2014年1月15日9時16分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日正午すぎ、加賀市別所町の倉庫で、飲食業の男性(73)が、荷物を上げ下げするリフトを解体するため、かごの下で作業をしていたところ、突然落下してきたかごとリフトを支える金属製の枠組みの間に体を挟まれた。
男性は腹のあたりを強く挟まれ、通報を受けて駆けつけた消防におよそ5時間後に救出されたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、倉庫は加賀市のNPOが所有しているが、長期間使われていなかったという。
男性はNPO法人の関係者と知り合いで、リフトを解体して鉄の部品を換金するためNPO法人に解体したいと申し出て、知人と3人で作業を行っていたという。
リフトには電気が通っていない状態だったということで、警察はかごが落下した原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024483091.html?t=1389820719979
1月15日16時35分に石川テレビからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、このエレベーターは荷物の運搬に使うもので、現在は使われておらず、電気も通っていないという。
現場となった倉庫は、自立支援施設などを運営する加賀市のNPO法人が3年前から所有していて、3階建てのうち、1階部分のみを荷物置き場として使っているという。
出典URL
http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=22223
(ブログ者コメント)
クレーンであれ、リフトであれ、エレベーターであれ、吊られている物の下に入ることは本質的に危険な行為だ。
今回の事例に関していえば、たとえば、かごを最初に撤去するとか、かごが落ちないように物理的に固定するなどの対策はとれなかったものだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。