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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018310日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第6報修正5として掲載します。

第5報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8115/

 

 

(2018年4月2日 修正5 ;追記)

 

20183272116分に神戸新聞から、有識者会議から最終提言書がJR西の社長に手渡されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR西日本の対応を検証する有識者会議が27日、大阪市内であった。

 

最終提言書は「JR西のリスク認識に甘さや油断があった」と指摘。

社員の判断力向上へ教育の強化や、新幹線のトラブルをJRグループ各社で共有することなどを盛り込み、来島社長に手渡した。

 

社外有識者がまとめた提言では、JR西が1月から保守担当経験者を東京の指令所に配置したことや、部門間での意思疎通が円滑に進むように改善した点を評価。

 

一方、異臭や異音を体験するなど頻度の低い事象への対応力を高めるなど、「より広い視点」での安全対策を求めた。

 

運行を止められなかった最大の要因について、座長の安部誠治関西大教授は、「岡山駅から乗り込んだ保守担当の3人が、自信を持って(指令に)伝えられなかったこと」と述べた。

「現場の社員が止める判断をするのは難しい。判断力を養うための訓練や教育が不十分だった」と強調した。

 

有識者会議は1月に発足し、計4回開催。

人為ミスの専門家ら3人の社外委員が当日の車掌らから聞き取った内容などを基に、副社長ら社内委員4人と議論を重ねた。

1年後をめどに、取り組みの進展を検証する会合を開く。

 

来島社長は、「報告を受け止め、着実に実現するよう努力していきたい」と述べた。

 

出典

『のぞみ台車亀裂「リスク認識に甘さや油断」 有識者会議が提言』

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201803/0011108059.shtml

 

 

328637分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書では、新幹線は在来線と比べ事故などが少なく、安全に対する認識に甘さや油断があったと指摘している。


その上で、保守担当者や指令員など社員の安全意識や技術力を高めるべきだとする一方、人間の判断には限界があるとして、異常を感知する装置などの早期の導入を図るべきなどとしている。


さらに、13年前の福知山線の脱線事故の後、JR西が進めてきた安全最優先の取り組みにはまだ課題が多いと指摘し、この問題を安全性向上の改革を加速させるきっかけにすべきだとしている。


有識者会議の座長で関西大学社会安全学部の安部誠治教授は、「今回の問題で、これまでの安全管理に弱点があったことが明らかになった。JR西は、会社全体の問題としてしっかり向き合う必要がある」と話していた。

 

出典

新幹線の台車亀裂で最終報告書

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180328/5976571.html

 

 

 

(2018年5月31日 修正6 ;追記)

 

2018531日付で毎日新聞東京版から、再発防止策2件に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR東海は30日、東海道新幹線の沿線に設置して走行車両の台車温度の異常を測る赤外線センサーを、従来の2カ所から2019年度末までに5カ所に増やすと発表した。

 

併せて、台車の空気ばね圧力を自動分析し異常を早期検知する装置を、今年度末までに、東海道新幹線のN700A型全車両に搭載する

 

センサー新設は、静岡県焼津市の瀬戸川、愛知県一宮市と岐阜県羽島市境の木曽川、大阪市の神崎川の橋りょう、計3カ所。

 

既に神奈川県小田原市の酒匂川と愛知県豊橋市の豊川の橋りょうにあり、亀裂のトラブル時に温度上昇を確認していた。

 

一方、空気ばねの装置は、台車の異常で車体との間にある一対の空気ばねのバランスが崩れると、運転台にアラームが表示される。

 

出典

『のぞみ台車トラブル 亀裂問題 台車異常、感知器増設 JR東海、亀裂防止策』

https://mainichi.jp/articles/20180531/ddm/012/040/125000c 

 

 

 

(2018年11月18日 修正7 ;追記)

 

20181115日付で大阪日日新聞から、JR西は安全性向上の取り組みを発表したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR西日本は14日、東海道新幹線の台車に亀裂などが見つかった昨年12月の「重大インシデント」を踏まえ、新幹線の安全性向上の取り組みを公表した。

 

異常検知装置を台車に装備したり、車両の異音を実際に体感する訓練などを通じ、ハード、ソフト両面で安全性に対する信頼回復につなげる。

 

ハード面では、車輪から車両本体に伝わる振動を軽減する「空気バネ」の圧力差で異常を検出する装置を、16両編成のN700Aタイプに、来年3月末までに順次取り付ける。

 

線路脇に設置したマイクで走行音を収録し、通常と異なる音を検知すると司令員に通知されるシステムも開発している。

 

車両に使う油脂類が焦げた臭いや、車両から発生する異音を実際に体感する訓練は、2017年度から継続中。

安全が確保できない場合の列車の停止手配などを、実際に列車を走行させて行う訓練も実施している。

 

大阪市内で会見した来島社長は、「新幹線の安全を高めるため、努力を続ける」と強調した。

 

出典

『新幹線の安全向上策公表 JR西日本』

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/181115/20181115037.html 

 

 

1117628分にNHK首都圏からは、薄く削られた台車の交換が進んでいるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鋼材が設計より薄く削られていた台車は、ほかにも、JR西日本が所有する列車に101台、JR東海に46台あることが分かり、交換が進められている。


このうちJR東海では、今月14日までにすべての台車の交換が終わったほか、設計上の厚さは満たしていたものの、傷が見つかった3台の台車についても、合わせて交換した。

一方、JR西日本の台車についても、年内をめどに交換作業が終わる見通しだという。

 

出典

台車亀裂 JR東海は交換終了

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181117/0021437.html 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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