2015年1月9日6時35分にNHK首都圏NEWS WEBから、「『着衣着火火災』注意呼びかけ」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガスコンロの火などが着ている服に燃え移って高齢者が亡くなるケースが相次いでいることから、東京消防庁は、屋内で厚着になる今の時期は特に注意が必要だとして、調理中は燃えにくい素材で作られた服などを身に着けるよう、呼びかけている。
ガスコンロやストーブの火などが着ている服に燃え移る被害が全国で相次いでいて、東京消防庁によると、都内では去年までの5年間で259件起き、25人が亡くなっている。
このうち、65歳以上の高齢者は22人と、全体の90%近くを占めていて、服に火がついたことに気付かなかったり、消火に手間取ったりしたためとみられている。
被害の中では、調理中にガスコンロの火が着ていた服の袖口についたり、ストーブの近くで長時間座っている間に服に火がついたりするケースなどが目立っているという。
「日本防炎協会」の再現実験の映像には、普通の服の場合、ガスコンロの火が袖口から服に燃え移り、一瞬で燃え広がっているのに対し、燃えにくい素材で作られたアームカバーをつけている場合には、火がほとんど燃え広がらない様子が写っている。
東京消防庁は、屋内で厚着になる今の時期は特に注意が必要だとして、調理中は燃えにくい素材で作られたアームカバーやエプロンを身に着けたり、ストーブに近づきすぎたりしないよう、呼びかけている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150109/4535761.html
(ブログ者コメント)
日本防炎協会のHPは下記。
2014年10月17日11時1分に朝日新聞から、より詳しい同趣旨の記事が図解や写真付きでネット配信されていた。
http://www.asahi.com/articles/ASGB743HQGB7UTFL002.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。