2019年11月5日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後5時50分ごろ、宮城県栗原市高清水の東北自動車道上り線で、路上にいた2人が乗用車やトラックなど少なくとも6台に次々とひかれるなどし、死亡した。
宮城県警高速隊によると、事故現場付近の路肩には、死亡した2人が乗っていたとみられる無人の軽乗用車が停車していた。
車体に目立った事故の形跡はなく、ハザードランプがついていたという。
高速隊が2人の身元や降車した状況を調べている。
2人は乗用車1台とワゴン車1台にそれぞれはねられた後、後続の乗用車2台と大型トラック2台に次々ひかれた。
最初にはねた乗用車の運転手から、「人が飛び出してきて、避け切れずにはねてしまった」と110番があった。
付近では事故直後、さらに後続の軽乗用車1台と乗用車2台が絡む玉突き事故も発生した。
栗原市消防本部によると、この事故で男性1人が胸などを打ち、軽いけが。
現場は片側2車線の緩やかな右カーブ。
事故の影響で、築館-古川インターチェンジ間の上り線が午後6時から通行止めとなった。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191105_13016.html
11月28日付で河北新報からは、乗っていた車がガス欠になり、後続車に救助を求めようとしたらしいなど、下記趣旨の記事が事故の概要図付きでネット配信されていた。
宮城県警は27日、2人の身元が同県七ケ浜町東宮浜、無職川村さん(77)と妻(75)と判明したと発表した。
県警高速隊によると、DNA鑑定で身元を特定した。
2人は八戸市から帰宅途中、乗っていた軽乗用車のガソリンがなくなり、事故現場付近の路肩にハザードランプをつけ、停車していたとみられる。
軽乗用車に事故の形跡はなかった。
周辺を通過した車のドライブレコーダーの映像などを解析した結果、夫が救助を求め通行車両を止めようとして乗用車にはねられ、助けに向かった妻がワゴン車にはね飛ばされたとみられることが分かった。
2人は後続の車両約20台にひかれたという。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191128_13011.html
12月2日付で河北新報からは、高速道路上で車が故障した場合になすべきことなどが、下記趣旨でネット配信されていた。
宮城県栗原市高清水の東北自動車道上り線で11月4日夕、宮城県七ケ浜町の70代夫婦が死亡した事故は、2人が燃料切れの車を止め、走行車線上ではねられたとみられている。
高速道路で車が故障するなどした場合、安全な場所に退避し電話で救助を要請することが、運転手らの安全確保につながる。
宮城県警も、車を離れ車線に立ち入らないよう呼び掛けている。
高速道路上で救助を求める場合、まずはハザードランプや三角表示板、発炎筒で後続車に故障車の存在を知らせる。
県警交通企画課の担当者は、「絶対に車線に入ってはいけない」と強調し、速やかにガードレール外側の安全な場所に移動するよう指摘する。
移動する場所にも注意が必要だ。
故障車の前方だと、後続車が故障車に追突して起きる事故に巻き込まれる恐れがある。
故障車の後方に避難すると、より安全という。
救助要請は、110番するか道路緊急ダイヤル(♯9910)に連絡する。
携帯電話が使えなくても、路肩の1キロおきに設置している非常電話を使い、道路管理会社に要請できる。
同課の担当者は、「高速道路の走行前に給油を心掛ける。長時間の避難を想定し、車に防寒着を積むことも大切だ」と話す。
県警によると、亡くなった夫婦は乗っていた軽乗用車のガソリンがなくなり、事故現場近くの路肩に停車。
2人は通行車両に救助を求めて走行車線に入り、複数の車両にはねられたとみられる。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191202_13033.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。