本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年10月24日21時8分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時半ごろ、福井県の関西電力高浜原発2号機の原子炉補助建屋で、塗装用の溶剤から出火した。
原子力規制庁などによると、作業員がすぐ消火器で消し止め、けが人はおらず、原発施設や周辺環境への影響もないという。
関電によると、塗料を早く乾かすために使う液体の固化剤と促進剤が200mℓずつ余っていたため、作業員が補助建屋の通路でポリ容器に入れて混ぜたところ、火花と煙が上がった。
これまでも混ぜ合わせて廃棄していたといい、規制庁と関電が詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102401001856.html
(ブログ者コメント)
発火原因についてネットで調べたところ、㈱紀伊のHPに、以下のような注意書きがあった。
樹脂は促進剤、硬化剤ががないと硬化しません。また、混合順序として、樹脂に促進剤をよく混ぜ、積層時に硬化剤を入れます。
促進剤と硬化剤を直接混合すると、発火、爆発的な反応が起こり大変危険です。
混合順序を守り、十分注意して下さい。
http://kii-bousui.co.jp/services.html
固化剤イコール硬化剤のことだとすれば、促進剤と直接混ぜると発火するのは、業界の常識のようだ。
「これまでも混ぜ合わせて廃棄していた」という報道が正しいなら、この会社、作業員教育や現場での監督が不十分だったといえるだろう。
(2012年11月12日 修正1 ;追記)
2012年11月6日19時5分にmsn産経ニュースwestから、容器に内容物表示がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
塗料を早く乾かすために使う2種類の液体を作業員が混ぜて発生した火災について、関電は6日、保存容器に内容物の表示がなく、作業員が種類を確認せずに混ぜて化学反応が起きたのが原因と発表した。
関電によると、塗料を入れず2種類だけを混ぜると化学反応で発熱するが、作業員は危険性を確認せずに混ぜていた。
液体は別の作業員が使った残りで、1年近く前から倉庫に置かれていたという。
関電は、容器の内容物の表示を徹底する。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121106/waf12110619100024-n1.htm
(ブログ者コメント)
10月24日に共同通信から配信された内容とは、少し様子が違っていたようだ。
今回の事例では、追加報道があったので、おそらくは正しいであろう情報を得ることができたが、このようなことはレアケース。
初回の正確でない情報だけが、修正報道されずに流れっ放しになっている・・・そんなことも多々あるのだろう。
コメントを書く際には心しておきたい。
24日午後3時半ごろ、福井県の関西電力高浜原発2号機の原子炉補助建屋で、塗装用の溶剤から出火した。
原子力規制庁などによると、作業員がすぐ消火器で消し止め、けが人はおらず、原発施設や周辺環境への影響もないという。
関電によると、塗料を早く乾かすために使う液体の固化剤と促進剤が200mℓずつ余っていたため、作業員が補助建屋の通路でポリ容器に入れて混ぜたところ、火花と煙が上がった。
これまでも混ぜ合わせて廃棄していたといい、規制庁と関電が詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012102401001856.html
(ブログ者コメント)
発火原因についてネットで調べたところ、㈱紀伊のHPに、以下のような注意書きがあった。
樹脂は促進剤、硬化剤ががないと硬化しません。また、混合順序として、樹脂に促進剤をよく混ぜ、積層時に硬化剤を入れます。
促進剤と硬化剤を直接混合すると、発火、爆発的な反応が起こり大変危険です。
混合順序を守り、十分注意して下さい。
http://kii-bousui.co.jp/services.html
固化剤イコール硬化剤のことだとすれば、促進剤と直接混ぜると発火するのは、業界の常識のようだ。
「これまでも混ぜ合わせて廃棄していた」という報道が正しいなら、この会社、作業員教育や現場での監督が不十分だったといえるだろう。
(2012年11月12日 修正1 ;追記)
2012年11月6日19時5分にmsn産経ニュースwestから、容器に内容物表示がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
塗料を早く乾かすために使う2種類の液体を作業員が混ぜて発生した火災について、関電は6日、保存容器に内容物の表示がなく、作業員が種類を確認せずに混ぜて化学反応が起きたのが原因と発表した。
関電によると、塗料を入れず2種類だけを混ぜると化学反応で発熱するが、作業員は危険性を確認せずに混ぜていた。
液体は別の作業員が使った残りで、1年近く前から倉庫に置かれていたという。
関電は、容器の内容物の表示を徹底する。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121106/waf12110619100024-n1.htm
(ブログ者コメント)
10月24日に共同通信から配信された内容とは、少し様子が違っていたようだ。
今回の事例では、追加報道があったので、おそらくは正しいであろう情報を得ることができたが、このようなことはレアケース。
初回の正確でない情報だけが、修正報道されずに流れっ放しになっている・・・そんなことも多々あるのだろう。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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