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※事故時の状況などは、下記報道参照。
(2020年11月22日20時12分 YAHOOニュース;文春オンライン)
「本当に一瞬の出来事でした。
MISIAさんを乗せた馬がゆっくり歩行している状態から、急にスピードを上げて勢いよく走りだしたんです。
MISIAさんは10年以上乗馬の経験がありますが、それでも振り落とされて、2メートル近い高さから地面に叩きつけられる形になった。
倒れている彼女が馬に踏まれないように、乗馬クラブの方がすぐに救助に入りましたが、激痛が走っていたはずの本人は『大丈夫、大丈夫』と周囲に心配をかけないように話していました」
(TBS関係者)
問題の事故は11月15日午後、TBSの報道番組「NEWS23」のロケ中に起きた。
長年にわたって知的障害者の支援をする組織「スペシャルオリンピックス」と交流を持つMISIAを、同番組が取材。
関東郊外の乗馬クラブで障害を持つ選手たちと馬術競技で交流する様子の収録中だった。
前出の関係者が続ける。
【TBSクルーは指示を受けていたが……】
「その日は、健常者と障害者が触れ合うプログラムとインタビューの撮影を行う予定でした。
事故が起きたのは、1つめのプログラムの途中です。
馬に乗った状態で、並んだカラーコーンの間をジグザグに進んでスタート位置に戻ってくる速さを競うゲームでした。
事前に乗馬クラブのトレーナーの方からTBSの撮影クルーに、『ガンマイク(長い棒の先に設置されているマイク)を馬が見ると驚くこと』、『光やライティングも馬に向けないように』、『馬の前で走らない』などの指導を受けていました。
レースは3回行われ、2回目までは問題なく進んだのですが、3回目の時に馬が急に走り出してしまった。
次のインタビュー撮影のセッティングをしているクルーもいて、乗馬クラブのトレーナーの方は『撮影クルーの動きに馬が反応した可能性がある』と話していました。
出血はありませんでしたが、事故後すぐに待機室に戻って打撲箇所に湿布などを貼る応急処置を1時間ほど行いました。
MISIAさんはその間も、一緒にレースをしていた障害者の女の子がショックを受けていないか、動揺していないかと心配していました。
撮影の中止も検討したのですが、本人の強い意向もありインタビューまで撮影してロケは終了しました」
その日はそのまま都内の自宅へ戻ったが、激しい痛みから翌日に病院で診察を受けた結果、背骨の第6、7胸椎棘突起部の骨折の重傷と診断された。
第6、7胸椎はちょうど肺の裏側にあたる。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/45788124b933fbb6e2ea5e031b61c34517bdd3b0
※事故後のTBS危機管理にも問題ありという報道もあった。
(2020年11月20日9時11分 YAHOOニュース;女性自身)
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重症を負ってしまったMISIAだが、TBSの取った対応が「他人事」と物議を醸している。
アクシデントに対して、TBSは「取材中に怪我をされたことについて、MISIAさんに心よりお見舞い申し上げます」とコメントを発表。
続けて「当該の馬は調教されており、乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが、MISIAさんが怪我をされることになってしまいました」と説明。
また「取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」と締め括られている。
だが、「馬は調教されており」、「コントロールできる状態にあった」、「刺激を与えることになったのであれば」といった同局のコメントに、批判が殺到している。
《え? 何? このTBS側のコメント まるで他人事じゃん!? それに落馬した時点で普通は直ぐに病院に連れてくよね? TBSの危機管理最悪だな》
《TBSのコメントが酷いわ…『であれば』って何それ。。。》
《まるで、MISIA、調教師さん側の不備があったような文面には違和感を覚えますし不愉快です。悲しいです》
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https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1914610/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。