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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年9月29日22時21分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午後2時30分頃、徳島市のJR高徳線佐古駅―吉成駅間を走行中の徳島発高松行き特急「うずしお18号」(2両)の先頭車両に、円筒形の金属物(直径20~25cm、長さ15cm)が左側の窓ガラスを突き破って飛び込んできた。

警察によると、乗客53人のうち男女2人が割れたガラス片が耳や目に入るなどして軽傷。ほかに女性1人が気分が悪くなり病院に運ばれた。

JR四国によると、金属物は特急の先頭車両の車軸に取り付けられていた「速度計発電機」。
佐古駅から約1.5km吉成駅側の防音壁に衝突痕があり、同社は外れた発電機が防音壁に当たって跳ね返り、車内に飛び込んだとみている。
この事故で、上下3本が運休するなどして計約200人に影響が出た。


速度計発電機は車軸の回転数を計測し速度を検知する装置。先頭車両の左前方部にボルトで固定されているが、同社は何らかの事情で一部が割れて外れたとみている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120929-OYT1T00963.htm
 
 
2012年10月1日8時2分にNHK徳島から、事故原因や事例横展開に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
JR四国運輸局などが30日、徳島運転所でこの部品や車両の中を詳しく調査したところ、この部品の一部が割れていた他、部品を車輪に固定するねじもちぎれているところがあったという。
このため、運輸局と警察は、この部品に強い力が加わって車輪から外れたのではないかと見て、今後、専門家に調査を依頼するなどして、更に詳しく調べることにしている。

 
また、この事故を受けて、JR四国は30日未明にかけて事故が起きた車両と同じ構造を持つ53車両を緊急点検した。
徳島運転所では、作業員が車輪の汚れを落として亀裂が入っていないか確認し、部品を固定している金具を専用のハンマーでたたいて緩みがないかなどを点検した。
JR四国によると、全車両を点検した結果、問題がある車両は見つからなかったという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8006770412.html
 


(2012年12月7日 修正1 ;追記)

2012年12月6日23時33分にNHK徳島から、事故原因に関し「製造段階から強度不足の可能性」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR四国は、この部品の強度が製造の段階から不足していた可能性が高いとする最終的な調査結果を発表した。

調査結果によると外れたのは、列車の車軸に取り付けられている直径約20cm、重さ13.5kg余の合金製の発電機で、損傷が大きく、外れた原因は、特定できなかったという。

しかし、発電機のカバーなどには外部から衝撃を受けたような形跡はなく、また経年による劣化もなかったことなどから、JR四国は、製造の段階から強度が不足していた可能性が高いとしている。

JR四国では、同様の材質で作られた発電機を持つ275の車両を全て調査したところ、異常は見つからなかったが、念のため、外れた部品と同じ平成17年に製造された2つの車両の部品は新しいものと交換したという。

JR四国は、今後の安全対策として定期検査に、この発電機の傷や亀裂の有無を詳細に調べる項目を新たに設け、既に実施しているという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023998801.html


また、2012年12月7日付で読売新聞香川版からは、「発電機の強度不足か」というタイトルで同趣旨の記事が、発電機の写真とともにネット配信されていた。

JR四国は、鉄道総合技術研究所に発電機などの調査を依頼。
その結果、合金製の発電機を車軸にボルトで留める円盤状の部品(フランジ)に、振動による複数の亀裂が入っており、合金の内部に小さな気泡が複数あるのが見つかった。

損傷が大きいため原因は特定できなかったが、JR四国は、製造時の強度不足により走行中に亀裂が入り、フランジが割れた可能性が高いと結論づけた。


出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20121206-OYT8T01381.htm

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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