2019年12月4日17時17分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、岩手県の八戸自動車道で、高齢の女性が運転していた乗用車が逆走していたのを発見し、クラクションを鳴らすなどして停止させて事故を防いだとして、青森県の会社員の男性に警察などから感謝状が贈られました。
警察とネクスコ東日本から感謝状が贈られたのは、青森県七戸町の会社員、岡村さん(男性、54歳)で、4日は盛岡市で贈呈式が行われました。
岡村さんは先月16日の昼すぎ、岩手県内で八戸自動車道下り線を走行中、上り線を逆走している乗用車を発見し、中央分離帯を挟んで並走し、クラクションを鳴らして停止させたということです。
そして、中央分離帯を乗り越えて、車の前で着ていた作業着を旗代わりにして振り、後続のドライバーに停止した乗用車の存在を知らせ、事故を防いだということです。
逆走していた乗用車を運転していたのは県内の80代の女性で、高速道路を走行しているという認識がなかったと話していたということです。
岡村さんは、「大事故につながるので、なんとかして止めたいと必死でした。事故にならなくてホッとしました」と話していました。
【当時の状況は】
岡村さんは、先月16日の昼すぎ、仕事先から帰るために八戸自動車道を八戸方面に北上していたとき、運転席のサイドミラーに乗用車が映っているのに気がつきました。
当初、車はうしろを走っていると思ったということですが、その後、バックミラーを見ても車はなく、ふと窓の外を見ると、中央分離帯を挟んで、岡村さんと同じ方向に逆走する乗用車を見つけたといいます。
進行方向の先にはトンネルがあり、このままでは重大事故につながると考え、岡村さんは中央分離帯を挟んで逆走車両に並走し、クラクションを鳴らしたりパッシングや身ぶりをして停止させようとしました。
逆走車両を運転していたのは、県内の80代の女性。
女性はどこかぼーっとした様子で、なかなか岡村さんの呼びかけに気がつかず、1キロほど進んだところでようやく止まったということです。
中央分離帯を乗り越えてドライバーの女性に近づくと、Uターンして引き返そうとしていたため、岡村さんは車内にとどまるよう指示しました。
そして、警察に通報。
車の中に脱いであったチョッキを持ってきた岡村さんは、逆走車両の前に立ち、「左に寄れ」と旗のようにチョッキを振って、後続のドライバーに呼びかけ続けました。
警察の到着後、岡村さんは女性に対して「免許を返納するんですよ」と語りかけ、女性は「わかりました」と答えたといいます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20191204/6040006033.html
12月4日19時44分にYAHOOニュース(テレビ岩手)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、岩手県一戸町の高速道路を逆走していた車を停止させ、事故を未然に防いだ青森県の男性に感謝状が贈られた。
4日の贈呈式では青森県七戸町の会社員、岡村さんに岩手県警とネクスコ東日本から感謝状が贈られた。
岡村さんは先月16日の午後、一戸町の八戸道・下り線を走行中、上り線を逆走していた81歳の女性が運転する乗用車を発見した。
女性は一戸インターチェンジから上り線に入ったが、途中で行き先が違うことに気づき、Uターンをして追い越車線を逆走していた。
これを発見した岡村さんは、並んで走りながらクラクションを鳴らし、窓を開けて停止するよう叫んだという。
さらに、反射材が付いた服を振って、警察が来るまで周りに逆走車の存在を知らせ続け、事故を未然に防いだ。
岡村さん「なんとかして止めなきゃと思って必死だった。クラクション鳴らして止まってくれた、そこが1番ほっとした」。
また、逆走した車に一緒に乗っていた93歳の女性も、高速道路を走っている認識がなかったという。
ことし、岩手県内の高速道では逆走による死亡事故も起きていて、警察は「逆走車を見つけたらすぐに通報してほしい」と呼び掛けている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000438-tvi-l03
(ブログ者コメント)
〇以下は、テレビ岩手放映の4コマ。
〇自分の車が追突されないよう三角板を置くなどしていたと思うのだが、その点に触れた記事は見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。