2016年2月27日19時19分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時すぎ、岡山市北区にあるN社の砕石工場で、石を運ぶベルトコンベヤーが点検中に急停止した。
近くにいた従業員が調べたところ、点検していたMさん(男性、38歳)がコンベヤーの軸に上着を巻き込まれ、ぐったりしているのを見つけたという。
Mさんは市内の病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
現場は岡山市の郊外にある山あいの砕石工場で、警察によると、Mさんは27日8時ごろから点検作業をしていたという。
警察が、従業員などから事情を聞いて、詳しい事故の原因を調べている。
この工場では、去年3月にも、砕いた石をベルトコンベヤーに落とす鉄製の器具が5mの高さから落下する事故があり、器具を取り付けていた従業員の男性が下敷きになって死亡している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023254571.html?t=1456612296655
(2016年7月21日 修正1 ;追記)
2016年7月20日18時42分にNHK岡山から、事故時のやや詳しい様子などが下記趣旨でネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
岡山労基署は、必要な安全対策を怠ったとして、会社と40歳の工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、岡山市の砂利の採取や砕石などを手がけるN社と40歳の工場長。
同署によると、ことし2月、岡山市北区にあるN社の砕石工場で、従業員の38歳の男性が、砕いた石を運ぶベルトコンベヤーの清掃と点検を行っていたところ、ベルトコンベヤーから突き出て回転していた軸に上着が巻き込まれ、死亡した。
会社と工場長は、従業員がベルトコンベヤーに巻き込まれるのを防ぐため軸に覆いをつけるなどの必要な安全対策を怠った労安法違反の疑いが持たれている。
N社の代表取締役は、「従業員が亡くなったことを真摯に受け止め、同じようなことがないように社員とともに注意していきたい」と話している。
出典
『砕石工場の労災事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024157891.html?t=1469052321465
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。