2020年12月1日18時59分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・港区の工事現場でコンクリートが落下、作業員3人が巻き込まれました。
このうち2人が一時、コンクリートの下敷きになりました。
東京の湾岸エリア「芝浦ふ頭」にある工事現場。
作業で掘られたとみられる細長い穴にコンクリート片がたくさん落ちていました。
警視庁などによりますと、1日午後2時前に通報があり、崩落事故で20代と30代の男性作業員2人が一時、コンクリートの下敷きとなったそうです。
現場の近くにいた人:
「救急車の音がして(外に)出てきたら、まだそんなに救急車も来ていなくて、あ、生き埋めじゃないか?みたいになって、近くに寄ったら酸欠なのかなみたいな感じ」
現場の近くにいた男性が撮影した映像。
ショベルの先にある穴の中で消防の職員らが救助にあたっています。
2人はまもなく助け出され、病院に搬送されました。
また、この崩落によって他にも20代の男性作業員がけがをしました。
3人の容体についてはまだ詳しく分かっていませんが、いずれも意識はあるということです。
警察や消防が、事故が起きた原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0dc5fe2b5c3494d5cb8df8b49f37e1cce77796b
12月1日14時37分にNHK首都圏からは、防潮堤改良工事のため深さ1m余りの穴を掘っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁などによりますと、1日午後2時前、港区海岸の工事現場で道路脇にある深さ1メートル余りの穴に、長さおよそ1メートル80センチのコンクリート片が複数落下し、中にいた20代から30代の作業員の男性3人が巻き込まれました。
3人はいずれも足などにけがをして病院に搬送されましたが、意識はあるということです。
現場は「ゆりかもめ」の芝浦ふ頭駅からおよそ400メートル離れた工事現場で、3人は当時、防潮堤の改良工事にともなって道路脇に穴を掘る作業を行っていたということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20201201/1000056924.html
(2022年2月17日 修正1 ;追記)
2022年2月15日付で労働新聞からは、道路の舗装板を剥がし、作業員が掘削場所に入ったところ土砂と鋪装板が崩れ落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
東京・三田労働基準監督署は、雨水管取替工事現場で土砂崩壊の危険防止措置を怠ったとして、1次下請である建設業のS建設工業㈱(埼玉県さいたま市)と同社職長を、労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。
同社の労働者を含む3人が土砂に巻き込まれ、骨折などのケガを負っている。
災害は令和2年12月1日、東京都港区で発生した。
職長は労働者らに対し、地中にある雨水管を取り替えるための掘削作業を行わせていた。
道路の舗装版を剥がし、その下の土砂の掘削箇所に立ち入らせたところ、片側の土砂と舗装版が崩れ落ちた。
同社の労働者、2次下請の労働者、元請の派遣労働者の計3人が巻き込まれ、最長で休業半年以上のケガを負っている。
掘削箇所は、深さ約1.3~1.7メートル、長さ約15メートルで、舗装版は1枚0.8トンの重さだった。
同社は斜面に金属の板を設ける土止め支保工などの危険防止措置を一切講じていなかった疑い。
https://www.rodo.co.jp/column/121722/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。