2012年10月25日18時21分にNHK大分から、また10月26日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時すぎ、大分市日吉原の液化ガスの備蓄をする会社で、敷地内にあるタンクから金属製のパイプを通じて液化ガスを船に流し込むための設備の周りに組んでいた足場のハシゴから、会社員の男性(39)が転落した。
男性は頭などを強く打っていて、およそ2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は同僚など6人とともに、荷物運搬用のアームの塗装のために組んでいた足場を解体する作業をしていたという。
男性は、足場にかけてあったハシゴから降りようとして、高さ7mあまりの所から落ちたと見られ、警察は、作業の責任者や同僚などから話を聞いて、事故の詳しい状況や安全管理に問題がなかったかを調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5073005101.html
(2013年10月5日 修正1 ;追記)
2013年10月4日19時13分にNHK大分から、現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分労基署は、現場の安全管理が十分でなかったとして、建設会社と当時、現場責任者だった43歳の社員を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、大分市東鶴崎にあるT工業株式会社と、事故当時、現場の責任者だった43歳の男の社員。
同署が調べたところ、当時の現場責任者が事前に作業の方法などを決めていなかったことや、事故当時、現場に責任者がいなかったなど、安全対策が十分取られていなかったことがわかったという。
このため同署は、4日、会社と社員を労安法違反の疑いで書類送検した。
会社側は容疑を認めており、NHKの取材に対して、「事故を受けて社員の勉強会を開くなどして法令の順守を徹底しており、今後も安全管理を強化していきたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075029741.html?t=1380917753304
また、2013年10月5日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同主旨の記事が以下のようにネット配信されていた。
現場リーダーの男は、足場の解体作業をする際、作業の進行をみるなど、「作業主任者」としての職務をせず、同社は男の違反防止に必要な措置をしなかった疑い。
工事では、派遣社員の男性が足場の4層目から降りる際にハシゴが傾いて7.4m下に落ち、死亡している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。