2016年1月8日22時46分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時すぎ、太田市にあるT社の工場で、この工場の従業員の男性(44歳)が回転式の旋盤に体を巻き込まれていると、同僚から消防に通報があった。
男性は市内の病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡した。
警察の調べによると、男性は8日午前8時半から、同僚の従業員2人と一緒に、高さ1.8m、長さ2.7m、幅1.1mの大きな回転式の旋盤を使って、金属の部品を加工する作業をしていたという。
男性は、およそ5年前から旋盤を使う作業に携わっていたということだが、警察は、何らかの原因で誤って旋盤に巻き込まれたとみて、当時の詳しい状況について調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064914581.html?t=1452286144661
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年4月15日7時2分に産経新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬労働局太田労基署は、14日、労安法違反の疑いで、太田市の機械製造業「T社」と同社の男性社長(39)を、前橋地検太田支部に書類送検した。
同社では、1月8日、機械部品のバリを取る作業をしていた男性=当時(44)=が旋盤の回転軸に巻き込まれて、死亡する事故が起こった。
同署は、回転軸が露出し、労働者に危険を及ぼすおそれがあったにもかかわらず、回転部分に覆いや囲いなどを設けなかったとしている。
同法違反の罰則は、6月以下の懲役または50万円以下の罰金と規定されている。
出典
『作業中の男性死亡、メーカー書類送検 群馬』
http://www.sankei.com/region/news/160415/rgn1604150044-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。