しきれていない。

「安全に必要だ」、「現場の負担になっている」―。

JRがルールの効率化を目指す中、真夜中の作業に同行し、保線員の葛藤に触れた。

4月下旬の深夜、小雨の降る線路上に保線員がかがんだ。

左右のレールの継ぎ目をヘッドライトで照らし、測定器具を差し入れる。

105」。

隙間のミリ数を読み上げると、そばに立つ作業責任者が復唱しながらメモを取った。

隙間は夏場の気温上昇で鋼鉄製のレールが伸びた場合の「伸びしろ」だ。

保線作業の中でも重要で、雪解け後の恒例となっている。

作業が始まったのは午後11時半ごろ。

JR小樽保線管理室に所属する2040代の保線員6人が、函館線朝里―銭函間約8キロのレールの継ぎ目約500カ所を計測する。

 

■計測 数十メートルごと

4人が継ぎ目の検査に当たり、離れた踏切近くに1人が見張り員として待機した。

まだ列車が運行していたため、見張り員は作業中であることを知らせる簡易式の信号機を設置した。

JR北海道では201113年ごろ、脱線やレール検査データの改ざんなど事故や不祥事が相次ぎ、15年から安全ルールを大幅強化。

ミスや不祥事を防ぐため、取り決めは細かく複雑になった。

保線員は暗闇の中、砂利に足を取られないよう、数十メートルごとにかがんで計測を繰り返した。

別の保線員はレールをハンマーでたたいた音で固定部分に緩みがないか確認する。

「毎春、腰と膝が痛くなる」。

保線員は苦笑するが、事故防止には不可欠だとの自負がある。

午後1150分すぎ、作業責任者の無線が鳴った。

見張り員が「(最寄り駅の)銭函、発車3分前」と告げている。

責任者が「待避」を呼びかけると、全員が線路脇に移動し、列車を待った。

列車の通過後、見張り員が信号機を再設置したことを確認し、全員で「設置よし」と声を合わせた。

作業時に簡易式信号機を設置するようになったのも、15年に強化されたルールによるものだ。  

昨年11月、函館線砂川駅構内の保線工事を行った滝川保線管理室は、ルールを無視して見張り員や簡易式信号機を置かず、貨物列車を非常停止させた。

さらに保線員はルール破りの発覚を恐れて虚偽の報告をしていた。

JRが後に行った調査では、全34保線管理室のうち10保線管理室の保線員が違反をした経験があると判明。

保線員は自らの命を脅かしていた。  

「一つ一つの手順が自分たちの命を守る。全てに意味がある」。

案内してくれた同管理室の竹越所長代理が作業とルールの意味を語る。

午前0時半ごろ、2回目の待避で終電を見送り、保線員は作業を加速させた。

 

■効率化は危険

3月末、北海道運輸局から行政指導の「改善指示」を受けたJRは、煩雑すぎるルールが違反の背景にあったと捉え、効率化を進める方針だ。

現場はどう受け止めているのか。

札幌保線所の町中管理助役は「今のルールは過去の反省の上で出来上がった。効率を求めると危険だ」と指摘。

多くの保線員も「煩雑だが、必要なことだ」と捉える。

願いは「全員が守れるルール」だ。  

取材は午前1時半すぎ、約5キロ歩いたところで終えた。

竹越所長代理が言う。

「毎日、始発が定時で出たと聞いて『あぁ良かった』と思う。だから明日も保線に向かう」。

この日の検査でレールの異常は見られなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/628e611bda1a4807776f38d496cd56301d7f1f90

 

 

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202569181分に時事通信から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

9日午後2時ごろ、東京都中央区銀座にあるスイスの腕時計メーカー「スウォッチグループ」の日本法人本社ビルで「大きな音がして、エレベーターが倒れそうになっている」「エレベーターが傾いている」と管理者の男性らから通報があった。

警視庁築地署によると、当時乗客はおらず、けが人はいない。

エレベーターは油圧式で、ビル壁面に外付けされ、1階と3階を行き来していた。

ガラス製のかごは高さ約8メートルの3階辺りで止まった。

日本法人によると、エレベーターの支柱を支える「ガイド」と呼ばれる鉄製の部品が外れた状態だった。

管理会社は同署に対し「チェーンが切れたことが原因とみられる」と説明しており、先月16日の点検では異常はなかったという。

同法人は「通行人や近隣店舗にご迷惑をおかけして申し訳ない。安全の確保を最優先に対応する」としている。

同法人ホームページなどによると、現場は2007年に完成した地上14階、地下2階建ての本社兼店舗。

同グループがスイス以外に建設した初めてのビルで、創業者の名前から「ニコラス・G・ハイエックセンター」と名付けられた。

円形や四角、楕円(だえん)などさまざまな形のガラス張りのエレベーター7台が設置されるなど、特徴的なデザインとなっている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025060900622&g=soc

 

 

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2025691819分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前11時20分ごろ、消防から「読谷村内の施設で爆発があり、負傷者が出ている。意識はある」と通報がありました。

