







2025年5月22日15時23分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事が固形物と容器の写真付きでネット配信されていた。
岡山県は22日、県工業技術センター(岡山市北区芳賀)内の実験室で、爆薬の過酸化アセトン(TATP)を含む不審な固形物が見つかったと発表した。
過去にはテロに使用されたことがある物質で、県は何者かが製造した可能性があるとみて岡山西署に通報。
同署は固形物を押収するとともに、爆発物取締罰則違反の疑いで調べている。
同センターによると、固形物が発見されたのは4階実験室の実験台で、職員が16日、アルコールを入れた容器内に複数の白色半透明の固形物(最大数センチ四方)を確認した。
通常はアルコールの中で固形物が生成されることがないことから成分鑑定を行い、TATPを検出した。
事態を受け、センターは関係職員への聞き取りを実施。
4月下旬には容器内に固形物は確認されていなかったという。
TATPは過酸化水素水とアセトン、塩酸などの薬品を反応させて製造する爆薬で、これらの物質は施設内にあるが、センターがTATPを製造や利用することはないとしている。
TATPは過激派組織イスラム国が用いることで知られ、2015年のパリ同時多発テロ、16年のベルギー同時テロでも使われたとされる。
横浜国立大の三宅淳巳名誉教授(安全工学)の話 :
「TATPは高性能爆薬と同等の危険性があるが、原材料は比較的入手が容易で、知識とスキルがあれば合成は難しくない。
そのため、現在では世界の爆弾テロで最も多く使われる物質の一つとなっている。
仮に何者かが意図的に作って容器の中に入れたとしたら非常に悪質だ。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc5ad566bbdf79d10b60584180df8ff212fe28b5
5月22日18時28分に産経新聞からは、外部の研究員も実験室やアルコールを使用するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
センターによると、16日に職員が実験台で、アルコールを保管していた容器内に固形物があるのを発見。
分析をしてTATPが含まれることが判明した。
TATPは過酸化水素水とアセトン、塩酸などの薬品を反応させて製造する爆薬で、テロに使用されたこともあるという。
センターに入る際は受付で手続きが必要で、実験室は通常施錠されていない。
実験器具の貸し出しを行っており、外部の研究員も実験室やアルコールを使用する。
https://www.sankei.com/article/20250522-BHRSVY4MRJPH7KEFKI46XIHRII/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。