2014年2月28日22時37分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時前、山形市黒沢にある、クリーニング会社「Z社」の工場で、男性(20)が、洗濯物を運搬するベルトコンベアと、それを上の階に運ぶリフトの間のすき間に頭を挟まれているのが見つかった。
男性は、搬送先の病院で手当てを受けているが、意識不明の重体となっている。
警察によると、男性は、洗濯物を機械に入れたり、機械に挟まった洗濯物を取り除いたりする仕事を担当していて、事故当時は、1人で作業にあたっていたという。
警察は、男性がベルトコンベアとリフトの間に詰まった洗濯物をとろうとして挟まれた可能性もあると見て、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025617071.html?t=1393624418155
(2014年10月11日 修正1 ;追記)
2014年10月9日11時36分に山形新聞から、事故時のやや詳しい状況などが、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(この記事をベースに、タイトルも修正した)
山形市の業務用クリーニング業Z社黒沢工場で今年2月、男性従業員(当時20)が機械に首などを挟まれた事故で、山形労基署は8日、労安法違反の疑いで同社と取締役の男性工場長(55)を書類送検した。
男性従業員は事故の約1カ月後、死亡した。
送検容疑は2月28日、工場内で洗濯や脱水、乾燥などを行うため洗濯物を移動させるかご付きリフトコンベヤーについて、安全管理や指導を徹底すべきだったにもかかわらず、必要な措置を講じなかった疑い。
同署によると、男性従業員は当時、工場1階で洗濯・脱水の作業を1人で行っていた。
乾燥・仕上げのため洗濯物を2階に上げる途中、リフトコンベヤーが停止。
機械のそばで調整していたところ、突然、動きだし、機械側面のカバーとかごの間に、あごから胸まで挟まれた。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201410/09/kj_2014100900174.php
10月9日付で毎日新聞山形版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
労基署によると、シーツなどの洗濯物が崩れてリフトが停止した際、男性従業員がシーツを再びリフトに乗せようとして上半身を挟まれ、死亡した。
工場側が機械を止めるなどの危険防止措置を取らなかった、としている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20141009ddlk06040244000c.html
10月9日付で朝日新聞山形版(聞蔵)からは、これまた若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社は、機械の調整作業時に機械の運転を止めることを徹底していなかった疑い。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。