2024年1月15日7時33分にYAHOOニュース(現代ビジネス;フリージャーナリストの寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元日の夕刻に起きた令和6年能登半島地震。
公共放送・NHKがその使命を発揮すべき災害にも関わらず、緊急報道は後手に回ってしまった。
エンジントラブルもあって当日にヘリによる空撮はできず、その後はL字画面を出さずにドラマの再放送やお笑い番組を垂れ流す──。
いったいなぜNHKの緊急報道が劣化してしまったのか、NHKの元職員が分析していく。
【前田改革下に進められたコストカット】
災害報道と言えば、最も重要なのは被災地からの中継ですが、NHKはこの中継体制もコストカットの名目のもと、縮小してきました。
今回の地震では、その弊害も現れていました。
本来、中継と言えば、箱根駅伝などでもおなじみの中継車で行うものでした。
中継車は一般に、放送用の電波を送受信する専用のアンテナを備え、電源も自家発電で賄えるため、極めて安定的に放送を出すことができるからです。
かつて、中継車を運用して生放送を仕切れるスキルはNHK職員にとっては必須でした。
昼時には20分ほどの中継番組枠があり、一人前のディレクターになる為の登竜門のような位置付けとなっていました。
かくいう私も、何十本と昼の中継番組を制作しました。
1つの現場でスタッフは総勢40人近くにも及ぶ大オペレーションは、時に無駄だと批判も受けましたが、実はこの中継枠には災害報道の“訓練”としての意義も大きかったのです。
しかし、この中継枠は2019年末に打ち切られて、再放送の枠になってしまいました。
見かけ上のコストは圧縮できますが、代わりに職員が中継車を運用するスキルが失われてしまったのです。
【災害よりもドラマの宣伝を優先!?】
災害などで中継車を稼働させようにも、現場でオペレーションを担える人材が育っていないから上手く回らないというわけです。
ちなみに、今、ニュース等の短い中継で多用されているのは、LiveUという、携帯電話用のSIMカードを束ねて運用するリュック型の小型中継装置です。
運用に必要な人員は1人で済むため安価ですが、基本的にカメラ1台の簡易中継しかできませんし、安定性と信頼性は中継車に大きく劣ります。
今回の地震でも当初、NHKはLiveU頼みだったようです。
しかし、携帯回線さえもダウンする状況では、そもそも使えませんし、仮に復旧しても、被災者や支援者とNHKが“命綱”である携帯回線を奪い合う恐れがありますから、良い手段とは言えません。
改めて、受信料で整えた中継設備の重要性を見直した上で、職員の中継スキルを高める事が不可欠です。
・・・
【能登半島地震を契機に災害報道の体制充実を】
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/8caab68e4a022b324423ca55e69c61b30c25ca1a
2014年1月16日16時50分にYAHOOニュース(佐賀テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後3時ごろ、伊万里市のN造船所で、有田町の70歳の作業員の男性が稼働中の機械に挟まれ死亡しました。
警察によりますと、この機械は、船に使用する鉄板を切り出す「プラズマ切断機」と呼ばれる大型のもので、何らかの原因で稼働中の機械と地面に挟まれたとみられています。
別の場所で作業をしていた同僚が発見し消防に通報。
救出時に意識はありましたが、出血があり胸の痛みを訴えていて、約8時間後に搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/386abb7dc88684445c56f61250e7cb3d2a2229eb
1月16日18時49分に佐賀新聞からは、レール上を移動する作業台と床との間に挟まれたなど、下移動する趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時50分ごろ、伊万里市黒川町塩屋の造船所で、作業員の男性(70)=西松浦郡有田町=が作業中にレール上を移動する作業台と床の間に挟まれ、搬送先の佐賀市内の病院で同日深夜に死亡が確認された。
伊万里署などによると、男性は当時、1人で作業をしていた。
うつぶせの状態で機械に挟まれているのを同僚が発見し、119番した。
死因は出血性ショック死だった。
原因を調べている。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1178090
2024年1月16日13時44分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タイヤホイールの製造工場で、高さ5メートルの位置でプレス機の据え付け作業をしていた77歳の男性が、乗っていたバケット(かご)とプレス機のデッキ部分に挟まれ死亡しました。
【写真を見る】高さ5メートル プレス機デッキ部分とバケット(かご)の間に挟まれ77歳男性死亡 プレス機据え付け作業中 富山・高岡市
死亡したのは、福岡県北九州市の会社員、森さん(77)です。
高岡警察署によりますと、15日午前11時40分ごろ、富山県高岡市にある自動車用ホイールメーカー「B社」の工場で、高所作業車のバケットと呼ばれる「かご」に乗って作業をしていた森さんが、高さ5メートルある鍛造プレス機のデッキ部分と、バケットの間に挟まれているのを近くにいた別の会社の従業員がみつけました。
森さんは病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
死因は外傷性窒息とみられています。
森さんは鍛造プレス機の据え付け作業の委託を受けていた関連会社の社員で、据え付けられたプレス機の塗装を一人でしていました。
警察が詳しい事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a74d5954cf737937e474b0d68dc1d036760304b1
2024年1月16日12時15分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後9時8分ごろ、つくばエクスプレス秋葉原駅(東京都千代田区)構内のエレベーターが停止し、中に男性2人が閉じ込められていることに駅員が気づいた。
2人は約25分後に保守作業員に救出された。
けがや体調不良などの訴えはなかったという。
つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道が16日に発表した。
同社によると、エレベーターの昇降速度を制御する「調速機」にごみがたまっていたことで、安全装置が作動したという。
その後、ごみは取り除かれ、このエレベーターは15日午後10時38分ごろに運転を再開した。
同社は、ほかの駅の同機種のエレベーターについても、緊急の点検をするとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASS1J3TFBS1JUTIL00L.html
2024年1月15日11時31分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前0時ごろ、野田市桐ケ作の鉄製産業用容器リサイクル業「Eドラム」の工場で、鉄に付着したインクを落とす作業に使う金属製容器内で作業していた埼玉県加須市、同社社員、西浦さん(男性、47歳)が意識と呼吸のない状態で見つかった。
西浦さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
容器内で有害物質を吸引し、窒息死したとみられる。
野田署が詳しい事故原因を調べている。
同署によると、西浦さんが職場から戻らないことを不審に思った妻が同社の社長や工場長に連絡。
社長らが工場内を捜索し、西浦さんを見つけ119番通報した。
金属製容器は縦横約108センチ、高さ約82センチで、内部で作業する際はマスクや酸素ボンベを着けることが義務付けられていたが、西浦さんはいずれも装着していなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b54c82c898d8900ad1f863813231fe2b95cfff2
1月14日23時7分に産経新聞からは、窒息死らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前零時半ごろ、千葉県野田市桐ケ作のリサイクル工場で、1人で作業中だった埼玉県加須市の会社員、西浦さん(男性、47歳)が倒れているのを、家族らの通報を受けて駆け付けた野田署員が発見した。
西浦さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
調べによると、西浦さんは、もともとインクが入っていた約1メートル四方の金属製の大型容器内で見つかった。
マスクを着用せず、残ったインクを落とす作業をしていた。
同署は、有害物質を吸い込み、窒息死したとみており、事件性はないと判断している。
引き続き、詳しい状況を調べる。
https://www.sankei.com/article/20240114-SM2PJZZ6UJIQDEGGG7PQKTS7EE/
(ブログ者コメント)
報道された「マスク」とは、「エアラインマスク」のこと?
