2013年11月22日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後2時43分ごろ、三条市福島新田の市清掃センターで、会社員の男性(21)が、ごみ破砕機に下半身を挟まれ、出血性ショックで死亡した。
警察によると、男性はセンターの維持管理を担当する会社の社員。
破砕機を止め、同僚と点検中だった。
動き出した破砕機に腰から下を挟まれたとみられ、警察が原因を調べている。
また、2013年11月22日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事が続報としてネット配信されていた。
センターの運営会社、三条エコクリエイションが22日、記者会見した。
社長によると、破砕機の点検口に作業員が転落したことに別の作業員が気付かないまま破砕機を試運転したため、落ちた作業員が破砕機に下半身を挟まれて亡くなった可能性があるという。
(2015年2月14日 修正1 ;追記)
2015年2月11日付で毎日新聞新潟版から、確認を怠ったまま破砕機のスイッチを押した当時の班長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月11日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ごみ破砕機の点検作業中に男性社員(当時21歳)が機械に挟まれ死亡した事故で、三条署は10日、当時男性と一緒に作業していた元社員の50代男性を業務上過失致死容疑で書類送検したと発表した。
送検容疑は2013年11月21日、三条市福島新田の市清掃センターで、男性社員がごみ破砕機のローラーの間にいたにもかかわらず、作業班の班長だった男性が確認を怠ったまま破砕機のスイッチを押し、作動させたとしている。
社員は下半身をローラーで挟まれ、出血性ショックで死亡した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20150211ddlk15040032000c.html
一方、新潟労働局HPには、転落防止措置を講じていなかったことが書類送検容疑だと読みとれる下記の情報が、平成26年2月事例5として掲載されていた。
三条労基署は、廃棄物処理業者と整備マネージャーを労安法違反の疑いで、平成26年2月20日、新潟地方検察庁三条支部に書類送検した。
「事件の概要」
平成25年11月21日、新潟県三条市福島新田地内の清掃工場において、ゴミ破砕機の点検作業を行っていた労働者が、点検口からゴミ破砕機内部に転落し、回転する刃部に巻き込まれて死亡する労働災害が発生した。
被疑者らは、転落する危険があったのに、労働者に安全帯を使用させるといった転落防止措置を講じていなかったもの。
出典URL
http://niigata-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/jirei_toukei/_115039/26020301.html
(ブログ者コメント)
労働局情報の「平成26年2月20日」は原文のまま。
書類送検事例を1年遅れで発表したということだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。