2014年4月7日8時54分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮崎県都城市は6日、同市高城町の高城運動公園総合体育館で、バレーボール大会に出場していた沖縄県の高校3年男子生徒の右脇腹にコートの木片が刺さったと発表した。
入院して摘出し、命に別条はないという。
市によると、5日午後1時50分頃、生徒が試合中にレシーブのため滑り込んだ際、木片(長さ約10cm、幅約5mm、厚さ約3mm)の一部が刺さり、病院に搬送された。
コートの集成材がめくれたとみられ、大会前の点検では異常はなかったという。
4日から6日まで行われた「春季高校選抜バレーボール都城大会」で、九州・沖縄・山口の男子9チームが参加していた。
体育館を管理している市は、「負傷した生徒の回復を願うとともに、早急に体育施設の点検を行い、再発防止に努める」とのコメントを出した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140406-OYT1T50115.html
4月7日付で朝日新聞宮崎版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、男子選手が飛び込んでボールを拾うフライングレシーブをしたとき、コートの集成材の一部が刺さった。
市は、集成材のつなぎ目が浮き上がっていたのではないかとみている。
事故後、床面をテープで補修したという。
(ブログ者コメント)
同種事故が2012年に相模原市でも起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1632/
(2014年5月9日 修正1 ;追記)
2014年4月7日付の宮崎日日新聞紙面に、どのような場所の木片が刺さったのか、写真付きで下記趣旨の記事が掲載されていた。
建物を所管する同市高城総合支所建設課によると、大会開始前には異状は報告されていなかったものの、再点検したところ、事故発生場所を含め、床板に小さなヒビが複数箇所で確認されたため、テープを貼って応急措置をとった。
同体育館は1983年に建設され、2002年に床のメンテナンスを行っていたという。
(ブログ者コメント)
掲載されていた写真には、以下のコメントが付されていた。
『男子生徒が負傷した現場。床板の継ぎ目とそばに生じた亀裂との間にあった床板の一部がめくれ上がったとみられる』
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。