とすれば、そう大きくもないタンク内での事故につき、有害物質を吸引して・・・ということかもしれない。
2024年1月13日15時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガソリンを給油するガソリンスタンドには必ず静電気除去パッドが設置されていますが、なかでもセルフ式ガソリンスタンドの静電気除去パッドについて、実は1社のみが製造を行っているといいます。
ガソリン計量機メーカーの株式会社タツノ(以下、タツノ)の広報担当者に話を聞きました。
ガソリンスタンド(サービススタンド:SS)には、スタッフが給油してくれるフルサービス式のほか、自身で給油するセルフ式がありますが、どちらにも必ず備わっているのが静電気除去パッドです。
静電気は、気化したガソリンに着火するなどの事故が起こる可能性があるため、給油する前には必ず静電気を除去する必要があります。
実は、セルフ式のガソリンスタンドに備わる静電気除去パッドの製造を行っているのは、石油関連機器の製造を中心とする機械メーカー、タツノの1社のみだといいます。
そこには一体、どんな理由があるのでしょうか。
これについてタツノの広報担当者は、以下のように話します。
「セルフ式ガソリンスタンドにおいて、より安心・安全な給油を確実に行っていただくために、石油業界として取り組んでいるものであるからです」
SS業界全体で取り組む安全性確保の一環であるため、社名は入れず無印で製造し、他社製のガソリン計量機にも供給しているといいます。
また静電気除去パッドは、「はじめにタッチ!」と書かれている手のマークをしたデザインとなっていますが、現在のようなデザインとなった理由について、前出の担当者は以下のように話します。
「ユーザーがどのガソリンスタンドに立ち寄っても、一目で静電気除去パッドだと認識できるようにするため、統一のデザインとしています」
※ ※ ※
静電気除去パッドは、安心・安全面の考慮から1社のみが製造を行っていることが分かりました。
最後に、セルフ式ガソリンスタンドの正しい使い方・注意点について、前出の担当者は以下のように呼びかけます。
「クルマの給油キャップを開ける前に、必ず静電気除去パッドに素手で確実に触れていただくようにお願いします。
ガソリンは揮発性が高く、引火しやすいものであるため、危険物を取り扱うという認識のもと、未然の事故防止にご協力をお願いします」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d776e73b9e50ae1b8c78dc3fce70a03dc9e84de
2024年1月13日18時8分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日朝6時すぎ、長崎県松浦市の調川港に係留していたタグボート「第三十一明神丸」の船長から「船から人が落ち、引きあげることができない」と第7管区海上保安本部に通報がありました。
転落したのは、作業船を移動させるために横付けしていた船の乗組員の男性で、消防によっておよそ20分後に引きあげられましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
伊万里海上保安署によりますと、死亡した乗組員は、ほかの乗組員2人と無線で連絡を取りながら作業を進めていましたが、途中で連絡が途絶えたため、乗組員2人が作業場所を確認したところ、海に浮かんでいるのを発見したということです。
死亡した乗組員は救命胴衣を身につけていなかったということです。
海上保安署では、乗組員から話を聞くなどして当時の状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240113/5030019860.html
1月13日18時56分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、係留中の台船を汽船に横付けして移動させるため台船に乗り込み出港した直後に海に落ちたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日朝、松浦市調川港で、汽船でじまの船員が海に転落し、死亡する事故がありました。
死亡したのは、長崎市に住む汽船でじまの機関員 森川さん(39)です。
事故があったのは松浦市調川港です。
伊万里海上保安署によりますと、森川さんは午前5時40分ごろ、港に係留中の台船を汽船でじまに横づけして移動させるため、台船側に乗り込み、出港しました。
その直後、汽船の船長が無線で連絡しましたが応答がなかったため、付近を捜索したところ、海に落ちた森川さんを発見したということです。
森川さんは駆けつけた消防隊に救助されましたが、午前7時30分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
救命胴衣は着用しておらず、溺死だったということです。
海保は事故の原因について詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73eb4f77b3213c1e9225cf26e48ecf566fbea2fc
(ブログ者コメント)
2報道を見ても、状況はイマイチ不明。
ただ、こういった作業時には救命胴衣着用が常識の筈。
なぜ着用していなかったのか?誰も注意しなかったのか?
その点が気になった。
以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年1月9日掲載
[番外] 2024年1月1日 韓国平昌のガソリンスタンドでLPG移し替え中、タンクリローリーが移動したためLPGが大量漏洩、その後爆発して16人負傷 (修正1)
(新情報)
・ガス漏れに気付いた近所の人たちは声をかけあって避難した。
・避難し始めて10分後に爆発が起きた。
・爆発20分前から消防に多数のガス漏れ通報があったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13643/
2023年8月25日掲載
2023年8月17日 香川県小豆島町の電気部品製造工場で照明器具塗装機械を清掃中、上昇したリフトに挟まれて死亡、機械の電源は入ったままだった (修正1)
(新情報)
足元の電動ボタン(剥き出し状態)を誤って踏んだらしいなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13393/
2023年6月22日掲載
2023年6月14日 糸魚川市のデンカ工場で配管のメンテナンス作業中、切断していた配管が破裂し、関連会社の作業員3人が死傷 (修正2)
(新情報)
・最終報告書が公表された。
・着火源から3m離れた場所で爆発した。当該部分には原因物質が多く付着していた。
・水洗いによる液だれ薬傷を防ぐためドライ窒素で配管内を乾かしていたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13264/
2024年1月10日19時4分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時前、日出町藤原にある金属加工工場から「クレーンの作業中に操作を誤って重量物がクレーンを操作している人の頭部にぶつかった」と119番通報がありました。
男性は20代の男性作業員で、病院に運ばれ手当てを受けていますが、意識不明の重体になっています。
警察によりますと、男性は工場に設置されたクレーンをリモコンで操作していて、縦横がおよそ1.5メートル×3メートルの4角形のアルミ板をつり上げて運搬していましたが、つり上げていた一部のロープが外れてアルミ板が傾き、およそ2メートルのところから下方にいた男性の頭部に接触しました。
警察が事故当時の詳しい状況や原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b454d67f6a7e0ea8150e296a5a96ccfdfb3eed02
2024年1月10日19時34分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区清田で、道路の掘削作業を行っていた北九州市若松区の会社員、太平さん(男性、51歳)がコンクリートや砂利の下敷きになりました。
太平さんは搬送先の病院で手当てを受けていましたが、およそ2時間後に亡くなりました。
警察によりますと、太平さんは水道管工事のため、地面に掘られた穴の中で作業を行っていたところ、崩れ落ちてきたコンクリートや砂利の下敷きになったということです。
掘られた穴は幅がおよそ50センチ、長さはおよそ4メートル50センチ、深さはおよそ1メートルで、現場には太平さんを含めて7人が工事に従事していましたが、穴の中で作業をしていたのは太平さんだけだったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240110/5020014864.html
1月10日21時30分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、穴の内側のコンクリート(厚さ30cm)が倒れてきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区清田の下水道工事現場で、「作業員にアスファルトがかぶさって動かせない」と消防に通報がありました。
