2014年7月14日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(新情報入手に伴い、タイトルも修正しました)
2014年7月29日22時8分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
JR北海道HPにも同趣旨のお知らせが掲載されていた。
7月29日19時38分にNHK北海道NEWS WEB新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は29日、ブレーキの作動で生じた火花が車両床下の隙間に吸い込まれ、4本のセンサー用配線を束ねたゴムチューブなどを焦がしたことが原因とみられる、配線は4本のうち2本の被覆に焦げ痕があるだけで電線の電気的異常は認められずショートではないと判断した、と発表した。
JRによると、この車両の床下から車内へ通る配管3カ所の周りに5〜12mm程度の隙間があり、ここから車輪とブレーキ部品の摩擦で生じた火花やタンポポの綿毛、草の切れ端、ほこりなどが入り込み、燃え移ったとみられる。
ほこりなどは、約800gたまっていた。
発煙箇所周辺に堆積していた鉄粉の成分分析を行ったところ、制輪子(鋳鉄製)と類似した成分が検出された。
この車両は1993年製造。隙間は、車両の製造段階でパテで埋めて処理することになっているが、所有する同型車両のうち、この車両を含む同一メーカー製の12両で隙間が空いたままになっていたという。
床下のごみを取り除き、隙間をパテで埋める対策を取った。
難波・車両部長によると、床下は定期点検の項目に含まれておらず、隙間に気付かなかった。今後は車両の完成前に社員がメーカーに出向いて行う検査で、隙間の有無を点検項目に入れるという。
記者会見した西野副社長は、「最終的な責任はJR北海道にある。利用客に心配と迷惑をかけたことをおわびする」と陳謝した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140730k0000m040105000c.html
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140729-3.pdf
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/553915.html
(ブログ者コメント)
車両の製造段階で隙間をパテ埋め処理するという件、それは、今回のようなトラブルを防止するためのことだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。