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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024252237分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

石狩市新港西2で昨年7月に発生した倉庫火災で消火作業に当たっていた石狩消防署の消防司令の男性=当時(56)=が死亡した火災で、石狩北部地区消防事務組合の事故調査委員会は5日、調査報告書を公表した。

煙が充満する建物内で消火作業を行う際は隊員同士の体をロープでつなぐと内規で定めているが、消防司令と同僚はロープを付けておらず、消防司令が逃げ遅れた可能性があると結論付けた。

消防司令は、石狩市の高井さん。

報告書によると、高井さんは同僚との2人一組の隊長として、空気ボンベを背負い、倉庫2階の窓から進入した。

活動予定時間は20分間だったが、同僚は室内の熱気が強まり、活動継続は危険と判断して高井さんに退避を進言したが返答はなく、進入から約10分後には先に外に出た。

高井さんは1人で活動を続け、その後、無線交信が途絶えた。

同組合が定める「警防活動要領」は、煙が充満する建物内では2人以上の一組で活動し、ロープを装着すると定める。

1人で自由に動くことは原則、できないが、2人は未装着だった。

同組合は未装着だった理由について、進入当初は煙が充満しておらず、高井さんがロープが必要な状態と判断しなかった可能性があるとしている。

報告書では、活動予定時間を20分間としながら、2人が約25分間分のボンベ残量で進入したことについて、広い倉庫で退出に必要な時間を考慮すると、活動時間をより短く設定するべきだったと指摘した。

再発防止策として、ロープなど資機材の適正使用など7点を挙げた。

同組合の高橋消防長は、「二度と同じような痛ましい事故が起こらないよう再発防止に努める」とのコメントを出した。

道警によると、火災は昨年7月19日夕、鉄骨2階建ての運送会社倉庫で発生した。

高井さんは倉庫2階で遺体で見つかり、死因は窒息死だった。

道警は火災原因について、特定に至らなかったとしている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/971991/

 

261042分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、延焼拡大の予測が十分でなく火勢が急激に増して身動きがとれなくなったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年、倉庫火災で消火活動中の消防士が死亡したことを受けて、石狩北部地区消防組合は、再発防止策などをまとめた調査報告書を公表しました。

去年7月、北海道石狩市新港西の倉庫で起きた火災では、消火活動にあたっていた56歳の男性消防士が、火元の倉庫2階の部屋で死亡しました。

第三者委員会がまとめた調査報告書では、死亡した男性消防士が倉庫2階の部屋に入った際、火元を確認するために携帯していたホースから離れたことで退路を見失ったと推定。

さらに、延焼拡大の予測が十分ではなく、炎の勢いが急激に増したことで身動きが取れなくなり、退出できなくなったと指摘しました。

再発防止策としては、倉庫火災では中にある物の位置関係などの情報が確認できるまでは、消防隊の進入を制限することや、ロープとホースによる二重の退路確保などを徹底するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b4ac4f7fcfd3dac02ef59e6d691d1e8d2d15604

 

261758分にYAHOOニュース(HTB)からは、ホースが届く範囲よりも広範囲で火元をさがしていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書では、高井さんの遺体が倉庫の中でホースと離れた位置で発見されていることから、事故の原因はホースが届く範囲よりも高井さんが広範囲で火元を探し、退路を失い熱中症のような状態になったことが考えられるとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/57e86b218f307356ddc3d96817c3f99d9d198fca 

 

 

 

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2024261355分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午後955分ごろ、千葉市若葉区都賀3JR総武線都賀駅で、久里浜発佐倉行き下り快速列車(15両編成)がドアの開閉を行わずに発車するミスがあった。

都賀駅で降りる予定だった約50人の乗客が降りられず、乗ろうとした客1人とホームに降りていた車掌が取り残された。

JR東日本千葉支社によると、同列車は駅に到着後、最後尾の乗務員室にいた車掌がホーム上の停止位置目標を車内から目視で確認しようとしたが、積雪で見えなかったため、乗客のドアを開ける前に降車して雪をどけていた。

この際、一番前の車両にいた運転士がドアの開閉ランプの確認をし損ねたまま、乗客の乗り降りが完了したと思い込み、発車してしまったという。

当時、同列車には約260人が乗車していた。

都賀駅で降り損ねた約50人は次の四街道駅で降りて上り列車に乗り換えて戻り、都賀駅で乗車予定だった1人は後続列車に乗車した。

このミスで上下計3本の列車に遅れが出て、約830人に影響が出た。

千葉支社は「ご迷惑とご心配をおかけして深くおわびを申し上げます。乗務員に厳しく指導しました。再発防止に努めていきます」とコメントした。

https://mainichi.jp/articles/20240206/k00/00m/040/070000c  

 

 

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2024261933分にYAHOOニュース(青森朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

青森市で5日、油圧式圧縮機で作業をしていた30歳の男性が、機械に上半身を挟まれました。

男性は、意識不明となっています。

警察によりますと、5日午前9時ごろ、青森市高田の中古タイヤなどを販売する会社で、男性が、油圧式圧縮機に上半身を挟まれ、意識不明の状態で発見されました。

病院に運ばれ手当てを受けていますが、男性は意識不明です。

男性は、当時1人で、タイヤの内側に別のタイヤを押し込む作業をしていました。

警察が事故の原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/90bd49329c1edcae956bc1b89f7ff8bae1828296

 

 

 

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20241301936分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都品川区は30日、区立学校の校庭に埋まっていた金属製のペグ(くい)で、児童がけがをしたと発表した。

区によると、事故は28日、地域のサッカークラブの活動中に発生。

児童がスライディングをした際、地面から突き出ていたペグで膝を切るけがをした。

ペグは長さ約10センチで、地面から約1センチ突き出ている状態だった。

児童は軽傷で、30日から学校に復帰したという。

事故を受けて区は、ペグやくぎなどが埋まっている可能性がある土や天然芝の校庭がある区立学校22校で、金属探知機による調査・撤去を実施する。

https://mainichi.jp/articles/20240130/k00/00m/040/252000c

 

※昨年、2023622712分に東京新聞からは、区は区立小中学校の校庭を目視点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都内の小学校の校庭などで相次いでくぎが見つかった問題で、品川区教育委員会は二十一日、小学校五校の校庭でくぎやくい、コンクリート塊、鉄筋など計十七個が見つかったと明らかにした。

けが人の報告はないという。

五月に区立の小学校三十一校、中学校九校、小中一貫六校の全四十六校を目視で調べたという。

区教委の学校施設担当によると、残されたくぎなどは十センチほど。
運動会のライン引きなどに使った後に放置されたとみられる。

コンクリート塊は三十センチほどで、古い校舎の基礎の残骸とみられるという。

いずれも撤去した。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/258194

 

 

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2024232318分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023年に埼玉県警が受理した110番の7件に1件が、呼び掛けても反応がない「無応答」だったことがわかった。

スマートフォンの自動通報機能で意図せずに通報しているケースが多いとみられる。

無応答は10万205件に上り、22年の1・6倍、21年の2・7倍へと近年急増している。

緊急の対応に支障を来す恐れもあり、県警はスマホの設定の確認を呼びかけている。

県警通信指令課の発表によると、23年の110番は77万1388件。

前年を6万457件(8・5%)上回って平成以降で最多だったが、無応答が3万8677件(62・9%)増と、前年からの増加分の半数以上を占めた。

昨年12月下旬、狭山市内からの110番では、同課員が「事件ですか、事故ですか」と尋ねても雑音や小さな声しか聞こえず、発信元にかけ直してもつながらなかった。

安否を確認しようとスマホ所有者の家族に電話をかけると、本人は市内の体育館にいた。

警察官が駆けつけたところ、ポケットの中から自動で発信されていたことが判明。

通報から約80分後の「解決」だった。

無応答のケースでは、カバンやポケット内で何かがボタンに触れてしまい、自動通報機能が作動するケースが多い。

21年にリリースされた「アンドロイド12」以降の基本ソフトに追加された機能で、スマホの電源ボタンが5回以上連続して押されると、緊急連絡先に自動発信する。初期設定は「110」だ。

万一の際の有効な通報手段だが、機能自体を知らない人も多い。

オンとオフは手動で切り替えられる。

同課の竹村次席は「必要に応じて設定を見直し、スマホを使ってほしい。警察官からの折り返しの電話にも『間違いだった』と言ってもらえると助かる」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240203-OYT1T50064/

 

 

 

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202422170分にYAHOOニュース(夕刊フジ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

■米紙報道

電気自動車(EV)に関して、また一つ課題が浮上した。

タイヤの摩耗がガソリン車に比べて4~5倍だと米紙が報じ、話題になっている。

これが事実なら、環境への配慮が売りのEVにとっては「不都合な真実」だが、実際はどうなのか。

■メーカー、モデル問わず

米紙「マイアミ・ヘラルド」(電子版)が、米フロリダ州の修理店の話として報じた。

それによると、EVに関してはメーカーやモデルを問わずタイヤに関する問い合わせが多く、タイヤ交換を行うまでの走行距離は8000~1万マイル(約1万3000~1万6000キロ)で、ガソリン車に比べて4分の1から5分の1の距離だという。