北九州市若松区の会社員、太平さん(男性、51歳)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
太平さんは水道管の移設のため、深さ1メートルの穴の中で作業していたところ、穴の内側のコンクリートが倒れて下敷きになったということです。
倒れたのは縦160センチ、横50センチ、厚さ30センチほどの大きさで、警察はコンクリート、市はアスファルトと発表しています。
警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、工事の関係者に話を聞くなどして事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d5e4b4467c6e41edaea1a72fffae53de58f0957
2024年1月10日6時29分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市中央区南5条西5丁目にあるビル7階の飲食店で、きのう午後5時40分ごろ、「爆発音がした」と消防に通報がありました。
警察によりますと、59歳の男性店長がガスオーブンレンジを使おうとしたところ火がつかず、ふたを開けて覗き込みながら点火スイッチを回したところ引火したということです。
男性店長はひたいに軽いやけどを負いました。
警察はレンジが異常燃焼を起こし、中にたまったガスに引火したとみて事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8aa00d3e74544ddb3f590f3a01c29ff83fe2c62
2024年1月8日21時39分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後7時15分ごろ、佐賀県鳥栖市の佐賀競馬場で「従業員と馬がぶつかった」と119番があった。
競馬場を運営する県競馬組合や消防によると、レース出走前のゲート内で競走馬が暴れ、そばにいた男性従業員が巻き込まれた。
男性はけがをしたとみられ、病院に搬送されたが、意識はあるという。
同組合によると、午後7時10分出走の第9レース(9R、ダート1400メートル)で、競走馬(8歳)がゲート入りの際に暴れた。
従業員は発走係で、この馬をゲート内に入れる作業などをしていた。
佐賀競馬場は1972(昭和47)年開設の地方競馬場。
この日は12レースが予定され、9Rもその後、予定通り実施された。
同組合の担当者は取材に「容体や経緯を確認中だ」と説明している。
https://mainichi.jp/articles/20240108/k00/00m/040/202000c
2024年1月9日19時7分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都文京区の田中角栄元首相の旧邸宅が全焼した火災で、火元の住宅1階の仏壇付近が激しく燃えていたことが、警視庁への取材でわかった。
長女の田中真紀子元外相(79)は「線香を上げていた」と説明しており、警視庁は線香の火が出火原因とみている。
警視庁は9日、消防と合同で現場の実況見分を行った。
真紀子氏と夫の直紀元防衛相(83)も立ち会った。
警視庁幹部によると、真紀子氏は8日昼頃、仏壇のろうそくにマッチで火をつけ、線香2本を上げた後、ろうそくの火は消したと説明。
「窓ガラスが割れるような音がしたので外を見たら、煙が上がっていた」と話しているという。
火災は8日午後3時15分頃に発生。
木造2階建て住宅約800平方メートルが全焼し、敷地内の平屋住宅の一部も焼けた。
真紀子氏夫婦は当時、普段生活する平屋住宅におり、けがはなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240109-OYT1T50200/
1月9日21時41分に毎日新聞からは、仏壇周りの火災は後を絶たない、線香のような火は無炎燃焼と呼ばれているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都文京区の故田中角栄元首相の旧邸宅で起きた火災を巡り、長女で元外相の真紀子さん(79)は「線香をあげていた」と説明しているという。
火力が弱そうな線香だが、過去には死者が出たケースもあり、油断は禁物だ。
注意するポイントを消防庁に聞いた。
東京消防庁によると、仏壇などで使用するロウソクや線香による火災は2013~17年に182件発生し、2人が死亡した。
落下した線香が座布団を燃やしたり、燭台(しょくだい)にサイズの合わないロウソクを挿したために根元が割れたロウソクが傾いて、仏壇の周辺が燃えたりする事例が確認されている。
月別では、親族が集まることが多い1月が最多で23件。
次いで、春のお彼岸の3月が21件、秋のお彼岸となる9月が18件だった。
仏壇に線香を供える機会が増えるタイミングと重なっており、18年以降も、同様の火災は後を絶たないという。
線香に起因する火災は、炎が無い状態でくすぶり続けることから「無炎燃焼」と呼ばれる。
無炎燃焼が続いている状態で、風の吹き込みや他の可燃物との接触があれば炎があがり、大きな火災に発展するおそれがある。
総務省消防庁の浜田・予防課長補佐は、対策として、
▽火から目を離さない
▽カーテンや紙、ゴミなど火だねとなるものを仏壇の周囲に置かない
▽電池式の線香、ロウソクを使う
を挙げる。
その上で、「線香は倒れると、まわりの物を燃やす危険性があります。供える際に(線香を折るなどして)短くすれば、倒れにくくなるし、燃焼時間が短くなります。線香に火が付いている間は、その場を離れないでください」と呼び掛けている。
https://mainichi.jp/articles/20240109/k00/00m/040/203000c
2024年1月5日16時47分にTBS NEWS(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2023年8月、島根県隠岐の島町で作業中のクレーンが倒れ3人がけがをした事故について、隠岐の島警察署は、現場責任者ら男性2人を業務上過失傷害の容疑で書類送検しました。
島根県警隠岐の島警察署によりますと、5日、松江地方検察庁に書類を送られたのは、いずれも隠岐郡隠岐の島町に住む、現場責任者で会社役員の男性(61)と、クレーンを操縦していて自身も事故で軽いけがをした男性会社員(57)の2人です。
2人は、2023年8月4日午前9時半頃、隠岐の島町北方の重栖港岸壁で、漁に使う網の清掃中、網を吊り上げていたクレーンが突然倒れたため、作業中のアルバイト男性(60代)と、男性会社員(30代)に胸や肩の骨折など、全治3か月のけがをさせた業務上過失傷害の疑いです。
警察の捜査で、2人が業務上必要な注意を怠って、クレーンを安定させるアウトリガーを十分な長さで外側に張り出していなかったのが転倒の原因と判明しました。
調べに対し2人は容疑を認めているということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/927294?display=1
(ブログ者コメント)
写真では、アウトリガーがほとんど張り出されていないように見える。
2024年1月7日17時30分にYAHOOニュース(CNN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米オレゴン州のポートランド国際空港当局者は5日、アラスカ航空の旅客機が離陸直後に機体の一部が吹き飛ばされる異常事態に遭遇し、同空港に緊急着陸を強いられたと述べた。
ポートランド空港からカリフォルニア州オンタリオへ向かった1282便機で、機種は米ボーイング社製の737MAXシリーズの9型機。
同機は空港へ無事に戻った。
同航空によると、乗客171人と乗務員6人が搭乗していた。
地元の消防当局などによると、重傷を負った乗客らはいないが、1人が病院へ搬送された。
米連邦航空局(FAA)によると、同機の乗務員は空港へ引き返す前、「機内の与圧の問題を報告していた」という。
飛行状況の追跡サイト「FlightAware」によると、同便は現地時間の5日午後5時07分ごろに離陸し、空港に戻ってきたのは同5時27分ごろだった。
離陸後には一時、高度約1万6000フィート(約4800メートル)に到達していたという。
乗客の1人はCNNの取材に、離陸直後に窓や壁部分などが吹き飛んだと証言。
SNS上には、窓部分が消え、大きく開いた穴を通じ乗客が外気に直接さらされる格好になっている様子をとらえた動画が流れた。
この被害が起きた場所の数列後方から撮影したものとみられ、機内のあちこちで酸素マスクが頭上から垂れ下がっていることも確認された。
破損した場所のすぐ後ろには、少なくとも乗客2人が着席してもいた。
別の乗客は地元テレビ局に、大きな爆発音のようなものが機内後部の左側で聞こえたと述べた。
機内に出現した穴の影響でシャツが脱げそうになっている少年の体を押さえる母親の姿も目撃されていた。
非常ドアも吹き飛ばされたとの情報もある。
航空無線サイト「Liveatc.net」上の交信記録によると、1282便の操縦士は管制塔に「降下したい。緊急事態を宣言している。1万フィートまで高度を下げる必要がある」と伝えていた。
この許可が下りると「減圧している」とも報告していた。
アラスカ航空は今回の騒ぎを受け、保有する同型機の運用を一時的に停止することを決めた。
FAAも同型機の緊急点検が必要として、暫定的な運航停止を命じた。
同型機は計約171機あるという。
MAXシリーズはボーイング社の稼ぎ頭でもある旅客機。
