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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2025523150分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現地の写真付きでネット配信されていた。

南米チリの砂漠に、「洋服の墓場」と呼ばれる場所がある。

各国のアパレルブランドの服が捨てられ、山のように積み上がっているからだ。

大量生産・大量消費社会が生んだ大量の売れ残りや古着が、南米の砂漠に押しつけられている。

チリ北部のアンデス山脈に沿って、南北に1千キロにわたって延びるアタカマ砂漠。

砂漠の中にある居住地域を車で抜けると、あたり一面に洋服や靴、バッグなどが捨てられた異様な光景が目に飛び込んでくる。

近くで見ると、スペインのアパレルブランド「ZARA(ザラ)」や中国発のインターネット通販「SHEIN(シーイン)」などの服だ。

燃やされた衣類の黒い灰が風で舞い、プラスチックの焦げたような臭いが漂う。

衣類のリサイクルを広める地元NGO「洋服を着た砂漠」の共同設立者、ジャンカルラ・サンブラーナさん(31)は、「こんな場所があちこちにある。2022年時点で、砂漠に捨てられた服は推計4万トン。世界から、いらない服が送られてくる」と肩をすくめる。

・・・

https://www.asahi.com/articles/AST5N6GN6T5NUHBI01YM.html

 

4年前、2021112790分にAFPからは、チリの自由港(外国貨物に関税を課さない商港)に衣料品が集まり、買取りあるいは密輸出できなかった残りが捨てられているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

クリスマスをモチーフにしたセーターやスキー靴──。

南米チリにあるアタカマ砂漠には、こうした衣類が山のように捨てられ、非現実的な光景が広がっている。

世界で最も乾燥しているといわれるこの砂漠を汚染しているのは、流行の服を大量生産して短いサイクルで販売する「ファストファッション」だ。

アパレル業界を席巻する大量消費主義の社会的影響といえば、工場での児童労働や低賃金が知られるが、環境破壊について取り沙汰されることは少ない。

中国やバングラデシュで作られ、欧州、アジア、米国で売れ残った衣料品や古着は長年、中南米諸国に再販売される際に、いったんチリに集められてきた。

チリ北部アルトオスピシオにあるイキケの自由港(外国貨物に関税を課さない商港)には、年間約59000トンの衣料品が到着する。

一部は、南に1800キロ離れた首都サンティアゴからやって来る衣料品業者に買い取られ、残る多くは他の中南米諸国に密輸出される。

それでも売れ残り、アタカマ砂漠に廃棄された衣類は少なくとも39000トンに上っている。

廃棄された衣料品から断熱パネルを生産する会社「エコフィブラ」を創業したフランクリン・セペダ氏は、「問題は、こうした衣類が非生分解性で、化学製品が含まれることです。そのため、自治体の埋め立て地では受け入れていないのです」と指摘する。

国連が2019年に発表した報告書によると、世界の衣料品生産量は2000年から2014年にかけて倍増した。

また、世界で消費される水の20%は衣料品業界によるもので、ジーンズ1着を作るには7500リットルの水が必要だという。

この報告書によると、衣類や靴の製造によって排出される温室効果ガスは世界全体の8%に上り、毎秒、ごみ収集車1台分の衣類が埋め立てられるか焼却されている。

 

■消費意欲が高い国民の意識に変化が

屋外に廃棄されるか地中に埋められた衣料品からは有害物質が発生し、大気や地下水が汚染される。

合成繊維や化学処理された衣類は、場合によっては生分解に約200年かかり、廃棄されたタイヤやプラスチックと同じくらい有害だ。

しかし、すべての衣服が廃棄されるわけではない。

人口30万人のこの地域の最貧困層の中には、砂漠のごみの山の中から自分に必要な衣服や持ち帰って売れそうなものを探して拾う人々もいる。

南米で最も豊かなチリは、国民の消費意欲が高いことで知られる。

しかし状況は変化してきていると、ロサリオ・エビアさんは言う。

エビアさんは、子ども服のリサイクル店を開いている。

2019年には、廃棄されてぼろぼろになった生地や衣料品から織り糸を生産する会社「エコシテクス」を立ち上げた。

作業の工程では、水も化学製品も使用しない。

「私たちは長いこと消費してきました。衣類がどんどんごみになっていっても、誰もが無頓着だったように思います」とエビアさんは言う。

「でも最近は、それでいいのだろうかと自問する人が増えてきました」 

https://www.afpbb.com/articles/-/3375578

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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