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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019123225分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後3時ごろ、三重県紀北町の町立赤羽中学校で、1年生の理科の授業で男性の常勤講師(27)が水素を発生させる実験をした際、ガラス製のフラスコが破裂した。

 

近くに生徒4人がおり、飛び散ったガラス片に当たった男子1人が左頬に、講師も左手首に軽い切り傷を負った。

他に男子1人と女子1人が破裂音により軽い難聴を訴えた。

自覚症状のなかった残る男子1人も含め、全員が病院に救急搬送されたが、いずれも帰宅した。

 

町教委によると、授業は理科室であり、1年生4人全員が出席。

講師がテーブルの上でフラスコに亜鉛と塩酸を入れて反応させ、水素を発生させていた。

この時、生徒4人はテーブルを囲んで実験を見ていた。

 

水素を試験管に集めて線香の火を近づけ、軽い爆発を発生させて水素の特性を教える手順だったが、何らかの理由でフラスコ内にたまった高濃度の水素に引火し、破裂したとみられる。

 

赤羽中は全校生徒17人。

講師は1~3年の理科を担当している。

 

事故を受け、校長ら教員が生徒4人の自宅を訪問し、保護者に事故の経緯を伝えて謝罪した。

 

中井教育長は取材に、「子どもたちにけがをさせ、不安を感じさせてしまい申し訳ない。原因を調べて再発防止に努める。4日朝に町内の全小中学校にファクスを送り、実験への注意を促す」と話した。

 

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019120390183603.html

 

 

124日付で伊勢新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

授業では、亜鉛と塩酸をフラスコに入れて水素を発生させ、火を近づけて反応音を聞く実験を行っていた。

 

本来ならば水素に火を近づけるはずが、手順を誤り、事故が起きたという。

事故原因は調査中。

 

同校は1年生4人、2年生6人、3年生7人が通っている。

 

https://www.isenp.co.jp/2019/12/04/39263/

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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