日本の状況について国交省の担当者に聞くと、摩耗を比較したデータはないとしたうえで、「EVは加速がいいので、一般的なガソリン車より多少タイヤが減りやすい可能性もなきにしもあらずだ。ただ、走り方に依存するので、『EV車だから』とはなかなかいえない」と話す。

業界団体や修理工場に聞いても、運転方法や道路状況の違いもあるため、タイヤの摩耗や交換頻度に関するデータは一概に得にくいという回答が多かった。

■2万キロ程度で〝丸ぼうず〟

一方、約10年にわたりEVを愛用するユーザーは、単純比較はできないとしつつも、「EVのタイヤは減りが早いのは事実だ。報道のように4~5倍とまではいかないが、ガソリン車のころは5万キロ程度で交換だったが、EVはスポーツタイヤだったこともあり、丁寧に乗っても2万キロ程度で〝丸ぼうず〟の状態になった。ガソリン車と同じ走り方をしてもスタートダッシュが速く、ホイールスピン(空転)を起こしやすいこともタイヤの減りに関係するかもしれない」と実感を語る。

■電池搭載で重量1・5倍

EVにはモーターを動かすバッテリー(電池)が搭載されている。

自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「バッテリーによって車体の重量が1・5倍程度になるので、タイヤが減りやすく、道路へのダメージもある。タイヤ交換が早いと廃棄も増えるので環境に良くない」と指摘する。

近年は、タイヤ大手各社も「EV専用タイヤ」を開発しているが、佐藤氏は「専用タイヤは転がり抵抗は少ないが、EVは(タイヤと車体をつなぐ)サスペンションも固いため、乗り心地に影響するという課題も残る」と語る。

EVをめぐっては米運輸安全委員会で昨年3月、EVの車体重量が重いことで、事故時の重傷や死亡リスクが高まっていると指摘された。ロイター通信が報じた。

日本でも、今後EVの普及が進めば、「重さ」の問題も意識されそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cfb4c66e1a98ea42f36da88e8e1d14e78786079

 

 

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2023130日に掲載した第2報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正10として掲載します。
第2報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13011/

 

(2024年2月8日 修正10 ;追記)

2024221642分にNHK静岡からは、ホースをつたって退出するよう指示した当時の小隊長が懲戒処分を受けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

おととし8月、静岡市葵区呉服町のビルで起きた火災では、静岡市消防局の当時37歳の消防隊員が消火活動中に死亡しました。

消防局によりますと、隊員は退出の指示を受けたあと、何らかの原因でほかの隊員とはぐれ、火元の倉庫の中に1人で入ったということです。

ビルに進入する際、現場を統括していた当時の小隊長は、消防局の活動基準で定めた隊員どうしをロープでつなぐ手法ではなく、地面に置いたホースをつたって退出するよう指示したということです。

この指示について消防局が設置した事故調査委員会の報告書では「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性がある」と指摘されています。

このため静岡市消防局は活動基準に反する指示で職務上の義務を怠ったとして、当時、小隊長だった30代の職員を減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240202/3030022898.html

 

222051分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、当時は視界が確保されていたことなどを理由にロープを使わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場では当時、視界が確保されていたことなどを理由に、本来、命綱として使用する隊員同士をつなぐロープを使わずに進入しました。

この判断をめぐり、ロープを使用せずに進入を指示したことが活動基準と異なるとして、静岡市消防局は2日、殉職した男性隊員の部隊の当時の隊長(30代)を6か月の減給(給料の10分の1)の懲戒処分としました。

静岡市消防局は当時、ロープを使用しなかったことは「問題なし」としていましたが、今回の隊員の処分でロープの不使用は基準に違反していたと認めた形です。

また、事故調査委員会の指摘なども踏まえて、静岡市消防局の担当者は「命綱をしていれば事故は起こらなかったとみている」と話し、消防局としても「ロープを繋がない合理的理由がない」と結論付けたことを明かしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c24a29fe161c83ad841541f1ed929eeddae86f2f 

 

221855分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、元小隊長は体を繋ぐと隊員の動きが制限されると思ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

聞き取りに対し、処分を受けた元小隊長は「体をつなぐと隊員の動きが制限されると思った」と話しているということですが、市の消防局は命綱を使っていれば事故を防げた可能性があるとの認識を示しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/770e437f0b0da625ff3eadc141f362acba76b523

 

 

(2024年2月29日 修正11 ;追記)

20242281952分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、調査委の報告書では事故の背景にある問題が分析されていないとの市長の考えを受け、市は独自に再検証、結果、現場で規範と異なる行動をとることが常態化していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2022年、消防隊員が死亡した静岡市のビル火災で、市が組織体制などの検証結果を発表し、消防活動の規定が十分に守られていないことなどが明らかになりました。

消防隊員が死亡した静岡市のビル火災では、専門家による事故調査委員会が報告書をまとめ、静岡市は隊員に基準と異なる方法での進入を指示したとして、当時の小隊長を減給処分としています。

報告書について、静岡市の難波市長は、事故の背景にある問題が分析されていないとして、市独自の検証チームで現場での指揮体制や組織風土の問題を再検証し、28日に結果を発表しました。

検証の結果、消防職員へのアンケートで約10%が「活動規定の遵守が意識されているとは思わない」と回答し、消火活動の基準が守られていないことがわかりました。

静岡市・難波喬司 市長:
「現場で規範と異なる行動をすることが常態化していることが大きな問題。
なぜ規範が守られなかったのかという原因を出発点として、規範の解釈と運用の再整備を行う。」

市は2024年度消防局に新設する「消防管理室」で課題を分析し、再発防止と組織の改善に努める方針です。

静岡市が指摘した主な組織の課題がこちらです。

▽安全管理の不徹底
▽規範遵守の不徹底
▽現場に意見を吸い上げ適切に反映する仕組みが不十分

こうした課題を踏まえた再発防止策として、研修・訓練規範の検証と見直し、それに現場の意見を反映させる仕組み作りなどを新たに設置する「消防管理室」を活用して進めていくということです。

Q.600人を対象に行ったアンケートで、約10%が守られていないということですが?

菊地幸夫 弁護士:
「今まで起きた大きな事故で本来守らなければいけないマニュアルがあり、それが使いにくい、現場で違うことが行われているとか、このギャップから事故に至っているというのが少なくないです。
命に関わる問題なので、基本はマニュアルの手順を守らなければいけませんが、それがなぜ使い勝手が悪いのかなど検証していく必要があります。」

Q.組織の改善が急がれますね.

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
「組織の改善というのは、現場の意見が重要。
現場の意見は本当の話を聞くことが重要なのですが、本当の話の条件としては完全なる匿名です。
名前が出ていなくても、年齢や役職などがわかってしまうようなアンケート調査なのか。
厳密にすることによって、本音を聞けることが組織の体制づくりです。」

今回のアンケートは匿名で行われたということですが、その声をいかに反映して対策を急げるかが大事になってきます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc709011626e8a99dc8185ad9a6515bce60ef5c

 

228191分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、訓練したことがない方法での活動を上司から指示されたことがあるか?というアンケートに30%の隊員が「ある」と回答したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

当時、現場で指揮を執っていた小隊長は、山本さんを濃い煙の中に入らせる際に、活動基準で定められた命綱などで体を結ばせませんでした。

28日公表された報告書では、活動基準に従えば、煙の濃い屋内へは必ず複数の隊員で命綱などで体を結んで進入するべきであったと指摘しました。

難波市長:
「規範は守るためにあるわけで、規範と異なる行動をするということが、ある種、常態化している。これが大きな問題であると」

また、消防職員669人を対象に行った職場環境などについてのアンケート調査の結果も公表されました。

上司から訓練をしたことのない方法による活動を指示されたことがあるか、という問いに対しては、およそ30%が「ある」と回答したということです。

今回の事故でも、訓練されていない『ホースを置いて出火場所に背を向けて退出する』という方法が取られていました。

難波市長:
「危険な現場で、訓練を受けていない方法で実施するのはありえないと言った方がいいと思う」  

市は消防管理室を設置し、監察や内部統制を徹底し、再発防止に努めるということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c087e653a5cd7bb8ed3852485f3303bd0d7d078

 

 (2024年3月8日 修正12 ;追記)

37734分にYAHOOニュース(静岡K新聞)からは、2番手で現場に入った元隊員が小隊長の処分に異を唱えたなど、

下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

2番手として現場に入った元消防隊員の男性(31)が6日、記者会見を開いて当時の状況を証言し、「(隊を率いる)小隊長の判断や指示は適正だった」と、市の検証結果や懲戒処分に異を唱えた。

市消防局は2月、基準に反してロープなどの命綱を使わない屋内進入を指示したとして、小隊長を務めた男性職員を懲戒処分にした。

元隊員の男性は会見で持参した命綱を使って屋内進入する場面を実演し、今回の火災の場合、命綱を使わない方が安全で合理的だったと主張した。

ホースや投光器のケーブルにさらに命綱が加わることでその3本が絡まりやすくなったり、隊員同士の身動きが取りにくくなったりするリスクがあるとした。

現場では命綱なしでの進入指示や判断を小隊長が行い、「誰もノーとは言っていない」と説明した。

屋内退出時には、元隊員が殉職した男性の右肩を2回たたき、右手で出口方向を示すジェスチャーを送ったという。

男性の表情は確認できなかったが、首を縦に細かく動かし、うなずいている様子だったという。

ただ、その後、男性は行方不明となり、退出経路とは反対方向の火点室で発見された。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c4469235b2d9b8b2045e8d29beda100aa3a3160