同シリーズの8型機は以前、海外で墜落事故を2起こし、約2年の運航停止を命じられてもいた。
FAAなどのデータによると、問題が今回起きたアラスカ航空の9型機の路線での利用は過去3カ月間のみとなっており、昨年10月以降での飛行回数は約150回となっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f3a0a63c8ba558121f43ae8c8a53b0c472ccea
1月8日14時2分にYAHOOニュース(BBC)からは、吹き飛んだのが離陸直後でなければ死者が出ていた可能性あり、事故機は燃費の点で人気機種だが安全性に疑問符がついていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
フライトのもっと遅い段階で不具合が起きていたら、様相は大きく違っていた可能性がある。
737MAXの巡航高度は約3万8000フィート(約1万1600メートル)となっている。
この高さだと機内と機外の気圧差ははるかに大きい。
もしここでドアが吹き飛んでいたら、突然の空気の流れはもっと激しく、死者を出した可能性があった。
・・・
機内の温度も劇的に低下したはずだ。
このような高度の空気は通常、非常に冷たく、零下57度前後となっている。
・・・
事故があった航空機は、ボーイングの主力機737の最新世代である737MAXの改良型だった。
この型は以前の型よりはるかに燃費がよくなるよう設計されており、航空会社にとっての人気機種となっている。
だが、安全に関する記録はひどく傷ついている。
・・・
これらの事故により、全世界の737 MAXは1年半以上にわたって運航停止となり、問題の修正とさらなる安全性チェックが実施された。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/f64f70e307602095991f912ff449d43cf3734d25
1月9日7時39分にYAHOOニュース(中央日報)からは、音声記録装置は2時間で上書きされるタイプ、自動遮断装置が作動していなかったため事故時の音声は消えていた、直前3回の運航でも気圧異常警告があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
米国家運輸安全委員会(NTSB)のホメンディ氏は、操縦室内での会話の内容や管制機関との交信内容を記録するCVRを分析した結果、事故当時の音声の上に別の録音が重なっていて、いかなる資料も捜すことができなかったと明らかにした。
ホメンディ氏はフライトレコーダーとCVRをNTSB研究室に送って判読を試みたが、CVRの以前のデータは消され、録音が再び始まる2時間地点までの資料が見つからなかったと説明した。
ホメンディ氏は「非常に混乱している」とし「CVRの自動遮断機が作動していなかった」と述べた。
航空機のブラックボックスの一つであるCVRは過去の録音が消されて、新しい音声が記録されるタイプのものであるため、NTSは録音時間を25時間まで延長する案を推進してきた。
あわせて今回の事故機は直前3回の運航でも気圧装置の異常警告灯の点灯が報告されていたことが分かった。
この表示灯点灯と事故の間に関連があるかどうかはまだ明らかになっていない。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/576efb4bd3194676d531d70b7f65dadc1aec4a4f
1月8日21時1分にYAHOOニュース(AFP)からは、事故機のドアプラグが発見されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米国家運輸安全委員会(NTSB)は7日、オレゴン州の学校教師が自宅の裏庭で事故機のドアの一部を発見したと発表した。
発見されたのは「ドアプラグ」だと述べた。
ドアプラグとは、座席数が少ない機体で不要な非常口をふさぐためのカバーパネル。
・・・
NTSBはパネルに近い二つの座席には誰も座っていなかったと説明しているが、現地紙オレゴニアンは乗客の話として、この列に座っていた少年が突然の減圧でシャツを裂かれ、軽傷を負ったと報じた。
航空業界誌アビエーションウィークによると、航空会社が同型機で座席配置数の少ないモデルを選択した場合は、この部分の非常ドアを密閉することができる。
内側からは普通の窓のように見える。
737MAXシリーズは、2018年と19年に相次いで墜落事故を起こし、計346人が死亡。
世界中で運航が一時停止されていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/547fbc6e1b57a18e86080e272553c01907b825b5
1月9日8時50分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、他社が同型機を点検したところ窓などを固定するボルトが緩んでいた機体が10機近くあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同型機を79機保有するユナイテッド航空は8日、機体の検査を行った結果、窓などを固定するボルトの緩みが見つかったと発表しました。
ロイター通信によりますと、ボルトが緩んでいた機体はこれまでのところ10機近くにのぼり、さらに増える可能性があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a327416f588368c04b17ca55b76caefb717b505
1月9日22時14分にYAHOOニュース(Bloomberg)からは、まだ見つかっていない4本のドアパネル固定ボルトが原因究明の焦点となっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米当局による調査では、所在を確認できていない4本のボルトが焦点に浮上している。
このボルトは、今回の事故で突然緩んだドアパネルを固定するためのものだった。
適切に締めてあれば、パネルを機体に固定する12個のストッパータブを越えてパネルが上方にスライドするのを防ぐ。
米運輸安全委員会(NTSB)のエンジニア、クリント・クルックシャンクス氏は8日夜の記者会見で、「パネルが垂直に動くのを抑える4本のボルトをまだ回収していない」と説明。
「ボルトがそこに存在したかどうか現時点で分からない」として、プラグを研究所に持ち帰ることで判明するだろうと述べた。
・・・
NTSBの調査官によると、今回の事故ではドアパネルが上方に移動して外れ、機体の急速な減圧を引き起こしたと断定された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/830bff35b70fcb221268ac421eba04b1ab2b704b
(2024年1月30日 修正1 ;追記)
2024年1月25日5時38分にYAHOOニュース(ロイター)からは、当該ドアプラグはボーイングが修理目的で取り外し、再度取り付けていたなど下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ボーイングが同機のドアプラグを修理目的で取り外し、再度取り付けていたことが分かった。
米紙シアトル・タイムズが24日、関係筋の情報として報じた。
ドアプラグは使わない非常口をふさぐための部品。
ロイターも先に、米航空機部品大手スピリット・エアロシステムズが製造した部品の取り付けと検査でボーイングが重要な役割を果たしていたと報じていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b4ed9f1db9d2781a195b3d73817cce4bcfa7524
1月30日6時7分にYAHOOニュース(共同通信)からは、ドアプラグをボルトで固定していなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は29日、飛行中に胴体側面の部品が吹き飛んだアラスカ航空のボーイング製小型機737―9(MAXシリーズ)について、昨年10月末に納入された時点で部品を固定するボルトがなかったとみられると報じた。
ボーイング社などの関係者の話としている。
吹き飛んだ部品は、設計上非常口となっているが、座席の配置などの関係で非常口として使わない開口部をふさぐ「ドアプラグ」。
同紙によると、ボルトで固定された痕跡がなかった。
ドアプラグは西部ワシントン州の工場での最終工程でいったん取り外され、その際の作業で不適切な点があったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0122100f3a99c507a371531c9d3fd3f2d2931c33
1月30日4時41分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、取り外したドアプラグを復旧する際にボルトを戻さなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、工場から出荷した時点で、必要なボルトが取り付けられていなかった可能性があると報じました。
関係者の話として、ボーイング社などは、同社の従業員が機体の一部を取り外し、再び取り付ける際にボルトを戻さなかったとの見方を強めているということです。
