忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(05/09)
(05/08)
(05/07)
(05/07)
(05/06)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
(05/04)
(05/04)
(05/03)
(05/02)
(05/02)
(05/01)
(04/30)
(04/30)
(04/30)
(04/29)
(04/29)
(04/28)
(04/27)
(04/27)
(04/26)
(04/26)
(04/26)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[10846]  [10845]  [10842]  [10841]  [10839]  [10838]  [10837]  [10836]  [10832]  [10840]  [10833

202078140分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国土交通省の社会資本整備審議会は8日、横浜市の遊園地「横浜・八景島シーパラダイス」で昨年8月、停車中のジェットコースターに後続車両が追突し、乗客2人が軽傷を負った事故の調査報告書を公表した。

 

レールと車体それぞれにあるブレーキ部品が一部でかみ合わず、制動力が低下したのが原因としている。

 

報告書によると、コースターは、レールに設置された金属製の2本の板の間を、車両の底の部分にある板が押し広げながら通過して摩擦を起こし、ブレーキがかかる仕組みになっている。

 

運営会社は、レール側にある2本の板の間隔について、メーカーの仕様では67ミリに設定することになっているのに、14ミリ以下と基準を広げて管理していた。

 

過去にけが人を出した事故を踏まえ、ブレーキの衝撃を緩和する目的だったという。

 

一方、車両側の板に関し、保守点検業者が決めたルールでは、厚みがレール側の板の間隔より狭くなる可能性があり、事故車両では13.114.7ミリだった。

 

レールの板同士の間隔は1014ミリで、一部に隙間が発生し、ブレーキがかかりにくい状態になった。

 

事故は昨年84日午前1115分ごろ発生。

23人が乗ったコースターが、停止していた別の車両に追突し、1列目の2人がけがをした。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61278030Y0A700C2000000/

 

 

※以下は、当時の報道。

 

2019842314分 朝日新聞)

 

4日午前11時15分ごろ、横浜市金沢区の横浜・八景島シーパラダイス内のジェットコースター「サーフコースター」の車両(6両編成)が、止まっていた無人の車両に追突した。

 

先頭車両の30~40代くらいの男女2人が安全バーで太ももを打つ軽傷を負った。

 

運営会社の横浜八景島によると、追突したのはコースターの降車場付近。

 

降車場に車両が止まっている場合、後続車両は約21メートル手前で停車する仕組みだが、減速はしたものの、何らかの原因で止まらずに追突した。

 

軽傷を負った2人は施設内で手当てを受けた後、帰宅したという。

 

コースターは1回の所要時間が約3分。

全長1271メートルで最高時速75キロ、4人乗りの車両が6両連なり定員は24人。

事故当時は23人が乗っていたという。

 

同社はコースターの営業を中止し、原因を調べる。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM847H5CM84ULOB00C.html

 

 

 

(2020年8月5日 修正1 ;追記)

 

2020841225分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、事故の前に何度もオーバーランしていた、支配人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩擦ですり減って利きが悪くなっていたことなどが事故の原因でした。

 

事故の前にも何度もオーバーランが発生していたことから、警察は適切な安全管理を怠ったとして、47歳の支配人と46歳の整備責任者の2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d21e60d2e1483747a52280e8d2b6a532c31f9c 

 

 

841150分にNHK神奈川からは、整備責任者はブレーキの利きが悪くなっているとの報告を受けていたが大丈夫だと思って甘んじていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によりますと、ブレーキの部品が摩耗するなどして停止するまでの距離が長くなっていましたが、その後の調べで、事故の前に従業員がブレーキの利きが悪くなっていることに気づき、整備の責任者らに報告していたことがわかったということです。


警察は、こうした状況を把握しながらブレーキの補修を怠るなど、安全管理に問題があったとして、46歳の整備の責任者と47歳のテーマパークの責任者を4日、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。


調べに対し、いずれも容疑を認め、このうち整備の責任者は「大きな事故が起きていなかったので、大丈夫だと甘んじていた」と話しているということです。


書類送検について、運営する『横浜八景島』は、「今回の事故を重く受け止め、万全の再発防止策を講じたうえで運転を再開しており、今後も引き続き、安全安心の徹底を図ってまいります」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200804/1050011009.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]