 

361926分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、元隊員は活動の基準はほとんど見直されていないと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

元消防隊員:
「(活動の基準は)平成初期に作られ、見直しもほとんどされていない。
当時の基準に安全性も合理性もない。
ただでさえ危険な場所に入っていかねばならないので、安全でないとわかっている方法で突っ込ませる明確な理由は何なのか疑問に思います

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff54ff3c5d86350ea44579349a62dfb47b2552aa

 

36195分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、元隊員は去年に退職しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性はルールを現場に即したものにするよう訴えてきましたが、聞き入れられず、去年3月に消防局を退職しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a54016132829053521c70640c2909b3e11f1a462

 

36205分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、消防関係者の一人は命綱の使用は大原則、ただ小隊長1人に責任を負わせたのは違うと思うとコメントしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

これについて、元東京消防庁の坂口さんは「命綱の装着は絶対にするべきだった」と指摘しました。

坂口さん :
「(命綱の使用は)大原則。狭いとか広いとかの問題ではない。
命綱は着けないと、今回の火災現場は通路など広くない。
だからより必要なんです。
濃煙が充満して、高温になっていた」

一方で坂口さんは、命綱を使わずにビルに進入するよう指示した小隊長1人に責任を負わせた「静岡市消防局の組織風土に問題があるのでは」と厳しく指摘します。

坂口さん:
「火元はわかっていたはず。
わかっているのに、なぜ(隊員が)火元を確認するのか。
屋内進入する目的がないにも関わらず、屋内進入をさせた、私はその方が問題だと思います。
これは現状の指揮本部と活動隊との連携が全く取れていなかったということ。
私は小隊長が懲戒処分を受けるのは、どうかと思う。
静岡市消防局の問題でありながら、小隊長に責任を押し付けている。
それは違うのではないかと思う」

その上で、坂口さんは現場を監督する静岡市消防局の上層部が一人も処分されていないことに疑問を呈しました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb89cdbd4eebc26d33eab02785694fc0392c570e

 

  

 

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2024年2月1日738分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県武豊町のJERA武豊火力発電所で発生した火災を受けて、JERA31日午後10時から、名古屋市中村区の西日本支社で記者会見した。

同社の浴田OM・エンジニアリング運営統括部長は、バイオマス燃料の木質ペレットが入ったバンカーが火元とみられるとし、「ご迷惑をお掛けしおわび申し上げる」と陳謝した。

火元とみられるのは、燃料となる木質ペレットをためておく鉄製の円筒バンカー(直径10メートル、高さ35メートル)。

当時、内部には約300トンの木質ペレットが入っていた。

浴田部長によると、バンカーについているセンサーの温度が通常20度のところ、55度まで上がっており、外壁の損傷もバンカー付近が最も大きかった。

木質ペレットは、荷揚げされた後、ベルトコンベヤーでバンカーがある建屋(高さ約60メートル、幅約15メートル、奥行き約80メートル)に運ばれる。

建屋にはバンカーが6個並んでいて、一番手前側のバンカー内の木質ペレットから出火したとみられる。

同社によると、20228月に武豊発電所5号機が運転を開始してから、木質ペレットに着火した事例は同8月、同9月、231月の計3度あった。

温度が上がった機械と接触したことなどが原因で、小規模な発煙にとどまったという。

今回の火災については、現時点で原因不明といい、復旧の見通しについても「原因や損傷箇所をはっきりさせた上で、復旧を急ぐ」と述べるにとどめた。

火災は31日午後310分ごろ発生。

火力発電所内のボイラー施設13階から黒煙が上がり、施設内部や、石炭などの燃料をボイラーに運ぶベルトコンベヤーが燃えた。

火は約5時間後に消し止められ、けが人はいなかった。

同社によると、出火当時、発電所内では協力企業を含めて約200人が働いていたという。

https://mainichi.jp/articles/20240201/k00/00m/040/004000c

 

1311617分にNHK東海からは、当該ボイラーは石炭に木質バイオマスを混ぜたものを燃料にしているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

武豊火力発電所は東京電力と中部電力が出資している電力会社「JERA」が運営している石炭火力発電所で、石炭と木質バイオマスを燃料としています。

発電所内では、かつて1号機から4号機が運転していましたが、電力の安定供給や発電コストの低減などのためにすべて廃止され、それらに代わって新たに5号機がおととしから運転しています。

燃料は、石炭に木質バイオマスを混ぜたものを使い、効率の高い発電設備を採用しているということで、1機あたりの出力としては、国内最大級の107万キロワットの発電能力があります。

(ナレーションのみの情報)

1回目の爆発の後には隣の建物から火と黒い煙があがりました。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240131/3000033988.html 

 

22202分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、識者はペレットの入手先などの調査も必要と指摘しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

武豊火力発電所で31日に発生した爆発事故。

おととし、チャントは発電所の内部を取材していました。

山積みにされているのは、木製の「バイオマス燃料」。

これが「バンカー」と呼ばれる別の貯蔵庫に運ばれますが、その付近が火元とみられています。

バイオマス燃料を巡っては鳥取県の発電所でも去年9月、爆発が発生。

空気中に舞った燃料の粉に何らかの原因で引火する「粉じん爆発」が起きた可能性が高いとみられています。

(名古屋大学大学院(農学)・福島和彦教授):
「これ自身は、そんなに危険なものではない」

名古屋大学大学院で、木質バイオマス燃料を研究する福島和彦教授は、燃料自体は危険ではないものの、保管や運搬などの過程によっては、発熱する可能性があると指摘します。

(福島教授) :
「例えば、このペレット(木を固めた燃料)に不純物が混入していたとすると、摩擦によって火花が出ることはある」

さらに…

(福島教授):
「部分的に発酵しているとすると、可燃性のガスが出る場合もある」

仮に、この燃料が原因の場合、福島教授は全容解明にはかなりの時間がかかるといいます。

(福島教授):
「どこの国からどういうペレットを入手しているのか、つまびらかにしないと、結論は難しいと思う」

原因究明と再発防止が急がれます。









https://news.yahoo.co.jp/articles/1709b14ba1d924895261e00b3ab549b92e5f7f50

 

21210分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、バンカーに運ばれた木質ペレットはミルで粉末にしてボイラーで燃やすなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

バイオマス発電所では、火災や発煙事故が全国で多く発生しています。

なぜ出火したのか、そして事故を防ぐためにはどうすればいいか、専門家に聞きました。

どのように出火したかについてです。

敷地内の貯炭場に保管されているバイオマス燃料の「木質ペレット」と石炭が、それぞれコンベアで「バンカー」と呼ばれる一時貯蔵施設に運ばれます。

そして、木質ペレットなどはミルで粉末にしてボイラーで燃やすという仕組みです。

JERAによると、今回の火元はバンカーとみられていて、爆発があった時には木質ペレットが入っていたということです。

木質ペレットは、細かくした木材を固めた「木質バイオマス燃料」というもので、木は成長の過程で二酸化炭素を吸収するため、燃やす際にCO2が出ても実質的な排出量はプラスマイナスゼロということで“環境に優しい”とされ、全国で導入が進んでいます。

拡大の一方で、木質バイオマス燃料を扱う発電所で火事が相次いでいます。

今回事故があった武豊火力発電所では、20228月と9月、20231月と3度もボヤ騒ぎが起きています。

JERAによると、いずれも木質ペレットの粉に着火したことが原因とみられるということです。

全国のバイオマス発電所では2019年以降、火災や発煙事故が13件に上っています。

なぜ事故が相次ぐのか、専門家に聞きました。

エネルギー経済社会研究所の松尾豪代表によりますと、木質ペレットが関係する爆発が起きる原因は2つあるといいます。

一つが『ガス爆発』で、木質ペレットが発酵する過程で生じたガスに引火して爆発するというもの。

もう一つが『粉じん爆発』で、ペレットの粉が空中に舞い、何かのきっかけで引火してしまうことも考えられるということです。

その上で、どうすれば事故を防げるのかについては、「燃料が木材なので生もの。自然発酵などをしてしまうので、期限を区切って管理するなどの対策が必要」と指摘しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfea7198ba656ebcc38ce1afbf82f2c2da3fbb0

 

261610分にYAHOOニュース(日刊工業新聞)からは、バンカ内温度が55℃まで上がったのは爆発した後、バイオマス発電所では事故が相次いでいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火元とみられるのは木質バイオマス燃料を約300トン保管していたバンカで、燃料を送るベルトコンベヤーに延焼した。