FAA=アメリカ連邦航空局は、事故を受けて同型機の一斉点検と運航の一時停止を命じていましたが、24日、検査後の機体について運航再開を認めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47a0fc771eeef3d6bebc06e98a41892a0a6ce1f3
(ブログ者コメント)
ボーイング社の修理ミスが原因だった可能性が出てきた。
もし、そうだったとすれば、圧力隔壁の修理ミスが原因だった御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事故とイメージは重なる。
2024年1月4日20時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【なぜだかだんだん「眠くなる」理由とは】
乗る前は眠くなかったのに、クルマに乗ると不思議となぜかいつも「眠くなる」……。
どうして眠くなるのか、その「仕組み」と、眠くならないための「予防策」について紹介します。
クルマに乗ると眠くなる原因はいくつか考えられます。
まず考えられるのが「走行中の音や振動」です。
クルマに限らず、電車に乗っても同様に眠くなるという人は多いかと思いますが、単調な音や振動という環境が続く走行中の車内は、人の眠気を誘いやすいといいます。
日本機械学会誌に掲載されている木村仁教授の研究によると、ヒトは2Hz(ヘルツ:1Hzは1秒間に1周期の振動をする揺れ)以下の低周波振動を多く含み、10Hzから20Hzの振動があまりない振動パターンにおいて、眠気を誘われるとのこと。
デコボコしていない高速道路を走っていると、フワフワとした乗り心地に感じることがありますが、ちょうどあのくらいの上下の揺れが1Hzから2Hzです。
10Hzから20Hzというのは、荒れた道を走った特のようなブルブルするような振動に相当します。
このブルブル振動があまりない舗装された道を走行していると、眠気を誘われるようです。
また、人間の生体リズムも関係しているようです。
日本自動車研究所がまとめた「居眠り運転に関する交通事故統計データの分析」によると、ヒトの睡眠覚醒リズムは、約1日を周期とする概日リズムのほか、約0.5日を周期とする概半日リズムという生体リズムもあり、これによって14時ごろにも覚醒度が低下する傾向があるそう。
実際、同分析結果によると居眠りによる交通事故がもっとも多いのは深夜から早朝ではあるものの、14時頃にもピークが存在しているとのこと。
この生体リズムによって眠くなってしまった結果、事故が発生したことが考えられます。
ほかにもドライバーであれば、高速道路など、景色や状況の変化が少ない環境が長く続くことで緊張感をなくしがちになり、睡魔に襲われやすくなるということも考えられます。
さらに、食事をとった後であれば、血糖値が急激に上昇して急低下することで、脳に供給される糖が不足し、強い眠気を引き起こすことが考えられます。
また、カーエアコンを内気循環していることによる二酸化炭素濃度の上昇も、疲れや眠気を感じやすくなる原因となっているようです。
【サクッと「仮眠」がただちにできない場合はどうしたら良いのか】
もし運転中にぼんやりとしはじめたら、どうするのが良いのでしょう。
やはり理想は、15分未満程度の「仮眠」をしたいところです。
ポイントは、あくまでも15分以内の仮眠にとどめること。
仮眠が長くなると寝起きが悪くなり、睡眠リズムの乱れを引き起こしてしまうので、逆効果だといいます。
しかし、そうはいっても、どうしても先を急がなければならない場合や、高速道路走行中でただちに休憩できる適切な場所がない時には、どうしたら良いのでしょうか。
すぐできるオススメの目覚まし方法としては、走行中に窓を開けたり、冷房を最低温度で強めに効かせたりして「身体を急激に冷やす」ことです。
メントール入りの目薬も、ちょっと前のテレビCMのように「キター!!」と一時的に覚醒を促し、清涼感と目覚め効果は抜群です。
ただし運転中にさすのは安全運転義務の違反となる危険行為なので、安全な場所にクルマをとめてから行うほかありません。
また「大声で歌う」のもおすすめできます。
ラジオから聞こえる曲に合わせて歌っても良く、アカペラで好きな曲を歌ってみるのも効果的でしょう。
ポイントは、できるだけ口を大きく開けて大声で歌うこと。
顎や頬の筋肉を動かすことで、脳に刺激が伝わり、眠気を飛ばすことができるのです。
また「息を止める」ことでも眠気解消ができます。
10秒程度ではなくもっと長く、限界近くまで止めたうえで深呼吸をすることで、脳に酸素を一気に送り、頭をすっきりさせます。
ほかにも、するめなどの噛み応えのあるおやつや、眠気防止のツボを刺激したり、同乗者と会話をする、というのも案外効果的だったりします。
それでもどうにもならない場合は、しっぺ、デコピン、つねる、モモを叩く、耳を引っ張るなど、身体に刺激を与えて目を覚ます荒療治もあります。
こうした方法のうちいくつかを組み合わせば、より効果を得られると考えられます。
眠気がどうにもならない場合、試してみる価値はありそうです。
スマートフォンには、眠気覚まし対策のアプリがあります。
内蔵カメラで表情やまばたきの様子をモニタリングし、眠気を感知した場合にはアラームで知らせてくれるものです。
これを利用すれば、本格的に眠くなる前に休憩できるので、眠気に悩まされている人は一度試してみてください。
そもそも、運転中に眠くならないようにするため、事前の対策も重要です。
当たり前のことですが、普段から十分に睡眠をとって、日頃の疲れをためないようにしておくことが大事なのは言うまでもありません。
また、運転前に風邪薬やアレルギー薬は控えることや、運転前に食事をとる際は量を控えめにしておくことも大切なことです。
特に、糖質の高い食べ物を控えめにしておくと、血糖値の急激な上昇を抑えることができ、眠くなりにくくなるといいます。
これから迎える年末年始には、クルマで移動する機会も増えます。
ドライブの前には、まずしっかりと睡眠や休息をとったうえで眠気対策も行い、安全運転を心がけましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7099505b1d182faa9a95e46e7090bbd0451419fa
2024年1月3時22時55分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が地図付きでネット配信されていた。
3日午後3時10分ごろ、北九州市小倉北区魚町1で「建物が燃えている」と通行人から119番があった。
古い飲食店が建ち並ぶ「鳥町食道街」や、魚町銀天街付近で延焼し、大規模な火災となっている。
市消防局によると、出火から約4時間半後に延焼は食い止めたが、午後10時時点で鎮火していない。
人的被害の情報は入っていない。
現場はJR小倉駅から南に約200メートルの商店街。
鳥町食道街は太平洋戦争直後の闇市がルーツとされる。
魚町銀天街から東に延びる長さ約70メートルの路地沿いに定食屋や中華料理店、ウナギ店など木造の飲食店約30店舗が密集。
焼きうどん発祥の店とされる「だるま堂」などが軒を連ね、長年市民に親しまれてきた。
北九州市では2022年にも小倉北区の旦過(たんが)市場一帯で大規模火災が2回発生。
消防などによると、22年4月の火災で42店舗、22年8月には47棟が焼けた。
今回の現場に近い魚町銀天街でも14年2月に11棟が焼ける火災があった。
・・・
鳥町食道街にある焼きうどん店「だるま堂」店主の竹中さん(55)は、「木造密集地なので一度火が出れば延焼する。旦過市場での2度の火災後、消防の指導も厳しくなり、自分たちも『3度目は起こさない』と気をつけていただけに衝撃だ」と黒煙を見つめた。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20240103/k00/00m/040/269000c
1月4日18時4分に産経新聞からは、35店舗が焼けた、消防は直前に防火指導していた、周囲はビルなどに囲まれていたので延焼は阻止されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市の小倉駅近くで35店舗ほどが焼けた火災で、焼損した街区を東西に貫く飲食店街「鳥町食道街」の22店舗全てが被害に遭ったとみられることが4日、北九州市消防局の調査で分かった。
令和4年に市内の旦過市場一帯で大規模火災が2度発生し、市は対策を強化。
旦過市場と同様に木造店舗が多い鳥町食道街について、消防局は直前に防火指導をしていた。
消防局によると、全長約60メートルに及ぶ食道街の細い路地の両側に立ち並ぶ飲食店が激しく焼損。
周囲は耐火性能の高いビルなどに囲まれ、延焼は街区内で阻止された。
通りの中央付近にある店が火元とみられ、消防局や福岡県警が詳しく調べる。
市は4年11月から消防OBを独自に「防火指導員」として採用。
鳥町食道街は昨年12月22日に防火指導を受けたばかりだった。
https://www.sankei.com/article/20240104-ECIBUKEEFVMHBIRNHUAIIJ6IZI/
1月5日19時8分にNHK北九州からは、防火指導では店舗ごとに消火器での消火訓練を行った、火災時は水が屋根にあたり燃えている場所に届かず、焼け落ちた瓦礫で建物内部にも入りにくかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市消防局は5日、これまでに実施した防火指導の詳しい実施状況などを明らかにしました。
