本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年11月15日11時40分に千葉日報から、11月14日に千葉テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市川市の県立行徳高校(全校生徒529人)で13日午後、同校3階の化学実験室の教壇の上に置いてあった危険物の金属ナトリウム約10g入り瓶1本がなくなった。
同校からの被害届を受け、警察は窃盗事件として調べている。
警察などによると、盗まれた金属ナトリウム入りの瓶は、30代の男性講師が同日午前11時45分~午後0時35分までの間、4時間目の化学の授業で、金属ナトリウムと水を反応させて発火させる実験で使用。
その後、無施錠の同教室に放置したまま昼休みに入り、同1時20分からの5時間目の授業のため教室に戻った際、瓶がなくなっているのに気付いたという。
同校は、同日午後5時すぎ、警察に通報した。
同校によると、盗まれた瓶は高さ約10cm、直径約5cmの褐色瓶。金属ナトリウムの塊4個が化学反応を起こさないよう灯油に浸した状態で入っていた。
金属ナトリウムは第3類危険物に指定された金属片のようなもので、色は銀白色。水に触れると発火を伴う激しい酸化反応を起こすことから、普段は鍵付きの薬品庫に保管していて、実験が終わるたびに薬品庫に戻すことになっていた。
男性講師は「うっかり置き忘れた」と説明しているという。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/110051
http://www.chiba-tv.com/060chibatv_news/2012-1114-1755-8.html
2012年11月20日16時17分にNHK千葉から、生徒のいたずらだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が盗難事件として調べていたところ、この学校の男子生徒の1人が「教室から持ち去り、仲間と一緒にいたずらに使った。ビンは捨てた」と話し、体育館近くの排水溝から割れたビンが見つかったという。
警察によると、男子生徒らは金属ナトリウムを校庭の隅の水たまりに入れて反応させていたが、けが人などはなく、金属ナトリウムは、すべて使い切ったとみられるという。
警察は生徒らから話を聞き、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/1086645571.html?t=1353449818288
(ブログ者コメント)
昨年、九州大学でヒ素化合物の紛失騒ぎがあり、結局は、使用した准教授の勘違いで紛失していなかったと判明したが、その准教授、責任を感じてか、自殺した。
施錠管理している毒劇物などを取り扱う際には、くれぐれもご用心。
市川市の県立行徳高校(全校生徒529人)で13日午後、同校3階の化学実験室の教壇の上に置いてあった危険物の金属ナトリウム約10g入り瓶1本がなくなった。
同校からの被害届を受け、警察は窃盗事件として調べている。
警察などによると、盗まれた金属ナトリウム入りの瓶は、30代の男性講師が同日午前11時45分~午後0時35分までの間、4時間目の化学の授業で、金属ナトリウムと水を反応させて発火させる実験で使用。
その後、無施錠の同教室に放置したまま昼休みに入り、同1時20分からの5時間目の授業のため教室に戻った際、瓶がなくなっているのに気付いたという。
同校は、同日午後5時すぎ、警察に通報した。
同校によると、盗まれた瓶は高さ約10cm、直径約5cmの褐色瓶。金属ナトリウムの塊4個が化学反応を起こさないよう灯油に浸した状態で入っていた。
金属ナトリウムは第3類危険物に指定された金属片のようなもので、色は銀白色。水に触れると発火を伴う激しい酸化反応を起こすことから、普段は鍵付きの薬品庫に保管していて、実験が終わるたびに薬品庫に戻すことになっていた。
男性講師は「うっかり置き忘れた」と説明しているという。
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/110051
http://www.chiba-tv.com/060chibatv_news/2012-1114-1755-8.html
2012年11月20日16時17分にNHK千葉から、生徒のいたずらだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が盗難事件として調べていたところ、この学校の男子生徒の1人が「教室から持ち去り、仲間と一緒にいたずらに使った。ビンは捨てた」と話し、体育館近くの排水溝から割れたビンが見つかったという。
警察によると、男子生徒らは金属ナトリウムを校庭の隅の水たまりに入れて反応させていたが、けが人などはなく、金属ナトリウムは、すべて使い切ったとみられるという。
警察は生徒らから話を聞き、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/chiba/lnews/1086645571.html?t=1353449818288
(ブログ者コメント)
昨年、九州大学でヒ素化合物の紛失騒ぎがあり、結局は、使用した准教授の勘違いで紛失していなかったと判明したが、その准教授、責任を感じてか、自殺した。
施錠管理している毒劇物などを取り扱う際には、くれぐれもご用心。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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