爆発音がした後、通常は20C程度のバンカ内温度が55Cまで上昇したことがセンサーで確認されている。

武豊火力は20228月に運転を開始したJERAの最新鋭火力。

5号機のみで構成し、出力107万キロワット。

単機の発電設備としては国内最大級で、一般家庭約240万世帯分の年間電力量をまかなう。

石炭火力の低炭素化を狙い、使用燃料の17%を木質バイオマスとした。

武豊火力では228月と9月、231月に発煙事故が発生していた。

これらの原因の一つとして、「外れた部品が回転部と接触して温度が上がり、堆積していたバイオマスの粉に着火した」(JERAの浴田執行役員)ことが挙げられる。

燃料として使う「木質ペレット」は、粉砕した木材を乾燥・圧縮させて製造する。

振動や衝撃でペレットが崩れると、粉が生じるという。

武豊火力では設備の点検頻度を増やしたり、粉が生じにくいようにベルトコンベヤーを改造したりするなどして対処してきた。

バイオマスを扱う発電所での発煙・火災事故は相次いでいる。

木質ペレットが発酵・酸化して生じた可燃性ガスの自然発火や、機械の摩擦熱による粉の発火など、原因はさまざまだ。

経済産業省によると、23年だけで6件確認された。

中部電などで構成する米子バイオマス発電所(鳥取県米子市)では貯蔵施設が爆発火災を起こし、関西電力の舞鶴発電所(京都府舞鶴市)や大阪ガス傘下の袖ケ浦バイオマス発電所(千葉県袖ケ浦市)では貯蔵設備が燃えた。

バイオマス発電は、再生可能エネルギーの拡大で注目される電源の一つ。

「昼夜問わず安定的に発電でき、環境アセスメントなどの手続きが容易で開発期間が短い」(中部電幹部)という利点があり、全国各地で大型発電所の建設ラッシュが続いている。

林野庁によると、木質バイオマス発電所の稼働件数は223月時点で183件。

政府は30年時点で電源構成の5%程度まで拡大させる方針を第6次エネルギー基本計画で打ち出している。

エネルギー供給の基本は「S3E」にある。

Sは安全性で、3Eは安定供給と経済効率性、環境適合だ。

武豊火力をはじめ、各地で発生している事故は、安全性の観点で無視できない。

早急な原因特定と同時に、事故を防ぐための設備改良や安全基準の策定につなげることが求められる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d04c657893ed4fc22f550cf0aabbe8a77efb8af

 

  

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以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。

2024123日掲載
2024
1月2日 羽田空港で地震救援海保機が「№1」という管制指示を誤認し滑走路に出たため、着陸JAL機に追突され両機炎上、海保機死者5人、JAL機は死者なし(第2報 修正2)
(新情報)
消火用水が不足したので「スーパーボンバ-車」を使い海水を汲み上げて放水したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13661/

20231228日掲載
2023
1221日 松江市の島根原発で液状化防止のため建物下部の土砂をかき出して地中の鉄筋を切断中、2m上方から剥がれ落ちたコンクリート塊の下敷きになって死亡 (修正1)
(新情報)
落下したコンクリートは重機でも取り除けなかったため安全だと判断したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13622/

202365日掲載
2023
527日 福岡市の医療機関でガス式食器洗浄機がメンテ不足で不完全燃焼し9人CO中毒、換気装置は電気点検時の誤操作で停止中、発報した警報器は従来通り室外持ち出し(修1)
(新情報)
・食器洗浄機の内部に水垢が溜まったことで破損し不完全燃焼でCO発生。
・当日は電気設備点検の日だったが点検作業員が手順を誤ったため換気装置が停止していた。
・警報が鳴ったが音がうるさいからと警報器を室外に持ち出していた。(過去に何回も実施)
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13235/

20211121日掲載
2021
1114日報道 山形県の農業振興課が愛知県の事例を参考に黒い牛をシマウマ模様に塗ったところ、アブなどを嫌う牛の忌避行動が大幅に減少した、塗装落ちなどが課題(修1)
(新情報)
2021
年から3年間検証した結果、シマウマ牛のほうが虫を振り払う行動が7割少なかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12096/

 

 

 

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20241301633分にYAHOOニュース(あいテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛媛県松山市の南クリーンセンターで、ごみ収集車がピットに転落し、運転手の男性が死亡しました。

このセンターでは、22年前にも転落事故が起きています。

なぜ事故は繰り返されたのか―。

そして取材で見えてきた課題とは。

去年10月、松山市の南クリーンセンターで、ごみを捨てるピットに収集車が転落し、運転していた男性(当時41)が死亡しました。

運転席の屋根ははがれ、ごみ収集車は大きく損傷していました。

収集車は、荷台を傾けてごみを排出しようして転落したと見られています。

ピットの深さは約9m
中にごみが積み上がっていたため、収集車は5mほど下のごみの上に後ろの部分から転落、横転したということです。

収集車は、ごみを鉄板で押し出して排出するタイプと、荷台を傾けてごみを排出するダンプ式などがあります。

ダンプ式の方が価格が安いことなどを背景に、産廃業者の収集車は、このダンプ式が多く、今回転落したのもこのタイプでした。

日ごろ、ダンプ式の収集車で松山南クリーセンターにごみを持ち込んでいる産廃業者は、次のように話します。

産廃業者:
「ごみ収集車は、普通のダンプやトラックに比べて、重量が重たいんです。
当然、荷台を上げた状態で動くと不安定になって転倒は起こりうるんですけど、それが起こらないように、ちゃんと止まった状態でゆっくり操作をして荷物を降ろすのが通常のやり方。
よっぽどの何らかの不安定な要素があったがために、そういうことが起こったんだと思う」

転落した収集車は、ピットの手前の車止めまでバックし、ごみを捨てようとしましたが、荷台からごみが出てこない状況で事故が起きたと見られています。

松山市は、ごみが排出できない場合は、無理に出そうとせず、車を別の場所に移動させごみを取り出すよう業者に呼びかけていました。

あるメーカーの取り扱い説明書には『ごみを排出しにくい場合、荷台を急に上げたり、上げ下げを細かく繰り返したりすると、バランスが崩れ重大な事故のおそれがある』と警告しています。

今回の転落事故の原因は、捜査中のため明らかになっていませんが、松山南クリーンセンターでは2002年にもごみ収集車がピットに転落し、作業員がケガをする事故が起きています。

松山市は、この事故について、荷台のごみが詰まったにも関わらず、安全な場所で取り出す対応が取られていなかったとしています。

産廃業者は、ごみ収集を取り巻く環境を次のように指摘します。

産廃業者 :
「受け持ちエリアを回るので、回るエリアがどんどん遅れていく。
そうすると、精神的に追い込まれていく。
ここまで行っておいたら、みたいな感じで過積載が起こるということもあります」

ごみの収集は、委託された業者ごとに担当する地区が割り振られていますが、ごみの量や道路状況などによって、作業にかかる時間が大きく変わります。

その上、松山南クリーンセンターは、一般の人が家庭ごみを持ちこむことができ、ごみ収集車も同じ列に並びます。

今回の事故が起きたのは祝日の午後3時過ぎで、混雑していたと見られます。

松山南クリーンセンターは利用開始から30年が経過し、建て替えが予定されていて、市は安全対策について検討中と説明しています。

一方、2013年から稼働している松山西クリーンセンターでは、万が一、収集車が転落しそうになっても、途中で引っかかるように、約57トンの重さまで耐えることができる梁が設けられています。

さらに、人が転落した場合に備え、救出用の「ゴンドラ」が備えてあります。

このほか、新居浜市と西条市のセンターでは、ピットへの転落を防ぐためごみ収集車をベルトで床に固定して作業を行う対策がとられていました。

同じ施設で繰り返された事故。

警察と労働基準監督署が、収集車が転落した原因や安全管理に問題がなかったか調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcb40092a704d2606f557a44e03469815eedc959

 

 

 

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20241291919分にYAHOOニュース(RSK山陽放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本は、警報機や遮断機のない踏切の安全性の向上を図ろうと、岡山県内に、新たに開発した「踏切ゲート」を導入することを決めました。

 【写真を見る】警報機や遮断機のない踏切通行者に一旦停止促す仕組み JR西日本が「踏切ゲート」導入で事故防止【岡山】

岡山県内の踏切に初めて設置される「踏切ゲート‐Lite(ライト)」です。

歩行者などが通行する「第4種踏切」に導入されるもので、一旦停止や左右確認を促し踏切事故を防ごうと開発されました。

JR西日本によりますと、警報機や遮断機のない踏切は管内に330か所あり、 歩行者が誤って線路内に進入してしまうケースもあるといいます。

すでに導入しているエリアでは、通行者の約9割が一旦停止をしているということで、安全性の向上が期待されます。

JR西日本岡山支社 藤原支社長):
「この一旦停止を促すようなゲートを設置することで、少しでも安全度を高めたいということで今回導入しました」

設置コストも低いという「踏切ゲート‐Lite」は、今年3月までに県内7か所に導入される予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/be52ea16e147e9bf83fab96c1f7c68d191f30353

 

1291952分にYAHOOニュース(テレビせとうち)からは、岡山県には第4種踏切が76ケ所あり、本年度は7ケ所、来年度は20ケ所に取り付け予定など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本は、遮断機も警報器もない踏切での事故を防ごうと、通行人に一時停止を促す新型の踏切ゲートと呼ばれる装置を岡山県内で導入することになりました。

装置が設置されるのは、第4種踏切と呼ばれる、遮断機も警報器もない踏切です。

新型の「踏切ゲートLite」は、従来型より低コストで素早く設置できるのが特長です。

歩行者や自転車が踏切に入る時には、上に持ち上げて通行し、踏切から出る時には、前に押すもしくは上に持ち上げて通行します。

歩行者らに一旦停止と左右確認を促すことで事故の防止が期待されます。

第4種踏切は岡山県内に76カ所あり、JR西日本は本年度中に県内7カ所、新年度中にはおよそ20カ所へ「踏切ゲートLite」を導入する予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a9fdd8e20b0db5b77e8a720e5b08c3a32f9bb2c

