本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年5月18日17時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後3時55分頃、滋賀県長浜市立北中で、2年生の理科の授業で硫化水素を発生させる実験中、男女の生徒3人がせき込むなど体調不良を訴え、病院に救急搬送された。
いずれも軽症で、校長は「教科書にも掲載された手順で実験しており、担当教諭の指導や手順などにも問題はなかった」と話している。
同中によると、理科の男性教諭(51)が6時間目の授業で、38人のクラスを指導。
鉄と硫黄の粉末を混ぜたものに希塩酸をかけ、発生した硫化水素のにおいを確かめる実験で、男子生徒1人が硫黄のにおいで、女子生徒2人は硫化水素のにおいで、いずれも激しくせき込むなどしたという。
男子生徒には呼吸器系のアレルギー疾患があった。
教諭はこの日午前中に、別の2クラスでも同じ実験を指導したが、問題はなかったという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120518-OYT1T00239.htm
(ブログ者コメント)
管理者不明のネット情報で恐縮だが、下記サイトには、この実験は「物質の化合」について教えるためのもので、教科書には実験上の注意点も記されているという。
もしそうだとすれば、「物質の化合」など、なにも硫化水素発生実験ではなく、別の方法で教えられると思うのだが・・・。
http://yaplog.jp/edu-news/archive/897
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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