沖縄県によりますと、爆発があったのはアメリカ軍「嘉手納弾薬庫地区」の敷地内にある、自衛隊の不発弾処理を専門とする部隊が使用している不発弾の一時保管庫で、「小規模な爆発」が起きたとしています。

消防によりますと、現場にいたいずれも自衛隊の40代の男性隊員が左手にやけどをし、20代の男性隊員が爆発による破片が顔などにあたるなどして、合わせて4人がけがをしたということです。
いずれも命に別状はないということです。

消防によりますと、現場の自衛隊員からは不発弾の種類を調べるため、弾の表面のさびを落とす作業をしていたところ、爆発したという説明を受けたということです。

警察や自衛隊が詳しい状況を調べています。

 

【不発弾の一時保管庫とは】

沖縄では、今でも毎日のように80年前の沖縄戦当時の不発弾が見つかっています。

自衛隊の不発弾処理隊によって回収された不発弾は、ただちに爆発する危険性がないと判断された場合、読谷村にある県が管理する施設である「一時保管庫」に運ばれます。

この施設は、アメリカ軍基地の「嘉手納弾薬庫地区」の敷地内にあり、自衛隊によりますと、一定期間、保管されたあと、別の場所に移して処理が行われることになっているということです。

 

【沖縄と不発弾】
太平洋戦争末期、沖縄は「鉄の暴風」と言われるほど無数の砲弾や爆弾にさらされました。

アメリカ軍によって打ち込まれた弾薬の総重量はおよそ20万トンと言われ、そのうちおよそ1万トンが不発弾として残ったと推定されています。

1972年の本土復帰までに住民やアメリカ軍などによって処理されたのは、その半数ほどです。

このため、不発弾は本土復帰後も住民を苦しめました。

復帰から2年後の1974年3月、那覇市の幼稚園のすぐそばで、旧日本軍が戦時中に埋めた改造地雷が爆発し、3歳の女の子を含む4人が亡くなり、34人がけがをしました。

対応を求める声が高まり、3か月後、不発弾処理を専門とする陸上自衛隊の部隊が発足し、これまで処理を続けてきました。

部隊の発足後、今月6日までに4万322件、合わせて1892トンの不発弾が処理されています。

このほかにも、海中で見つかった不発弾は海上自衛隊が処理にあたっています。

沖縄戦から80年となる今も、不発弾は県民の暮らしに影を落とし続けていて、平均すると1日に1件以上のペースで見つかっています。

 

【不発弾 今も威力を維持したまま】

太平洋戦争で使われ、爆発せずに不発弾として残った砲弾や爆弾は、今もその威力を維持したままです。

不発弾処理隊などによりますと、不発弾は密閉された内部に爆薬が詰められているため、弾の表面がさびて劣化していたとしても、内部が破壊されていないかぎり、爆薬はほぼ製造当時の状態を保っているということです。

また、不発弾に起爆装置にあたる「信管」がついている場合、状態によっては少しの振動や衝撃で「信管」が作動し、爆発する可能性もあります。

万が一、爆発すれば、周辺に大きな被害を及ぼすほか、沖縄では、人体に有害な「黄リン」が詰められた不発弾が炎や煙を出している状態で今も見つかり、自衛隊が処理にあたるケースも少なくありません。

こうした不発弾に対して、自衛隊は「信管」がついているかや、ついている場合はどういう状態なのかを確認します。

また、表面がさびついている場合は、さびを落としながら、弾の形状や刻印された型式などから種類を識別し、危険性を判断しています。

 

【不発弾処理部隊創設以来 爆発事故は初めて】

防衛省によりますと、陸上自衛隊に不発弾処理を専門とする部隊が1974年に創設されて以来、作業中に不発弾が爆発する事故が起きたのは初めてで、爆発によるけが人が出たのも初めてだということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20250609/5090031767.html

 

610142分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、爆発の危険性が低いと判断された不発弾は信管処理せず保管されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

爆発は、アメリカ軍の嘉手納基地に隣接する国道58号から約400メートルのところで起きました。

不発弾は、危険性の度合いで処理の仕方が分かれます。

爆発の危険性が高い場合には、現地で信管を壊したり抜き取るなどの処理をしたうえで保管庫へ。

危険性が低い場合には、そのままの状態で回収されます。

つまり、危険性が低いと判断され、保管されていたことになります。

終戦から80年経っても、残り続ける不発弾。

問題が深刻化したのは、51年前、本土復帰からわずか2年のことでした。

下水道管工事の重機が接触し、不発弾が爆発。
4
人が死亡し、34人が重軽傷を負う事態となりました。

この事故をきっかけに、県内では、地中に潜む不発弾の探索が強化されました。

不発弾は、いまも年に500件ほど見つかっていて、すべての処理を終えるまで、100年かかるともいわれています。

糸満市では2009年、水道管工事の現場で不発弾が爆発する事故が起きました。

住民にとっては、ごく身近な話です。

・・・

【画像】保管庫で自衛隊が作業中に…沖縄で不発弾爆発 戦後80年 いまも年に500件発見

https://news.yahoo.co.jp/articles/e75d452a6eb53447e558fb94dad3f21487f4f0fe 

 