 

24130分に毎日新聞からは、中国地方にはJR西の管内にある第4種踏切の9割近くがある、21年度から「踏切ゲート」を設置してきたが今回公開されたのは更に狭い場所にも設置できる簡易型など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本中国統括本部は、警報機も遮断機もない「第4種踏切」での事故を防止するため、歩行者や自転車などの利用者が自分でバーを持ち上げて通行する新型の「踏切ゲート―Lite(ライト)」を開発した。

2023年度、山口県と広島県で先行導入しており、3月末までに岡山県内の伯備線や姫新線など7カ所と、島根、鳥取両県の各1カ所に設置。順次増やしていく。

中国地区にはJR西管内にある第4種踏切の9割にあたる330カ所が集中する。

通行者に一旦停止や左右の安全確認を促し、列車通過直前の横断を防ぐため、21年度からバーが横方向にのみ開閉する「踏切ゲート」を設置してきた。

今回、さらに狭い場所にも設置できる簡易型の「Lite」を開発した。

バーは繊維強化プラスチック製で、持ち上げるとゆっくりと自動で閉じる。

横方向は線路の外側にのみ動き、踏切を出る際は持ち上げることも、前に押し開くこともできる。

中国統括本部の担当者は「短時間で設置できるので、事故防止のため増やしていきたい」と話している。

https://mainichi.jp/articles/20240204/k00/00m/040/045000c

 

  

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2024129530分にYAHOOニュース(アジアプレス・インターナショナル)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪市の中央卸売市場(同市福島区)で1月下旬に起きた、もっとも危険性が高いとされるアスベスト(石綿)を含む吹き付け材(耐火被覆材)が落下する事故をめぐる市の対応は疑問だらけだ。

安全確認なしに翌日から利用再開したことは法令違反の疑いがあることは、すでに報じた。

じつは清掃作業でも違反があった可能性が高い。

 【関連写真】 大阪市・中央卸売市場本場西棟でアスベスト含有吹き付け材が火災や落下ではく離したようす

 

◆予期された石綿の落下

中央卸売市場の本場西棟は鉄骨鉄筋コンクリート造6階建て、延べ床面積約53000平方メートル。
4
階までは1974年竣工で、5階以上は1981年に増設。
各階のはりや天井に厚さ2センチ程度の吹き付け材が使用されていた。

市は2006年に吹き付け材を分析調査しており、石綿含有「なし」だった。

ところが202367月に計35カ所を再調査したところ、すべて基準(重量の0.1%)超の石綿を含有していたことが判明。

計約53000平方メートルの天井裏やはりに使用されたすべての吹き付け材に石綿を含むと判断せざるを得なくなった。

やっかいなのは、老朽化や冷蔵設備などの湿気が原因とみられる吹き付け材の落下事故が以前から頻発してきたことだ。

市の説明では20226月と10月、20232月と6月と、わずか2年間で計4回に上る。

半年に1回は落下がある計算だ。

今後も同様の事態が起きることは市も想定していた。

それまでは石綿「なし」との認識だったため、落下によるケガの防止程度しか考慮されてこなかった。

ところが石綿検出が明らかになったことで、吹き付け石綿の除去や落下事故における飛散・ばく露防止対策を検討する必要が生じた。

市場側は2023104日の市議会決算特別委員会で問われ、「耐火被覆材に石綿が含有していることから、落下事故が生じた場合には、防護服やゴーグル、マスクなどを着用し、速やかに落下物の飛散防止の保護措置を行った上、落下物に対しては有資格者により除去を行い、特別管理産業廃棄物として処分いたします」と除去工事に準じた対策を講じる方針を表明。

続けて清掃後、落下した場所の周囲で「早急に空気環境濃度測定を行い、安全性を確認して施設使用の判断をしてまいります」とも説明した。

市議会答弁の3カ月後、20237月の石綿検出公表からちょうど半年後に、市の準備を試すかのように起きたのが今回の落下事故だ。

ところが市の対応はひどいものだった。

121日午後1時半ごろ、本場西棟1階の青果卸売場で、吹き付け石綿が高さ5メートルの天井から一部落下しているのを警備員が発見。
いつごろ落ちたのかは不明という。

午後140分ごろ、市職員に連絡があり、現場確認した。

すでに縦横各5メートルのブルーシートで覆ってあったという。

落下した吹き付け石綿は、縦40センチ、横2.5メートルの約1平方メートルで厚さ約2センチに達する(市発表では縦横逆に記載)。

吹き付け石綿の壁が1つ落ちたくらいの大事故といえよう。

もっとも大きな破片は縦横約20センチで重さ約140グラム。
それだけ粉々になったということだ。
相当量の石綿が飛散したことだろう。

市場の稼働時じゃなかったことが不幸中の幸いである。

市によれば、落下物は同日、同市場の職員2人で防じんマスクに雨合羽を着て拾い集めた。
石綿粉じんは水で濡らしてウエスで拭き取った。
粉砕されて床のアスファルトのすき間に細かな粉じんが落ちているため、なかなか除去できず難儀したという。

吹き付け石綿の破片やウエスなどはビニール袋に入れて保管した。
黄色に黒字で「注意」「アスベスト廃棄物」などと書かれた専用袋には入れなかったという。

 

◆市職員2人の“素人”清掃

そもそも吹き付け石綿の除去作業は、労働者の保護を目的とした労働安全衛生法(安衛法)石綿障害予防規則(石綿則)や住民の保護を目的とした大気汚染防止法(大防法)で厳しく規制されている。

きわめて大雑把に説明すると、作業の14日以上前に届け出することをはじめ、現場をプラスチックシートで密閉に近い状態にする「隔離養生」のうえ、作業場内を減圧して石綿を除去する「負圧除じん装置」などを設置。

事前に講習や専門の健康診断を受けた作業員が専用の防じんマスクに防護服を装着し、湿潤状態にして飛散を抑えつつ除去する。

清掃では石綿を除去する専用の真空掃除機が必要。

飛散を抑制する薬液なども使う。

現場監督は「石綿作業主任者」の資格が必要である。

さらに除去が適切に完了したのか、石綿の取り残しがないかについて、石綿作業主任者ないし「建築物石綿含有建材調査者」が確認する義務も設けられている。

除去した吹き付け石綿などの扱いは廃棄物処理法(廃掃法)で規制されており、専用の二重袋に入れ、特別に管理が必要な「廃石綿等」として扱い、適正に処分しなければならない。

また特別管理産業廃棄物管理責任者を選任のうえ、同管理者による処理計画の立案や現場管理などが求められる。

これらは作業の規模とは無関係に実施しなければならない。

それだけ吹き付け石綿などの除去は危険性の高い作業なのである。

細かな作業方法はマニュアルで定めている。

ところが大阪市は、市議会で約束した「有資格者により除去」すら守っていなかった。

講習を受けていない市職員2人による“素人”清掃だったのだ。

隔離養生や負圧除じんもなければ、石綿作業主任者の選任もない。
真空掃除機の使用もない。
当然、有資格者による取り残しの確認もない。

このように市による清掃は、通常の除去工事で定められた規制を軒並み無視した不適正作業だった。

あげく「目立つから」との理由で、除去した吹き付け石綿などを専用袋にすら入れなかった。

石綿の飛散事故を隠したい、あるいは極力問題を小さく見せたい市の姿勢が透けて見える。

破損防止でマニュアルには袋の厚さも規定。

ほかの廃棄物と勘違いして捨ててしまうといったことを防ぐためにわざわざ専用袋が存在するのだが、それすら理解できていないことになる。

危険な石綿を扱う基本がわかっていないことがよく表れている。

今回の落下事故対応が法令違反ではないかと指摘する筆者に対し、市の本場副場長は「規定がない」と反論した。

市は、上記はあくまで改修・解体工事の規制であり、今回には当てはまらないというのだ。

たしかに石綿則や大防法は建物などの改修・解体などの工事を規制として定めた部分が多く、じつは今回のような落下事故や飛散事故といった緊急時の対応について規定が少ない。

今回の落下事故への対応として実施された「清掃作業」が石綿則の「解体等」あるいは大防法の「解体・改修・補修」に該当するか否かについては、規制の施行通知やマニュアルに位置づけがない。

いわば法令上の“グレーゾーン”で、担当者の解釈しだいだ。

だからといって、市の主張はおかしい。

そもそも西棟の吹き付け石綿見落としは、市が2008年に2度にわたる国の通知を無視して吹き付け材の再分析をサボったことが原因だ(詳細は2023823日アジアプレス・ネットワークなどに掲載の拙稿「大阪市のアスベスト見落としめぐり市の責任も“隠ぺい” 原因究明すら放置」)

そのため15年間にわたって吹き付け石綿が劣化するまま放置された。

今回の清掃作業は、市の建物管理が劣悪なために吹き付け石綿が落下。
その結果、必要になったものだ。

おまけに市が規制外と主張する清掃作業は、吹き付け石綿の除去作業から、壁やはりなどの吹き付け材を金属製のへらなどでかき落とす作業を省いただけで、それ以降はまったく同じなのだ。

 

