







2025年8月17日5時51分にYAHOOニュース(南日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県・指宿市大牟礼3丁目の市道で6月下旬、高温の温泉排水が流れる水路に市内の男性(36)が転落し、全身にやけどを負って死亡する事故が起きていたことが16日までに分かった。
助けようと水路に入った兄と近隣の男性も、両足に2週間〜1カ月のやけどを負った。
【写真】〈周辺は通学路にもなっている〉男性が転落した市道脇の水路。事故後、柵の設置が進む=16日、指宿市大牟礼3丁目
亡くなったのは同市十町の飲食業男性。
事故は6月21日未明に発生した。
家族によると、男性を降ろしたタクシーの運転手が転落に気づき、知人を介して男性の兄に連絡。
兄が駆け付けたところ水路にあおむけに倒れており、すでに意識はなかったという。
男性は病院に搬送され、約10日後に死亡した。
死因は熱傷と熱水暴露による多臓器不全。
市によると、水路は深さ約1メートル、幅1.5メートル。
雨水の他、市営を含む温泉施設や家庭の源泉からあふれた湯が流れ込んでいる。
水温は時間帯や潮位などによって変わるとみられ、後日、市が赤外線温度計で測った水面は55〜60度だった。
水路沿いには高さ0.8メートルのガードレールがある。
市土木課は事故を受け、8月上旬から現場の水路沿い約200メートルに高さ1.1メートルの転落防止柵を設置している。
市内には温泉水が流れ込む水路が複数あり、1994年には別の場所で高齢者がやけどを負い死亡する事故も発生している。
市は「危険箇所の把握や注意喚起の看板設置など、対策を進めたい」としている。
水難事故の未然防止や調査をする水難学会の斎藤秀俊理事(長岡技術科学大学大学院教授)は「指宿市は他の地域と比べて、自然に湧き出す温泉があまりにも多量で対策は難しい」と指摘する。理想は柵などによる物理的な遮断だとした上で、「過去の事故をあいまいにしていることが課題。住民が共通認識を持てるよう転落事例をリスト化し、公表して注意を呼び掛けるべきだ」と強調した。
男性の両親は取材に対し、「地元でも、大やけどを負うほどの熱湯が流れていることを知らない人は多い。周辺は通学路にもなっており、二度と事故が起こらないように対策をしてほしい」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1991d4ebc17781e73ae47dcd9cf4ad5cec217cb1
8月18日19時8分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)からは、転落した男性の手の皮などは救助者が川に入った時は剥げていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
温泉が流れ込む水路に転落する事故は過去にも起きていて、指宿市は今回の事故を受け、転落防止の柵を設置しました。
(記者):
「住宅にある水路。こちらには危険。熱湯注意と書かれていて、高温の温泉が流れる水路です」
指宿市大牟礼の市道沿いの水路には、温泉施設などから排水される温泉が流れ込んでいます。
指宿市によりますと、温度は55度から60度だということですが、エブリィが独自に測ってみると、60度を超えていました。
この水路で2025年6月、当時36歳の男性が転落し、全身にやけどを負い死亡する事故がありました。
男性を助けようと水路に入った兄と、近隣の男性も両足にやけどを負いました。
(死亡した男性の兄) :
「(弟が)落ちてたので(水路に)入って助けようと思ったけど、その瞬間に熱くて、弟を見たらもう手も皮も剥げてたんでもうダメかもなと思って」
水路に流れ込む温泉がやけどを負うほどの高温だとは知らなかったと言います。
(死亡した男性の兄) :
「湯気も立っているので温泉が流れているっていうのは分かっていた。地元に住んでる人たちはこの水路にこんな熱いのが流れてるっていうのは、あんまり知らなかたっと思う。自分含め」
当時、水路沿いには高さ80センチのガードレールが設置されていましたが、事故を受けて指宿市は8月上旬、約200メートルに渡って、高さ1メートル10センチの転落防止の柵を設置しました。
(死亡した男性の兄) :
「温泉街なので注意喚起をやってくれてという感じ。立派な柵もできたので、こんな感じでやっていただければ」
市内には温泉が流れ込む水路が複数あり、1994年には別の水路で高齢の男性が転落し、やけどを負い死亡する事故が起きています。
指宿市は「水路の調査を行い、現状を把握し、注意喚起や看板を設置するなどの対策を検討していく」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d918dd478cb3c1af7cfd431926f46fc36fd10fa
8月18日19時38分にYAHOOニュース(南日本放送)からは、救助に入った男性はここまで熱いとは思っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(救助にあたった男性):
「熱いと認識していたが、ここまで熱いと思わなかった。入ったとたん、熱くて飛び出したぐらいの熱さ。
(近くの住民):
「夫もここに落ちてしまった。草刈りをしているときに。熱い熱いと言っていた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f25fd00fc699a5fe52a21dd382a6003b0ae04b6d


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。