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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20255221316分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪市天王寺区で1月、27階建てタワーマンションの中層階が燃えて住人の70歳代夫婦が亡くなった火災は、高層階で暮らす住人が避難する難しさを浮き彫りにした。

全国でタワーマンションは増え、住人も高齢化しているとされ、専門家は「住人が避難に慣れるための取り組みが必要だ」と指摘する。

 

■避難したのは住人の4割のみ

「妻は足が悪く、階段で避難するのは無理だ。エレベーターが止まったら、どうしようもなかった」

火災が発生したマンションの21階に住む80歳代男性は、そう振り返る。

火災時にエレベーターは停止することも多いが、この時は動いたため、何とか避難することができたという。

天王寺署やマンション管理組合によると、火災は1月18日午前5時頃、13階の一室で発生し、住人の70歳代夫婦が一酸化炭素中毒で死亡した。

マンションに居住する約120人のうち、1階ロビーに避難したのは4割の約50人。

早朝の発生だったため、自室にとどまった住人が多かったとみられる。

タワーマンションは、住戸ごとに耐火構造の壁や床で区切られているが、延焼が拡大してさらに被害が出ていた恐れもある。

 

■根強い人気

都市部を中心に、利便性の高いタワーマンションの人気は根強い。

不動産鑑定会社「東京カンテイ」の調査では、20階建て以上のマンションは増加が続き、昨年末現在、全国で1561棟の約41万戸となり、このうち府内は282棟の約7万戸だった。

一方、総務省消防庁によると、2023年に11階建て以上のマンションでは509件の火災が発生した。

また、住人の高齢化も進み、円滑な避難が課題となる。

東京都新宿区が20年にまとめたタワーマンションの実態調査(22棟回答)では、世帯主が65歳以上の割合は「5割以上」としたのが2棟、「3割程度」だったのが11棟に上った。

 

■「訓練の参加者を増やす工夫を」

それでは、火災時にどう避難すべきなのか。

東京理科大火災科学研究所の松山賢教授は「焦らず階段を下りるのがいい。ベランダの避難はしごを使えることも知っておく必要がある」と助言する。

その上で、階段を下りるのが難しい高齢者や障害者については、排煙設備が整った「特別避難階段」の利用を呼びかける。

建築基準法で15階以上の各階に設置が義務づけられており、避難することで一定の安全性が担保されるという。

松山教授は、避難訓練を年に1回は実施することも重要とし、「訓練の参加者を増やすための工夫も求められる」と指摘する。

 

■はしご車が届くのは16階程度まで

タワーマンションで火災が発生した場合、消火や救助の活動も困難を伴う。

大阪市消防局によると、配備するはしご車が届く高さは50メートルほどで、マンションの16階程度に相当。

より高い上層階には、消防隊員が非常用エレベーターなどを使って駆けつける。

消防法では、7階以上の建物などには、地上から高層階に水を送る連結送水管の設置が義務づけられ、天王寺区の火災でも活用された。

11階建て以上のマンションには、スプリンクラーの設置も必要とされ、火元の13階を中心に作動したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250522-OYT1T50061/

 

上記記事がネット配信された翌日、523630分に毎日新聞からは、419日にも泉大津市の14階建住宅4階で火災が起きて39人が負傷うち半数は高齢者だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

煙が充満していた。
周りが見えず、進むことも戻ることもままならない。
「このままだと死んでしまう」

高層の公営住宅で、住民39人が病院に運ばれる火災が起きた。

負傷者の半数以上は避難中の高齢者だった。

なぜ被害は拡大したのか。

住民らの証言から、高層住宅で暮らすお年寄りが抱えるリスクが見えてきた。

穏やかな時間が流れる土曜日の昼時だった。

大阪府泉大津市にある「府営泉大津要池住宅」では419日、多くの住民がいつものようにテレビを見たり、昼食の準備を進めたりしていた。

14階建ての6号棟で暮らす上田さん(男性、74歳)は正午ごろ、ベランダの外で煙が漂っているのに気づいた。

台所の小窓からのぞくと、黒い煙が立ち上ってきた。「火事だ!」

ガスの元栓を閉めるなどした後、部屋を飛び出した。

玄関を出ると、階下から鈍い爆発音が聞こえた。

しばらくして火災報知機が鳴り響いた。

火元は4階の一室だった。

噴き出した炎は付近の部屋に燃え広がり、建物は黒煙に覆われた。

11階で暮らす上田さんは腰が悪く、移動につえが欠かせない。

普段はエレベーターを利用するが、危険を感じて階段に向かった。

火災を検知したエレベーターは午後07分に停止していた。

 

■「このままだと危ない」

 建物内は電気も

https://mainichi.jp/articles/20250522/k00/00m/040/103000c

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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