692034分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、保管庫脇のテント内で爆発が起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防によると、20歳代の隊員が顔と腕を負傷し、40歳代の隊員も腕にやけどを負った。
残る2人は耳の不調を訴えたという。

陸自や県によると、事故は同地区内で県が管理する不発弾保管庫脇のテント内で起きた。

保管庫は県内で回収された不発弾を一時的に置く施設で、4人は弾の種類を調べるため、さび取りなどを行う「再識別」の作業中だったという。

80年前の沖縄戦により、県内には今も約1900トンの不発弾が残るとされる。

爆発したのも戦時中の物とみられ、陸自や沖縄県警が事故の原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6c9423e5bcb48e1127215d04336c97365752f41

 

(2025年7月11日 修正1 ;追記)

2025791132分にYAHOOニュース(琉球放送)からは、ハンマーやマイナスドライバーを使った錆落としの衝撃が信管に伝わり信管が破裂した、本体部分は爆発しなかった、爆発していれば保管庫前での作業につき更なる大惨事の恐れもあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)

米軍嘉手納弾薬庫地区の敷地内で不発弾が爆発した事故で、陸上自衛隊が事故の原因について信管の有無を確認する作業中に加わった衝撃によるものなどと特定し、10日に公表することが分かりました。

 【写真を見る】不発弾「信管の有無確認中」に爆発 陸自が10日に事故原因公表へ 米軍嘉手納弾薬庫地区の不発弾爆発事故

この事故は先月9日、読谷村の米軍嘉手納弾薬庫地区にある県管理の不発弾保管庫の前で、米国製75ミリ対戦車りゅう弾が爆発し自衛隊員4人がけがをしたもので、陸上自衛隊第15旅団が事故調査委員会を設置しけがをした隊員に話を聞くなどして調査を進めていました。

関係者によりますと、今回の事故は隊員が不発弾を外注での処分、または爆破処理するかを判断するため信管の有無を確認する作業をしていたところ、不発弾に衝撃が伝わったことが原因と特定したということです。

今後、信管の有無が外見から判断しにくい場合は外注での処分はせず爆破処理することを再発防止策の1つとして検討していて、陸上自衛隊はこうした内容を10日に公表する方針です。

関係者への取材で、事故当時の状況がより詳しく分かってきました。

爆発した不発弾は信管部分が破裂してなくなった状態で、その周りには破片とみられるものやハンマー、マイナスドライバーといった工具が散乱していました。

隊員はこの工具を使って、不発弾に信管があるかを確認するさび取りなどの作業を 手作業で行い、事故にあいました。

こうした作業が、ほかにも複数の不発弾を保管する保管庫の前で行われていたということになり、結果的には、信管が残ったままの安全ではない不発弾が不発弾保管庫の前にあったということになります。

不発弾は、外から見るだけでは安全性が判断しづらいといいます。

今回の事故について陸上自衛隊は、不発弾の本体部分は爆発せず信管部分のみが作動したことから、あくまでも不発弾の“破裂”事故と表現していますが、不発弾本体が爆発すればさらなる大惨事になってもおかしくないケースでした。

県内の不発弾をすべて処理するには、70年から100年かかると言われているなかで、県民に与える不安も大きい今回の事故。

10日に公表される再発防止策が、こうした県民の不安を払しょくするものになるのか、説明の透明性が求められます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae2d0600fe705e103cef2b7c86b4c64e5677cd1

 

710182分にYAHOOニュース(琉球放送)からは、今後同様な識別作業はX線で行う、不発弾の爆破処理は米軍施設内で行われるが調整が必要で年に1、2回しか行われないことが事故の背景にあった、今回の不発弾は海水で腐食が進んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

陸上自衛隊第15旅団は10日に事故原因を公表し、事故の後、全国で中止していた作業の一部を10日以降再開すると発表しました。

公表した事故調査の結果によりますと、当時、回収した不発弾について、外注で処分するか爆破処理するかを判断するため、信管の有無を確認しようと工具を使ったさび取りをしていたところ、衝撃が信管に伝わったことが原因と特定されました。

陸上自衛隊は今後、信管に衝撃が伝わるような工具の使用を禁止したうえで、今回爆発が起きた作業と同様の識別作業を、来月以降はX線を使って行うなど再発防止に努めるとしています。

また、県内で不発弾を爆破処理する場合は米軍の敷地内で行われていますが、米軍との調整で爆破処理の機会が年に12回程度と限られていることが、外注処分への過度な依存を生み、事故につながったとも結論付けています。

会見で森下陸上幕僚長は、今後、爆破処理の機会を増やせるよう、アメリカ側と調整を進める考えを示しました。

森下陸幕長
「爆破の機会を増やすことによって隊員は精神的な圧迫から取り払われて、しっかりと爆破処理にもっていけるということで、無理をせずに識別作業を実施できると我々は思っておりますので、これからはそれを追求していきたい」

15旅団は、今回爆発した不発弾がおととし2月、糸満市の沖合にある無人島「岡波島」で見つかった約580発の不発弾の1つだったことを明らかにし、海水などの影響で腐食が進み、外見からは信管の有無の判断が難しかったとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee9935bf8188956a42715be0aa79c32ec2891bf4  

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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