◆国は「除去と同等の対応を」と求める

つまり、実質的に吹き付け石綿の除去作業である以上、そこで働く人びとや周辺に居る人びとの安全確保の観点から同じ規制を適用すべきだ。

まして吹き付け石綿の劣化が市の手抜きによって起きている以上、当然であろう。

同市場を所轄する西野田労働基準監督署は「個別具体的なことはお答えできない」と回答。

そのうえで一般論として、吹き付け石綿が落下した際の清掃作業は「解体等」に該当しないとの見解を示す。

環境省大気環境課も同じく「解体・改修・補修に当たらない」との考えだ。

ただし両省とも「法令はあくまで最低限の義務であり、除去作業と同等の保護措置を講じることが望ましい」と強調する。

それが当たり前である。

真面目に吹き付け石綿を除去する場合には法令上の厳しい規制がかかるが、ずさんな建物管理で吹き付け石綿を落下させてしまえば、規制の対象外で手抜き対策が可能になって費用を節約できる、などということが許されてよいはずがない。

それでは“正直者がバカを見る”ことになる。

にもかかわらず、市は法令の解釈上「解体等」や「解体・改修・補修」といった「工事」ではないから規制対象ではなく、法令に従う必要はないと主張している。

この法令上の“グレーゾーン”ぎりぎりを攻める大阪市の手法は、法の“抜け穴”を駆使する悪徳業者そのものである。

大防法の監督・指導権限を持つ政令指定都市がそんな主張をして恥ずかしくないのか。

これでは民間業者に示しがつかない。

さらにいえば市の主張通りだとしても、実際に法令違反が強く疑われる状況なのだ。

「石綿作業主任者」の選任は「石綿若しくは石綿をその重量の0.1%を超えて含有する製剤その他の物を取り扱う作業」で義務づけられており、今回の清掃作業にも適用される。

市は選任していなかったことを認めており、本場の副場長は筆者の取材に「(資格を)取りに行かないといけないと思っていた」と話す。

つまり石綿則(第19条)違反を認識のうえで実行した可能性がある。

起訴されて有罪になれば、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金である(組織への両罰あり)。

この間、市は落下事故への準備を進めていたが、まだ途中だったと筆者に説明した。

しかし、すでに半年あったではないか。

そして、予期されていた以上、わずか2日間の石綿作業主任者講習を受けられないなど、言い訳でしかない。

それだけ石綿対策の優先順位が低かったということだろう。

すでに報じたが、市は清掃後に実施したという空気環境測定で結果が出ていないにもかかわらず、市場の利用を再開した。

安全軽視も甚だしい対応であり、石綿則(第10条)違反の可能性がある。

こうした安全軽視の姿勢から、いくつもの法令違反やグレーゾーンぎりぎりの対応を繰り返し、都合の悪いことは公表しない現状からは、今後も形式的にごまかすだけの対応に終始するのではないか。

マスコミも以前ほど石綿問題では騒がないし、市場で働く人たちには適当に安全とごまかしていれば大丈夫と計算していてもおかしくない。

しかしそんな不誠実な対応でよいはずがない。

市は法令違反や不適正作業の詳細をきちんと公表のうえ、改善につなげる必要がある。

今回の市による清掃は、石綿対策の基礎が欠けているといわざるを得ず、「石綿作業主任者」の選任だけすればよいなどということでは決してない。

そして“正直者がバカを見る”規制の抜け穴を、国は以前から知りながら放置している。

大阪市のような政令指定都市さえ、それを利用する状況では、性善説的な規制はもはや機能しないことは明らかだ。

こうした事案が起きるたびに指摘しているにもかかわらず、国がこれ以上サボリ続けるようでは、むしろ悪徳業者のためにわざと残しているといわれても仕方あるまい。

国は早急に規制強化に踏み切るべきだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/97ca9cd4244235d7d896175b1c13c051c7be4f08

 

(ブログ者コメント)

トラブル発生を報じた当時の記事は下記。

ブログ者は、この記事には気付いていたが、紹介するほどの内容ではないと思い、スルーしていたが、今回、管理上の問題点がいろいろあるらしいと感じたので、紹介することにした。

20241212220分 産経新聞)

大阪市中央卸売市場(同市福島区)は21日、西棟1階でアスベスト(石綿)を含む天井の耐火被覆材の一部が落下しているのが見つかったと発表した。

市場は当時休場中で、けが人はいなかった。

周辺を立ち入り禁止にし、今後、飛散の有無を調査するという。

市場は昨年7月、西棟ではりや天井の耐火被覆材35カ所から国の規制を超える石綿が検出されたと発表。

健康被害を及ぼす量の飛散は確認されず、通常営業を続けていた。

市場によると、落下した耐火被覆材は縦約2・5メートル、横約0・4メートル、厚さ約2センチ。

21日午後1時半ごろに警備員が発見した。

湿気が原因で落下したとみられるという。

今後点検を行い、落下の危険性が高い箇所については修繕する予定。

https://www.sankei.com/article/20240121-PICHDNGSD5JWXNL2H6XDVDLSQE/

 

 

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20241292345分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

川崎市にある「読売ジャイアンツ球場」で、照明器具の部品が高さ約20メートルから落下して作業中の男性に当たりました。

男性は意識不明の状態です。

警察などによりますと、29日午後3時ごろ、川崎市多摩区の「読売ジャイアンツ球場」で、照明器具の部品が約20メートルの高さから落下し、下で作業していた30代の男性の頭に直撃しました。

男性はヘルメットをかぶっていて、病院に運ばれて意識不明の状態です。

球場では照明を水銀灯からLEDに変える工事をしていて、水銀灯を取り外した際、部品の一部が落下したということです。

読売巨人軍は「事故を重く受け止め、作業の安全が確認できるまで工事を全面的に中止いたします」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef1e8e8545e770cfc22e263983a8cea41caef2ac

 

130532分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、部品を運ぶ器具も落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午後3時ごろ、川崎市にある「読売ジャイアンツ球場」で、照明の交換作業中に部品などが落下し、34歳の男性作業員の頭に当たる事故がありました。

男性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。

部品のほか、部品を運ぶ器具も落下したとみられ、事故の原因を詳しく調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/82ad9009141309786d61c6c024f44445c86eeef2

 

1292115分に産経新聞からは、落下したのは照明器具の安定器らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午後2時55分ごろ、川崎市多摩区の読売ジャイアンツ球場で、照明器具が落下して作業員の男性が頭を打ち、負傷したと119番通報があった。

多摩署や消防によると、男性はナイター照明の部品の交換工事中で、搬送時に意識がもうろうとしていたという。

署が落下原因を調べる。

署などによると、落下したのは照明器具の安定器とみられる。

当時、三塁側の照明を発光ダイオード(LED)に交換する工事中だった。 

読売ジャイアンツ球場は、プロ野球巨人が練習拠点や2軍公式戦の本拠地として使用している。

https://www.sankei.com/article/20240129-4RQY76Q7LBLJPDDA5TB7UILXHE/

 

1212231分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、ワイヤーなどを使って部品を地上に下ろす作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午後3時5分ごろ、川崎市多摩区の読売ジャイアンツ球場で、照明の部品などが落下して30代の男性作業員の頭部を直撃したと119番通報があった。

男性は意識がなく、市内の病院に搬送された。

多摩署が事故原因を調べている。

署によると、事故当時はナイター照明の部品の交換作業中だった。

ワイヤなどを使って部品を地上に下ろしていたが、途中で落下したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7297dfa8747eb9d91780ca77d4f7fd5e17d8f064

 

 

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20241291846分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前9時ごろ、日高町の沙流川橋の工事現場で「作業員が川に落ちた」と消防に通報がありました。

消防などによりますと、作業員の35歳の男性が足場を解体中におよそ8m下の氷が張った川に落ちたということで、流されることなく、通報からおよそ20分後に救助され、病院に運ばれました。

男性は顔などにけがをしていますが、意識はあるということです。

この工事を発注したNTT東日本によりますと、男性はケーブルを通すための管を補修する作業を担当していたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/be58759c31a48f4a99de27bfe7682b01fb5b3115

 

1291714分にYAHOOニュース(UHB)からは、ヘルメットは着用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

129日午前850分ごろ、工事関係者から「橋の足場の撤去作業中に、高さ8メートルくらいから氷の張った川に落ちた」と消防に通報がありました。

30代男性が顔面を出血しましたが、意識はあり、右足の骨折の疑いで病院に搬送されました。

警察や消防によりますと、作業は数人であたっていて、男性はヘルメットを着用していました。

警察によりますと、命綱をつけていたかは、わかっていません。

警察が事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8356c3ab51815250558bb5b2924c791d5f1e2

 

 

 

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20241262230分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県尼崎市今福1の認定こども園「IYこども園」で棚に立てかけていた机が倒れて園児=当時(1)=が重傷を負った事故で、業務上過失傷害の罪に問われた園長(60)に、尼崎簡易裁判所(植屋裁判官)は26日、罰金10万円の判決を言い渡した。

判決によると、園長は2021年4月、安全管理などの業務を担っていたが、木製の机(重さ約5・8キロ)を保育室の棚に立てかけたまま使わない時に撤去するなどの注意義務を怠り、机に手をかけ倒した園児に左足の親指骨折などの重傷を負わせた。

