各メディアで微妙に報道内容が異なるので、NHKの記事をベースとし、それ以外の報道はポイントのみ転載した。
2015年1月9日14時34分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前0時半ごろ、新潟市中央区の中部下水処理場で、汚水の中に作業員が転落した、と別の作業員から消防に通報があった。
警察によると、転落したのは中国国籍の配管工、李さん(30)で、汚水をくみあげる深さ10mほどの井戸から水を抜くなどして捜索したところ、李さんが意識不明の状態で沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。死因は溺死だという。
警察などによると、李さんは技能実習生として新潟市内の会社で働いていて、事故当時は井戸に水位計を取り付ける工事のため、はしごを使って井戸の中にある足場に降り、別の作業員が降りて来るのを待っていたという。
警察は、李さんが誤って井戸の中の足場から転落したとみて、安全管理に問題がなかったかなど詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034566861.html?t=1420837368811
1月9日12時0分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午前2時20分ごろ、プールの底に沈んだ状態で見つかった。
警察によると、プール脇の泥に足を滑らせたような跡があり、誤って転落したとみて原因を調べている。
警察などによると、事故は、中部下水処理場の汚水プールに水位計を付ける工事中に起きた。
汚水プール(縦39m、横10m、深さ3m)のある地下へ李さんが最初に降り、次の作業員が降りると、李さんの姿が見えなかったという。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150109/afr1501090015-n1.html
1月9日11時33分にgooニュース(新潟放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
委託業者の作業員の李さんが地下にある汚水を貯めた沈砂池(ちんさち)に誤って転落し、その後、死亡が確認された。
作業は、一定の水深に達した汚水をポンプで抜くために、数年ぶりに行われた。
李さんは足場を組むため、6m下にある沈砂池まではしごを使って下りた直後に転落したとみられる。
沈砂池の周りには転落防止用の柵などはなく、警察が原因を調べている。
出典URL
http://news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-kennai20150109-4595629.html
1月9日19時10分に新潟総合テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
汚水ポンプの電気設備を工事するため建物の地下に下りた李さんが誤って池に転落した。
李さんは10人ほどで作業する予定で、建物の地下にある汚水が溜まる池の水を空にしようと、1人で最初に下りた際、池に転落したという。
李さんが転落した池は水深3mで、はしごを使って下りた所には幅3mほどの足場があったという。
出典URL
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。