2013年8月6日19時36分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、8月7日付の熊本日日新聞紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
6日午前11時40分ごろ、阿蘇市波野にある養豚場で、作業にあたっていた機械メーカー社員の男性(25)が、地面に埋設されている縦横4.1m、深さおよそ4mの浄化槽に転落した。
男性はおよそ30分後に救出されて阿蘇市内の病院に運ばれたが、死亡した。死因は窒息死とみられる。
警察によると、男性は、きょう午前中からほかの作業員と一緒に2人で浄化槽の外側に設置されている脱水機を修理する作業にあたっていたということで、転落した時には1人で作業をしていたという。
警察によると、一緒にいた作業員は「ドボンという音が聞こえ、駆けつけると男性が浄化槽に落ちていた」と話しているということで、警察は、現場の状況などから、男性が誤って浄化槽に転落したと見て調べている。
転落に気付いた作業員は、棒を使って助けようとしたが、沈んだという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003576731.html?t=1375822446298
(2013年8月26日 修正1 ;本文修正)
熊本日日新聞紙面に掲載されていた事故時のもう少し詳しい状況などを、本文に追記した。
(2013年9月21日 修正2 ;追記)
2013年9月19日21時6分にNHK熊本から、転落防止措置を怠っていたとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
菊池労基署は、転落防止措置を怠っていたなどとして、この作業員が勤めていた会社と社長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、島根県出雲市の機械器具製造業「K社」とこの会社の60歳の社長。
同署が調べたところ、浄化槽のそばを通る際に、命綱などの安全帯を使用させていなかったり、監視人を置いて立ち入らないようにさせるなど、転落防止措置をしていなかった労安法違反の疑いがもたれている。
調べに対し、会社側は「気をつけるよう口頭で漠然とした指示はしたものの、具体的な安全指示はしていなかった」と話し、容疑を認めているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004660751.html?t=1379630208721
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。