植屋裁判官は、1歳児が好奇心でものを引っ張る習性や転倒させるために必要な力を照らすと、倒して負傷する恐れがあったと指摘。

園長は教諭に指示して別の場所に保管するなどの危険防止措置を講じなかったとして「園内の安全管理を統括する立場にあったことに照らすと、(過失は)決して軽いものではない」と述べた。

捜査関係者によると、22年12月、県警が園長ら4人を業務上過失傷害容疑で書類送検。

園長以外は不起訴処分となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1fb9b9ede059934fdb6b1e04db8a0ace68ca447

 

※事故時の報道は下記参照。

2023981943分 産経新聞)

兵庫県尼崎市の認定こども園で令和3年4月、棚に立てかけられていた机が倒れて当時1歳の女児にぶつかり、女児が足の指の骨を折るなどの重傷を負っていたことが8日、分かった。

兵庫県警は、危険を防止すべき注意義務を怠ったなどとして、業務上過失傷害容疑で、園の関係者4人を書類送検。

このうち同罪で起訴された女性園長(59)の初公判が8日に開かれ、園長は「刑法上の過失があるか分からない」などと起訴内容を一部否認した。

事故があったのは、社会福祉法人「R」(尼崎市)が運営する認定こども園「IYうこども園」(同)。

起訴状や女児の母親らによると、3年4月9日午前10時40分ごろ、園の保育室内で、女児が棚に立てかけられていた木製机(約60センチ四方、高さ約25センチ、重さ約5・8キロ)に触ったところ、机が倒れて女児の左足に直撃した。

女児の足は、骨が露出する開放骨折や指がほぼ切り離された状態の不全切断などになった。

指の切断は免れたが、爪が正常に生えないといった後遺症があるという。

母親は、園の管理が不十分だったとして、県警尼崎東署に被害届を提出。

同署は4年12月、業務上過失傷害容疑で園長や保育教諭ら計4人を書類送検。

このうち園長が今年6月に同罪で略式起訴され罰金命令を受けたが、不服として正式裁判を請求したという。

初公判の冒頭陳述で検察側は「机が倒れて園児がけがをすることはないものと軽信し、保育教諭に指示するなどして、使用しないときは机を撤去させるなどの危険防止措置を講じなかった」などと指摘。

弁護側は「過失が成立するかを問いたい」と述べた。

公判後、母親は取材に「事故の責任を認めて心からの謝罪をしてほしい」と訴えた。

尼崎市は「市の方から言うことはない」としている。

https://www.sankei.com/article/20230908-QJLAOOEYSNJJLHJZLPRPYEVEIA/ 

 

 

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20241261513分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

羅臼町の港では、26日午前、係留されていた漁船が船首以外が沈んだ状態になっていて、海上保安署によりますと、雪の重みに耐えられなかったとみられるということです。

羅臼海上保安署によりますと、26日午前7時半ごろ、羅臼町の羅臼港の岸壁に係留されていたイカ釣り漁船の船尾が傾いていると通報がありました。

その後船はさらに傾き、午前10時半ごろには船首以外が沈んだ状態になったということです。

船は2日前に雪を下ろしたあと、暴風雪の影響で雪を下ろせていなかったということで、羅臼海上保安署によりますと、降り積もった雪の重みが原因とみられるということです。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240126/7000064412.html 

 

127830分にYAHOOニュース(釧路新聞)からは、積雪で10トン未満級の船が沈没するのは珍しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

発達した低気圧の影響で25日から大雪に見舞われている北海道羅臼町では、26日正午までの24時間降雪量が67㌢と1月の観測史上最多の雪が降り、被害が徐々に明らかになっている。

羅臼漁港に停泊中のイカ釣り漁船(10㌧未満)1隻が、船内に積もった雪の重みで沈没した。

船主が駆け付けたが、間に合わなかった。

羅臼漁協によると、これまでの大雪では5㌧未満の船が積雪で沈みかけたことはあったが、10㌧未満級の船が沈没するのは「記憶にない」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd5333c46c6b9acdc68d8d5374253d739b50242#:~:text=%E7%BE%85%E8%87%BC%E6%BC%81%E6%B8%AF%E3%81%AB%E5%81%9C%E6%B3%8A%E4%B8%AD,%E8%A8%98%E6%86%B6%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

 

 

 

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2024125192分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日朝、建物の改修作業の工事現場で、建築材料のかくはん作業をしていた男性が、右手をかくはん機に巻き込まれ指の骨を折る重傷です。

富山南警察署によりますと、25日午前825分ごろ、富山市太郎丸西町の建物を改修している工事現場で、31歳の会社員の男性が別の作業者と2人で建築材料のモルタルと添加剤のかくはん作業をしていたところ、手にしていた添加剤の袋がかくはん機のシャフト部分に絡みつき、袋と右手をかくはん機に巻き込まれました。

この事故で、男性は右手の指の骨を折る重傷です。

警察が詳しい事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3aaa4c5a410b60232318efffd55d120010310288

 

 

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以下の過去記事3件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。

2024113日掲載
[
番外] 202415日 米国オレゴン州で離陸直後のボーイング機のドアプラグが吹き飛ぶ、重傷者なし、他社で同型機を点検したところ10機近くで窓などの固定ボルトが緩んでいた(修1)
(新情報)
・当該ドアプラグはボーイング社が修理目的で取り外し、再度取り付けていた。
・取り外したドアプラグを復旧する際にボルトを戻さなかったらしいなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13649/

20231117日掲載
[
] 20237月 名古屋城の石垣で除草作業のためハシゴを柵に取付けようとしていた作業員が足を滑らせ7m下に転落して太腿骨折の重傷、監督らは転落後2時間救急搬送要請せず(修1)
(新情報)
・被災者に隠れるよう指示し医師にも虚偽説明するよう強要したとして造園会社社長らが逮捕された。
・労災を隠すため観光客の多い時間帯を避けて病院に連れて行ったらしい。
・被災者が警察に相談して発覚したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13548/

2022717日掲載
2022
711日 北海道恵庭市で物流センターの倉庫建設中、2階の床にコンクリートを流し込んでいたところ床が抜け、7人が転落して重軽傷 (修正1)
(新情報)
・型枠を支える柱がコンクリートの重さに耐えきれず倒壊した。
・4人が書類送検された。
・統括職長は図面の確認を怠り自身の経験則に基づいて施工させた。
・主任は巡視時に不備を認識したが指摘しなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12605/ 

 

 

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202412394分にYAHOOニュース(静岡新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沼津市松長の県道で親子2人がひき逃げされ死亡した事件で、沼津署に自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された同市大塚、魚販売業の男(85)が、事件以前からトラック積載部の助手席側の扉が故障により開いた状態で運転していた可能性が高いことが22日、関係者への取材で分かった。

路上にいた会社員男性(33)の背後から扉が衝突したとみられる。

 【地図】沼津の県道 母親と息子が死亡ひき逃げ事件の現場周辺  

容疑者のトラックは、積載部の両側面と背面が開く仕様。

事件以前からトラックの助手席側の扉は故障し、当日も開いていたとみられる。

容疑者がほぼ毎朝、魚の買い付けに訪れていた沼津港の水産関係者は、「(容疑者のトラックは)古くて、以前から助手席側の扉が完全には閉まらない状態だった」と話した。

事件当日、発生後に沼津港で五味容疑者のトラックを見た別の関係者は「助手席側の扉がぶらぶらと開いていた」と語り、容疑者に普段と変わった様子は見られなかったという。

容疑者の逮捕容疑は15日午前5時半ごろ、同市松長の県道でトラックを運転中、路上にいた近所に住む会社員の男性とその母親(59)に衝突してけがを負わせた上、そのまま逃走した疑い。

2人はその後、搬送先の病院で死亡が確認された。

関係者によると、容疑者は「人に当たったとは思わなかった」と否認しているという。

会社員の男性は車道に背中を向けて、ごみ用ネットの取り付け作業などをしていたとみて、同署は当時の状況や事故前後の経緯を調べている。

2人は自治会の班の当番として、県道脇のごみの回収場所付近にいたとみられ、県道脇の歩道と民家敷地内の間で重なるように倒れていた。

同署は22日午前、容疑者を静岡地検沼津支部に送致した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9ded864e06d28bf67ff63df01c17490e5a33379

 

1301235分にNHK静岡からは、事故前に左扉が開いた状態で走行していたことが防犯カメラに映っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、30日午前11時前、事故現場の約1キロ手前の地点まで押収したトラックを運び、事故の前の状況を詳しく調べています。

警察が県道沿いの防犯カメラの映像を調べたところ、トラックは事故の前に、荷台の左側の扉が開いた状態で走行していたことが確認されていて、この扉が被害者と衝突したとみられています。

警察官らは、防犯カメラの位置を確認した上で、県道上でトラックの荷台の扉が開いた状態を再現し、写真を撮影していました。

そして、正午すぎからは容疑者を現場に立ち会わせて、当時の状況を詳しく調べています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240130/3030022869.html

 

1301746分にテレビ朝日からは、危険な運転を注意する人もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000334944.html

 



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2024123212分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午前10時ごろに発生した停電の影響で、東北・上越・北陸の各新幹線が一部区間で運転見合わせとなり、各地で大混乱となった。