それによりますと、おととし旦過市場で起きた大規模火災のあとに行っている防火指導員による防火指導は「鳥町食堂街」にある22の飲食店のうち19店舗で実施し、各店舗ごとに消火器を使用した消火訓練も行ったということです。
また、22の飲食店のうち15店舗に消防職員が行った立ち入り検査などでは、少なくとも12店舗で消火器が設置されていることを確認していたということです。
このほか、今回の火災の最終的な鎮火の確認に40時間以上かかったことについては、放水した水が各店舗の屋根にあたり、建物内で燃えていた火に直接かけることが十分にできなかったことや、焼け落ちたがれきが狭い通路におおいかぶさっていたため、被災した建物の内部に入りにくかったことなどが要因となったとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/
1月5日21時11分に毎日新聞からは、火元では油の入った鍋を火にかけたまま外に出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出火直後を知る周辺店の関係者によると、火元とみられる飲食店は煙が充満し、電気は消えた状態で、中に店関係者の姿は見えなかった。
この飲食店の関係者は、その後の捜査や周囲に対し、油の入った鍋を火にかけたまま外に出ていたと説明していたという。
2022年8月に同区の旦過(たんが)市場一帯であった火災では、火元の飲食店経営者だった女性が、油などを入れて火にかけたフライパンから離れ、過熱で発火させ焼損させたとして、業務上失火容疑で書類送検された。
https://mainichi.jp/articles/20240105/k00/00m/040/295000c
(ブログ者コメント)
正月早々、1日には能登大震災、2日には羽田で航空機炎上事故が起こり、今年はどうしたもんだろうと思っていたところに、3日も大規模な火災が発生した。
絶句・・・としか言いようがない。
2024年1月7日7時19分にYAHOOニュース(ハンギョレ新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釣りをしていて海に落ちたニュージーランド人男性が、腕時計に反射した光を利用して救難信号を送り、24時間後に劇的に救助された。
3日(現地時間)、英国BBCは匿名の男性が、2日に約12メートルの長さのボートに乗って1人で釣りに行ったところ海で遭難し、約1日後に他の釣り人に救助されたと報じた。
ニュージーランドのワンガマタ警察は、この男性がニュージーランドの北島から東に約55キロメートル離れた海でマカジキを釣っていたところ、事故で海に落ちたと説明した。
彼は自分のボートに再び泳いで戻ろうとしたが、ボートも流されていた。
近くの陸地に泳いで戻ろうとした男性は海流に巻きこまれ、陸地からさらに遠ざかった。
海で寒い夜に耐えた彼は疲労困憊して泳ぐことができず、海に浮いているしかなかった。
彼は自分のにおいをかいで近づいてきたサメを見て恐怖に震えたが、幸い、サメは彼を放置して去っていった。
男性の運命は翌日午後2時頃、3人の釣り人が水に映った奇妙な姿を発見したことで、奇跡的に逆転した。
釣り人一行のうちの1人が、海の遠くでかすかに光る物体を見て、その物体を調べてみるために光っている場所まで船を運転した。
彼らが目撃した光は、男性の腕時計に反射した光だった。
男性が腕時計のガラスで光を反射させ、必死に救難信号を送ったのだ。
男性を発見した釣り人たちは「会えてうれしい」と言い、彼を救助した。
釣り人たちは疲れきった男性に水とクランベリージュースを飲ませ、すぐに陸地に戻った。
ニュージーランドのワンガマタ警察のウィル・ハミルトン氏は、現地メディアのニュージーランド・ヘラルド紙に「今回の事件のような大団円は珍しい。ワシの目を持った釣り人に心から感謝したい」として、「ボートは流れていってしまったが、漂流した人には腕時計があった」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f41f1adef81d9af882b41ca3572363315adf65
【事故の概要】
2024年1月2日20時34分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都大田区の羽田空港のC滑走路で、日本航空(JAL)の516便から発火、炎上した事故について、政権幹部によると、JALの機体と衝突したのは海上保安庁の飛行機だった。
海保の飛行機は能登半島地震の被災地に救援物資を届ける予定だったという。
海保の飛行機に搭乗していたのは6人で、うち5人の死亡が確認された。
JALや東京消防庁によると、516便の乗客・乗員計379人全員が脱出し、うち4人が負傷した。
海保や東京消防庁によると、海保機も炎上。
警視庁によると、搭乗していたのは6人で、機長1人が負傷、5人の死亡が確認された。
https://www.asahi.com/articles/ASS126CW1S12UTFK010.html
【海保機への指示は「1番目、滑走路停止位置まで走行せよ」】
1月6日1時0分に産経新聞からは、管制官から海保機には1番目で滑走路停止位置まで走行せよとの指示だった、副機長も聞いていたはずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
交信記録によると2日午後5時45分、管制官が「1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください」と海保機に指示。
機長は8秒後に「向かいます」と復唱したが、そのまま滑走路に進入し、約40秒間停止。
直後に着陸した日航機と同47分に衝突した。
海保関係者によると、当時、海保機には機長と死亡した5人の計6人が搭乗。
全員がヘッドホンとマイクが一体化した航空用ヘッドセットを装着し、管制塔との無線交信を聞き取れる状況だった。
通常、管制からの指示は機長と副機長が仰ぐことになっており、機長はこれまでの聞き取りに「許可を得て進入した」と説明。
その後の聞き取りで「他のクルーにも(管制指示を)確認した」と話したという。
国交省によると、離着陸の順番を示す管制用語に優先離陸を促す特別な用語はない。
海保機は能登半島地震の被災地へ支援物資を運ぶ予定だったが、交信記録には滑走路への進入を許可した記載はなかった。
https://www.sankei.com/article/20240106-WUBKW2V5BBNHXMJXBM3RUYXNIY/
【長く停止していたため機体の灯火が他の灯火と混じってしまった?】
1月4日21時25分にNHK首都圏からは、NHKのカメラによれば海保機は誘導路から止まることなく滑走路に出た、滑走路での停止時間が長かったため機体の灯りが他の灯火と混じってしまった可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海上保安庁の機長は事故のあと、「エンジン出力を上げたところ後ろから突っ込まれた」と話していることが関係者への取材でわかりました。
・・・
専門家は、日本航空機のパイロットが事故を避けるための時間は一定程度あったとしたうえで、「長く停止していたことでかえって見えづらくなった可能性もある」と指摘しています。
NHKが羽田空港に設置したカメラには、事故を起こした海上保安庁のものとみられる航空機の衝突前の様子が映っています。
この航空機は誘導路からほとんど止まることなく、C滑走路に進入しています。
そして、滑走路に入ったあと、日本航空機と衝突するまで滑走路上でおよそ40秒間、停止していました。
日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さんは、「停止していた時間が比較的長かったことで機体の明かりがほかの灯火と混ざってしまい、かえって日本航空機のパイロットや管制官から見えづらくなった可能性がある」と指摘しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240104/1000100732.html
【滑走路と誘導路の管制官は別、当時は2~3分に1本離着陸】
1月6日5時0分に朝日新聞からは、C滑走路は滑走路と誘導路を別の管制官が担当、当時2~3分に1本離着陸していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
当時、管制塔全体は14~15人の管制官で担当していた。
事故が起きたC滑走路は、滑走路と誘導路をそれぞれ1人ずつで担当していた。
現状では、管制官は1人で複数の機体を監視している。
事故当時、C滑走路では、2~3分に1本のペースで航空機が離着陸していたという。
https://www.asahi.com/articles/ASS157FMLS15UTIL011.html
【ハリーアップ症候群の可能性も】
1月5日20時32分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、背景にハリーアップ症候群があるかもしれないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部国際空港や那覇空港で管制官をしていた田中さんに、管制官の目線から事故をひも解いていただきます。
田中さん:
「様々ある背景の中で一因として考えられているのが、「ハリーアップ症候群」です。
