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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年6月3日0時39分にNHK大分から、6月2日12時17分にOBSニュースから、また6月3日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)、6月7日付で毎日新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

由布市にある県の施設で、ボイラーへ重油を送るための配管に穴が空き、重油が漏れ出していたことがわかった。
周辺の環境への影響はないということで、県は今後、重油が漏れ出した範囲などを調べることにしている。


重油が漏れ出していたのは由布市湯布院町の林業に携わる人の研修などを行っている県の施設、「県林業研修所」。
県によると先月14日、施設を管理している団体の職員が暖房用のボイラーを使っていないのにタンクの中にある重油の量が減っているのに気づいた。


依頼を受けた業者が調べたところ、ボイラーに重油を送るための地下およそ40cm深さに埋めてある直径2cmの配管が腐食して、1ケ所に直径2mmほどの穴が空き、重油が漏れ出しているのがみつかったという。
漏れた重油の量は、少なくとも420ℓになるというが、県は重油が漏れだしたのは建物の敷地内にとどまり、周辺の住民の健康や水質などにも問題はないと説明している。


この配管は、ボイラー設備と同じ1980年12月に設置された。
昨年度までの重油使用量に異常がないことから、今年度になって漏れが始まったとみている。


県は今後、重油が漏れ出した範囲を特定して、汚染された土の回収作業などを行っていくという。
2日、県庁で記者会見した県林務管理課長は「消防などと連携を図りながら漏れ出た範囲の把握など速やかに対応していきたい。ほかの県の施設についても改めて調査をしていきたい」と話している。


2月に県立盲学校で重油が漏れ出た事故を受け、県は地下埋設型施設を点検したが、研修所は「問題ない」とされていた。
県は「内部配管は調べていなかった。古い施設は改めて建屋内部を調べる」という。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075554791.html
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD06020020097.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120607ddlk44040618000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□盲学校事例の横展開時、建屋内の埋設配管は調べなかったとのこと。
なぜ調べなかったのだろうか?
建屋内に埋設配管があることを知らなかった?
全て調べるとコストがかかるので、建屋内の埋設配管は優先順位が低いとみなし、調査対象外とした?
まさか前者ということはないと思うが・・・。

□職員は、どのようにして残量減に気がついたのだろうか?
定期的に残量を記録していた?
ボイラー使用停止時に液面計にマーキングしていた?
いずれにせよ、適正に管理していたから早期に発見できた・・・そんなことではなかったかと感じた。

□一方、重油を使用していない季節だったからこそタンク減量に気が付いたという、ラッキーな側面もある。
これが冬場だったら、気温などによって重油の使用量は変化するだろうし、気が付かなかったかもしれない。
 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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