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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019816838分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前5時10分ごろ、金山町大塩字上ノ山の天然炭酸水が湧く井戸で、「井戸に2人が落ちている」と近所の男性から119番通報があった。

 

警察によると、いずれも新潟県長岡市、男性(77)と、めいの会社員、女性(49)が井戸の中に倒れており、2人は三島町の病院に運ばれたが、約2時間後に死亡が確認された。

 

2人の死因は溺死で、大きな外傷はなかった。

警察は誤って転落したとみて、井戸から出る二酸化炭素の影響で意識を失った可能性なども含め、詳しい原因を調べている。

 

警察によると、2人は炭酸水をくみに、ほかの親族3人と一緒に車で訪れていた。

2人が戻らないのを不審に思った親族が捜したところ、2人を見つけた。

 

井戸は2m40cm×1m60cmの長方形で、深さ約4m。水深は約3mだった。

 

井戸には転落防止のため丸太が組まれ、網も設置されていた。

発見時は、この網の一部がめくり上げられていたという。

 

現場には炭酸水を入れるために男性らが持参したタンクが複数あり、うち一つは井戸の中にあったという。

 

町などによると、天然炭酸水は同町の特産品。

井戸から自由にくむことができるため、県内外から観光客が訪れていた。

近くの工場では、源泉からくみ上げた炭酸水をボトル詰めした商品も製造されている。

 

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190816-405943.php

 

 

8151913分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、2人は水面に浮かんだ状態で見つかり、溺死だった。

 

井戸の中には2人が持参したとみられるポリタンクがあり、警察は、水くみの際にバランスを崩したか、炭酸ガスを吸い込み意識を失って転落した可能性があるとみて調べている。

 

井戸には転落防止用の丸太が格子状に組まれ、ネットで覆われているが、60cm四方程度の水くみ用の穴があり、ひもでつるされたやかんを使って誰でも水を持ち帰ることができた。

 

金山町によると、大塩天然炭酸水は明治時代から欧州に輸出されていた名水で、6月のG20大阪サミットでも各国首脳に提供。

 

多い日には1日1000人以上が訪れる、同町の人気観光スポットにもなっている。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190815-OYT1T50210/ 

 

 

8151447分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

井戸の内側には足を掛けるステップがあり、下りることが可能だという。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48584190V10C19A8000000/

 

 

8151151分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事が井戸の外観写真付きでネット配信されていた。

 

水面近くは炭酸ガスの影響で酸素濃度が薄く、2人が意識を失った可能性もあるとみて、警察が調べている。

 

井戸は深さ約4mで、約3mの高さまで水がたまっていた。

開口部は地面とほぼ同じ高さ。

 

さくはなかったが、転落防止用のネットがあり、当時は一部がめくれていたという。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM8H3HWCM8HUGTB002.html

 

 

 

(2019年9月8日 修正1 ;追記)

 

201997120分に福島民友から、利用が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

町は、安全対策を実施した上で、井戸の利用を再開する方針を固めた。

 

6日に開かれた町議会全員協議会で方針を説明した。

 

町は、井戸のくみ上げ口を狭くしたり、炭酸水の泡の状態を見えるようにしたりするなど安全対策を図った上で、利用を再開する方針を説明。

町議会側も了承した。

 

今月中に井戸を管理する地元の天然炭酸水保存会と協議し、安全対策の具体的な内容を検討する。

 

本年度中の再開を目指す。

 

https://this.kiji.is/542903717045306465?c=39546741839462401 

 

 

 

(2019年10月11日 修正2 ;追記)

 

201910850分に読売新聞福島版から、対策を取って利用が再開されたという下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

町は井戸に転落防止の安全対策を施し、7日、利用を再開した。

町と、井戸を管理する「大塩天然炭酸水保存会」が先月下旬から工事していた。

 

以前の井戸は、格子状に組んだ丸太の上にあるナイロン製ネットをめくって水をくむ方式で、事故では、60センチ四方程度の水くみ穴から、2人が井戸に落ちた。

 

そのため、隙間を小さくした木製格子を井戸の上に設置し直し、全体をステンレス製の金網でカバー。

金網の一角に縦40センチ、横30センチの「くみ口」を設けた。

アクリル製のふたを開けると、ひもでつるした備え付けのやかんで水をくめる。

 

「炭酸井戸の中は酸素濃度が低く危険です」などの注意書きも掲示し、町の担当者は「二度と起こらないよう、今後も安全対策に努めたい」と話している。

 

https://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20191007-OYTNT50179/

 

 

1081235分にNHK福島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

実施された安全対策は、転落を防ぐためのステンレス製の網で井戸を囲い、専用のくみ上げ口を設けたほか、井戸の内部は酸素の濃度が薄いことに注意を促す看板を設置しました。


再開から1日たった8日は、県内外から多くの人が訪れ、備え付けのやかんで炭酸水をくみ、その場でコップに移して味わっていました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20191008/6050007174.html 

 

 

108120分に福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

町によると、井戸内を洗浄し、井戸の上部を木枠とステンレス製の金網で覆った。

くみ口を従来より狭くし、アクリル板の開閉式にして人が転落しないように対策を図った。

事故前同様、備え付けのやかんで自由に炭酸水をくむことができる。

 

井戸は事故後、防護ネットに覆われ利用できない状態になっていた。

 

https://this.kiji.is/554138303457150049?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK放映の4コマ。

 







 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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