急ぐがあまり通常の判断ができない、あるいは自分に都合の良い解釈をしてしまう衝動で、その可能性があると思います。」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dcc9252d15e7565e56b01a509a17706edc7596a
【画面の注意表示を見落とし?混雑ゆえ同じ滑走路で離着陸運用】
1月6日21時41分に毎日新聞からは、着陸機接近中に離陸機が滑走路に出ると画面に注意喚起されるが警報は鳴らない、混雑する羽田では着陸機接近中でも同じ滑走路から別機を離陸させる運用を行ってきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
羽田空港には、レーダーなどを使って滑走路や誘導路を監視するシステムがあり、システムには「滑走路占有監視支援機能」という注意喚起を表示する機能がある。
着陸機の接近中に離陸する機体が滑走路に進入すると、画面上で滑走路が黄色に点滅し、機体は赤色に表示される仕組みだ。
警告音は鳴らないという。
当時もこの機能は正常に作動し、注意表示も出ていたとみられ、管制官が表示を見落とした可能性がある。
ただ、注意表示は今回のような重大事故につながる事態のみに出るわけではない。
航空機の発着が多い羽田空港では、着陸機が接近している場合でも、着陸前に同じ滑走路から別の機体を離陸させる運用を普段から行っており、こうした際にも注意表示が出ることがあるという。
この点、国交省の担当者は、「管制官が機体の位置を常時把握するという規則はなく、画面を凝視することを求められるものではない。モニター画面は目視での監視を補助するものだ」と説明する。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20240106/k00/00m/040/220000c
【機体は炭素繊維強化複合材製だった、今後安全への寄与度を検証】
1月5日15時35分にニューズウイークからは、機体が炭素繊維強化複合材製だったことにも注目が集まっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故は、炭素繊維(カーボンファイバー)で強化した複合材を使った新世代旅客機の大火災時の安全性を検証する初めての機械になろうとしている。
・・・
A350は、胴体や尾翼と主翼の大部分など全体の53%に炭素繊維強化複合材が使われている。
複数の専門家は、機体構造が維持されていた間に、乗員乗客全員が安全に脱出したという事実は、特別な条件付きで認証されたこの複合材に対する信頼を新たにすることになると話す。
とはいえ、現時点ではまだ、A350の外殻がどのように火災から一定時間持ちこたえたのか、あるいはどんな技術的教訓が得られるか、全面的な結論を導き出すのは時期尚早だとくぎを刺した。
・・・
航空業界の情報を扱うフェルム氏は、炭素繊維強化複合材の機体はアルミ製機体に対して幾つかの優位性があると説明する。
例えば、アルミは摂氏約600度で溶解して熱を伝導するが、炭素繊維はその約6倍の高熱に耐え、溶解せず炎も出さずにくすぶり続けるという。
・・・
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/01/post-103344.php
【過去事例の教訓が活かされ消火開始まで4分だった】
1月6日16時58分に産経新聞からは、衝突4分後に消火活動を開始していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
空港消防は衝突4分後に消火活動を開始していた。
・・・
常の消防車両とは異なり、いち早く現場に着くために100キロ以上のスピードが出る「空港用化学消防車」を使用。
走行しながらの消火活動ができるほか、強力な放射力を有するという。
・・・
平成19年に那覇空港(那覇市)で起きた中華航空機の炎上事故を機に、国交省はすべての空港で消防車の通行訓練を行うことを通達。
管制官との連携などを強化している。
離着陸の多い羽田空港では夜間帯などに定期的に行われているという。
https://www.sankei.com/article/20240106-QLK5LQCDZRLTXPYX4SZMD6EYGI/
【CAが自己判断でドアを開けたのは想定外にも備えた訓練の成果】
1月3日22時53分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海保機に乗っていた6人中5人が死亡する一方で、JAL機は乗客乗員379人の全員が脱出に成功した。
国外でもこの事故への注目度は高く、この脱出劇を「奇跡」だと評価する報道が相次いだ。
・・・
後方のCAは、さらに踏み込んだ判断を迫られた。
安全推進本部長の堤氏によると、「前方からの(脱出)指示を待っていたが、ないということだった。着陸の際に機内に煙が入り始めて、かなり濃い煙が充満してきたということだ。外を窓越しに見たところ、オレンジ色のものが見えたので、火だと認識した」。
右側後方のR4は「火が見えたため開けられない」として、他のドアに誘導。
左側後方のL4は「火災がなく、脱出シュートを展開する余裕もあった」ため、ドアを開けた。
本来ならば機長の指示が必要だが、インターホンが使えないため、「最終的に脱出指示を自分で判断してお客様を外にご案内した」という。
ただ、こういった手順は事前に決まっており、その手順を訓練してきた成果が出たとみている。
さらに、パニックを抑えながら、どのドアを開けるべきか適切に判断できたと評価している。
「非常事態に関してもしっかりと訓練を受けており、その中のプログラムで、コックピットと連絡がつかない場合、どう判断するかということも、もちろん盛り込んである。そういった訓練を通して、日々ケーススタディーをしながら備えてきた成果が出たと評価している」(堤氏)
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdaf832374d6dc3f09da117f2943546e8be3c2fe
【JAL乗務員訓練の質は非常に高い】
1月8日6時1分にYAHOOニュース(FLASH)からは、JALの訓練の質は非常に高い、社員研修にも注力など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
世界中で “奇跡” と称されている脱出劇の要因を「CAらが夢に出てくるほど頭に叩き込んだ『STS五項目』の徹底」と語るのは、航空評論家の秀島一生氏だ。
秀島氏の言う「STS五項目」とは、離着陸の際の必須確認事項のことだ。
(1)衝撃防止の体勢
(2)乗客のパニックコントロール
(3)脱出可否の判断
(4)脱出経路の調整
(5)脱出の誘導
からなる。
「『STS』とは、サイレント・サーティ・セカンズ―不測の事態に備える『沈黙の30秒』という意味です。
この間に、脱出経路や手順を的確に判断する。
今回の脱出は、そうした日ごろから意識していた基本がうまくいったからでしょう」
実際、複数の航空評論家が「JALの訓練の質は非常に高い」と口を揃える。
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JAL元パイロットの杉江弘氏は「緊急脱出に関する訓練と施設は、JALが飛び抜けている」と太鼓判を押す。
「JALの場合、パイロットとCAは、年に一度の厳しい訓練を受けないと、搭乗できないという規定になっています。
訓練施設には、CAがもたもたしていると怒鳴る『鬼教官』がたくさんいて、指導が厳しいことで有名です(笑)。
施設内には巨大な屋内プールがあり、海上着水を想定し、救命いかだを出して飛行機から避難する訓練をするんです。
私が知っている限り、海外でもプールまで造っている航空会社はありませんよ」
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JALの人材育成を、人事ジャーナリストの溝上憲文氏はこう評価する。
「JALは、人材育成にお金と時間をかける会社になったんです。
顕著なのは、社員一人あたりの研修費用。
一般企業では、一人あたり平均3万円といわれますが、2018年度のJALは約47万円なんです」
コロナ禍、CAが家電量販店のノジマに出向した際、『接客態度が素晴らしい』と、お客さんから店にお礼の手紙が届いたといいますよ」(同前)
破綻企業から、人材育成に注力する優良企業に――。
「奇跡の脱出劇」は、再建された社風から生み出されたものだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1239929c548da110ed81cb61831b916d6e945917
【奇跡の根幹に90秒ルール】
1月3日12時33分にYAHOOニュース(ハフポスト)からは、44席以上の旅客機は特定の条件下で90秒以内に脱出できることを実証すべしというルールがあり、そのルールにのっとってJALも訓練しているらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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航空界には「90秒ルール」と呼ばれる世界基準がある。
アメリカ連邦航空局(FAA)が1967年に航空機メーカーに出した要件で、44席以上の旅客機については、いずれの機種でも特定の条件下で90秒以内に全員が脱出できることを実証しなければならないというもの。
航空機がお客さんを乗せて商用運航するには、FAAが機種ごとに出すお墨付きが必要になる。
