2014年11月26日10時53分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県尼崎市は25日、市道の水路に転落して重傷を負い、障害が残った市内の女性(71)に、約1600万円の損害賠償金を支払うことで合意したと発表した。
市によると、平成25年7月18日午後10時55分ごろ、同市武庫之荘を自転車で走行中だった女性が、前から来た車をよけようとして道路脇の水路(幅50cm、深さ67cm)に転落。脊髄を損傷する重傷を負い、首から下がまひする障害が残った。
女性側は、転落の危険があるにもかかわらず、水路に柵を設置しなかったのが原因だとして、市に治療費などの支払いを求めていた。
市は管理上の責任を認め、治療費や慰謝料として女性側に約1600万円を支払うことで合意したという。
市は、事故後、用水路に鉄製の柵(高さ1.1m)を設置した。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/141126/wst1411260024-n1.html
(ブログ者コメント)
以下のような同種事例を、つい最近、紹介したばかりだ。
2014年11月1日掲載
2014年10月26日 福島県会津若松市の道路脇にある深さ1mの側溝に夕方以降?自転車ごと転落して死亡、側溝には柵も蓋もなかった (他同種事故1件)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4388/
危険とは分っていても対象がべらぼうに多く、予算や人出の関係で全てには手が回らない・・・。
産業現場でも、同じような問題を抱えているところが多いと思うが、妙手はない。
毎年、少しずつでもよいので予算をとり、優先順位をつけてコツコツと対処していくしか、方法はないのだろう。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。