12日午前10時半頃、阿南市橘町の鉄工所「S鉄工株式会社」の岸壁で、鉄板を貨物船に積み込むためにクレーンでつり上げて移す作業中に鉄板10枚ほどが突然、4mの高さから落下した。
この事故で、船の上にいたこの会社の従業員の男性(27)が鉄板の下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、縦2m、40cm、重さ約50kgある鉄板で頭などを強く打っていて、約2時間後に死亡した。
警察によると、つり上げた鉄板が風にあおられて荷崩れして落下したと見られるという。
男性は、事故当時、仲間の作業員の男性1人と船の上でクレーンを誘導する作業をしていて、もう1人の男性作業員にケガはなかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025245131.html?t=1371073419409
(2014年3月20日 修正1 ;追記)
2014年3月19日21時14分にNHK徳島から、吊り荷の下まで立ち入らせるなどしていた作業指揮者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
阿南労基署は、19日、危険防止の措置をとっていなかったとして、会社と作業を指揮していた50歳の男性従業員を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、阿南市の鉄工会社「S鉄工」と、当時、作業を指揮していた50歳の男性従業員。
去年6月、この会社の工場で、鉄板などをクレーンでつり上げて工場脇の岸壁から貨物船に積み込んでいたところ、荷崩れが起き、船の上で作業をしていた当時27歳の男性従業員が死亡した。
同署の調べによると、作業を指揮していた従業員は、安全に作業できる場所を確保せずにほかの従業員に作業をさせていたうえ、クレーンでつり上げた荷物の下まで立ち入らせるなど、法令で定められた危険防止の措置をとっていなかったという。
調べに対し、従業員は容疑を認め、「今後、安全管理を徹底する」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023092541.html?t=1395265485900
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。