航空機メーカーは、このお墨付きなしでは、製造した機体を旅客機として販売することができない。
90秒ルールを満たしていると示すために、航空機メーカーは実際の機体を使って緊急脱出ができると実証するか、試験と分析を組み合わせて実証するかの、いずれかの方法を用いなければならない。
実機を使っての実証では、照明や乗客役として参加しているボランティアの属性、通路に置かれたバッグや枕、毛布といった障害物の位置などについて細かな条件が設定されている。
具体的には、照明は薄暗がりであること、乗客は男女が混じっていること(4割以上が女性であること)や35%が50歳超であること、2歳以下の幼児がいるという想定で、実物大の人形3体を抱えること。
さらに、出口の半分が使えないという条件のもとで90秒で乗客全員を脱出させられると証明することが求められている。
JALもこの基準にのっとって訓練しているとされ、すべての乗客の命を救った。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/17b7040ff34fbcb6d495c6e158a2ac6fc1db0284
(2/2へ続く)
(1/2から続く)
【JAL機長が機体を滑走路上に停止させたことが避難成功の最大要因】
1月5日20時33分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、避難成功の最大要因は滑走路で停止できたこと、それを成し遂げた機長の技術は素晴らしいという趣旨の下記記事がネット配信されていた。
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元日本航空機長・小林宏之さん:
「今回の避難が成功した一番の重要なところは、滑走路で停止できたこと」
「緊急避難は機長が完全に飛行機を停止して脱出を決断するので、停止できなかったり、それたり、海に落ちていたら避難はできないので」
現場を上空から見てみると、すぐそばには海が・・・。
衝突の衝撃で、海に落ちる危険性もありました。
小林宏之さん:
「相当難しかったと思う。
ただでさえ離陸・着陸の時に、センターレーンをキープして走るのはかなり難しい。
色々な状況が悪かったと思うが、その中でしっかりセンターラインをキープして滑走路内で停止させたのは機長の技術だった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e166aa2c6717e556954d89082805b4ca898afe8
【機内の様子;CAは冷静に対応、取り乱している乗客もおらず】
1月5日7時1分に読売新聞からは、CAは冷静に対応、周辺に取り乱している乗客はいなかったという乗客の証言が、下記趣旨でネット配信されていた。
乗客の男性(63)が、当時の様子を語った。
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機体は間もなく停止したが、主翼のエンジン部分が発火しているのが窓から見え、「やばい」と感じた。
客室乗務員(CA)が冷静に対応し、取り乱しているような乗客は周辺にはいなかったという。
数分後に避難誘導があり、パソコンや財布などが入ったリュックを置いて前方右側の脱出用シューターに向かった。
座席から近かったため、比較的早めに脱出できたが、シューターを滑り降りる際、途中で止まる乗客もいて避難の流れはやや詰まった。
「機首が傾いていたからか、シューターの角度が緩くなっていた」という。
脱出後は、人数把握のため、10人ずつ手をつないで円陣を組むようCAから指示された。
その後、機体への放水をいったん終えた消防車の後ろについて滑走路を横断するなどし、午後7時頃、ターミナルビルの出発ロビーに到着した。
ここで、日航社員から住所や氏名などを書く連絡用の紙を渡された。
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男声は「荷物を取り出そうとする人は、少なくとも自分の周りにはいなかったし、落ち着いて避難していた。」と話していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240105-OYT1T50040/
【茨城空港ではスカ社が契約していたバスで乗客を送迎】
1月5日17時54分にNHK茨城からは、茨城空港では臨時着陸したスカイマーク2機の乗客を、事前に協力契約していたバス会社のバスでJR駅に送迎したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新千歳発羽田行きのスカイマークの2便は、目的地を茨城空港に変更して午後6時32分と38分にそれぞれ着陸し、乗客あわせておよそ350人が降り立ちました。
到着後の時間帯は路線バスの運行がありましたが、会社などによりますと、乗客へ補償の対応が続いて、乗客はすぐには空港を離れられなかったほか、急きょ乗客が増えたため、路線バスを使うのも難しい状況でした。
このとき、SNS上では緊急対応を評価する声の一方、茨城空港一帯は農地が広がっていて交通機関が乏しく、周辺にホテルや飲食店が少ないことを心配する声も上がっていました。
こうした中、関東鉄道によりますと、スカイマークの依頼を受けてバス会社3社のバス8台が希望する乗客全員を最寄りのJR石岡駅まで輸送しました。
スカイマークによりますと、運航の遅延や行き先変更などに備えて、バス会社に協力を求める契約を事前に結んでいて、年始でもバス会社の協力を得られたことから、スムーズな対応につながったとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20240105/1070023116.html
【ペット同乗可否で議論沸騰】
1月4日16時4分にYAHOOニュース(女性自身)からは、ペット2匹が貨物室にいたということでペットを機内に同伴したいという意見とそれに反対する意見が出ているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故をめぐって、ネットを中心に議論が巻き起こっているのは“ペット問題”だ。
「SmartFLASH」が3日に公開した記事によれば、JALの広報部は衝突した日航機にはペットの預かりが2件あったと明かしている。
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記事が掲載されたYahoo!のコメント欄には、すでに7500件以上ものコメントが書き込まれている。
“ペットは家族の一員”との考えから、緊急時にペットと避難できるよう、客室に同伴させるべきだと考える人も少なくない。
オンライン署名サイト「change.org」では、今回の事故を受けて、「飛行機のペット貨物室積み込みを禁止しましょう」というタイトルで署名が1月2日より始まっており、4日15時時点で1万6000人以上の署名を集めている。
その一方で、動物が苦手な人やアレルギーを持つ人もいることから、反対の声も上がっている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b95753e7df0f78c4836f85d22218e8e824150f
【事故原因究明に支障をきたす警察の捜査に航空団体から注文】
1月5日12時22分にYAHOOニュース(乗りものニュース)からは、航空安全連絡会議は報道機関などに憶測コメント排除を要望、また事故原因ではなく犯罪有無に主眼を置く警察の捜査についても注文をつけたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
航空関係のさまざまな労働組合からなる民間団体、JFAS(航空安全推進連絡会議)は2024年1月3日、前日に羽田空港で起きたJAL機と海上保安庁機の衝突炎上事故に関して、緊急声明を出しました。
要望というのは、憶測を排除し、運輸安全委員会による慎重かつ正確な事故調査が実施されるべきであるという内容です。
これに関連して、報道機関やSNSなどでのコメントは、憶測や想像を排除し、正確な情報のみを扱うように、というものでした。
またJFASは、警察の捜査に関しても注意が必要との内容を明記しています。
それによると、日本国内で航空機事故が発生した場合、警察が事故原因を特定することを目的に捜査することが通例ですが、これはICAO(国際民間航空条約)が求める事故調査ではないとのこと。
これまで日本において発生した航空機事故では、警察が調査したことで原因の究明に大きな支障をきたしたという事例がいくつもあったと明言しています。
警察の調査はあくまでも犯罪捜査であり、事故原因を究明するための捜査ではないとしています。
日本では、運輸安全委員会の事故調査結果が刑事捜査や裁判の証拠に利用されるものの、これについても明らかな犯罪の証拠が認められる場合を除いて、調査結果の利用を禁止するICAOの規定に逸脱した行為になり、容認できないと断言しています。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/dfef857e746c902da51da968a57094964d61a668
(ブログ者コメント)
まさか1月1日能登大地震の翌日に、このような大事故が起きるとは・・・。
それも、能登大地震に関連する事故だったとは・・・。
2024年は大変な年になるかも・・・と感じたのはブログ者だけではないだろう。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。