線路上で止まった北陸新幹線「かがやき」。
金沢駅を出発後、大宮駅と上野駅の間で停電に見舞われた。
閉じ込められた乗客は450人。

車両内の乗客を避難させるため、現場には多くの消防隊員が駆けつけた。

そして午後1時、乗客が線路脇にあるメンテナンス用の階段から降り、緊急停車から約3時間、全員が車両から避難できた。

しかし、さいたま市の復旧作業現場では、思わぬ事故が発生していた。

・・・

復旧作業現場では、パンタグラフの近くで作業する様子が見られた。

こうした状況の中、突然、現場に爆発音が響いたという。

爆発音を聞いた人:
「すごい音がした。思い鉄筋がバーンと落ちるような。」

・・・

消防によると、2人が病院に搬送され、50代の男性が重傷、40代の男性が軽傷という。

鉄道アナリスト・川島令三氏:
「新幹線の電圧っていうのは、25000ボルト。
大電流が流れますので、雷の比じゃなくて、作業員がまだ架線をいじっていた、
触っていたときに電流が流れた。
それで感電したということですね

https://news.yahoo.co.jp/articles/2dab18372f429016a7da10efdc549fa2607fdcec

 

124109分にTBS NEWSからは、架線は25000ボルトの特別高圧ゆえ一瞬でも流れるとすごい音がするなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

鉄道ジャーナリスト 梅原さん:
「架線の電圧は25000ボルトと、非常に高い『特別高圧』って言われており、非常に電圧が高いので、人間に一瞬でも流れるとすごい音がする」

目撃者:
「バーン、ボーンって音がして、ベランダの方見たら赤い炎みたいなものが煙とともに立ち上っていて」

周辺住民:
「新幹線が動いたら終わりだね、みたいな話をしていたときにドーンという花火みたいな、地響きがする音がして」

・・・

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/958320?page=3

 

1241857分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、現場では感電2次災害に注意しながら被災者に水をかけていた、軽傷の人は救助に当たっていた作業員、架線トラブルの原因は架線をひっぱる装置が壊れたことなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日、新幹線の停電の復旧作業中、線路上で起きた作業員の感電事故。

「イット!」が新たに入手した5本の動画には、「助けたくても近づくことができない」という、緊迫の救助の瞬間が映し出されていた。

線路の上に倒れているのは、感電した作業員の男性。
その足と肩部分には火がついている。

別の作業員2人が、ペットボトルの水で消火を試みると、倒れている男性自身も手でもみ消そうとする。

しかし、隣の線路を電車が通り抜けるころ、作業員たちは、火がついたままの男性から離れていった。

なぜ、すぐに火を消そうとしなかったのだろうか。

目撃者はこう証言する。

目撃者:
「『離れろ』とか言われて、(消火を)対応した方が、そのあと離れていった」

男性が、どのように感電したのか確認できていない事故直後。

さらなる感電事故を避けるため、ほかの作業員たちは近づくことができなかったもよう。

思うように消火活動ができなかったからか、男性が寝返りを打つと、作業服の背中側は焼け落ち、肌が見えていて、男性が倒れていた枕木部分も真っ黒に焦げていた。

目撃者:
「洋服が半分くらい焼け落ちていて、肌が足とかあらわになっていて。
その(倒れている)方は少し動いていた。
肩が燃えているのは衝撃でした」

その後、搬送された男性は、全身やけどの重傷。

救助にあたっていた作業員1人も軽傷を負っている。

この一連の救助について、専門家は...

労働安全コンサルタント・森山哲さん:
「感電に気づいて、倒れている方に近づかなかった、手を引っ込めたというのは大変適切な判断だったと思う。
接触すると、最悪は命を失うということになりかねません」

2人のけが人を出したあとも、夜通し行われた新幹線の架線復旧作業。

JR東日本は24日午後、一連の架線トラブルの原因は、架線を引っ張る装置が壊れ、架線が垂れ下がってしまったことだと発表した。







https://news.yahoo.co.jp/articles/4dcebd39f2f7664fce02da9a1e5774251be77ca0

 

126741分にYAHOOニュース(ABEMA  TIMES)からは、架線に電気が流れていることは伝えられていた、垂れ下がった架線の近くを歩いている時に感電した、架線には触れていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

その後の関係者への取材で、作業現場のリーダーが「架線に電気が流れていることは作業員達に伝えていた」という趣旨の説明をしていることが分かりました。

JR東日本によりますと、男性は垂れ下がった架線には触れていませんでしたが、その近くを歩いているときに感電したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb91ba6c9cb89d8cb7ec5d963372e43c406f53e

  

130190分に朝日新聞からは、架線が垂れ下がった原因は重錘ロッドの破断(交換目安30年のところ目視で問題ないからと38年使用)だった、架線垂れ下がり時は停電させるまで線路内に入らないことを徹底させるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東北新幹線大宮―上野間で架線を引っ張る重り設備が破断したトラブルで、JR東日本は30日、故障リスクが少ない「バネ式」への交換を前倒しするなどの再発防止対策を発表した。

緊急点検で重り設備計490カ所にひび割れは見つからなかったが、さらに微細な傷を見つけるための探傷試験を6月末まで続けるという。

現場では、重りを支える鉄製の棒「重錘(じゅうすい)ロッド」が破断。

たるんだ架線に新幹線のパンタグラフが引っかかるなどして停電し、東北、上越、北陸新幹線が終日運休した。

設備交換の目安は30年だが、このロッドは目視点検で異常がないとして38年間交換されておらず、ほかの重り設備も半数を超える251カ所が30年以上未交換だった。

東海道・山陽新幹線は30年での交換を基本とし、このうち東海道はロッドを10年ごとに交換している。

JR東は暫定的な再発防止策として、重り設備のうち、各新幹線が線路を共有する東京―大宮間は全7カ所のロッドを交換。

また、本線上の全394カ所はロッドが破断しても架線がたるまないよう、重りの落下を防ぐ金具を取り付ける。

さらに、全体の9割まで進んだバネ式への交換を急ぐという。

復旧作業中に起きた感電事故対策としては、架線が垂れ下がっている場合は、停電させるまで線路に入らないことを徹底するという。

https://www.asahi.com/articles/ASS1Z5SFWS1ZUTIL00H.html

 

(ブログ者コメント)

FNN PRIMEの映像を見ると、被災者の肩付近から炎?火花?が数回、瞬間的に出ており、放電のようにも見えた。(映像切り取り写真の4枚目、やや大きめに白っぽく映っている箇所)

 

(2024年2月24日 修正1 ;追記)

20242221629分に産経新聞からは、ロッドが破断したのは重りの脱落を防ぐ補助金具が接触して強い圧力がかかったことが原因、隙間検査方法に誤りがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東日本は22日、架線の張力を調整する「重錘ロッド」と呼ばれる鉄製の重りが破断した原因について、重りの脱落を防ぐ補助金具がロッド部分に接触し、過度な応力がかかったことが原因とする調査結果を発表した。

また、重錘ロッドがさびで膨張することを考慮し、重りの上面とロッド部分の隙間を測定する検査手法に誤りがあったことも判明。保守点検時に劣化の兆候を見落としていた可能性が高い。

JR東は「多大なご迷惑をおかけしたことをおわびする」と謝罪。6月末までに全線で探傷試験やロッドの取り換えなどの追加点検を実施するとともに、検査マニュアルを見直し、再発防止の徹底を図るとしている。

JR東によると、1月のトラブルでは、重りと架線をつなぐロッド部分が破断し、架線を引っ張る力がなくなり、線路近くまで垂れ下がった。調査を依頼した鉄道総合技術研究所が破断面を調べたところ、ロッド部分に補助金具が接触し、強い圧力がかかっていた痕跡が見つかった。

一方、検査マニュアルは、平成17年にJR有楽町駅付近の電柱で架線を引っ張る重りが破断したトラブルが起きた後に改訂。

点検時に重りとロッドの隙間測定を実施するよう明記してあったが、具体的な測定範囲の記載はなく、誤った検査を実施していたという。

今回のトラブルを受け、JR東は重りとロッドの隙間を5センチ以上確保するよう周知し、緊急点検で見つかった5センチ以下の9カ所について応急処置を実施した。

https://www.sankei.com/article/20240222-BHIUUTZDZBIDXJIJAVTHBL6C24/

 

2221838分にNHK NEWS WEBからは、点検担当者の半数が測定方法について誤った認識を持っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東日本は、架線に関連する部品の点検マニュアルに不備があり、点検の方法を誤った結果、異常を見過ごしていたと明らかにしました。

JR東日本によりますと、外部の研究所が調査した結果、部品が破断したのは別の部品との間隔が狭く、接触を続けたためだと分かったということです。

本来、2つの部品は接触しないよう、定期的な点検で部品どうしの間隔を測定することになっていますが、マニュアルの記載があいまいだったため担当者が測定するポイントを誤り、異常を見過ごしていたということです。

また、JRが調べたところ、新幹線全線でマニュアルで定められた間隔より狭い箇所が9か所あったほか、点検をする担当者のおよそ半数が測定方法について誤った認識を持っていたということです。

JR東日本は「多くのお客様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。マニュアルの不備が要因で、マネージメントの問題だと捉えています」としたうえで、マニュアルを改訂するなどして再発防止に取り組むとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240222/k10014367871000.html

 

※以下は、JR東日本HPに掲載されている「お知らせ」から抜粋した解説図。

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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